クロドヴァ公国年表 9年前2月:南部リエラ鉱山を中心に、新元素ダキウムを含んだ鉱石が発見される。 合金の触媒に有用なレアメタルとして、大量採掘が開始される。 7年前11月:UGNクロドヴァ支部の調査により、ダキウムにレネゲイドを活性化する作用があると判明。 6年前4月:リエラ鉱山で爆発事故が発生。原因不明の疾病者が続出し、ダキウム鉱石による健康公害「リエラハザード」問題が国連調査委により指摘される。 6年前6月:リエラ・レポート公開。国民の約60%が何らかの健康被害を受けたとされ、社会問題化。南部市民らによる抗議活動が開始。 5年前7月:公国議会、南低北高の経済格差問題で紛糾。議会の場で過激行動に出た南部出身のジョージ・レン議員が同月に暗殺される。 4年前3月:クロドヴァ公国南部ラゼラムを領有するイオン・ダネスティ侯爵、「ラゼラム共和国」独立を宣言。クロドヴァをはじめ、諸外国はこれを承認しない構え。政府報道においても以後一連の行動は全て「内乱」と呼称される。ラゼラム独立軍およびクロドヴァ正規軍、アレイヘム市街にて対峙。この時点で双方に戦闘行動はなく、膠着化。 4年前4月:イオン・ダネスティ侯爵、政府との対談を要求。政府側は返答を保留し、臨時議会を開催。 4年前5月:アレイヘムの膠着、クロドヴァ正規軍の砲火にて破られる。非武装市民を巻き込んだ戦闘が発生し、アレイヘム住民の約8割が死傷。現時点ではこの内乱で最大の被害を出した戦闘であり、以後「アレイヘムの惨劇」と呼ばれる。公国正規軍、アレイヘムを拠点化。公国政府、侯爵に対して対談拒否および出頭を通達。第二公子エミール、命令違反により謹慎。 4年前6月:ルカーン財団、ラゼラム軍に対して本格支援を開始。経済面のみならず、数名のオーヴァードを戦力として派遣。同月、ラゼラム軍がアレイヘムを奪取。 4年前8月:公国軍、ギレリス陥落。政府による対外貿易が事実上の停止。イオン・ダネスティ侯爵、病状悪化のため公務停止。 4年前11月:公国正規軍拠点地カルタナ、陥落。ラゼラム軍、公国首都ティネラを包囲。 4年前12月:公国軍、公子エミールのオーヴァード私設軍「デザートミラージュ」の活躍により、首都包囲を突破。ラゼラム軍司令部を粉砕し、戦線をギレリス付近まで押し戻す。後に「クロドヴァの奇跡」と呼ばれる。 3年前2月:ルカーン財団、オーヴァードの投入を本格化。傭兵部隊「ノインテーター」の活躍により、再度双方の戦況は均衡化。再びアレイヘムは軍事境界線となる。 3年前3月:イオン・ダネスティ侯爵、病没。ラゼラム元首をクララ・ダネスティが継承するが、ルカーン財団によって軟禁される。