DX3rd「夜風に吹かれて」

GM:めい
キャラシート

PC1:結勿 継子(キャラシート) PL:ふろずん

PC2:ハル(キャラシート) PL:雅

PC3:火山 竜太郎(キャラシート) PL:LISP

PC4:柏木 空(キャラシート) PL:方舟

目次

シーン01 宝石の英雄

シーン02 百花錯乱

シーン03 鉄槌の使命

シーン04 夜風に吹かれて

シーン05 招集

シーン06 新たなるヒーロー

シーン07 情報収集

シーン08 情報共有

シーン09 錬鉄の記憶

シーン10 刀工の犠牲者達

シーン11 百花抜刀

シーン12 霽月抜刀

シーン13 絶望の真実

シーン14 願い

シーン15 相互不理解の怪物

シーン16 残雪抜刀

シーン17 夜風抜刀

シーン18 夜明けの風に吹かれて

シーン19 鉄槌の行方

シーン20 百花繚乱

シーン21 宝石の英雄達

トレーラー
妖刀夜風。
それは錬鉄の死神に打たれた刀。
この刀に斬れぬものなど存在せず、一度その鞘から抜き放てば使い手に大いなる力を与える超常の遺物。
だがしかし、決して契約することなかれ。その代償は安くは無い。
全ての運命は“彼女”に委ねられ、いずれその身も心も滅ぼされるだろう。

英雄に憧れる人間よ。それでも全てを守りたいと願うのであれば。
刀を抜け。凄惨なる夜風に吹かれ、己が愚かさを知るが良い。

ダブルクロスThe 3rd edition 『夜風に吹かれて』
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。
プリプレイ HO&自己紹介
■PC1ハンドアウト
ロイス:夜風(ヨカゼ) 推奨感情P:連帯感 / N:隔意
カヴァー / ワークス:指定無し / 人間のワークスであること
Dロイス:遺産契約者
あなたはヒーローに憧れているオーヴァードだ。
しかしあなたはイージーエフェクトしか使えない程に弱く、ヒーロー認定テストに尽く落ち続けている。
そんなある日、あなたが家に帰って来ると頼んだ覚えの無い宅配便が届く。
その小包の中には、EXレネゲイドに感染した刀“妖刀夜風”が入っていた……。

GM : じゃあPCの自己紹介からやっていきましょ、PC1からお願いします!

結勿 継子 : はいな!

結勿 継子 : 人を護るために山籠もりの修行を続けるヒーローの一族、唯一の非オーヴァードの落ちこぼれ。 それが結勿 継子です。

結勿 継子 : 負けず嫌いの努力家なので、他の一族より剣の稽古に励みましたが、覚醒する事は遂にありませんでした。

結勿 継子 : 15歳になると「成人の証」として、ヒーローライセンスを取得し、生涯を共にする刀を授かるのが家のしきたりなのですが、非オーヴァードがヒーローになれるハズもなく、山を下りる事すらも許されませんでした。 なので、常軌を逸した世間知らずです。

結勿 継子 : こうして一人だけヒーローになれなかった事と刀を貰えなかった事で、「ヒーロー」と「刀」に人一倍憧れています。

結勿 継子 : 親代わりの一族当主(オヤジ)から移った江戸弁で口が悪く聞こえますが、負けず嫌いの努力家でいい子なので、是非とも仲良くしてくださいな!!

GM : 結構な凄い一族すぎる、良かったね念願のヒーローになれるよ…代償は不明だけどね…ふふ…

結勿 継子 : こわ……

GM : 怖がるな!(理不尽)自己紹介ありがと!

■PC2ハンドアウト
ロイス:ハンマーゼット 推奨感情P:有為 / N:不信感
カヴァー / ワークス:ヒーロー / 指定無し
あなたは東京で活動しているヒーローの一人だ。
最近、東京の町ではヒーローが暴走する事件が相次いで発生していた。
この事件にFHが保管しているEXレネゲイド“妖刀夜風”が関わっていることを突き止めたあなたは、夜風の回収に動き出す。
しかしそこで突然、ハンマーゼットという男が現れ今回の仕事に協力させて欲しいと頼み込んできた。
ハンマーゼットは未知の力を持つことから政府に正式に認められていない、ブラックアウトと呼ばれるカテゴリーのヒーローだ。
あなたは強い熱意のハンマーゼットに押し切られ、彼と共に夜風の回収に挑むことになる。

GM : じゃあ次PC2お願いします!

ハル : へーい!

ハル : 「…自己紹介?何回させれば気が済むんだ、まったく」

ハル : 明らかにむすっとした態度で、足を組んで椅子に座っている女がいた

ハル : インタビューや自己紹介が嫌い、というよりはめんどくさい。そんな気持ちが態度から強く感じられる

ハル : 「ヒーロー、コードネームは"ブルーローズ"…年齢はたぶん20近くだろ、詳しくは私もしらん」

ハル : 「あとは…何を言えばいい?趣味か?趣味は食べることだ、それ以外はないな」

ハル : 淡々と述べると、これで話は終わりとばかりに腕を組んだ

ハル : 「……」沈黙が場を支配し、彼女も喋ることがないようで、口を閉ざしたままだったが…

ハル : ぐーっ、と彼女の腹の虫が沈黙を破った

ハル : 「じゃ、腹が減ったから私は帰るぞ」

ハル : 以上!こんな子デース!

GM : ありがとありがと!いっぱいヴィラン倒して稼いでいっぱいご飯食べようね…

■PC3ハンドアウト
ロイス:百花(ヒャッカ) 推奨感情P:執着 / N:敵愾心
カヴァー / ワークス:ヒーロー / 指定無し
あなたは東京で活動しているヒーローの一人だ。
ある日、あなたは暴走してしまったヒーローを止めに行ったのだが、突如現れたヴィランがヒーローを奪い去ってしまう。
そのヴィランの名は百花。彼女は次々にヒーローを強制的に暴走させて自身の手駒のように扱い、各地で破壊活動を行わせていた。
このような悪事を見過ごすわけにはいかない。あなたはヒーローとして、百花を止めるために立ち上がる。

GM : では次PC3お願いします!

火山 竜太郎 : いえい!

火山 竜太郎 : ザッ、ザッ、ザッ。砂を踏みしめる音とともによれよれの赤いジャケットを着た男が振り返る。

火山 竜太郎 : 「聞こえるぜ……俺の助けを呼ぶ声が!」

火山 竜太郎 : 「ひとつ、ある時はこの世にはびこる悪と拳を交わし」

火山 竜太郎 : 「ふたつ、ある時は物語の是非を巡り編集と舌戦を交わす」

火山 竜太郎 : 「みっつ、この世の笑顔を守るため、24時間戦う男!」

火山 竜太郎 : 「”五感の魔術師”火山竜太郎、締切厳守でただいま参上!」

火山 竜太郎 : 中空でひとふり手にしたペンを走らせれば、見ているものはその背から炎が沸き上がるような錯覚を覚えるだろう

火山 竜太郎 : 「さて、今回の事件はなかなか厄介だ。なんたってヒーローを自在に暴走させ、自身の手は一切汚さない、そんな恐ろしい奴が現れた」

火山 竜太郎 : 「みんなが当てにしていたヒーローが操られて敵側につく。こちらが当初描いた筋書きはとうに崩壊、ヴィランとしては見事な手腕と言うほかない」

火山 竜太郎 : 「そんな段になって、締切前だから仕事をセーブしてた俺にもついに緊急呼び出しがかかった。泣ける話だと思わないか?」

火山 竜太郎 : 「……上等だ。漫画家っていうのは、締切が近ければ近いほどに燃える生き物! この苦境をひっくり返すストーリーを描いてやるぜ!」

火山 竜太郎 : 再びペンを走らせると、同時に画面が暗転した。

火山 竜太郎 : ということで暑苦しい男です! 震えろ!(女子陣との温度差に)

火山 竜太郎 : やたらと叫ぶけど気持ちの問題なので特に意味はありません。持ち口上はいま喋った通りだけど本編では尺の都合でカットされると思う!

GM : 予想の二倍くらい暑苦しかった!よいぞよいぞ…熱血漫画家ヒーローしていってくれ…。自己紹介ありがとありがと!

■PC4ハンドアウト
ロイス:レナ・エーデルシュタイン 推奨感情P:憧憬 / N:不安
カヴァー / ワークス:ヒーロー / 指定無し
あなたは東京で活動しているヒーローの一人だ。
あなたはかつてあるヴィランとの戦いでレナ・エーデルシュタインというヒーローに助けられたことがある。
レナはヒーローの中では珍しく本名で活動しているモデルを兼業しているヒーローだ。
その実力と人気は非常に高く、レナに助けられた時からあなたも彼女に憧れるようになっていた。
しかしレナはある日を境に行方を晦ましてしまう。あなたは不自然にいなくなった彼女の行方を追い始める……。

GM : じゃあ最後PC4お願いします!

柏木 空 : はい!

柏木 空 : とある老夫婦の経営する宝石店。そこで彼女は働いていた。

柏木 空 : 灰色の髪と目、紺色の服に白い肌。大きな眼鏡と長い前髪が、地味な印象をさらに強めている。

柏木 空 : 「あ……いらっしゃいませ。どのような要件でしょうか……?」

柏木 空 : 彼女は物鬱げな表情で…いや、これがデフォルトなのだろう。首を傾げる。

柏木 空 : 「ええ…はい、こちらのピアスの修理ですね……あ、綺麗なジルコニア……
ええ、大切に預からせていただきます」

柏木 空 : 彼女は小さく微笑み、トレイを手元に引き寄せる。その時、トレイの上でダイヤモンドが転がり、彼女に光を反射させる。

柏木 空 : その時、何故だろう。彼女の灰色の髪と目が、虹色に輝いて見えた。

柏木 空 : 私は店を出る。

柏木 空 : ……以来、彼女の姿が私の頭から離れない。地味だと思っていた彼女は間違いなく、あの瞬間、美しい名画…もしくは、宝石のように輝いていた。

柏木 空 : ラブラドライトのレネゲイドビーイング。名前は柏木空。
最近目覚めたばかりで、いつもどこか物憂げな表情を浮かべている子です。力も攻撃じゃなくて支援担当、目覚めた直後の戦闘で敗北しかけて以来自信も皆無。

柏木 空 : ただ、そんな自分を変えたいという強い意志は持っている子です。おしまい。

GM : 強い意志(技能レベル8)だから絶対強い、かわいいね…ありがとありがと!

GM : では自己紹介終わり!オープニングから始めて行きますの!

GM :  

オープニングフェイズ
シーン1 宝石の英雄

GM : PC4のオープニングです、登場侵食どうぞ!

柏木 空 : 1d10+39 DoubleCross : (1D10+39) > 2[2]+39 > 41

GM : ……あなたの覚醒の時は、ある日の晩に訪れた。

GM : 扉の鍵がこじ開けられて、とある宝石店の中に一人の女が忍び込む。

GM : 黒いドレスに身を包んだ銀髪のその女の名は、ジュエルキラー。

GM : 東京の町で活動する、宝石の窃盗を繰り返すヴィランだった。

GM : ジュエルキラーの犯行はいつも他のヴィランが活動している時に行われる。

GM : 派手に暴れてくれるヴィランがヒーローの注意を引いている間にこっそり宝石を盗み出すのだ。

GM : 汚い手だと本人も思わなくも無かったが、ジュエルキラーはヴィランだ。ヒーローのような誇りや信念など何もない。

GM : 人間を傷つけたいわけでもヒーローと戦いたいわけでもない彼女にとってはこの手口が一番安全で効率的だった。

GM : ジュエルキラーはエグザイルの能力で右手を鋭い鎌に変えると、ショーケースを素早く切り刻む。

GM : 強化ガラスで出来たショーケースは簡単に割られて、中に並んでいた宝石が零れ落ちた。

ジュエルキラー : 「ふふ……。悪く無いじゃない」

GM : 左手で掴み取った宝石を嬉しそうに眺めた後、すぐに鞄の中へと放り込んでいく。

GM : 監視カメラは壊され、この店の経営者の老夫婦はすでにこの時間は就寝している。

GM : ヒーローは他のヴィランと戦い、彼女の犯行を止める者は誰もいない。

GM : ……はずだった。ジュエルキラーのレネゲイドに反応して、ショーケースの中で眠っていたあなたが覚醒する時までは。

GM : そんな流れで、あなたは覚醒します。自由にRPどうぞ!

柏木 空 : 鞄に放り込まれていく宝石。その美しさにほくそ笑む彼女であったが……そのうちの一つに、地味な灰色の石があった。普段盗む宝石の中では見た事が無いようなものである。

柏木 空 : 磨かれてはいるものの、暗がりではどうにもその辺に転がっている石にしか見えないだろう。疑問に思い、ジュエルキラーはその石を手に取ってみる。

柏木 空 : その時だった。

柏木 空 : 灰色で地味だったはずの石が、手の中で強い輝きを放ち始めたのだ。その光は暗がりに慣れた目に眩しく、思わず目を瞑ってしまうだろう。

ジュエルキラー : 「きゃっ……!?な、なにっ……」

柏木 空 : 手から石が滑り落ちる。……少し経ち、発光が収まった。視界も戻ってくる。

柏木 空 : 改めて目を開くと、すぐ目の前に黒っぽい人影が立っている事に気づくだろう。

柏木 空 : それは、一糸まとわぬ少女のような姿をした物であった。髪のような長く、全体的にどこか無機質な印象を与えるつるりとしたフォルムである。

柏木 空 : そして、その目の前の物からは、同族のような……そう、レネゲイドの気配を感じさせられた。

ジュエルキラー : 「えっ?は?何?あんた……」 突然の出来事に困惑し、一歩後ずさりして

柏木 空 : 困惑するジュエルキラーであるが、その人影もどこか困惑したように辺りを見渡す

ジュエルキラー : 「レネゲイドの気配……だけど、今までそんなの全然……一体どこに潜んでたのよ、あんた……」

柏木 空 : それは、話しかけてくるジュエルキラーを困惑気味に見つめる。

柏木 空 : 「Ihmiset, naiset ... se, Japani?」

柏木 空 : 「Hmm……」

柏木 空 : 何を言っているのだろう。あまり聞きなれない言語をぼそぼそと呟いてから、再度目を合わせる。

柏木 空 : 「……誰?ですか?」

ジュエルキラー : 「……っえ、えぇと。お客さん……かしら?宝石をね?買いにきたのよ、えぇ」

ジュエルキラー : 「だから、すこーしだけそのまま何も言わず大人しくしててもらえると助かるなって……」

柏木 空 : 「……」じっと見つめる。

柏木 空 : 「……ええとオキャクサンさん。今、嘘をつきましたか?」

柏木 空 : どこか申し訳なさそうに尋ねる。

柏木 空 : 「人間の文化は今知ったばかりだけど……これは、『買い物』ではなく『盗み』という物に近いと思います」

柏木 空 : 「……私が、あのふかふかのカーペットにいないのもおかしいです」そう言って、ショーケースの中の赤い布を指さす

柏木 空 : 「『盗み』……あまり良くない事だそうです。私も、あの子たちもあなたに不当に入手されてしまうのですね」

柏木 空 : 「……それは、嫌です……あの、やっぱり帰ってもらってもいいですか?オキャクサンさん」そう言って悲しそうな目で見つめる

ジュエルキラー : 「……あぁ、そう。まさかと思ったけど、あんた今覚醒したレネゲイドビーイングってわけ……なんてついてない……」 ため息をついて

ジュエルキラー : 「そうよ、盗みよ。でも別にあんたの許可なんていらないでしょう?わたしが勝手に欲しいんだから」

ジュエルキラー : 「何か文句あるっていうなら、痛い目見させるわよ」

柏木 空 : 「ひっ……!え、えっと、その……!」本能的に感じる恐怖に後ずさる。が、まだジッと目を見つめ、申し訳なさそうに口を開く。

柏木 空 : 「……で、でも、良くないと思います……!わ、私、ちゃんとお片付けしておきますから、今回はお引き取りを……」

ジュエルキラー : 「あぁ、そう。やっぱり文句あるわけ。なら仕方ないわね、あんたには少し眠っててもらうから……!」

GM : ジュエルキラーは右手の鎌を構えて、あなたに近付いてくる。

柏木 空 : 「も、文句というか、あの、あの……!はう……!」

柏木 空 : ……どうやら私はレネゲイドビーイングらしい。きっと同じような力が自分にも秘められているのだろう。ここで何とかしないと、自分が危ないのだ。

柏木 空 : 体に力を籠める。体がぼんやりと発光し、目元に丸い何か──モノクルという物らしい──が出現する。

柏木 空 : 「よ、よしっ、これで……!」

柏木 空 : ジッとジュエルキラーを見据える。きっと何かいい事が……いい事が……?

柏木 空 : 「……あ、あわわ…」

柏木 空 : その時、気づいてしまった。……自分にできるのは、彼女の姿からほんのちょっと多くの情報を読み取れるだけであり……具体的に攻撃する事はできないのだ。

柏木 空 : 身を文字通り硬くする。ほんの少し、身体を宝石のような材質に戻した……今取れる対策はこれしかない。

柏木 空 : 来るであろう衝撃に耐える為に、ギュッと目を閉じる。

ジュエルキラー : 「……ふーん」 あなたが能力を発動したのを見て一旦警戒して観察していたが

GM : ジュエルキラーは口元を醜く歪める。

ジュエルキラー : 「……わたしはね。宝石を集めることが好きなんだけど」

ジュエルキラー : 「集めた宝石をこの手で壊すのも、だーいすきなのよね……」

ジュエルキラー : 「いつからだったかしら?あんなに綺麗な宝石を粉々に砕くなんて、なんだかいけないことをしているみたいで気持ちよく感じちゃったのよ」

ジュエルキラー : 「宝石のあなたを壊したらどんな気分になるのかしら?何だか試してみたくなってきちゃったわ……」

GM : ジュエルキラーの瞳は淀んでおり、彼女がすでに正気ではないことが分かる。

柏木 空 : 「は、はわ……た、多分気持ちよくはないです……」目に水滴が浮かぶ。……これは、涙という物らしい。ギュッと身を縮こまらせる

GM : あなたが涙を浮かべても、ジュエルキラーはもはや止まる気配がない。

GM : ジュエルキラーがあなたに接近し、右手の鎌を振り下ろす!戦い慣れていないあなたは、その鎌を避けることが出来ない……!

柏木 空 : 「……!」体を固める事に集中する。おそらく少し欠けてしまうが、粉々にはなりたくない。

GM : ……が、しかし。あなたの体が欠けることは無かった。

GM : あなたの頬に与えられたのは衝撃では無く、柔らかな感触。

GM : 突然店内に飛び込んできた何者かがあなたを抱きしめて跳躍する。

GM : その何者かはあなたをお姫様抱っこしながら、間一髪のところでジュエルキラーの攻撃から救っていた。

柏木 空 : 「……ゎ…!?」思わず声を漏らす。これは抱っこだ。私は、誰かに抱っこされているらしい。

柏木 空 : 誰だろう。そう思い、自分を抱く何者かを見る。

レナ・エーデルシュタイン : 「大丈夫?」

GM : あなたを助けたのは、黒いライダースーツを着た金髪の白人女性だった。

GM : 大きく開いた胸元から覗く豊乳があなたの頬に当たっていて、これが最初に感じた柔らかい感触だったと分かる。

柏木 空 : 「大丈夫……身体を気遣ってくれたのですね。はい、大丈夫です。痛い目にあってないです……ん……」

柏木 空 : 柔らかい感触の原因を見る。これは、どうやらおっぱいという物らしい。彼女のそれは、平均よりも大きく見える。

柏木 空 : 「ええと……あなたは、私を助けてくれているのですか?」

レナ・エーデルシュタイン : 「えぇ、そうよ。わたしはあなたを助けに来たヒーロー、レナ・エーデルシュタイン」

GM : 宝石のように綺麗な青い瞳を細めて優しい声でそう名乗る。

柏木 空 : 「わぁ……」目を見開き、レナを見つめる

柏木 空 : 美しいサファイアのような瞳、金のように輝く髪、真珠のような美しい肌……そして何よりも美しく感じたのは、彼女が秘めているであろう強さであった。

柏木 空 : 戦いの最中であるにも関わらず、名もなきレネゲイドビーイングはレナに見惚れている。

GM : レナもあなたの瞳を優しく見つめている……そんな二人の間を裂くようにジュエルキラーの声が響いた。

ジュエルキラー : 「ヒーローが来るなんてびっくりしちゃったけど……背中を向けるなんて、ちょっと隙だらけなんじゃ……ないっ!!」

GM : レナをただ者ではないと判断したのか、ジュエルキラーはすぐにレナへの攻撃に移る。

GM : レナの背後から高速で迫った彼女は、先程よりも鋭利な鎌と化した右手を横薙ぎに振るう。

GM : だがレナはその攻撃を避けようとしない。鉄と鉄がぶつかり合うような音を響かせて、レナの首が刈り取られる……!!

柏木 空 : 「はわ……!れ、レナさん!!」思わず悲鳴のような声を上げる

レナ・エーデルシュタイン : 「大丈夫」

GM : しかしレナの首は跳ね飛ばされていない。逆にジュエルキラーの右手が砕けていた。

ジュエルキラー : 「あ……あ、ぁ……っ!?いた、い……い、だぁ……!?」

GM : 見れば、レナの首元が宝石に変貌している。硬質化した首は傷一つつくことなく、外から差し込む街灯の光を反射して輝いていた。

柏木 空 : 「……ぇ…?」

レナ・エーデルシュタイン : 「わたしの体の方が、こんなヴィランよりも固いのよ」 小さく微笑みかけて

柏木 空 : 「……すごい……綺麗だけど、かっこいいけど、えっと……」

柏木 空 : 「……痛くないですか…?」心配そうに見つめる

レナ・エーデルシュタイン : 「えぇ、全然。安心して」

柏木 空 : 「良かった……」安心したように、ふにゃっと微笑む

ジュエルキラー : 「う、うぅ……!くっ……!」

GM : ジュエルキラーは怯んでじりじりと後退した後、あなた達二人に背を向けて逃げ出し始める。

レナ・エーデルシュタイン : 「……降ろすわね。少しだけ待っていてもらえるかしら?」 抱えていたあなたを床に降ろして

柏木 空 : 「あ、オキャクサンさんが……は、はい、待ちます……!」座り込み、こくんと頷く

GM : レナはあなたを座らせるとすぐに扉から外に出て、逃げ去っていくジュエルキラーの背を見据える。

レナ・エーデルシュタイン : 「逃げても無駄だ、ヴィラン・ジュエルキラー!お前を……討滅する!」

ジュエルキラー : 「ひっ……!」

GM : レナはそう宣言し、髪から零れ落ちた宝石を彼女の持つ銃の弾倉に装填する。

GM : 銃口をジュエルキラーに向けて引き金を絞ると『gem burst』という電子音声と共に、カラフルに輝く宝石の弾丸が何発も発射された。

GM : 回避は間に合わないと即座に判断したジュエルキラーは、右腕を変化させて肉の盾を形成する。

GM : 肉の盾は何とか弾丸を阻んで、ジュエルキラーを守り切った。

ジュエルキラー : 「な、なによ、その程度の攻撃なら……っ!?」

GM : しかしレナの銃撃はまだ終わらない。

GM : レナの髪から零れ落ちた宝石が次々に弾倉に吸い込まれ、彼女が引き金を絞るたびに宝石の弾丸が無限に撃ち出された。

GM : マシンガンのような連射音と宝石が割れる音、そしてジュエルキラーの悲鳴が街に響き渡る。

GM : 十数秒も続いた宝石の掃射の後、地面に残ったのは全身を撃ち抜かれて倒れたジュエルキラーの無残な姿だけだった。

柏木 空 : 「……はゎ…」声も発せないまま、その一部始終を見終える。

レナ・エーデルシュタイン : 「……びっくりさせちゃったかしら?でももう大丈夫よ。全部終わったから」

GM : 小さな宝石の欠片が宙を舞って煌めく景色をバックに、レナが振り返って微笑みかける。

柏木 空 : 「壮絶……だけど美しい……びっくりだけど、わくわく……」ぶつぶつと呟いてから、顔を上げる

柏木 空 : 「……た、助けてくれて、ありがとうございます……!かっこよかったです……!」

柏木 空 : 「わ、私、レネゲイドビーイングなのに、何もできなくて……レナさんが来てくれなかったら、私は……」

レナ・エーデルシュタイン : 「どういたしまして、レネゲイドビーイングさん」 再び店の中に入って

レナ・エーデルシュタイン : 「大丈夫。戦えない人達の代わりに戦うのが、わたし達ヒーローの仕事だから」 外に止めてあったバイクから持ってきたコートをあなたの肩に羽織らせる

柏木 空 : 「ヒーロー……あ、さ、寒くないので大丈夫です……ありがとうございます……」そう言ってコートを返そうとする

レナ・エーデルシュタイン : 「あぁいえ、あなた服を着ていないから……。裸でずっといるのは人間の世界だと少し不味いの。そのまま着ていてもらえるかしら?」 困った風に笑って

柏木 空 : 「……あ。私はいま人間の姿をしています。確かに、それはまずいのかもしれません…少し、お借りします」申し訳なさそうにコートを羽織る

レナ・エーデルシュタイン : 「ありがとう。いい子ね」

レナ・エーデルシュタイン : 「レネゲイドビーイングさん。あなたはこんな風にこれから人間の世界で暮らしていかなくちゃいけない……」

レナ・エーデルシュタイン : 「そのための手助けをしてくれる、信頼できる組織があるの。良ければそちらに案内させてもらってもいいかしら?」 目線を合わせて見詰めて

柏木 空 : 「いい子……えへへ、褒められたのですね」微笑み、レナを見つめる

柏木 空 : 「わかりました。こんな姿になってしまった以上、私はショーケースに戻れません。だから、何かしら指導をいただけると助かります」

柏木 空 : そう言って立ち上がる。

レナ・エーデルシュタイン : 「えぇ、それじゃあすぐに連絡するわ。わたしも一緒についていくから、安心してね」 と携帯電話を操作して

GM : あなたはレナに連れられてUGNで保護・検査を受ける。

GM : その後、あなたは宝石店に返され、老夫婦の元で孫の様に育てられることになった。

GM : 柏木空という名前とレヴォントゥレットというヒーローネームも老夫婦につけてもらい、ヒーローとしても活動するようになる。

GM : そんな生活が続く中、ある日あなたが宝石店で店番をしていた時の事。

レナ・エーデルシュタイン : 「こんにちは」

GM : と、突然レナが来店してきた。

柏木 空 : 「いらっしゃいませ……え!?」目を見開き、レナを見つめる

柏木 空 : 「こ、こんにちは……!レナさん……ですよね……!?」

柏木 空 : 驚きと喜びを隠しきれずにいる。

レナ・エーデルシュタイン : 「えぇ。覚えていてくれて嬉しいわ」

柏木 空 : 「覚えているも何も、レナさんは私の命の恩人ですし……そ、それに、いつもテレビで見ています!こんなかっこいい人に助けてもらったんだって、ウッキ……おじいちゃんとおばあちゃんに自慢してます!」

柏木 空 : カウンターから出てきて、レナを見上げながら目を輝かせる。

柏木 空 : 「こちらこそ、覚えていてくださり感激です…!あ、あの時は言葉もおぼつかなくて、よわよわで、思い出すとすごく恥ずかしいですが……でも、とてもいい思い出になっています!」

柏木 空 : 「はわ、少し話しすぎかも……えと、ありがとうございました!」頭を下げる

GM : レナはあなたが話す様子をにこにこと眺めて

レナ・エーデルシュタイン : 「ふふっ、どういたしまして。凄く元気みたいで良かったわ」

レナ・エーデルシュタイン : 「ヒーローを始めたって聞いたから気になったのだけど、その様子だと心配はいらなさそうね」

柏木 空 : 「ぁ……」その言葉を聞き、しゅんと項垂れる

柏木 空 : 「……頑張ってはいるのですが……私、やっぱり自分の力で戦う事ができないんです。本当はレナさんみたいにかっこよくなれたらいいなと思っていたけど……」

柏木 空 : 「……それに、ヴィランの人たちってやっぱり怖くて。あまりヒーローには向いてないのかもしれません……」

レナ・エーデルシュタイン : 「いいえ、そんなことはないわ。ルーキーの頃はみんなそんなものよ」

レナ・エーデルシュタイン : 「わたしも戦うのが怖かったり、全然勝てなかった時もあったもの」

柏木 空 : 「えっ……レナさんも……?」

レナ・エーデルシュタイン : 「えぇ。そんなわたしでも、あなたがかっこいいって言ってくれるようなヒーローになれたんだから。だからあなたもきっと大丈夫よ。自信を持って」

柏木 空 : 「……そうなんだ……ふふっ、はい…!もっと頑張ります…!」どこか安心したように微笑み、胸の前でぐっと拳を握る

レナ・エーデルシュタイン : 「応援しているわ。……あぁ、でも、そうね」

GM : レナはポケットから名刺を出して、あなたに手渡す。

レナ・エーデルシュタイン : 「もしも困ったことがあったら気軽に連絡してちょうだい。わたしに出来ることがあれば何でも力になるから」

柏木 空 : 「……え……そ、そんな……!名刺なんて、連絡先なんて、私……はゎ……!」慌てふためきながらも、手はぎゅっと名刺を握っている

柏木 空 : 「……あ、ありがとうございます……!やっぱりレナさんはすごくかっこいいです……私の中でのNo.1ヒーローです!」

レナ・エーデルシュタイン : 「いいのよ、ヒーローは助け合うものなんだから。……ふふっ、ありがとう。柏木空さん」 嬉しそうに柔らかく微笑む

柏木 空 : 「あ…名前……え、えへへ……」微笑みを見て、空まで頬を綻ばせてしまう

柏木 空 : 「……私、たくさん頑張ります。それでいつか、レナさんの手助けができるようになりますから……!」

レナ・エーデルシュタイン : 「ありがとう、それはとても心強いわ。楽しみにしているわね?」

柏木 空 : 「! ……はい!」にこっと微笑む

GM : その後、レナは店に売ってある高価なダイヤの指輪を買ってから帰って行った。

GM : レナは去り際にまた会いましょうと言っていたが……

GM : あなたがレナと会ったのは、それが最後になった。

GM : この翌日に、レナ・エーデルシュタインは行方不明となってしまった。

GM : テレビの報道によると、レナはあるヴィランを逮捕した後事務所には戻らず、そのまま姿を消してしまったらしい。

GM : あなたは忽然と姿を消したレナの行方を探そうとしたのだが……

GM : レナが姿を消したのと同時期に東京の街では大きな事件が起こり始め、あなたも捜索どころではなくなるのだった……。

GM : シーンエンド。

GM :  

シーン2 百花錯乱

GM : PC3のオープニングです。登場侵食をどうぞ!

火山 竜太郎 : 1d10+29 DoubleCross : (1D10+29) > 9[9]+29 > 38

火山 竜太郎 : 上がるね~

system : [ 火山 竜太郎 ] 侵蝕率 : 29 → 38

GM : ある日の夜のこと。あなたは今週分の原稿を終え、晴れやかな気分で東京の街に出ていたのだが……

GM : 突然、強いレネゲイドの気配を察知する。

GM : その気配は今いる場所から少し離れた場所からだった。

火山 竜太郎 : 「……っは、困ったモンだね。今日は久しぶりに眠れそうだと思ったんだが」

火山 竜太郎 : 口ではそう言いながらも、行かないなんて選択肢は端からない

GM : ではあなたはレネゲイドの気配のする現場へとすぐに駆けつけることが出来る。しかし……

報道レポーター : 「決まったぁー!音速の貴公子“トップスピード”!その超高速の足技でヴィランを見事撃破だー!!」

GM : 響き渡る報道レポーターの実況と人々の歓声。すでにヴィランとの決着は他のヒーローによってつけられてしまっていた。

火山 竜太郎 : 「っと、一足遅かったか?」

GM : 市民の歓声を一身に浴びるのは、青いヒーロースーツに身を包んだ長身の青年。

GM : 彼は“トップスピード”というヒーロー名で活躍している、人気も実力も申し分ない一流のヒーローだった。

GM : トップスピードは倒したヴィランの男を自慢のブーツで踏みつけにしながら定番の決めポーズを取っていたが、あなたに気付いて、

トップスピード : 「そうさ、一足遅かったようだな!悪いがこいつはおれがもう蹴っ飛ばしちまったぜ!」 と、自慢げに言い放った。

火山 竜太郎 : 「いやはや、俺も速さにゃ自信のあるほう何だが、あんたには敵わないね。お疲れさん」

トップスピード : 「ありがとよ!さーて、そろそろこいつは警察に……」 とヴィランを掴んで連行しようとして

トップスピード : 「……っ!あ、グ……う……!?」

GM : 突然、トップスピードが自分の胸元を抑えて苦しみだす。

火山 竜太郎 : 「……! オイ、どうした? しっかりしろ!」慌てて駆け寄る

GM : 彼は地面に片膝を突き、その身を悶えさせた後、

トップスピード : 「ウ……オオオオオオオオオオ!!!!」

GM : 狂ったように叫びだす。その様子はどう見ても何か異常な雰囲気があった。

火山 竜太郎 : 「どうしちまったんだよ……トップスピード!」

火山 竜太郎 : 周囲に新たなヴィランが居ないか見まわす。

GM : ヴィランの姿は確認できない。周囲で騒いでいた市民達も皆驚いてトップスピードを眺めている。

トップスピード : 「……トップスピード、だぁ?そんなダセエ名前でおれを呼ぶんじゃねぇ……!!」

火山 竜太郎 : 「……な」

GM : トップスピードは畳んだ膝に力を入れて地面を蹴る。

GM : 天高く跳躍したトップスピードが、ピンボールのように高速で跳ね周り、建物や道路を破壊し始める!窓ガラスが飛び散り、人々の悲鳴が重なった!

トップスピード : 「ハッハハハハハ!スゲエ、スゲエ!体が自由に動かせる!たまんねえぜ、一人でも暴れられるってのはよお!」

火山 竜太郎 : 「バカ野郎!! 何してやがる!!」

火山 竜太郎 : 「クソっ! やるしかねえか……!」筆を取り出す。瞬時にエフェクトを発動できるよう

報道レポーター : 「い、一体どうしてしまったんだ、トップスピードー!突然人が変わったように暴れ始めているー!」

トップスピード : 「バカ野郎だと?この雑魚ヒーローがよぉ……!テメーも轢き殺してやるぜー!」

GM : その様子はマスクの下からでも分かる位に正気を失ってしまっている。

GM : 彼は暴走しているのかそれともジャームとなってしまっているのか……。どちらかは分からないが、このまま放っておくことが出来ないのは確かだ。

GM : トップスピードは雄たけびを上げながら、あなたを蹴り飛ばそうと高速で突っ込んでいく……!

GM : というところで、あなたは宣言と演出でトップスピードを倒すことが出来ます。

火山 竜太郎 : ではペンを使って目にも止まらぬ速さで空中に何かを描きだす。

火山 竜太郎 : それは綿密に描かれた蜘蛛の巣だ!

火山 竜太郎 : その瞬間、半径数十メートルはあろうかという蜘蛛の巣がビル街を支配するように現れ、トップスピードの動きを止めてしまう!

火山 竜太郎 : 「あんたは確かに速ぇ……だが、俺のアシスタント仕込みのこの技も中々のもんだろ」

トップスピード : 「なにっ……!う、動けねえ……ぐおお!!」

火山 竜太郎 : 「何があったか知らないが、少し頭を冷やすんだな。ファンの子供たちが泣いちまうだろ……!」

火山 竜太郎 : 高い精度の物質生成は、スクリーントーンを一切使わない狂気の現場でアシスタントをしていた火山の得意技である

火山 竜太郎 : 「(しかし、本当にどうしちまったんだ……特にヒーローネームはヒーローの魂、それを捨てるなんて漫画で言うなら主人公を無碍に退場させるようなもんだ)」

火山 竜太郎 : 「(正気の沙汰とは思えねえぜ……)」

報道レポーター : 「トップスピードはもう動けない……!五感の魔術師が暴走したトップスピードを見事取り押さえた!!」

トップスピード : 「くそっ、離しやがれ……こんな糸!おれはまだ負けちゃいねえ……!」

GM : と蜘蛛の巣の中でもがくトップスピードだったが、彼はもう身動きできない。

火山 竜太郎 : 「大人してくれよ……!」警察が来るまでその場で待とう

GM : ではあなたが警察を待っていると……

GM : 突然、その場に色取り取りの花吹雪が舞い散った。

GM : 鮮やかな花弁はあなたとトップスピードの間を遮るようにして走っていく。

火山 竜太郎 : 「! なんだぁ……!?」

GM : やがて、花吹雪の中に一つの人影が現れた。

GM : 白い着物に赤い袴の巫女装束を纏った、黒髪の女性だ。

GM : その身なりや穏やかそうに目じりの下がった黒の瞳は御淑やかな大和撫子を思わせる。

GM : しかし女性の腰に差された一本の刀は、彼女がただの和服美人ではないことを示していた。

百花 : 「そこまでにしてもらえますか?この方にこれ以上手を出されると困るのです」

火山 竜太郎 : 「はっ……!」 その光景の美しさに芸術家の性か、一瞬目を奪われるが

火山 竜太郎 : 「あんたが原因か……! 何が目的だ!」 すぐにヒーローの顔に戻り、切り返す

百花 : 「あんた、ではありません。わたしは百花(ヒャッカ)と申します」

百花 : 「目的……それは答えられませんね」

火山 竜太郎 : 「(百花……いい名前、いや、聞いたことない名前だ)」

火山 竜太郎 : 「いま、こいつは危険な状態なんだ。お嬢さんにどんな目的があろうと、こいつを自由にさせるわけにはいかない」

百花 : 「ふふっ、この方が今どうなっているのか何も分かっていないのに、危険な状態だなんて言うんですね」

火山 竜太郎 : 「なんだと……!」

GM : 百花は腰に差していた刀を鞘から抜き放つ。それは桜色の独特な刃をしていた。

GM : 百花が桜色の刀を軽く振ると、刃が振れてもいないのに蜘蛛の巣が切れて解けていった。

火山 竜太郎 : 「っ!!」

火山 竜太郎 : 「(張り直すか!? いや、無策で展開してもまた崩されるだけだ……!)」

火山 竜太郎 : 逡巡し一瞬の隙が生まれる

トップスピード : 「おぶっ!?」 トップスピードは百花のすぐ傍に落下し

GM : その一瞬の隙を百花は見逃さず、トップスピードのスーツの首筋を掴み、ふわりと宙に浮かぶように跳躍する。

GM : その直後、百花とトップスピードの姿があなたの目の前から一瞬で消えた。

GM : 遅れて視線を感じて顔を上げれば、彼女はトップスピードを連れて近くの建物の屋上に上がり、あなたを見下ろしていた。

百花 : 「こちらですよ」 くすっと笑って

火山 竜太郎 : 「おい、待て! どこへ連れて行くつもりだ!!」

火山 竜太郎 : 空中に壁をかけ上る人間の姿を描き、そこに飛び込む。すると火山の身体が嘘のように軽くなり、そのままビルを駆け上がった

火山 竜太郎 : 「(どう考えてもあいつのほうが速い……だが)」

火山 竜太郎 : 「(やらなきゃわからんこともある!)」 諦めず、駆け上る

百花 : 「……あなたはとても真っ直ぐな方ですね。わたし個人としては嫌いではありませんが……」

百花 : 「わたしもこの方も悪者として倒されるとしても、それは今ではありません。まだ時が満ちていない……」

百花 : 「ここは一旦退きましょう。こんなにもすぐに倒されてしまっては、計画に支障が出ますからね」

トップスピード : 「な、何?お前は一体……うおおお!!?」

GM : 百花はトップスピードの手を掴んでエネミーエフェクト、瞬間退場と瞬間退場Ⅱを使用。

GM : 空間を捻じ曲げて二人だけの抜け道を作り、その中に飛び込んでシーンから退場します。

GM : ビルの壁を駆けのぼるあなたは、そのギリギリのところで逃がしてしまう。

火山 竜太郎 : 「っ……!!」 手を伸ばして飛び込むが、間一髪のところで二人の姿がふっと消え、床を滑る

火山 竜太郎 : 「へへっ……」起き上がり、埃を払う

火山 竜太郎 : 「なるほど、そう来たか……俺なんか眼中に無いってとこだな」

火山 竜太郎 : ペンを強く握り締める。ミシッと背景に文字が躍るほどに

火山 竜太郎 : 「いいぜ、燃えるじゃねぇか。新人賞まで100回落選した俺のしつこさ、身をもって味合わせてやらあ!!」

GM : これがあなたと百花の出会いだった。あなたは今度こそヒーローとして百花を捕まえるべく動き始める……。

GM : そして、その後。

GM : R対策室の調査によって、トップスピードはただ暴走していたわけではないことが分かった。

GM : トップスピードは体を乗っ取られ、操られていたのだ。

GM : なんと彼が愛用している、EXレネゲイドに感染したブーツによって。

GM : どうやらトップスピードのブーツは、完全な自我と持ち主を支配する力を得ていたらしい。

GM : その力をどこで得たのか、もしくは誰が与えたのかは分からない。あの百花というヴィランが関係していることだけは確かだが……。

GM : そのような原因不明の状況の中、使い手のヒーローを乗っ取るEXレネゲイドはそれから何人も現れ始める。

GM : 自由な体を得たEXレネゲイドはまるでヴィランのように思い思いに暴れ始め、東京の町は大混乱に陥るのだった……。

GM : シーンエンド。

火山 竜太郎 : やべ~!!

GM :  

シーン3 鉄槌の使命

GM : PC2のオープニングです、登場侵食どうぞ!

ハル : 1d10+38 ほい! DoubleCross : (1D10+38) > 4[4]+38 > 42

GM : “ロードジャッカー”

GM : それがR対策室に名付けられた、使い手を乗っ取る力を得たEXレネゲイドの名称だった。

GM : ロードジャッカーの数はあれから何人も増え続け、今日もまたヒーローがEXレネゲイドに乗っ取られて暴れたという報道が流れている。

GM : そんな中、あなたはロードジャッカーの騒動を解決するために独自に調査を進めていたところ、とあるEXレネゲイドの存在を突き止めた。

GM : “妖刀夜風”。FHが保管している遺産と呼ばれるこの刀は、どうやらロードジャッカーと何らかの関係があるらしい。

GM : 詳しいことはまだ分からない。しかしあなたがヒーローとして活躍する分にはそれだけの情報で十分だ。

GM : それ以上の情報は回収した夜風をR対策室に渡せば専門家が調べ上げてくれるだろう。

GM : 夜風が保管されているFHのアジトは街の郊外にあるらしく、あなたは他のヒーローに先を越される前に夜風を回収しようと、一人で郊外へと向かっていくのだが……。

GM : 「ゼーット!!!」

GM : という珍妙な掛け声が真上から聴こえてきて、あなたは足を止めることになる。

ハル : 「…っ」
眉を顰めて、真上の声の主に目を向ける!

GM : 見上げると、一人の男が落下してきていた。彼はあなたの目の前に砂埃を上げながら着地する。

GM : 吹っ飛んで来たのは、身長2mを優に超える巨漢の男。

GM : 炎のように逆立つ赤い髪が特徴的な、筋肉隆々としたその男は、自身の体よりも更に巨大な鉄槌を携えている。

GM : 何もかもが巨大。圧倒されそうになる迫力。そして、ゼットという奇妙な台詞。

GM : そんなヒーローがいると、あなたはいつかどこかで噂程度に聞いたことがある。

GM : 未知の力を持つが故にR対策室から正式なヒーローだと認められていない、ブラックアウトと呼ばれるカテゴリーのヒーロー。

GM : 確か、その名は……

ハンマーゼット : 「おれはヒーロー、ハンマーゼット!!ブルーローズ、突然で悪いがお前に頼みたいことがある!!」

ハル : 「……騒がしい奴だ、そして私になんのようだハンマーゼット、力の比べ合いでも申し込みにきたのか?」
不信に思って剣に手をかけていたがヒーローとわかって手を離す

ハンマーゼット : 「いーや、そんなことするわけねえ。何もねえ時ならともかく、今は緊急事態だからな」

ハンマーゼット : 「ブルーローズ、お前はロードジャッカーに関係しているという刀、妖刀夜風を回収しに行くと聞いた……」

ハンマーゼット : 「頼む、おれもその刀の回収に協力させてくれ!」

ハル : 「確かに、私は回収の任務を任されてはいるが…逆に質問する。どうしてお前が妖刀夜風を狙っているんだ?」腕を組んで

ハンマーゼット : 「そんなこと決まっている……!おれはこの騒動を、とにかく早く、何としてでも止めたいんだ!!」 グッと巨大な拳を作って

ハル : 「(親父を思い出すやかましさだな、こいつ…)」

ハル : 「…まあ良い、好きにしろ。勝手に任務に着いて来るなり協力するなりするがいい…だが…」

ハル : 「裏切るような真似をすれば、すぐに切り伏せる」
まだ完全には信用していないようだ

ハンマーゼット : 「信用ねえなあ!だがそれで良し!じゃあおれが妙な真似をすればすぐに斬れ!遠慮はいらんッ!!!」

ハル : 「(…調子が狂いそうだな、こいつといると…)」

ハル : 「さっさと着いてこい、あとその身長以上に目立つデカブツはどうにかならんのか」ハンマーを見上げて

ハンマーゼット : 「ゼット!!恩に着るぜ!!あとそれはどうにもならん、我慢してくれ!!」

ハル : 「…どうにもならないならしょうがないな」
すんなり受け入れて回収任務へいくぞ!ついてこいゼット!(ベジータボイス)

GM : Z戦士と化したハルちゃん、おkおk!

GM : ではあなたはハンマーゼットと共に郊外にあるFHのアジトへと向かう。

GM : そこは以前、とあるヴィランの拠点になっていた建物だ。

GM : ヒーローとの戦いでそのヴィランが捕まってからは廃墟となっている。しかし、この地下にはまだアジトとして使える空間が広がっているらしい。

GM : 重要なEXレネゲイドの夜風が保管されているとは外観からは到底思えないが、あなたの掴んだ情報が正しければここに夜風はあるはずだ。

ハンマーゼット : 「ここかあ?随分とぼろっちいところだぜ」

ハル : 「持ち主がいなくなって随分経つようだからな、情報によれば確か地下があるようだが…探すのが面倒だな…」

ハンマーゼット : 「ま、面倒でも仕方ねえ!手分けして探そうぜ!」

ハル : 「ああ、めんどくさくなったらそのハンマーで地下への入り口を作ってくれ」

ハンマーゼット : 「それもありか?……いや無しだ無しだ!おれがそんなことしたら地下室がぶっ壊れる!」

ハル : 「手っ取り早いと思ったのだがな、それじゃあ私はこっちを探す。お前はあっちだ」指を指して

ハンマーゼット : 「よし、任せろ!!」 ハルちゃんに言われた方を探し始める

ハル : 「……わかりやすく階段でもないのか、面倒くさい…」足でゴミを蹴っ飛ばしたりして探索!(足癖が悪い)

GM : 足癖悪ハルちゃん、ではしばらく探していると、地下への入り口らしき階段を見つけられるよ

ハル : 「…ここか、おいハンマーゼット!こっちに来い!」

ハンマーゼット : 「どうした!あったか!!」

ハル : 「見ろ、地下への階段だ…この先にお目当てのものがあると思うのだが……」
先に降りて行く

ハンマーゼット : 「ゼット!流石だな、ブルーローズ!よっしゃあ、行くぜ行くぜぇ!!」 続いていく

ハル : 「ハンマー、つっかえないようにしろよ」

ハンマーゼット : 「おう!」 角度を変えて持って進んでいく

GM : では、あなた達は地下への階段を降りてアジトへと突入する。しかし……

GM : アジトの中はもぬけの空だった。誰かが身を潜めているような気配さえない。

ハル : 「ハズレか?」適当にまわりを漁ってみる

ハンマーゼット : 「どうだろうな?とにかく探してみるか!」

ハル : 「見慣れない刀があったら教えろ、絶対に振り回したりするなよ」

ハンマーゼット : 「おう!心配すんな、そんなことしねえよ!」

ハル : 「釘を刺しておいただけだ。」
「まったく、わかりやすい桐箱にでも入っててくれれば……」探すぞ~!

GM : ではあなたはアジトにあるいくつかの部屋を回って探していく。

GM : そして最後の部屋で、あなたはあっさりと今回の目標を発見した。

GM : 柄や鍔が黒く染まった刀が、静まり返った部屋の中心に置かれている。

GM : 妖刀夜風――発生し続けるロードジャッカーに関係があると言われているEXレネゲイドに感染した刀だった。

ハンマーゼット : 「あれは……」 立ち止まり、じっと夜風を見詰めている

ハル : 「…ああ、どうやらアレがそうらしい」

ハル : 何があるかわからないので警戒しつつ近づこう

GM : 警戒するも、部屋には罠などは無く簡単に夜風の前まで辿り着ける。人の気配も相変わらずしない。

ハル : 「…しかし、何故ここに置き去りにされていたんだか…」そうぼやいて夜風を回収しようとする

GM : 何事も無く夜風を回収することが出来ます。触れても何も起こらない。

ハル : 「回収完了、他愛もなかったな…さっさと帰るぞゼット」

ハンマーゼット : 「いや……待て、ブルーローズ」 腕組みをしながら夜風を見詰めて

ハル : 「あ…?夜風がどうかしたのか?」同じく見つめる

ハンマーゼット : 「……ブルーローズ。その刀、鞘から抜けるか?」

ハル : 「何を言っている、抜けなきゃ刀としてどうなんだ」柄を握って抜こうとしてみる

ハンマーゼット : 「…………」

GM : あなたが力を込めると、夜風は簡単に鞘から刀を抜くことが出来た。

ハル : 「ほら見ろ、簡単に抜けたぞ。」すぐに納刀する
「…んで、ゼット。どうして抜けるかどうか確認した?」

ハンマーゼット : 「……やっぱりな。ブルーローズ、そいつは贋作だぜ」

ハル : 「贋作…?どうしてそう思う?」首をかしげて

ハンマーゼット : 「妖刀夜風は契約者にしか鞘から抜くことが出来ないんだよ。そもそも、そいつからはレネゲイドの反応すら感じられねえ」

ハル : 「…初耳だ、しかしよく知っていたなハンマーゼット。目にしたことでもあるのか」

ハンマーゼット : 「あぁ、昔ちょっとな……」

ハンマーゼット : 「って、いや!おれのことなんかどうでもいい!!くそっ、どこだ本物は!?」

ハル : 「知らん、これが情報にあったものがこの贋作なら本物はここにはないんだろう」

ハンマーゼット : 「あぁ~!マジかよ~!!このままじゃまだ被害が……!!」

ハル : 「そう思うならこんなとこで嘆いていないで情報を集めるしかないだろうな」めんどくせぇ~って顔

ハンマーゼット : 「それもそうだなあ!っしゃあ、帰るぜ!ブルーローズ!!」

ハル : 「そうだそうだ、さっさと報告しに帰って飯食って寝るぞ」
贋作夜風をもって帰ろうぜェ!

ハンマーゼット : 「おう!!!」

GM : そんな感じで、夜風の回収は失敗に終わってしまった。

GM : ハンマーゼットが明かした妖刀夜風の情報はR対策室に伝えられ、テレビでもこの刀の存在が報道された。

GM : 他のヒーロー達も本物の夜風を捜索するようになる。しかし夜風は一向に見つからない。

GM : しかしそれから数日が経ち、夜風は全くの予想外の場所で発見されるのだった……。

GM : シーンエンド。

GM :  

シーン4 夜風に吹かれて

GM : PC1のオープニングです。登場侵食は一旦無しで!

結勿 継子 : いまはオーヴァードではないので!!

GM : そういうことなので!!

GM : 継結勿子、あなたはいつものように村の稽古場で一人剣の修行に励んでいた。

GM : 修行に熱中しているといつの間にか日は沈み始め、空には白い満月が浮かんでいる。

GM : そろそろ家に帰ろうかと思ったその時、一人の男があなたのもとへとやって来た。

GM : 抹茶色の着流しに黒い羽織に袖を通した老齢の男だ。

GM : その体は鍛えられているのが服の上からでも分かり、顔つきは年寄りとは思えない程凛々しい。

GM : 彼は結政家現当主。あなたの親代わりでもあり、オヤジと呼んでいる男だった。

GM : しかしオヤジが稽古場にわざわざ迎えに来るなんてことは普段はない。こんな時は、決まって何か用がある時だけだ。

オヤジ : 「おう、継子。今終わったトコかよ?」

結勿 継子 : 「……ああ、きょうもダメだった……。 チッ、あたしとみんな、何が違うってンだ……。」

結勿 継子 : 「……はあ……。 それでェ? 迎えに来てくれたって訳じゃあねェよなァ……あたしに用向きがあンだろオヤジ? 」溜息をついて頭をかいて

オヤジ : 「なぁに愚痴ってやがんでい、べらぼうめ。おうさ、おめぇに聞きてぇことがあるんだぜ」

結勿 継子 : 「聞きてェ事? 山から出た事すらねェあたしより、オヤジの方が知ってる事は多いだろうに、何を聞く事があるのサ?」

オヤジ : 「んなこと関係ねぇってんだ。……この刀、まさかおめぇのものじゃねぇだろ~な?」

結勿 継子 : 「……刀?」

GM : オヤジはあなたに一本の刀を手渡す。その刀は柄も鞘も黒く、どこか不気味さを感じるものだった。

結勿 継子 : 「ウチの一族の刀は代々当主から渡すしきたりだろ? なのに、あたしが刀を手に入れる術なンざ……」

結勿 継子 : 「あ」

オヤジ : 「あん?」

結勿 継子 : 「はは~ん、オヤジィ! 実はあたしの事を買ってて、ひっそりとあたしを成人と認めて、刀を渡してやろうってンじゃねェのかィ? 」

結勿 継子 : 「オヤジも不器用だねェ! スナオに渡してくれりゃいいのにィ」

GM : オヤジは一つ大きなため息をついて

オヤジ : 「バーロー!何すっとんきょうなこと抜かしてやがんでい!どこの誰がいつおめぇを認めたってぇ!?」

結勿 継子 : 「……っ!!」怒鳴られてビクッとなる

オヤジ : 「この刀はなぁ、いきなり家に置いてあったんだよ」

オヤジ : 「こんな刀見覚えがねえからどいつかが置いて行ったのかと思ったが、客人もいるわけありゃしねぇし村のヤツラもどいつも知らねぇときた」

オヤジ : 「残るはおめぇだけだったんだろ~けど、まあこんな自分の身の程もわかっちゃいねぇふてぇヤロウが知るわけねぇなぁ」

結勿 継子 : 「……っ! 身の程を知らねェだと…!? あたしは剣の腕で遅れを取っているつもりはねェ! オヤジの剣はあたしが一番教えてもらってンだ……!!」

結勿 継子 : 「……だが、あたしの剣は"チカラ"がねェ。 ……所詮、まがい物。……戦に使えない剣舞に過ぎねェ……って、」

結勿 継子 : 「そんなこと、あたしが誰よりわかってンだ……!!」

結勿 継子 : 「オヤジのおたんこなす!! 都会に出た一族を見送って独り寂しく余生を過ごしやがれ!! オヤジのことなンか知らん!!」

結勿 継子 : そう言って刀を持ってオヤジから逃げだします

オヤジ : 「おめぇ、ほっとけばごちゃごちゃ好き勝手ぬかすじゃねぇか!」

GM : 気が付けば、オヤジは逃げだしたあなたの目の前に一瞬で回り込んでいた。

結勿 継子 : 「……ッ!? (速ェ…!! これが"チカラ"の有無の差かよ…!!)」

GM : そして、ゴチン!と固い拳骨をあなたの頭に叩きつける。

GM : あなたの視界に火花が散る。それでも手加減はしてくれているのか、気絶するほどではない。

結勿 継子 : 「あたっ…!? 」ぺたんとしりもちをつく

オヤジ : 「てやんでい!このすっとこどっこい!誰がおめぇの剣の腕が遅れを取ってるなんざ言ったってぇ!?」

結勿 継子 : 「あぇぇ……? 」オヤジを見上げる

オヤジ : 「継子、おれが言ってるのはなぁ。剣術の才のことじゃあねぇ」

オヤジ : 「おめぇはよくやってる。剣の腕ぁ大したもんだ。だがなぁ、おめぇはその剣にまるで心が追いついちゃいねぇ」

結勿 継子 : 「心……? その心が強けりゃ、"チカラ"が手に入るのかよォ…… 」

オヤジ : 「おめぇはそうやってチカラがねぇチカラがねぇと愚痴垂れて、焦ってばかりいやがる。それがいけねぇんだぜ」

オヤジ : 「例えチカラがあったとしても、そんなやつぁおれは成人とは認めねぇ。分かるか、継子?」

結勿 継子 : 「……わかるようで、わからねェ」

オヤジ : 「ったく、半人前だなぁ、おめぇは。っつっても、もうこんな時間だ。腹も空いてきただろ」

オヤジ : 「飯食って歯ぁ磨いて寝ろ!おめぇはそれくれぇまで頭冷やしてからゆっくり考えねぇと少しも分からねぇだろうさ」

結勿 継子 : 「……ん、ハラ減った……。」涙を拭うと、ぐぅ…とおなかが鳴る

オヤジ : 「おう。じゃあ行くぜ」 と、オヤジが夜風を預かろうと手を伸ばしたその時

GM : 突然、あなたの持っている刀が淡く輝き始める。

結勿 継子 : 「……ああ!? な、なんだ……!? 刀って光らねェよな…!? 」おろおろ

オヤジ : 「あたぼうよ!なんだぁ、こいつぁ……!」

GM : 輝きは数秒ほどで収まった。だがその直後……

夜風 : 「ふあぁぁ……。一体なんじゃ、騒々しいのう」

GM : 突然、刀から女の声がした。

結勿 継子 : 「こ、声…!? この、刀から、かィ…? 」

オヤジ : 「こいつぁおったまげたぜ。……まさか、EXレネゲイドか?」

結勿 継子 : 「いいえっくすれねげいどォ……? 」

オヤジ : 「知らねぇのか、継子?レネゲイドは人間だけに感染するってもんじゃねぇだろうさ。こういう無機物のオーヴァードってやつもいるんだぜ」

結勿 継子 : 「そのあたりはさっぱりでェ…。 まあ、とどのつまり、コイツは喋るし光る刀って事か!!」

オヤジ : 「そ~いうことでい」

結勿 継子 : 「へへ、あたしゃ天才だねェ」

夜風 : 「なんじゃなんじゃ、全く!こうるさい小僧と小娘じゃのう。……いや、待てよ?」

夜風 : 「おぬしら、わしの声が聴こえるのか?珍しいのう。素質があるぞ、おぬしら」

結勿 継子 : 「またぞろ意味不明な事言い出したぞ、この刀ァ…… 」

オヤジ : 「まぁ待て。どういう意味だぁ?刀さんよ」

オヤジ : 「そもそも、おめぇ一体なにもんだ?」

夜風 : 「一度にいくつも聞くでない、小僧。……わしは夜風。妖刀夜風じゃ」

結勿 継子 : 「小僧? オヤジの事いってンのかィ? 」

夜風 : 「そうじゃ。小僧じゃろこやつ。せいぜい五十、いや六十か?ええい知らんがそんなもんじゃろ」

結勿 継子 : 「その歳で小僧ってェのは……まあいいか、常識ねェンだろうよ可哀そうに……」特大ブーメラン

オヤジ : 「ヘッ、おれも憐れみてぇところだが……まさか相当古い刀ってぇわけじゃあねぇよな?」

夜風 : 「さぁ、知らんのう。歳なんかもう数え取らんわ。というか、そんなことよりじゃな」

夜風 : 「わしの声が聴こえたということは、おぬしらにはわしを使いこなす素質があるということじゃ」

夜風 : 「どうじゃ?どっちでも良いから、わしと契約してみんか?」

結勿 継子 : 「契約? 」

夜風 : 「そう、契約じゃ。力をくれてやるぞ」

結勿 継子 : 「ち、チカラを……!? マジでか!? 」

夜風 : 「うむ。マジのマジ、大マジじゃ!なんじゃおぬし、乗り気じゃな!?」

結勿 継子 : 「あたぼうよ! あたしはどうしてもチカラが欲しいんだ!! その契約って奴……あたしがするよ!!」

夜風 : 「ようし良いじゃろう!じゃあまずおぬし、」

オヤジ : 「……おい、待ちな継子」 ピシャリと厳しい声でそれを制止する

結勿 継子 : 「はいィ? コイツにチカラがあるって言ったのは、オヤジだろうよ?」

結勿 継子 : 「心が足りてねェって話なら、コイツから力を貰ってから身に着けりゃいいじゃねェの!!」

オヤジ : 「てやんでい!!!継子、おめぇ何抜かしてやがる!!!」 今まで聞いたことが無い程の迫力のある怒声で

結勿 継子 : 「な、なんでェ、藪から棒に……」たじろぐ

オヤジ : 「……」 ふぅ、と息を吐いて

オヤジ : 「いいか、継子。こいつはな、遺産ってやつだ」

結勿 継子 : 「遺産? 」

オヤジ : 「おう。さっき言った、無機物に感染するEXレネゲイド……その中でも、古代から生き続ける武具があんだ」

結勿 継子 : 「するってェと……、ウチで祀られてる初代様の刀より古い品って事かィ?」

オヤジ : 「あぁ、そうだぜ。それが遺産だ。そしてこいつらはみんな使い手と契約を結び、色んな代償を払わせる」

オヤジ : 「その代償は決まって安くはねぇ。遺産ってのはその力以外のみんなをボロボロにしてきやがる」

オヤジ : 「それに使い方を誤れば国一つ簡単に滅ぼせる程の力を持つのが遺産だぜ。そんな危ねぇものと軽々しく契約するものじゃありゃしねぇ」

結勿 継子 : 「……でも、あたしにチカラを得る手段なンざ、もうこのくらいしかねェだろ……? 心ができあがったところでまた無意味かもしれねェ……。」

オヤジ : 「ヘッ。そもそもおめぇ、こんな得体の知らねぇ遺産から力貰って本当に満足すんのか?」

結勿 継子 : 「……それは……、」

結勿 継子 : 「……わかったよ。 そもそもコイツがホントの事言ってるかも信用ならねェしな。」

夜風 : 「な、な、なんじゃ嘘つき呼ばわりしよってー!!」

結勿 継子 : 「だってよォ…テメェ、契約内容の話とかしねェし、威厳とかねェしさ…?」

夜風 : 「あー、もうよい!もうよいもうよいもうよい!全くつまらん、つまらん奴らじゃのう!そもそも聞く前から危険扱いしよって!!」

夜風 : 「おぬしらとの契約なんかこっちから願い下げじゃ!あーもったいない、もったいないのう!わしと契約出来たら、おぬしを最強のオーヴァードにしてやれるのになぁ!!」

結勿 継子 : 「……」最強のオーヴァードという響きにぴくっと来るが、オヤジにあんなこと言われた手前、無視する

夜風 : 「……ふんっ、まあ別に良い。その内また別の契約者候補でも現れるじゃろ。気長に待つとするか」

結勿 継子 : 「(アブねェモンなら、滝壺に沈めたりした方がいいンじゃねェか…?)」と思ったけど、いざという時に使いたくなったら困るので、口には出さない

GM : 夜風は完全にふてくされてしまったのか、もう口を利くことは無かった。

GM : オヤジは一度、大きな手であなたの頭をわしゃっと乱暴に撫でる。

結勿 継子 : 「……いきなり、なんだってンだオヤジ!? ったく、こっぱずかしい……」いきなり撫でられて驚くけど、はらいのけはしない

オヤジ : 「なんでもねぇよ」 手を離して

結勿 継子 : 「……おう? 」首を傾げる

オヤジ : 「おう。こいつぁ明日にでもR対策室に回収してもらうぜ。向こうには遺産の扱いに長けたやつらがいるからよ」 あなたから夜風を預かる

結勿 継子 : 「あーるたいさくしつ……ああ、アニキ達が世話ンなってるとこか。 ちぇっ、わーったよ。」折角の覚醒のチャンスを逃すと考えると惜しいなーって思い

オヤジ : 「なぁにちょいと惜しそうにしてやがんだ、てやんでい」 と、オヤジが笑ったところで

GM : 突然、重い地響きがなり響く。それと共に、村人の悲鳴が上がった。

結勿 継子 : 「地震……? きょうはいろいろと立て込んで……って、そういう訳じゃあなさそうだなァ……。」悲鳴を聞いて

オヤジ : 「……あぁ。みてぇだな、こいつぁ……」

GM : 地響きは徐々に大きくなり、こちらへと近づいてくるのが分かる。

GM : そしてやがて、音の主が姿を現した。

GM : それは、“動く岩”だった。

GM : 全身の肌を硬質化させ、その身を岩人形に変えた男。

GM : 山奥の村に住み俗世との関わりを断っているあなたとオヤジは知らないが、この男はヒーローだ。

GM : 動きは鈍いが、頑強な装甲とパワーで戦うベテランヒーロー、“ロックソルジャー”。

GM : EXレネゲイドに感染したアクセサリーがロードジャッカーに変化し、その体を乗っ取られてしまったヒーローだった。

オヤジ : 「なんだなんだ、どでけぇ客人だぜ」

結勿 継子 : 「おいおい、マジかよ……!! 岩が動くなンざ、聞いた事もねェ……!! 」

ロックソルジャー : 「見つけたぞ……そこに妖刀夜風があるなあ?」

結勿 継子 : 「オヤジ……あーる対策室が来たって訳じゃあねェよなコイツぁ……? 」

オヤジ : 「んなわけねぇだろ、このすっとこどっこい」 夜風を腰に差して

ロックソルジャー : 「夜風のレネゲイドをもっと取り込めば、おれはもっと強くなれるって聞いた……!そいつを渡せえ!」

GM : ロックソルジャーが叫びながら、あなた達の方へと向かって来る!

GM : その動きは鈍重だが、五メートル以上ものある巨体がぶつかればノーマルであるあなたは一溜りも無い。

結勿 継子 : 「っ……!! 」避けるために駆ける

オヤジ : 「継子!そのまんま下がってな!」

結勿 継子 : 「オヤジ!? 」

GM : オヤジが腰に差した自身の刀の柄に手を添えながら飛び出す。

GM : 一瞬でロックソルジャーの目の前に迫ったオヤジは、高速で刀を鞘から抜き放った。

GM : ロックソルジャーの装甲はどんな攻撃も弾く程の強固さを誇る。

GM : しかし神速の抜刀術はその装甲の隙間に刃を通し、岩の肌の奥に隠れた男の肉を綺麗に断った。

ロックソルジャー : 「ぐ、ごぁぁああ!!?」

GM : ロックソルジャーが悲鳴を上げて崩れ落ちる。

結勿 継子 : 「ま、マジかよ……!! 」オヤジの実戦を見るのは初めてなので、その光景を瞳に焼き付ける

オヤジ : 「べらぼうめ。口ほどにもねぇ……」

GM : 決着は一瞬でついた。あなたはそう確信する、しかし……

結勿 継子 : 「もう終わったか……当主の座はダテじゃねェんだな……!! 」

ロックソルジャー : 「ぐ、う……ウウウウウウウウ……ッ!!!」

GM : なんとロックソルジャーがすぐに立ち上がった。岩に隠れて見えないが、彼の傷はすでに完治しているようだった。

結勿 継子 : 「……ああ!? なんだってンだ……!? 立ち上がれる傷じゃあなかったハズ……」

ロックソルジャー : 「はぁ、はぁ……!お、おれは死なねえ……!おれは、無敵……無敵なんだぁ!!おれはあの人に選ばれた、最強のオーヴァードなんだからなぁ!!!」

オヤジ : 「……。なんでぇ、ちっとはやるじゃねぇか」

GM : オヤジはその様子に訝しげな眼差しを向けながら再び構えを取る。

GM : そこから、オヤジとロックソルジャーの長い戦いが幕を開けた。

GM : 実力で言えば確実にロックソルジャーよりオヤジの方が上だ。

GM : 高速で動くオヤジにロックソルジャーはまるでついていけず翻弄され、結勿家当主の名に恥じない練り上げられた剣技を次々に見舞われる。

GM : しかしロックソルジャーは倒れる度に即座に復活し、戦闘を続行する。

GM : オーヴァードにはリザレクトという体の修復能力があるが、それも限りがあるものだ。何度立ち上がろうと、いつかは限界を迎えるはず。

GM : しかし、ロックソルジャーの修復能力にはその限界が無いように見えた。

GM : オヤジに何度斬られても、何度でも立ち上がる。その光景はノーマルのあなたから見ても、あまりにも異常だった。

GM : そしていくら実力で勝っていようと、無限に復活する不死身の敵が相手では勝利に辿り着くことは出来ない。

GM : 長い戦闘でオヤジの体力は削られていき、次第にロックソルジャーが優勢に立ち始める。

GM : このまま戦闘が続けば……オヤジでさえもいつかは倒れる時が来る……そんな不安があなたの心を襲う。

ロックソルジャー : 「うおりゃあ!そこだああ!!」

オヤジ : 「チッ……!!」

GM : ロックソルジャーの剛腕がオヤジの脇腹を掠める。

GM : その衝撃で、オヤジの腰に差されていた夜風が弾かれて宙に放り出された。

夜風 : 「なんじゃ全く!乱暴に扱いよって!」

GM : あなたのすぐ傍に落ちた妖刀夜風が不満気に声を漏らす。

結勿 継子 : 「ヤツの再生能力は底なしなのか!? ……このままじゃあ、オヤジは……。」

結勿 継子 : 「……畜生、またあたしは指ィ咥えて見てる事しかできねェのかよ……!! 」

GM : 何も出来ず立ち尽くすしかないあなたの視界に、地面に転がった夜風の姿が映る。

GM : そんな夜風を見て、あなたは彼女の言葉をふと思い出すだろう。

夜風 : ――わしの声が聴こえたということは、おぬしらにはわしを使いこなす素質があるということじゃ――

夜風 : ――わしと契約すれば、おぬしを最強のオーヴァードにしてやれるのになぁ――

結勿 継子 : 「そう、だ、あたしは俯いてる場合じゃあねェ……。 」

結勿 継子 : 「……やらずに後悔するなんざ、真っ平御免さ。」

結勿 継子 : 「……夜風、テメェなら、あのデカブツ……斬れるかィ? 」夜風を手に取って、尋ねる

夜風 : 「お?なんじゃおぬし藪から棒に」

夜風 : 「当り前じゃろ。わしに斬れんものはこの世に無いが?」

結勿 継子 : 「へへっ、そうかィ……。 じゃあ、後はあたし次第って訳だ。」

結勿 継子 : 「……悪ィな、心は決まっちまったンだよ、オヤジ。」

結勿 継子 : 「チカラのねェあたしには、チカラを鍛えるこの山に居場所なンざ最初からなかった。 ……だが、オヤジが居場所を作ってくれたンだ。 」

結勿 継子 : 「見込みもねェのに、ずっと修行に付き合ってくれてよォ……。」

結勿 継子 : 「まだ恩の一つも返しちゃいねェ。 ……そうカンタンにくたばってもらってたまるかってよ。」

結勿 継子 : 「まだあの問いに完全には答える事はできねェが、なんとなくわかったよ。 順序が逆だったンだよな、オヤジ。」

結勿 継子 : 「チカラはあればいいってモンじゃねェ……。 チカラの使い道ありきだってよ……。」

結勿 継子 : 「……夜風、契約だ。 」深呼吸して

夜風 : 「何?」

結勿 継子 : 「契約するって言ってんのサ。 代償の話は要らねェ。」

結勿 継子 : 「代償が重いって話だったが、オヤジ以上に重いモンなんざ存在しねェ……秤にかけりゃ、バカでもわかるってモンさ。」

夜風 : 「ほぉ?さっきは契約せんと言っていたではないかー?随分と都合の良い奴じゃのう。……じゃが」

夜風 : 「おぬしも分かっておるようじゃな。チカラと言うのは誰に貰うかではない、何のために使うかということを」

結勿 継子 : 「……フッ、癪だが仕方あるめェよ。」

オヤジ : 「おい待て継子ぉ!……ぐっ!?」

GM : 契約と聞いたオヤジがあなたの方を振り返った一瞬の隙をつき、ロックソルジャーの巨大な右手がオヤジの体を捉える。

オヤジ : 「ぐ、う、ぅぅぅっ……!!」

GM : ロックソルジャーが右手に力を入れてオヤジを握り締める。肉がひしゃげ、骨にひびが入る音がここからでも聴こえてくる。

GM : もはやオヤジにはこの手から逃れる体力は残っていない。潰されるのは時間の問題だった。

結勿 継子 : 「……オヤジ、まだあたしは叱られ足りねェみたいなんだ。 」

ロックソルジャー : 「やーっと捕まえたぞ!このまま握りつぶしてやる!!」

オヤジ : 「……っ!継子……っ!」

夜風 : 「さて、どうやら時間はないようじゃのう」

結勿 継子 : 「ああ。」

夜風 : 「代償の話は要らないという言葉、確かに聞いたぞ。おぬしの覚悟はようわかった」

夜風 : 「……おぬし!名はなんという!」

結勿 継子 : 「姓は結勿! 名は継子!! 目指すは天下無双の大剣豪!!」

夜風 : 「気に入った!結勿継子!おぬしを我が契約者と認める!!」

夜風 : 「わしを鞘から解き放て!おぬしに力をくれてやる!!!」

結勿 継子 : 「おうよ!! いざ……!! 」

結勿 継子 : 生まれて初めて手にした刀の――憧れの重さに呑み込まれる事なく、妖刀を引き抜く。

GM : あなたが夜風を鞘から抜き放つと、そこから現れたのは、柄や鞘と同色の――いや、それよりも深い黒。

GM : まるで夜の闇のように黒い刃。そこから、強い風が吹き出し始める。

GM : しっかりと踏ん張って立って刀の柄を掴み続けなければ、あなたの体は夜風から離れ、そのまま吹き飛ばされてしまうだろう。

結勿 継子 : 「……ッ! これが、遺産……!! だが……!! 」今までオヤジと積んできた稽古の事を思い出し、深く柄を握りしめる

ロックソルジャー : 「しぶとい爺が!早く握れ……ぶあ!?」

GM : ロックソルジャーが暴風に当てられ横転する。

GM : 倒れた衝撃でロックソルジャーの手からオヤジが零れ落ちた。

オヤジ : 「……継子……」

GM : オヤジは何かを言いたげな目であなたの姿を見詰めていたが、やがて気を失った。

GM : そうしてあなた以外の全てを吹き飛ばす風が巻き起こる中、突如あなたの全身に今まで経験したことが無い程の激痛が走る。

GM : それは契約で繋がった夜風から遺産の力が流れ込む感覚。オーヴァードが覚醒時に経験する原初の苦痛。

GM : レネゲイドに適合しないノーマルだったあなたの体が、妖刀を振るうための剣士の体へと作り替えられていく痛みだった。

結勿 継子 : 「ぁ、ぐッ……!! なんの、これ、しき……!! 」激痛を耐えるために敢えて笑う

GM : ここで登場侵食代わりに1d10分の侵食率の上昇をお願いします!

結勿 継子 : 1d10+36 DoubleCross : (1D10+36) > 10[10]+36 > 46

system : [ 結勿 継子 ] 侵蝕率 : 36 → 46

GM : ……やがて、刀から溢れ出していた風が止んだ。

GM : あなたが全身を襲う苦痛に耐えきった時。

GM : あなたの目の前に、一人の少女が立っていた。

GM : 妖刀夜風と同じ色の髪。胸元や腰回りが露出している奇妙な意匠の黒い和服。

GM : 全身を黒で包み込みながら、鋭い目つきが宿す瞳だけが赤かった。

GM : しかしその姿は幽霊のようにうっすらと透けており向こうの景色が見えている。

GM : 妖刀夜風と契約し、彼女と心の奥底で繋がっているあなたには理解出来る。

GM : 目の前にいるこの少女の幻こそが、妖刀夜風が内包する意識の姿であると。

結勿 継子 : 「は、ぁ、ぐ……あたしたちに喋りかけてやがったのは、テメェだったのか……」息も絶え絶えに

夜風 : 「あぁ、そうじゃ。どうじゃ、美人じゃろう?」

結勿 継子 : 「はっ、別嬪さんはジブンの事を別嬪さんなんざ言わねェよ……!! 」

夜風 : 「なんじゃおぬし、契約者のくせに世辞の一つも言えんのか!……全く」 と、ため息をついてから

夜風 : 「――ともあれ契約はここに完了した。さあ、おぬしが思うがままに我が力を振るうが良い!」

GM : 夜風はふわっと宙に浮かんであなたの傍らに立ち、ニヤリと笑ってそう言った。

結勿 継子 : 「世辞を言わなきゃならねェのが代償なら、よろこんで言わせてもらうンだがナ」

結勿 継子 : 「……さて、」

結勿 継子 : 「岩のテメェ、いま引くってンなら許してやっても構わねェよ」横たわっているロックソルジャーに声をかける

ロックソルジャー : 「あぁ?ふざけんな……おれは夜風のレネゲイドを奪いに来たんだ!退くわけねえだろぉ!」

GM : ロックソルジャーは立ち上がり、地響きを鳴らしながらあなたの方へと向かって来る!

結勿 継子 : 「そうかィ」

結勿 継子 : 「……夜風はあたしにぞっこんなんだ。 奪わせる訳にもいかねェなァ!! 」

夜風 : 「は?逆じゃろ、逆!!」

結勿 継子 : 「じゃあ、アイツのモンになるかィ? 」

夜風 : 「いらんわあんなでかいの!」

結勿 継子 : 「ンじゃあ、ぞっこんって事にしておいてくれよっと……」

結勿 継子 : 「……岩のバケモン、もう後悔しても遅いからナ」

結勿 継子 : 向かってくるロックソルジャーに対して、腰に差しなおした夜風の柄に手を添えながら、真正面に飛び出す。

結勿 継子 : 「(体が軽い……。 これがオーヴァード。 夜風からもらったチカラ……。)」

結勿 継子 : 大小ふたつの影が交錯する瞬間、継子は高速で刀を鞘から抜き放った。

結勿 継子 : 夜闇に融ける漆黒の刀身に、月明かりの淡い光が揺れる。

結勿 継子 : 交錯の果てにあったのは、深い夜のような静けさ。 敗北者の悲鳴も、刃を振るう音も、耳に届く事はありえない。

結勿 継子 : あろうことか"妖刀夜風"は、敵諸共に「音」まで切り伏せてみせたのだから。

結勿 継子 : 故に、終わった後に聴こえるのは「仕事は終えた」とでも言いたげな刀の鍔鳴りのみ。

結勿 継子 : ロックソルジャーは、無敵の装甲ごと一閃で両断された。

GM : 両断されたロックソルジャーの体が静かに倒れる。

GM : その体の内側から、黒い光が溢れ出した。その光は妖刀夜風の中へと吸い込まれていく。

GM : その光が何なのか、今のあなたには理解出来ない。

GM : しかし、黒い光を失ったロックソルジャーはもう二度と立ち上がることは無かった。

GM : あれほど何度もオヤジを苦しめた修復能力は機能していない。

夜風 : 「ほー、初めて使ったにしては上出来じゃのう。流石わしの力じゃ」

結勿 継子 : 「おいおい、自惚れが過ぎねェかィ? 言った通りに切れた事に対して感謝の意でも述べてやろうかってのに、そんな気失せちまったヨ」

夜風 : 「なーに言っとるんじゃ。自惚れでもないわ。あの程度の石ころ斬れて当然じゃろ」

結勿 継子 : 「イシコロねェ……」

結勿 継子 : 「……覚醒という目標は果たせたンだし、滝壺に捨ててやろうかナ……」

夜風 : 「やめんか!そんなことするのかおぬし!そもそもまだ代償も払っておらんじゃろう!!」

結勿 継子 : 「代償……? そういや、聞いてなかったな」

夜風 : 「話は要らんと言うとったからのう。……さて、それじゃあ代償を払って貰うとするか」

結勿 継子 : 「……」

GM : と、そこで

GM : あなたは自分の体を指一本動かせないことに気付く。

結勿 継子 : 「(……な、に……!?)」

夜風 : 「妖刀夜風の代償」

夜風 : 「それはこのわし、夜風にその身も心も運命も、己が全てを委ねること」

GM : 夜風が手を伸ばす。その手はあなたの胸の中へと沈み込み、夜風の意識体……いや、魂があなたの体の中へと吸い込まれていく。

GM : あなたは自分の体が夜風の魂に侵食されていくのを理解しながらも抵抗出来ない。

結勿 継子 : 「(ンな、バカな話が……!! )」

GM : その思考を最後に、あなたは眠るようにして意識を手放す。

夜風 : 「…………」

夜風 : 「……ふっ、ふふ。ふふふふ……」

夜風 : 「ふはははははは!!ついに手に入れたぞ、人間の体を!!」

GM : 継結勿子の体を乗っ取った夜風が哄笑する。

夜風 : 「これでわしは自由……自由じゃ!!」

夜風 : 「ギャアーハッハッハッハッハ!!!」

GM : あなたは自分の口から聴こえるそのおぞましい笑い声を聞きながら、深い眠りへと落ちて行った……。

GM : シーンエンド。

GM : はい、そういうわけで

GM : 妖刀夜風の代償は体を乗っ取られる、でした。

GM : これから先PLは継子ちゃんを操作出来なくなります。

結勿 継子 : まさかの代償過ぎる…!! 和装だし、そういうキャラと言われても初対面の人にはわかんない…!!

GM : うふふ…酷いね…

GM : それと、夜風との契約状態が続く限り、夜風のロイスをタイタスに変更することも昇華することも出来ません。

GM : さらに固定ロイス欄から夜風のロイスを外すことも出来なくなります。

GM : 夜風のロイスで変えれるのは感情表と表裏だけ、あとはSロイスの指定くらいってことになります。

結勿 継子 : ち゛ぇ゛あ゛あ゛…!! Sロイスなんて誰が取るかってンだよ!!(操作権を失った継子)

GM : その通りよてやんでい!!

GM : 代償についてはそんなとこですの!

結勿 継子 : 把握! メモしておきますの!!

GM :  

ミドルフェイズ
シーン5 招集

GM : ここからミドルフェイズになります、PC2~4まで登場侵食どうぞ!

ハル : 1d10+42 そいやっ! DoubleCross : (1D10+42) > 10[10]+42 > 52

火山 竜太郎 : 1d10+38 DoubleCross : (1D10+38) > 7[7]+38 > 45

柏木 空 : 1d10+41 DoubleCross : (1D10+41) > 6[6]+41 > 47

GM : 前回のシーンが終わった直後、あなた達はそれぞれUGNから仕事の依頼を受ける。

GM : 今回の依頼はロードジャッカーに関係すると言われている遺産・妖刀夜風の回収だ。

GM : 難易度の高い任務になると予想されたため、複数のヒーローで対策チームを結成するらしい。

GM : 詳しい内容はチームに参加するメンバーを集めて支部で行なわれるようで、あなた達はそれぞれ今回依頼してきた東京のUGN支部へと向かった……。

GM : そういうわけで、PC2~4の合流シーンになります。

GM : 各々支部に到着したあなた達は応接室に通されます。

GM : で、全員集まってからここの支部長が来て説明するから少し待っててねって言われた感じなので、ここで自己紹介や顔合わせRPをお願いします。

GM : もういいよってなったら支部長が来て話を進めていきます。

GM : では雑談の方で決めた順番でRPお願いしますの!

火山 竜太郎 : いの一番に支部に現れた、いかにも暑苦しい男が一心不乱で机に向かってペンを走らせ続けている

火山 竜太郎 : 描いているのは、あの日東京の夜空に移った一面の花吹雪と女性の光景だ

火山 竜太郎 : 「百花……あの女め……くそっ!!」 出来に納得がいかなかったのか原稿を放りまた新しい紙に描き始める

火山 竜太郎 : 「(ダメだ……! 勝てるイメージが浮かばねえ……一発逆転の勝利のイメージが……!)」 ぶつぶつ何事がまくしたてるようにしており、様子を見に通った職員も一歩引いている

柏木 空 : そんな事はつゆ知らず、部屋をコンコンとノックする

柏木 空 : 「……すみません…入っても…?」

火山 竜太郎 : 「ハッ……どうぞ!」 慌てて足元に散らかった原稿を片付けつつ返事をする

柏木 空 : 「はい……えっと、失礼します……」

柏木 空 : おずおずと部屋に入ってくる。が、原稿が散らかっているのを見て慌てて駆け寄ってくる。

柏木 空 : 「お、お手伝いします……!」そう言ってぽいぽいと捨てられてる原稿を拾い集める

火山 竜太郎 : 「ああ、いやすまない。ついいつもの癖でな……と、君は……!」

柏木 空 : 「いえ……ええと、あなたは"五感の魔術師"さんですね。初めまして、"レヴォントゥレット"です」

柏木 空 : そう言って頭を下げる

火山 竜太郎 : 「おお、君が今回共に戦ってくれるヒーローの……!」

柏木 空 : 「はい。……ろくに戦えない半端者ですが、その……頑張ります……」言葉とは裏腹に浮かない表情

火山 竜太郎 : 「いや、頼もしいよ。俺も普段はしがない漫画家をやってるんだが、東京がピンチと聞いていてもたってもいられなくてな。共に戦おう、"レヴォントゥレット"」

柏木 空 : 「漫画家…ええ、聞き及んでます。……はい、お供させていただきます……」

ハル : 2人が話しているとガチャリ、とノックもせずにドアが開けられる

火山 竜太郎 : 「おお!? 今度は誰だ?」

ハル : 「…ここか?」
スーツに袖を通さず上から羽織り、手をポケットに突っ込んで中の様子を伺っている

ハル : 「………"ブルーローズ"だ、妖刀夜風の回収チームはここか?」

柏木 空 : 「はい、その通りです…初めまして。"レヴォントゥレット"です……お世話になります」頭を下げる

火山 竜太郎 : 「……ああ、間違いないぜ。俺が"五感の魔術師"、火山竜太郎だ」

ハル : 「ああ、適当によろしく頼む。んで…集まったのはこの3人だけか?」扉を雑に閉める

柏木 空 : 「っ…おそらくは」扉の音に少し肩をすくめて

火山 竜太郎 : 「"ブルーローズ"、お噂はかねがね聞いてるぜ。あんたと共闘できるなんて光栄だ」

ハル : 「ん、どんな噂を聞いたかは知らんが荒事になったら任せておけ。」腰掛けを前にして適当な椅子に座る

火山 竜太郎 : 「(なかなかに豪快な人だ……最近は女性のヒーローというのも多様化してきているな……)」二人を見比べつつ

ハル : 「んで…"レヴァントゥレット"、何故そんなに縮こまっている、体調でも悪いのか」頬杖をついて目を向ける

柏木 空 : 「あ……い、いえ、その……多分別件なのですが、その……」

柏木 空 : 「……知り合いの尊敬しているヒーローが、行方不明になっていて……その事が気がかりで……あぅ……」そう言って申し訳なさそうに目を伏せる

柏木 空 : 「……ごめんなさい、気を悪くされましたよね」

火山 竜太郎 : 「憧れのヒーローが……! それは……」

火山 竜太郎 : 行方不明のヒーロー……脳裏をよぎるのは“トップスピード”のことだ

ハル : 「……なぜその話を聞いて私が気分を悪くすると思うんだ。」溜息一つ

火山 竜太郎 : 「……それは、心配だな。だが、そうやすやすとやられる人じゃないんだろう?」

柏木 空 : 「……いえ、その……私事を持ち込んでしまって……」

ハル : 「尊敬に値するヒーローならそう易々とはくたばってたりはしないだろう、どんなヒーローかは知らんがな」ハルちゃんなりの励ましらしい

柏木 空 : 「ブルーローズさん……はい、あの方が……レナ・エーデルシュタインが、まさか負けただなんて思っていません。でも……行方不明になってしまったのは事実です……」

柏木 空 : 「……本当は、彼女を探しに行きたかったのに今回呼ばれてしまって……」

火山 竜太郎 : 「エーデルシュタイン……彼女が!?」 写真集を資料に買っていたのでめちゃめちゃ知ってる

ハル : 「レナ・エーデルシュタイン…? ………」
あまり他のヒーローに関心がないけど聞いたことぐらいはあるので記憶から引っ張り出してる

柏木 空 : 「ええ、本名で活動している珍しいヒーローの彼女です……宝石のように美しいあのヒーローです。……ご存知ですか?」

ハル : 「…ああ、アイツか。余程の実力者…と聞いてはいるが、ふーん……」

火山 竜太郎 : 「もちろん、俺も仕事柄よくお世話になってる人だ……!」(作画資料で)

柏木 空 : 「仕事柄……?……はい、とにかく彼女です」

ハル : 「いつ行方不明になったかはわからんが、時期的にも今回の事件と関わりがある……かもな、ただの推測だが」

柏木 空 : 「……そう、かもしれません。実際はわかりませんが……」

火山 竜太郎 : 「……あのスターが急に失踪、誰も居場所を掴めないか……」

火山 竜太郎 : 「(気になる話だな……俺の漫画家としての勘がざわついてるぜ)」

ハル : 「ま、無事であることを祈っておけ。いまお前にできるのはそれくらいだろう」
訳:ポジティブに考えようぜ

柏木 空 : 「……その通りですね」解釈:お前が今何やっても無駄なんだからせめて任務に集中しろ

柏木 空 : しゅんと俯く

火山 竜太郎 : 「……そう肩を落とすことないさ」

ハル : 「………」
何故か萎れさせちゃったけど言い方が悪いと気づいてない

火山 竜太郎 : 「エーデルシュタインをはじめ、数々のヒーローが色々な事情でまともに動けない今、東京を守れる人間は限られてる」

火山 竜太郎 : 「彼女が戻ってきたとき、この街に平和が戻っているよう、俺たちがこの仕事をやり遂げよう」

柏木 空 : 「ぁ……は、はい!そうですね……!」その言葉にハッとし、こくこくと頷く

ハル : 「鼓舞というヤツか、まあそうする様に務めるとしよう…」

火山 竜太郎 : 「(……今はまだ話すべきじゃないだろう。余計に彼女の心を乱すだけだ)」

ハル : 「…で、私達はこれからどうすればいいんだ?このまま待ちぼうけだと眠くなってくるぞ」
薄目で頬杖ハルちゃん

柏木 空 : 「ええと、そろそろ集合時間のはずなので…」

ハル : 「そうか、もう少し遅く来てもよかったな」

GM : ではその辺りで、扉がノックされた後、一人の少女が部屋へと入って来る。

GM : どこかの高校の制服を着用し、長い金髪を白い髪留めでツーサイドアップにした少女だった。

GM : 快活そうな雰囲気の彼女はあなた達に笑顔を見せて元気良く自己紹介する。

東雲明日羽 : 「初めまして、ヒーロー!わたしはこの支部の支部長の東雲明日羽よ。よろしくね!」

柏木 空 : 「ぁ……!は、はじめまして!"レヴォントゥレット"です、よろしくお願いします!」頭を下げる

ハル : 「"ブルーローズ"だ」

火山 竜太郎 : 「おお、支部長っていうからどんな人が来るかと思えば……”五感の魔術師”だ。よろしく頼むよ」

東雲明日羽 : 「レヴォントゥレットちゃんに、ブルーローズちゃんに、五感の魔術師くんね!みんなの活躍はいつも聞いてるわ」

火山 竜太郎 : 「(……絵になるねぇ、今回の案件は)」女の子いっぱい

東雲明日羽 : 「あなた達が力を合わせれば、きっと今回の事件も乗り越えられると信じているわ。一緒に頑張りましょう!」

柏木 空 : 「はい……未熟者ですが、頑張ります……!」

火山 竜太郎 : 「苦境ほど燃えるってもんさ……! 任せときな!」 根拠のない自信

ハル : 「荒事なら任せ……さっきも言ったな、まあ適当に頼む」

東雲明日羽 : 「うんうん!じゃあ、早速今回の依頼内容の説明……って、あら?まだ一人来てないわね?」

柏木 空 : 「……?まだ一人いるんですか……?」

火山 竜太郎 : 「お、これで全員じゃないのか?」

GM : と、そこで

GM : ドタドタと騒がしい足音が聴こえてきて、それは部屋の前で止まる。

GM : そして、バーン!と豪快に扉が開けられた。

ハンマーゼット : 「ゼーット!いやー、悪い悪い!ちょっと遅くなっちまった!ハンマーゼット、ここに参上だ!」

ハル : 「……またお前か」

柏木 空 : 「…その特徴的なフォルムは"ハンマーゼット"さんですね。初めまして」頭を下げる

ハンマーゼット : 「おっ、ブルーローズ!またってなんだよ、またって!」

火山 竜太郎 : 「おお!?」 ビックリして思わず周囲に『バーン!』という文字が固体化したものをバラまく

ハンマーゼット : 「何……!?あんたおれのこと知ってんのか!?いやー嬉しいぜ、初めましてだ!!」

柏木 空 : 「はい、ヒーローの名前は一度すべて記憶させていただいてます。"レヴォントゥレット"です、よろしくお願いします…」

ハル : 「騒がしさには事欠かなさそうだな、まったく……おい、なんだこれは…」バの一部分を持ち上げて

ハンマーゼット : 「ゼット!!ブルーローズといいあんたといい、なんってありがてぇヒーローなんだ!!大体誰お前ってされるからよぉ!!」

柏木 空 : 「……恐縮です…」あまり詳しい事は知らないけど、と申し訳なさそうに目を逸らす

火山 竜太郎 : 「急に密度が上がったな……おっと失礼」『ン』の文字を回収して砂に戻す

火山 竜太郎 : 「俺は”五感の魔術師”。よろしく頼むぜ、”ハンマーゼット”!」

ハンマーゼット : 「おう!よろしくなぁ!!」

ハル : 「しかし、ブラックアウトのヒーローまで召集とは……情報提供者から格上げというヤツか」

東雲明日羽 : 「今回の任務にはゼットくんの力が必要だと思ったのよ。でもゼットくん、遅いわよー?」

ハンマーゼット : 「いやー、わりぃわりぃ!ちょっと色々忙しくってなあ!」

火山 竜太郎 : 「なんかセリフにビックリマークが常時二つくらいついてそうで勢いがいいな。頼りにさせて貰うぜ!」

東雲明日羽 : 「それじゃ、みんな揃って自己紹介も済んだところで……改めて説明に移ってもいいかしら?」

柏木 空 : 「はい」頷く

火山 竜太郎 : 「頼んだ!」

ハル : 「ああ」椅子に普通に座って足を組む

ハンマーゼット : 「おうよ!」

東雲明日羽 : 「まず、みんなこの映像を確認してもらえるかしら?うちのエージェントが過去の出来事を読み取って再現したものなんだけど……」

GM : 明日羽はリモコンを操作し、部屋に設置された巨大モニターに映像を流す。

GM : その映像は前のシーンでの戦闘の様子だった。継子が夜風と契約し、ロックソルジャーを倒す場面が映っている。

GM : そしてその直後、継子が夜風に体を乗っ取られている。映像越しでも明らかに人が変わったのが分かるだろう。

柏木 空 : 「あれは"ロックソルジャー"……でも様子が…、ッ……!?」乗っ取られる様子を見て目を見開く

ハンマーゼット : 「おれよりでけえ!!」

ハル : 「凄まじいな、あの岩男があっという間に真っ二つとは」

火山 竜太郎 : 「……」火山が映像に見入っていると、徐々に部屋が暗くなって音声もなぜか3D音源になる演出が入りだす

柏木 空 : 「え……えっ、えっ……!?」突然部屋が暗くなり、立体音響になった事で何が何だかわからずきょろきょろしてしまう

ハル : 「そしてこの女が夜風の……おい、なんだこれは」火山さんの方を向いて

東雲明日羽 : 「なんだか映画館?みたいね?」

火山 竜太郎 : みんながざわめき出すと同時にロックソルジャーの破片が画面から飛んでくる!(もちろん立体映像)

柏木 空 : 「ひゃぁ……!?」頭を抱えてしまうが、飛んでこない事に気づいて不思議そうにしている

ハンマーゼット : 「うおおおおおお!!!なんだぁこりゃあ!?」 目の前を手で隠す

火山 竜太郎 : 「おっと、すまんすまん! つい見入ってしまってな」

火山 竜太郎 : ふっと部屋が明るくなって映像も音声も普通のプロジェクターに戻る

柏木 空 : 「……今のは、五感の魔術師さんの……?」

ハル : 「…………」少しびくっとしてたけど腕組んでまたムスっとした顔になってる

火山 竜太郎 : 「ああ、ちょっと創作意欲が刺激されると勝手に出ることがあってな……難儀な能力で迷惑かけるぜ。その分戦闘では活躍するから許してくんな!」

ハンマーゼット : 「全く許せるぜ!!面白かったしな!!」

柏木 空 : 「いえ、そう言う事なら大丈夫です……すごく、強力な能力かと」

ハル : 「…次やるなら事前に言うか、音響までにしておいてくれ」ふんっ、と鼻を鳴らして

火山 竜太郎 : 「すまんすまん、うるさい以外に実害はないから環境音みたいなもんだと思ってくれ」

東雲明日羽 : 「ふふっ、いいのよ!それじゃあ臨場感たっぷりで十分に分かったと思うけれど、詳しく解説するわね」

東雲明日羽 : 「彼女はノーマルの結勿継子ちゃん。この子が妖刀夜風と契約してオーヴァードに覚醒し、遺産の継承者となったわ」

東雲明日羽 : 「この映像の通り、ロードジャッカーを倒すことは出来たのだけど……彼女は夜風に体を乗っ取られちゃったの」

東雲明日羽 : 「今回のあなた達ヒーローへの依頼は、この夜風に乗っ取られた継子ちゃんの確保よ」

柏木 空 : 「……あんな強い力を持っている対象を、ですか……」緊張し、背筋を伸ばす

ハル : 「あくまで確保、か…ふん……」

火山 竜太郎 : 「遺産に操られたオーヴァード……か。なかなか困難な任務だ」

火山 竜太郎 : 「上等だ。ヒーローに不可能はねえ」

ハンマーゼット : 「おうよ!それでこそヒーローってもんだぜ!」

ハル : 「……熱血漢共め、まあいい。私もあの女の強さには興味がある…」

ハル : 「(しかし、どう確保したものか…手加減が効く相手でもなさそうだな…)」

柏木 空 : 「……」私は怖いけどなぁ、とヒーローたちを不安そうに見ている

火山 竜太郎 : 「……”レヴォントゥレット”、不安なのか?」

柏木 空 : 「それは……はい、不安はあります。彼女が倒した"ロックソルジャー"は、決して弱いヒーローでは無かったはずです」

柏木 空 : 「…でも、弱い私だけじゃなくて、皆さんもいてくれるから……きっと、頑張れます」袖の中でぎゅっと手を握る

火山 竜太郎 : 「……ああ、ひとりじゃない。俺たちがついてる」

火山 竜太郎 : 「それにな……今は何もわからなくて不安かもしれないが」

火山 竜太郎 : 「やれば色々なことがわかる。やらなきゃ何もわからん。何事もな!」

ハンマーゼット : 「良いこと言うぜ!!」

ハル : 「その男に同意だ、難しいことはあとから考えればいい…と私は思う。」

柏木 空 : 「皆さん……そう、ですよね。私、精一杯頑張ります……!」安心しきったわけではないが、さっきよりも自信のある声色で

火山 竜太郎 : 「おう!」

ハル : 「ああ、また怖気づいたら尻を蹴り飛ばして元気づけてやる」
母親にされてたので

柏木 空 : 「お、お尻を……!?……気を付けます!!」またちょっと怯える

ハル : 「ん、気張れよ」

柏木 空 : 「はぅ……は、はい……」

GM : 明日羽はそんなみんなの様子をにこにこと見守ってから説明を続ける

東雲明日羽 : 「それで、夜風の居場所だけど……。彼女は超高速で山を下りてこの東京の町まで来ているわ」

東雲明日羽 : 「襲い掛かって来た何人かのヴィランを返り討ちにして目立ってたから、今も居場所は分かっているの」

東雲明日羽 : 「夜風は今、東京の町で遊びまわっているわ。今はこの繁華街にいるようね」

GM : 明日羽は再びリモコンを操作し、モニターの画面を切り替えて地図を表示する。地図には夜風が現在いる地点が赤く示されていた。

火山 竜太郎 : 「隠れる気もないってことか」

ハル : 「わかりやすいヤツだな」

東雲明日羽 : 「こちらとしては助かるわね!」

火山 竜太郎 : 「だな、分かりやすくていい」

東雲明日羽 : 「今のところは襲われない限りは大人しくしているみたい。でもいつ他のロードジャッカーと同じように暴れ出すか分からないわ」

東雲明日羽 : 「夜風を拘束して、この支部まで連行してもらえるかしら?」

柏木 空 : 「……わかりました。頑張ります」

火山 竜太郎 : 「オーケイ、任せときな」

東雲明日羽 : 「えぇ、頑張って!あなた達ならきっとできる!」

ハル : 「じゃ、早速動くか…私は先に出てるからな」席を立ちあがって

ハンマーゼット : 「おう!……って待て待て、チームなんだから一緒に行動だろ!!」 慌てて立ち上がる

火山 竜太郎 : 「ははは、マイペースな奴だな。俺たちも行こうか、”レヴォントゥレット”」

柏木 空 : 「はい……」おどおど一番後ろをついて行く

ハル : 「なら着いてこい、ここでたむろっていても仕方ないだろう」

ハル : 親指でくいくいとドアの方を指して

ハル : 「あと腹が減ったから行きがけになんか買っていく」

ハンマーゼット : 「晩飯食ったんじゃねえのか!?しゃーねえなあ!!」 ついていく

火山 竜太郎 : 「胃袋のほうも豪快だな……!」

柏木 空 : 「……」仲良さそうだな、と少し離れたところで見ている

火山 竜太郎 : 「……」空ちゃんの様子を見て少し考える

火山 竜太郎 : 繊細な彼女は乗り越えられるだろうか。これから待ち受けるかもしれない出来事を。

火山 竜太郎 : いま、漫画家、火山竜太郎の頭の中には、確かに一枚の絵があった。

火山 竜太郎 : 自分がこの物語の作者なら、絶対にこういう絵図を描くだろうという構図が。本当なら、その可能性について議論すべきなのかもしれないが――。

火山 竜太郎 : 「(でもそれは『今』じゃねえ)」

火山 竜太郎 : 持ち主の身体を乗っ取る遺産、消えたヒーロー、そして、自身の前に現れた、ヒーローを操る能力者、百花。

火山 竜太郎 : この三つが、偶然、同時に起きているとは、到底思えなかった。

GM : ではシーンエンド!

GM :  

シーン6 新たなるヒーロー

GM : 登場はPC全員、登場侵食をお願いします!継子ちゃんも振ってどうぞ!

結勿 継子 : 1d10+46 DoubleCross : (1D10+46) > 7[7]+46 > 53

火山 竜太郎 : 1d10+45 DoubleCross : (1D10+45) > 7[7]+45 > 52

ハル : 1d10+52 DoubleCross : (1D10+52) > 8[8]+52 > 60

柏木 空 : 1d10+47 DoubleCross : (1D10+47) > 7[7]+47 > 54

GM : 夜、都内のとあるレストランにて。

夜風 : 「美味い!美味い!これも美味い!なんじゃこの肉に揚げ物!野菜!魚!名前はよう分からんがどれも美味しすぎるぞ!」

夜風 : 「しかもこの豊富な種類と数!全く素晴らしいぞ!最高じゃ!次はこれを頼む!」

GM : 継子の体を乗っ取った夜風は、テーブルに広げられた様々な料理を頬張りながら歓喜の声をあげる。

GM : 彼女はほぼ全ての料理を注文し残すことなく完食して、周りの客や店員の注目を一身に集めていた。

夜風 : 「ふぅ、満腹じゃ。これほど食べたのは一体何百年ぶりじゃろうな」

夜風 : 「大変美味であったぞ!えーと代金……あぁ、これがあったのう!釣りは取って置け!また来るからのう!」

夜風 : 「ふははははははははは!!」

GM : 夜風は道中に返り討ちにしたヴィランから奪った財布から万札を何枚も取り出し、店員に握らせて店から出ていく。

GM : レストランは夜風の食欲のままに余すことなく蹂躙されたが、本来の代金以上の額を勝手に支払われ、嵐のように去っていった彼女に何も言うことは出来なかった。

夜風 : 「さーて、次はどこに行こうかのう……。遊園地とやらはもうこの時間は閉まっているようじゃし……」

夜風 : 「適当に歩きながら面白そうな店でも探してみるかのう。食後の運動じゃな」

GM : 夜風は一人呟きながら、東京の繁華街をぶらぶらと歩いていく。……といったところで。

ハンマーゼット : 「いたぞお前ら!あれが夜風だ!」

GM : ハンマーゼットが継子の姿を指差す。

GM : ヒーローの皆は少し離れた場所から腰に妖刀夜風を差した継子を確認出来ます。

柏木 空 : 「……なんだか楽しそう、ですね」

ハル : 「…………」ハンバーガーをもぐもぐしながら視認

火山 竜太郎 : 「(ヒーローでもないのに中々ユニークな恰好してるな。見つけやすくて助かるが)」

ハンマーゼット : 「だが人様を乗っ取って楽しんでるんだぜ。放ってはおけねえな!」

柏木 空 : 「それはその通りです……えっと、どうしますか……?」

ハル : 「……期を見て奇襲をしかける、という手もあるが……他に案は?」他の包み紙を開けてまた食べ始めてる

火山 竜太郎 : 「向こうがああなら正面切って堂々と行けばいいんじゃないか?」勢い重視

ハンマーゼット : 「気が合うな!ヒーローなら堂々と正面からぶつかって逮捕!!これしかねえぜ!!」

柏木 空 : 「わ、私は皆さんにお供します……」

ハル : 「ひょえもあいあな(それもありだな)」もぐもぐ

ハンマーゼット : 「ゼット!よっしゃ、じゃあ行こうぜ!!」

ハル : 「(ゴクン)おう、斬り込みは任せたぞ」

火山 竜太郎 : 「策を巡らすのも重要だが……まずは一度ぶつかってみる必要があるだろう。俺たちが前線を張る、レヴォントゥレットは援護、頼めるか?」

柏木 空 : 「はい、わかりました。全力でサポートさせていただきます」頷く

ハル : 「作戦会議は終わりか?よし…じゃあ開戦といくか」肩をぐるぐると回す

火山 竜太郎 : 「ああ!」ザッと砂埃を過剰なまでに巻きながら走り出す

GM : ではあなた達が夜風へと接近すると

夜風 : 「……ん?」

GM : 夜風はすぐに気配に気づき、あなた達の方を見据える。

GM : その立ち姿は適当なようでいて全く隙が無く、戦闘に入る前からあなた達は彼女から不味い雰囲気を感じ取れる。

夜風 : 「なんじゃ、おぬしら」

火山 竜太郎 : 「(なるほど……これだけ追撃を振り払って来た実力は伊達じゃないってことか……!)」

柏木 空 : 「……」何も言えず、三人の出方を伺っている

ハル : 「っ…お前が妖刀夜風…そして結勿継子、で間違いないな?」

夜風 : 「だとしたらなんじゃ?」

ハル : 「お前を確保しにきた、と言ったらどうする。大人しく捕まってくれるのか?」

火山 竜太郎 : 「速やかに投降してくれれば、手荒な真似はせずに済むんだが……」

ハンマーゼット : 「おうよ、おれ達はヒーロー!!無駄に争わずに済むならそれに越したことはねえな!!」

ハル : 「(私は無駄に動きたくないだけだが)」

柏木 空 : 「あ、あの……私も、戦わないなら嬉しいです……あ、私の意見は聞いてないですよね……」すごすごと後ろに

夜風 : 「……ほう。まーたこの手の輩かと思ったら、今度はヴィランでは無くヒーローか」

夜風 : 「化け物ごときが英雄面とは面白い世の中になったもんじゃのう。良い時代に復活出来たものじゃ」

ハル : 「そういう時代なんだ、慣れた方がいいぞ。」皮肉が通じない

夜風 : 「うむ、慣れついでに一つ斬っておくとするかのう?食後の運動にもなりそうじゃしな」

火山 竜太郎 : 「……無事に確保できたら、後で石森章太郎先生の作品でも読ませてやろうか」

柏木 空 : 「き、斬る……って、何をですか……?」

夜風 : 「何をとぼけておる。おぬしらの売って来た喧嘩じゃろう?」 ニヤリと笑って

柏木 空 : 「け、け、喧嘩なんて売ってないです!……売ってない、ですよね……?」

火山 竜太郎 : 「”レヴォントゥレット”! 狼狽えなくていい」

ハル : 「穏便にしようとしたつもりなんだがな、まったく……」

ハル : 「んじゃ…不本意だが斬り合い、だな…」柄に手をかけて

火山 竜太郎 : 「自分が正しいと思うことをやっているなら、堂々としていればいいさ。エーデルシュタインもそんなヒーローだっただろう?」

柏木 空 : 「……はい、彼女もそうだと思います……」

柏木 空 : 「……わかりました。そうですよね、当初もその予定だったのですから」

柏木 空 : 「(……彼女をこの目で見て、あのビデオみたいな怖い子じゃないんじゃないかって思ってたけど……うん、ちゃんと向き合わなきゃ)」頬をぽふんと叩く

ハル : 「…どうやら尻を蹴っ飛ばす必要もなさそうだな。」横目で空ちゃんを見てたけど再び夜風に目を向ける

火山 竜太郎 : 「自分でできる範囲でいい、やれることを精いっぱい、君はきっとそういうことは得意なはずだ。だから、いつも通りやればいい」

柏木 空 : 「お尻は勘弁してください……はい!頑張ります!」

火山 竜太郎 : その様子を確認して、Gペンを両手で握り、いつでも反応できる臨戦態勢に入る!

ハル : 「されないように気張れよ」ハルちゃん流激励

柏木 空 : 「ひぇ……は、はい!」

夜風 : 「…………」 皆の様子を眺めて

夜風 : 「わしはのう……確保だの投降だの拘束だとかのう……」

夜風 : 「わしの自由を縛る輩がこの世で一番大っ嫌いなんじゃよなあ!!」

夜風 : 「覚悟せい、小童共。わしの剣は風より速いぞ!!」

GM : 夜風は刀の柄を握り、居合の構えを取る。

ハンマーゼット : 「来るぞ!!」 ハンマーを構える

柏木 空 : 「……ええ」眼鏡を外して

ハル : 「その風、切り裂いてやるさ」剣を抜刀し、同時に彼女のレネゲイドに反応して鎧が自動展開されていく

火山 竜太郎 : 「ああ!!」 なぜか手前から強い逆風が吹いてるかのように服がバサッと揺れる

GM : 夜風が地面を蹴る……その直後だった。

GM : 突然、皆さんは継子の背中からベリッと剥がれるようにして少女の幻が抜け落ちるのを見る。

夜風 : 「……む?」

GM : それはオーヴァードだけに見える、夜風の意識としての姿だった。

夜風 : 「な……な、なんじゃこれはー!!おい、なんで勝手にわしが追い出されとるんじゃ!!!」

GM : 地面に倒れた継子を、夜風の意識体はポカンとした顔で見下ろしてから、予想外の事態に驚愕し叫ぶ。

GM : 夜風はポカポカと継子の体を叩いて再び乗っ取ろうとする。しかし、その拳は継子を透けていくだけで中に入ることは出来ない。

GM : そんな感じでいきなり継子ちゃんは意識を取り戻して動けるようになります。ちなみに乗っ取られていた間の記憶はありません。

火山 竜太郎 : 「……ん、何か様子がおかしくないか?」

ハル : 「ああ…?」くぐもった声

柏木 空 : 「こ、これは…何が起きて……?」

ハンマーゼット : 「どういうこった……?」

結勿 継子 : 「ん、ぁあ……? ……なんでェ騒々しい、あたしを起こすのは小鳥の囀りだけで十分だってンでィ……」

結勿 継子 : 「っていててて……、どんなとこで寝てやがるンだ、あたしは……。」飛んだ状態で意識が抜けたので、ズザザとひざをすりむいている

ハル : 「……殺気が感じられないどころか、喋り方すら変わった……」一応警戒しながら近づく

結勿 継子 : 「……? 」声に反応して、そちらを見る

結勿 継子 : 「……な、な…… 」

結勿 継子 : 「なんだってンでェ!? ドデケェ建物に箱が走って……、キテレツな人間ばかりいやがる!!」

ハル : 「おい、お前…妖刀夜風ではない…のか?」
顔だけ露出させてケイコちゃんに問う

柏木 空 : 「……え…な、なんて……?」困惑気味に

火山 竜太郎 : 「自我を取り戻したのか? 何か認識が混濁しているみたいだが……」

結勿 継子 : 「あァ!? 夜風!? ンな訳ねェだろうがヨ!!」

結勿 継子 : 「姓は結勿。名は継子。目指すは天下無双の大剣豪ってなァ!! 」

夜風 : 「おい小娘、騒いでないでわしの体を返さんか!!何勝手なことしとるんじゃ!!」

結勿 継子 : 「わしの体だァ……? そうだ、思い出したぞ、テメェ! あたしの体を奪いやがってこンの……!! 」

ハル : 「…そうか、このトンチキな女が……」

夜風 : 「なんじゃその口の利き方は!代償じゃろう!体を渡さんか!!疾くしろ!!」

結勿 継子 : 「ンな事ァ、真っ平御免に決まってるだろうヨ!! 」

火山 竜太郎 : 「な、なんかわからんがチャンス……なのか?!」

結勿 継子 : 「あたしから聞きてェ事も山ほどあるが、まずは、アレだ」

ハル : 「……また騒がしいのが増えるのか…」

結勿 継子 : 「おい、そこのデケェオトコ。」

ハンマーゼット : 「おれか!?」

結勿 継子 : 「ああ、テメェ、金槌ィ持ってやがるな? ちっせェのも持ち歩いてンだろ。 貸しやがれ!! 」

ハンマーゼット : 「悪い!生憎このでけえのしか持ってねえぞ!」

結勿 継子 : 「じゃあ、ソイツで構わねェ。ちィと借りるぜ! 」

ハンマーゼット : 「……まさかとは思うが」 一応貸す

結勿 継子 : 「へへ、オーヴァードってのはいいモンだなァ……」デカいハンマーを担いで

結勿 継子 : 「なァ夜風、あたしゃあオヤジに聞いたんだけどヨ」

結勿 継子 : 「刀ってのは側面からの打撃によえェらしいなァ? ええ? 」ニタァと笑う

夜風 : 「は~~~~~~~~~~!?!?おぬしまさかわしを壊す気か!?!?」

結勿 継子 : 「いンやァ? まあ、折れちまうンならそこまでだなァ…」

結勿 継子 : 足で刀身を鞘から出して、

結勿 継子 : 「その腐った根性を叩きなおしてやる、こンのべらぼうがァ…!! 」ハンマーを振り下ろす

夜風 : 「や、やめ、やめんか!!やめんかおぬし!!やめろ!!!」

GM : 夜風が叫ぶが、振り下ろしたハンマーは止まらず妖刀を圧し潰す!!

GM : が、しかし……

GM : 手ごたえは全くない。ハンマーをずらしてみれば、夜風は折れるどころか傷一つついていなかった。

結勿 継子 : 「ちィ…!! いっぺんじゃア不足かィ? ええ!?」何度も振り下ろす

GM : 何度やっても同じことだ。夜風は形がへこむ気配すらなく、ただあなたの手が痺れるだけ。

夜風 : 「ぷっ……く、くく……」

夜風 : 「ぶはははははははは!!ばっっっっっかじゃのうおぬし!!その程度でわしが壊れるわけなかろう!!」

夜風 : 「こいつは傑作じゃなあ!!あっはっはっはっは!!お腹いたっ」

結勿 継子 : 「はァ、はァ……。こっちは手が痛ェつうンだ、このすっとこどっこい…! 」

ハンマーゼット : 「もうやめておけ。こいつは本当にお前には壊せねえよ」 ハンマーを取り返す

結勿 継子 : 「……む。 癪だが、そうらしいな……。」

夜風 : 「はー、愉快愉快。面白いものが見れたのう。爆笑芸に免じて一旦大人しくしといてやるか」 お腹を抱える態勢でふわふわと宙に浮いてる

ハル : 「お前、随分と豪快なヤツだな」いつの間にか鎧を脱いで

結勿 継子 : 「うおお!? テメェ、オンナだったのかィ!? てェか、早着替えが過ぎるだろィ!? 」ハルちゃんを見て

ハル : 「顔を見せた時に気づけ、この鎧はそういう代物なんだよ」むすっ

結勿 継子 : 「いやァ、顔だけ見てもわからねェよ……そンな事はよ。」

火山 竜太郎 : 「こういう展開になるとは読めなかったぜ……だがまあ、無駄に被害を出さずに済んだなら良し!」

柏木 空 : 「え、えっと…つまり、戦わずに同行してもらえるって事でいいですか…?」

ハンマーゼット : 「そうだなぁ、まず説明が先なんじゃねえか?」

結勿 継子 : 「あ? ついていく? 何の話でェ? 」

ハル : 「結果的に、一番楽な道を選べた訳だ…少々予想外だったが…。さてケイコ、お前には私達に同行してもらうぞ」

結勿 継子 : 「つうか、ここは? この頃の天国はヤケに様変わりしたなアと思ったが、そういう訳でもねェんだよな?」

ハル : 「…そこからか、ここは東京の都心だ。 来るのは初めてなのか?」

結勿 継子 : 「……東京? 東京だと!? そいつァほんとかィ!? やァ、様変わりしてるとはアニキに聞いてちゃあいたが、ここまでとはねェ……!! すげ~~~~」

火山 竜太郎 : 「おいおい、昭和の漫画でしか見ないギャグはやめとけって……え、マジで?」

結勿 継子 : 「マジ以外に何があるってンでェ? 」

柏木 空 : 「て、テレビとかご覧になった事ないんです…?」

結勿 継子 : 「てれび……なんじゃそりゃ」

ハル : 「……ほんとにどこから来たんだお前は……いや、見せて貰った映像じゃ山中の…村だったか…?」

柏木 空 : 「…はゎ……」

結勿 継子 : 「しかし、都会は歩きにくくていけねェな。 石の街じゃねェかィ。」下駄をカラコロ言わせて

ハル : 「はあ…困ったな、過去の人間と話しているようだ…」

結勿 継子 : 「そンで、アンタらはなんだってンでェ? 見るからにアヤしい歌舞伎者みてェに見えるがヨ? 」

ハンマーゼット : 「まずは自己紹介からってとこだな。おれはヒーロー、ハンマーゼット!!」

ハル : 「…同じく、ブルーローズのハルだ。お前の確保を命じられてきた。」

結勿 継子 : 「ははァ、ひぃろぅねェ……。ひぃろぅ……、」

火山 竜太郎 : 「こりゃ順を追って説明するのが大変そうだな……」

結勿 継子 : 「ヒーロー!? 」

柏木 空 : 「ひ、ヒーローは知っているんですか…?」

結勿 継子 : 「あたぼうよ! うちの家系はみんなヒーローになるならわしでねェ……」

結勿 継子 : 「……いンや、あたしだけ、ヒーローにゃなれなかったンだがヨ……」

結勿 継子 : 「ま、ま、あたしの身の上はさておくとしてェ!! 」

結勿 継子 : 「な! な! アンタらさァ、ヒーローならアレ持ってンだろィ、アレ!!」

火山 竜太郎 : 「アレって……」

ハル : 「アレ…?アレって言うと…ヒーローズクロスか?」

ハンマーゼット : 「それともライセンスか?」

結勿 継子 : 「ひぃろぅ……、ひぃろぅず……」言葉が出てこないようで、腕でバッテンを作っているが、

結勿 継子 : 「そうソレ!! ヒーローズクロスよォ!! 」ハルちゃんの言葉で合点が言ったようにぽんと手を合わせる

柏木 空 : 「それでしたら、皆さん持って…ますよね?」自分の物を取り出して見せる

ハンマーゼット : 「というか、それならもう見えてんだろ?ヒーローは活動中に身に着ける決まりだからな!」 自分のスーツにつけてるクロスを指差す

ハル : 「…ああ、流石に私でも持ち歩いている。ほら。」みせるぜっと

火山 竜太郎 : 「おうよ」いつものジャケット

結勿 継子 : 「あっ! ホントでェ!! へへっ、気付かなかったたァ言えねェなア」

結勿 継子 : 「へェ……へェ……アンタら、ホントにヒーローなんだねェ!! 」瞳をキラキラさせて

ハル : じゃれてくる犬みたいだなって思いながら見てる

柏木 空 : 「え、ええ……私はまだ無名ですが……」目を逸らして

結勿 継子 : 「しかし、ヒーローってのは、異な装いをせにゃあならねェのかィ? あたしもヒーローを目指すンなら、ハデなカッコした方がいいかねェ……」

火山 竜太郎 : 「驚いたな、こういう子がいるとは……まさか漫画やゲームじゃあるまいし」

柏木 空 : 「あの……私、まだこの格好です」袖の長いセーラー服とタイツ、いつもの地味な格好

ハル : 「服装は自由のはずだ、というよりお前のその格好もそこそこ目立つぞ」

結勿 継子 : 「ソレがフツー? 洋風に着飾ってンじゃねェかよ。 日ノ本の服装としちゃ、あたしのがフツーだろィ? 」

結勿 継子 : 「さァて……これだけ聞けりゃ、とりあえず十分。腹ァ決まった。 」

結勿 継子 : 「あたしゃテメェらに付いていくことにしたサ!!」

柏木 空 : 「そ、そうですか…!それはよかった…!」ほっと胸を撫で下ろして

ハンマーゼット : 「そりゃ楽でいいが、お前ついていくのに必要なことはなんも聞かずにかよ!?なんか優先順位おかしくねえか!?」

ハル : 「そ、そうか…じゃあ支部まで連れて行くぞ。目移りしてあっちそっち行って迷子になるなよ、探すのが手間だからな」

結勿 継子 : 「ああ? だってアンタらヒーローだろうよ? だったら、アンタらに付いていくのが間違いねェし、ヒーローは強ェんだから、この夜風を懲らしめる方法も出てくらァ」

結勿 継子 : 「だから説明なんざ後で構わねェよ。」

火山 竜太郎 : 「ははは……まあ、細かいことは向こうに行ってから教えるとしよう。この子からも色々聞かにゃならんしな」

ハンマーゼット : 「……まあ、いいか!!」

GM : では継子ちゃん連れて支部に戻る感じでいいかな?

結勿 継子 : それでいきましょい!!

GM : では、あなた達は継子ちゃんを連れてUGN支部へと戻って来る。

GM : 支部に戻ってくると、すぐに明日羽が出迎えるよ。

結勿 継子 : 「はぇぇ……都会ってのはやっぱすげェや、こんな透明な硝子見た事ねェ……」と驚いてきょろきょろしながら歩いてくる

東雲明日羽 : 「お疲れ様、ヒーロー!」

火山 竜太郎 : 「無事、任務完了したぜ。これからが大変そうだが」 きょろきょろしている継子ちゃんを見ながら

ハル : 「疲れる程ではなかった、穏便に着いてきてくれたからな」親指で継子ちゃんを指す

柏木 空 : 「お疲れ様です……はい、争わずにすみました……」

東雲明日羽 : 「えぇ、そうみたいね。本当に夜風にはもう乗っ取られてないようで安心したわ」

結勿 継子 : 「お? この街娘は? 看板娘ってとこかィ? 」

柏木 空 : 「そ、その言い方はちょっと失礼かもしれません……!偉い方ですよ……!」

結勿 継子 : 「この小娘がエラいだあ? はは~ん、あたしを田舎モンだと思ってからかってやがるナ? 」

東雲明日羽 : 「継子ちゃん、初めまして!わたしはここの支部長の東雲明日羽よ」

東雲明日羽 : 「わたしが夜風と乗っ取られたあなたの確保……いえ、もう保護ね。をヒーロー達に頼んだの」

結勿 継子 : 「東雲明日羽……しぶちょう? 大層な肩書みてェに聞こえるが、まさかァ? 」

柏木 空 : 「まさかとも言わないでくださいぃ……」

ハル : 「(まあそんな反応されても仕方ない見た目はしてるな)」口には出さない

結勿 継子 : 「そんなヒーローに頼める側のヤツにゃあ見えねェよ? だってヨほら、」

結勿 継子 : 「あたしと大して変わんねェじゃねェかィ」明日羽ちゃんに近付いて、手で背比べして見せる

東雲明日羽 : 「そうねー、歳も同じくらいかしら?」 舐められてても全然怒ってない

火山 竜太郎 : 「保護されたのがこの支部で良かったな……」顔を覆う

東雲明日羽 : 「でも支部長っていうのはほんと。まあ大して偉くも何ともないんだけど、一応信用はしてもらわなきゃいけないし……これで納得はしてもらえるかしら」

GM : そう言ってUGNの手帳やライセンスカード、自分のヒーローズクロスを見せる。

結勿 継子 : 「おお~、らいせんすにヒーローズクロスじゃあねェの!! 」

火山 竜太郎 : 「それは見たことあるんだな……身近にヒーローがいたからか」

結勿 継子 : 「んじゃ、信じるしかねェナ。 あたしを連れてきたヒーロー達もなンか敬ってる様子だしヨ。」

東雲明日羽 : 「持ってて良かったー!じゃあ継子ちゃん、現状やこれからのことを説明させてもらうわね」

結勿 継子 : 「ん、頼まァ!! 」腕組み

東雲明日羽 : 「まず最初に、結勿家の当主さんのことなんだけど。彼はあの後麓の町にある病院に搬送されて治療を受けているわ」

東雲明日羽 : 「命に別状は無いから安心して。今は眠っているけど、すぐに目を覚ますそうよ」

結勿 継子 : 「あのオヤジが麓の病院にかィ!? マジかヨ……今頃、山の奴らは狼狽えてんだろうなァ……」

東雲明日羽 : 「そうねー。でも村の人達にもちゃんと説明してるから大丈夫よ」

結勿 継子 : 「お~、手際がいいじゃあねェの!! それなら一安心ってモンでェ!! 」

東雲明日羽 : 「ふふっ、そうでしょそうでしょ!」

東雲明日羽 : 「それで、今度はあなたのこと。あなたにはこれから色んな検査を受けて貰う必要があるの」

結勿 継子 : 「検査ぁ……? 」

東雲明日羽 : 「えぇ。オーヴァードになった人は安全のためにみんな最初に受ける検査、というのもあるのだけど」

東雲明日羽 : 「継子ちゃんの場合は、夜風との契約状態の確認もね。あなたが夜風から突然解放された原因を探りたいの」

結勿 継子 : 「あァ~、なるほどねェ……。 そういや、突然、正気に戻ったらしいナ。 乗っ取られてた頃の事ァ覚えてねェんだけどサ」

結勿 継子 : 「……思い出したら腹立ってきたな、あンのクソ妖刀が……。」

夜風 : 「聴こえとるぞ」 後ろに浮いてる

結勿 継子 : 「聞こえるように言ってンだ、バーロー畜生!! なアにが契約だ!! こっちの負担がデカ過ぎらァ!! 」

夜風 : 「全くうるさいのう小娘は!!体を乗っ取られたくらいでなんじゃ!!」

結勿 継子 : 「なンて言い草だコイツ…!! 」夜風ちゃんの胸倉をつかもうとする

GM : 幻のようなものなので掴めない!(すかすかっ)

結勿 継子 : 「ちくしょ~~~~!!!!」からんからんと下駄で地団駄を踏む

柏木 空 : 「だ、ダメですよ、こんなところで……あ、さ、触れないんですね……」安心したようなやっぱり不安なような変な顔

火山 竜太郎 : 「すごい光景だな……」

火山 竜太郎 : 「しかし遺産ってものに関しちゃ多少は聞いたことがあるが……確かに身体が乗っ取られるほどの代償っていうのは相当な気がするな」

ハル : 騒がしい漫才コンビみたいだなと思って見てる

夜風 : 「もうよい、こんな莫迦者と話すだけ時間の無駄じゃ。支部長の小娘、はよう検査せい。わしにも理由が分からんのじゃからな」

結勿 継子 : 「使い手を使う刀があるかってンでェ!! バカっつう方がバカなんだヨ、ば~~~~か!!!!」

東雲明日羽 : 「それでいてあっさりと代償が無かったことになるのもおかしいのよねー。……あとはエフェクトの強度とかも調べておくとして……」

夜風 : 「その理屈だとおぬしも莫迦者になるのう!全く餓鬼すぎるぞ」

東雲明日羽 : 「継子ちゃん、口喧嘩はほどほどにしてこれにサインしてもらえるかしら?」

結勿 継子 : 「さいん? 署名かィ? 」

GM : 明日羽は継子にタブレットを差し出す。画面にはこれから行う検査の詳細と、同意を求めるサインが表示されていた。

ハル : 「今度はちゃんと確かめて契約の確認をしろよ」

結勿 継子 : 「ほぇぇ…! おお、すげェ!! すげェ!! なんでェこの光る板ァ!? 」タブレット受け取って掲げたりしていろいろな角度で見回す

結勿 継子 : 「はは~ん、これも、遺産ってヤツだろィ? 」

東雲明日羽 : 「違うわよ!?そんなハイテクな遺産あるわけないない……!」

柏木 空 : 「使い方わかりますか……?あの、画面……ええと、板に触ってみてください」

結勿 継子 : 「触る? それで何が……」

結勿 継子 : おずおずと板をぺたぺた触ると、画面がスワイプされる

結勿 継子 : 「な、な、なんだってェ!? こ、こいつ……!! 動くぞ……!! 」

火山 竜太郎 : 「人生楽しそうだな」

柏木 空 : 「は、はい……それでですね、ええと……」みたいな具合で横で操作方法教えるよ!

ハル : 「(見てて飽きないな、こいつ)」

結勿 継子 : 「はええ、すげェ! すげェ!! 」と空ちゃんに教えてもらう事のひとつひとつに驚きながら、

結勿 継子 : 「っと、これで……いいかィ? できてるよナ? 」とサインを書く

柏木 空 : 「はい、完璧です…!」こくんと頷く

東雲明日羽 : 「えぇ!レヴォントゥレットちゃんもありがと!」

柏木 空 : 「い、いえ……!」すごすご後ろに下がる

結勿 継子 : 「へへっ、れう゛ぉんとぅ……? とにかく、キラキラした姉ちゃんありがとヨ!! 」

柏木 空 : 「キラキラ……今はそんな事無いと思うけど……」照れくさそうに頬をかいてる(袖越し)

東雲明日羽 : 「それじゃ、早速検査に移ろうと思うのだけど、ヒーローのみんなにももう少し付き合ってもらってもいいかしら?」

東雲明日羽 : 「もしかしたらまた夜風に乗っ取られるかもしれないしね」

柏木 空 : 「はい、わかりました……」頷く

火山 竜太郎 : 「構わないぜ(危なっかしくて放っておけん)」

ハンマーゼット : 「何がどうなるかさっぱりわからねえもんなぁ。しっかり見張ってようぜ!!」

ハル : 「何かあるかわからんからな、私も構わん」

結勿 継子 : 「あ~、もしって時は夜風は折ってくれて構わねェ。 とはいえ、折り方が今ンとこわかンねェんだが。」

夜風 : 「すーぐ折ろうとする。無意味だと分からん学習能力のないやつじゃ」

ハル : 「まあこんなヤツだし、折りたくなる気持ちもわかるな」幽体を手でスカスカして

結勿 継子 : 「テメェが大人しくしてりゃあ、折ろうとすることもなかったサ」

火山 竜太郎 : 「しかし見れば見るほど面白いな……漫画のネタにできそうだ」

東雲明日羽 : 「その時は夜風を折るより継子ちゃんを拘束した方が早そうかしらね?それじゃあみんなついてきて!」 と専用ルームに案内するため歩き出す

ハル : 「そうだな、その時はまた正気に戻るまで拘束させてもらおう」

結勿 継子 : 「げェ……目覚めたら体がいてェのは御免被るヨまったく……。」ついていく

GM : その後、継子は言われた通り様々な検査を受ける。

GM : 検査中に夜風に再び乗っ取られたり、ヴィランの襲撃などといったことは起こらず、検査は二時間ほどで無事に終了した。

GM : 全て終わってあなた達が待機室で検査結果を待っていると明日羽がやってくる。

東雲明日羽 : 「お待たせ!結果が出たから報告するわね」

東雲明日羽 : 「まず、初めに。夜風の状態から」

GM : 明日羽は部屋に設置されたモニターに夜風の情報を表示する。

GM : 夜風の持つ能力等が書かれている中、彼女の現在の侵食率も表示されているのだが……その侵食率は100%を優に超えているのが分かるよ。

火山 竜太郎 : 「おおお……ここまでわかるのか。凄いなUGN……」

結勿 継子 : 「はァ……得体のしれねェ絡繰りに殺されるかと思ったが、検査ってのはアレで合ってたのかヨ……。 」「で、コイツは要するにどういう? 」

柏木 空 : 「これは……え、えっと、まさか……!」夜風を見て

夜風 : 「?」 空ちゃんを見つめ返してる

ハル : 「……んっ、なんだ?」うとうとしてたので目を擦りながらモニターを見る

東雲明日羽 : 「そう、そのまさかね。100%以上を常に保ったままの侵食率……となると、UGN的には夜風はジャームってことになるわ」

結勿 継子 : 「じゃーむ……」

柏木 空 : 「で、ですよね……!はゎ……」見つめられるのが怖いので夜風から目を逸らす

火山 竜太郎 : 「……!」さすがに緊張からか、シリアスな作画になる

ハル : 「…そうか、んで…こいつはジャームだとどうなるんだ。」あくまで平静に

東雲明日羽 : 「まあ、100%をずっと超えててもジャームじゃないっていうのもいるから、断定は出来ないのだけど……」

東雲明日羽 : 「そうねー、危険性なんかも考えると、やっぱり最終的には破壊か封印ってことになるかしら」

結勿 継子 : 「夜風は悪鬼や妖の類って訳かィ……妖刀の看板に偽りナシだねェ……」

火山 竜太郎 : 「……あれだけ暴れた以上、仕方ねぇ話でもあるが……」

柏木 空 : 「……元に戻すことはできませんしね。気の毒ですけど…」

結勿 継子 : 「う゛ぃらん以外は切ってないんだったか。 あたしの体で辻斬りをしなかったのは僥倖だナ。」

火山 竜太郎 : 「軽く言ってくれるが……ふたりの契約っていうのもあるだろう、そこはどうなってるんだ?」

ハル : 「ま、妥当なところだろうな。今の技術じゃジャーム化を治す方法は存在しないしな」

結勿 継子 : 「そうそう、その破壊か封印をすると、あたしが契約で手にしたチカラはどうなるんでェ…? 」

ハル : 「オーヴァードで無くなる…ということはないだろうが、実際のところどうなるんだ?」

夜風 : 「なんじゃなんじゃなんじゃおぬしら!!人をジャーム扱いどころか今度は悪鬼か妖扱いか!!」

夜風 : 「オーヴァードもジャームも大して変わらんじゃろう!!なーにが破壊じゃ封印じゃ!!わしはそう簡単にはやられんからな!!」

結勿 継子 : 「立ち居振る舞いがバケモノなのサ、テメェはよ!! 人の体使って勝手しやがって!! 」

火山 竜太郎 : 「(どう見ても妖怪の類だからな……)」

夜風 : 「そんなん代償なんだからしょうがないじゃろ~?文句ならわしを作った奴に言うんじゃなあ!」

ハル : 「どっからどう見てもお化けだろうが、乗っ取ったり暴れたりしてるし」

結勿 継子 : 「作った奴ねェ! は~!! こんなのを作った親の顔が見てやりてェよ!! 」

夜風 : 「ふんっ、なんでこう無礼な奴らしかおらんのじゃヒーローってやつは」 とそっぽを向く

東雲明日羽 : 「契約状態のこと……なんだけど。夜風を破壊した場合、ノーマルに戻るってことは無いと思う。でもどれくらいの能力のオーヴァードになるかは分からないわね」

結勿 継子 : 「……む、するってェと、弱くなるかもしれねェってコトかヨ? 」

東雲明日羽 : 「かもしれないわね」

結勿 継子 : 「……」

東雲明日羽 : 「逆に強くなるってことも可能性としてはあるのかしら?遺産については不明な部分が多いのよ」

結勿 継子 : 「……んー、弱くなっても仕方ねェよナ。 そもそも外法で手にしたチカラなんでェ。 体操られて強くなったところで無意味だしナ。 」

火山 竜太郎 : 「(そこは割り切ってるんだな)」

ハル : 「いさぎ良いんだな、もう少し戸惑うかと思っていたが」

結勿 継子 : 「いンや、戸惑いがねェ訳でもねェサ。 ただ、先にオヤジに……あたしの育ての親に言われてたンでェ。」

結勿 継子 : 「こんな奴からもらったチカラで満足すンのかってナ。」

結勿 継子 : 「……この夜風に頼っても、チカラが手に入るだけ。 あたしの目指すヒーローには絶対になれねェ。 使い手を使う刀なんざ願い下げでェ……。」

ハル : 「……立派なもんだ、私のクソ親父と交換して欲しいくらいだな。アレもアレで面白いヤツだったが…」鼻を鳴らして

火山 竜太郎 : 「なるほどねぇ……良い親父さんを持ったもんだ」

火山 竜太郎 : 「(この剣も意思ある身だし、なんとかしてはやりたいが……)」夜風にやや同情的な視線を向ける

ハンマーゼット : 「ま……ともかく、後のことを今考えても仕方ねえよ。遺産との契約はいつでも簡単に解除出来るわけじゃねえんだしな」

夜風 : 「なんじゃ。何見ておる」

火山 竜太郎 : 「いや、物騒な話してるのに大人しいもんだなと思ってな」

夜風 : 「もう呆れとるだけじゃ、色々とな。それよりわしが知りたいのはそんなことではない」

火山 竜太郎 : 「ほう? なんか気になることがあるのか?」

夜風 : 「そんなこと一つしか無かろう!わしがこやつの体から押し出された理由はなんだったのじゃ!!」

結勿 継子 : 「……そういや、スッと抜けたな、こいつ。」

ハル : 「そんなこともあったな、そっちの方はどうなんだ?」

柏木 空 : 「確かに気になります……その理由もわかったんですよね?」

結勿 継子 : 「いや~、あたしの意志力の賜物じゃあねェのかィ? 」

東雲明日羽 : 「えぇ、それも分かったわ。でも残念だけど継子ちゃん自体には関係ないことだったわね」

結勿 継子 : 「ちぇっ……じゃあなんだってんだい? 」

東雲明日羽 : 「夜風を調べてみたところ、彼女のレネゲイドは大半が抜き取られている形跡が見られたの」

東雲明日羽 : 「夜風は元々あったレネゲイドを失っている。だから、短時間しか体を乗っ取ることが出来なかったのよ」

東雲明日羽 : 「侵食率100%以上であっても今の夜風は不完全な状態ってわけ。そのせいで体の支配は強制的に解除されたんでしょうね」

柏木 空 : 「抜き取られている……ですか?そんな事があるんですね……」

結勿 継子 : 「失っている? するってェと、元々あったソイツはどこに行ったんだろうナ? 」

ハル : 「さあな、皆目見当もつかん…」

東雲明日羽 : 「それは分からないわ。けど抜き取られたレネゲイドが全て戻らない限り、継子ちゃんがまた乗っ取られることはないでしょうね」

火山 竜太郎 : 「なるほどな……完全体にならない限りは安定した状態にあるってことか。予断は許さないが」

夜風 : 「なるほど」

夜風 : 「おい!!誰じゃわしのレネゲイド取った奴は!!おぬしか!!!」空ちゃんの目の前に迫って

結勿 継子 : 「ナハハ!! ざまァないね! 夜風!!」

夜風 : 「小娘ぇ……っ」

柏木 空 : 「わ、私!?そんなことできないです、無理です、ごめんなさい!!」青ざめて必死で否定する

夜風 : 「ええい知っとるわ!!」

夜風 : 「あー!もうー!一体誰なのじゃー!!誰が取ったんじゃー!!」 頭を抱えてふわふわ浮かんでる

柏木 空 : 「(何で知ってたのに八つ当たりしてきたんだろう…)」動機が収まらずにいる

結勿 継子 : 「今のコイツはなんもできやしねェんだ、怖気付くこたねェよ!! 今の内に煽っとけ煽っとけ」空ちゃんに

柏木 空 : 「そ、そんな事できません~!!」

結勿 継子 : 「そうかィ? 折角なんだ、やり返しとかないと損だと思うがねェ」

夜風 : 「おぬしは賢いのう。下手に煽るものならわしが完全復活した時には真っ先に首を斬りに行くぞ」

柏木 空 : 「……」この人たち怖いなぁ……と思いながら涙目で俯いてる

火山 竜太郎 : 「脅すな脅すな! で、これからどうしたもんかね」

東雲明日羽 : 「これからのことについて、一つ提案があるわ」

東雲明日羽 : 「まず、これを見て」

結勿 継子 : 「?」今度はなにが起こるってんだ ってみるみる

ハル : 明日羽ちゃんの方に目を向けよう

GM : 明日羽は再び端末を操作してモニターの画面を切り替える。

GM : そこには継子のシンドロームや現在の侵食率、使用可能なエフェクト等が細やかに表示されていた。

GM : で、それを確認するとですね。

GM : エフェクトを使用した戦闘の適性が非常に高いこと、衝動の抑制などのレネゲイドコントロールの基準値を満たしていることが分かる。

GM : この結果はもしヒーローの認定テストだったら一発で合格しているであろう程のものだとヒーローの皆は分かるよ。

柏木 空 : 「わっ……!す、すごく強い……!」目をぱちくりさせて

結勿 継子 : 「お、あたしのナマエじゃねぇのサ」

火山 竜太郎 : 「ほお……これは……!」

ハンマーゼット : 「ゼット!大したもんだぜ」

ハル : 「…ほう。中々のものだな、お前」ケイコちゃんを横目に

結勿 継子 : 「……? 強ェ? あたしが? 」

夜風 : 「わしが強いってことじゃろ」

結勿 継子 : 「……癪だが、否定しきれねェのが辛いとこだナ。 夜風と契約するまでのあたしは何をやっても覚醒できなかった。 ヒーロー認定試験なんぞ、夢のまた夢だったからな……。」

東雲明日羽 : 「まあ、夜風の力かどうかってとこはこの際置いておいて」

東雲明日羽 : 「継子ちゃん。あなた、ヒーローになってみる気はない?」

結勿 継子 : 「……へ? あ、あたしが、ヒーローに……? 」鳩が豆鉄砲を食ったような顔で

東雲明日羽 : 「さっきの検査、簡略化したものなんだけど認定テストも兼ねていたの」

東雲明日羽 : 「その結果、あなたはヒーローとして戦えるだけの能力が十分に備わっていることが分かったわ」

東雲明日羽 : 「これから先、あなたや夜風を狙うロードジャッカーやヴィランはたくさん現れるってわたしは予想してる」

東雲明日羽 : 「でも他のヒーローが常に敵からあなたを守り切れるとは限らない。だからあなたもその力を使って共に戦えた方が安全だと思うのよ」

結勿 継子 : 「へっ、へへっ、あたしがヒーローかァ……!! なるほどねェ!! へェ……」

結勿 継子 : 「願ってもねェ誘い!! 無論、あたしもヒーローに……と言いてェところだが、」

結勿 継子 : 「あたしのチカラは、まだあたしのチカラじゃあねェ……。 扱いきれねェチカラは、モノにしているとは言えねェ。」

結勿 継子 : 「次に夜風に乗っ取られたら、ヒーローの名に泥を塗る事になっちまう。」

結勿 継子 : 「だから……正式にヒーローとしてデビューするのは避けた方がいいんじゃねェか? 仮免? みてーなカンジにできねェかィ? 」

東雲明日羽 : 「あぁ、そういうことね?もちろんこれは正式なテストじゃないからそうなるわ」

東雲明日羽 : 「雄吾くん……あ、R対策室の室長のことなんだけど。彼に聞いてみたら、今回だけは特例として一時的なヒーローとして認めても良いって許可が出てるのよ」

東雲明日羽 : 「だから夜風との契約を解除したら、改めてヒーローの試験に受けてもらうことになるわね」

結勿 継子 : 「そ、そうか…!! そういう事なら…!! 」

結勿 継子 : 「たった今からヒーロー見習いの結勿 継子として、よろしく頼まァ!! 」

火山 竜太郎 : 「始めて会ったときはどうなるかと思ったが……しっかりとした考えを持ってて安心したぜ」

火山 竜太郎 : 「”五感の魔術師”火山竜太郎、改めてよろしくな! 困ったときは何でも聞いてくれ」

柏木 空 : 「は、はい……私は"レヴォントゥレット"です。挨拶遅れてしまって申し訳ありません、よろしくお願いします……」頭を深々と下げる

ハル : 「ん、何かあったらしっかり斬ってやるから安心しろ。戦闘の練習相手にもなってやるぞ、私のやる気があればな」

ハンマーゼット : 「おうよおうよ!おれは他と違って非公認ヒーローだけどよ、先輩として何でも教えてやるぜ!」

結勿 継子 : 「れう゛ぉん……? 」

結勿 継子 : 「ソイツは本名じゃねェだろィ? 本名の方はなんてェんだィ? 」空ちゃんに

ハル : 「…私も名乗り直した方が良いのか、"ブルーローズ"のハルだ、適当に頼む」

柏木 空 : 「ほ、本名ですか……」教える事にちょっと抵抗あるのかしどろもどろするけど、

柏木 空 : 「……柏木空です…あ、あの、外ではこの名前で呼ばないでくださいね…」としぶしぶ名乗る

結勿 継子 : 「? 外じゃダメなのかィ? レなんとかやらブルなんとかは呼びづらいンだけどサ」

柏木 空 : 「ヒーローは本名で活動しないケースの方が多いんです、色々大変になりますから……呼びにくければ適当にお前とかそういうのでもいいんで、えっと……はぅ」上手く説明できずにいる

結勿 継子 : 「なるほどねェ……難儀なモンでェ……」

結勿 継子 : 「んじゃ、呼ぶときになったら考えとくとするかねェ!!」

火山 竜太郎 : 「俺はどっちでも構わんぜ。普段の仕事で本名のほうでも知られてるしな」

柏木 空 : 「す、すみません…よろしくお願いします……」困ったように頭を下げる

ハル : 「私は名前でも構わんぞ、短い方が呼びやすいだろう」

結勿 継子 : 「空だけ考えりゃいいんだな、ラクで助かるぜ」

ハンマーゼット : 「おれはハンマーゼットで頼む!出来れば大声で呼んでくれ!」

結勿 継子 : 「金槌男でいいか? 」

ハンマーゼット : 「だめだ!!!」

結勿 継子 : 「むう」

結勿 継子 : 「そンじゃあ、改めて……、明日羽、空、ハル、竜太郎、ぜっと、これから暫くよろしくナ!!」

柏木 空 : 「はい、よろしくお願いします……」

ハンマーゼット : 「ゼット!よろしく頼むぜ!!」

火山 竜太郎 : 「よろしくな!」

ハル : 「んっ」そっけない返事

結勿 継子 : 「センパイ方、頼りにしてるヨ」空ちゃんの事を肘でこづく

柏木 空 : 「あぅ、先輩呼びはちょっと……」困ったように

東雲明日羽 : 「ふふっ、よろしく!じゃあはい、これヒーローズクロス!ヒーローとして戦う時は必ず身に着けておいてね」 継子ちゃん用のクロスを渡す

結勿 継子 : 「うおおお!! ヒーローズクロス~!! ホントにあたしのだ!! 夢みてェだなァ~!! 」受け取って、灯りに翳す

結勿 継子 : 「すげ~~~~」

東雲明日羽 : 「あと東京で活動することになるから、住む部屋なんかはわたしの方で用意するわ。流石にバロールでも無ければ村から通うのは難しいしね」

火山 竜太郎 : 「(……微笑ましいもんだな。このまま無事に事が進んでくれりゃいいんだが……)」

結勿 継子 : 「寝屋まで用意してくれンのかィ!? 太っ腹だねェ~」

結勿 継子 : 「(夜風と契約したのも、結果的には悪い事ばかりじゃねェ……か……)」

東雲明日羽 : 「……と、それと。最後にもう一つ」

結勿 継子 : 「んぇ? なんでェ?」

東雲明日羽 : 「実はね、もう当主さんは目覚めてるの」

結勿 継子 : 「えっ、マジかよ。検査してる間にって事かィ!?」

東雲明日羽 : 「えぇ。あと隠してたんだけど、こっそり向こうの病院と通信を繋いで、今までの会話を聞いて貰ってたのよ」

結勿 継子 : 「な……!? 遠くから話を聴いて……!? ンな、バカな……!! 」

東雲明日羽 : 「嘘じゃないわよ。それで当主さんが話をしたいって言ってるんだけど、いいかしら?」

結勿 継子 : 「うげ……(絶対ェに叱られる……!)」

結勿 継子 : 「……いや、構わねェ。(あたしのした事だしナ。いずれ叱られる事に代わりねぇ)」

東雲明日羽 : 「ん、分かった!じゃあモニターに出すわね!」

GM : 明日羽が端末を操作すると、モニターにオヤジの姿が映し出される。

GM : まだ病院にいるようだが、オヤジはもう全快しているようだった。病院服では無くいつもの着流しに袖を通している。

結勿 継子 : 「げげっオヤジィ!? 瞬間移動するなんぞ聞いてねェヨ!? 」

オヤジ : 「継子」 静かに名前を呼ぶ

結勿 継子 : 「……な、なんでェ? 」

オヤジ : 「バーロー!!!!おめぇ、な~に勝手に契約してやがんでい!!!!」 モニター越しなのに目の前にいるかと思える程の剣幕

結勿 継子 : 「うひゃぁっ……!! 」思わずたじろぐ

オヤジ : 「おれがあれほど言ったのに一体何考えてやがんだこのすっとこどっこい!!!」

結勿 継子 : 「で、でもよぅ……ああでもしなけりゃよぅ……」

オヤジ : 「口答えすんじゃねぇ!!!!」

結勿 継子 : 「うぅ……」

オヤジ : 「話はきっちり聞いたぜ、代償で夜風に体を乗っ取られたんだってなぁ!?」

オヤジ : 「おめぇが今自由にやってんのは奇跡ってぇもんだぜ!えぇ!?そうだろ!?」

結勿 継子 : 「…あァ、そう、でェ。」重苦しく口を開いて答える

オヤジ : 「だが、そうせざるを得なかった理由は分かってるぜ」

オヤジ : 「おめぇが夜風と契約して戦わなかったら、おれぁ死んでたのは間違いねぇ。そんなことでいらねぇ見栄張るつもりもねぇさ」

結勿 継子 : 「……! オヤジ……!!」

オヤジ : 「けどな、おれはおめぇに感謝なんてしねぇ!R対策室やUGNがおめぇをヒーローにしようと、おれぁおめぇをヒーローだなんて認めねぇ!」

オヤジ : 「てめえの身も大事にできねぇ未熟もんが他人を守るヒーローになるだなんてちゃんちゃらおかしいってもんだ、てやんでい!!」

結勿 継子 : 「……そうさ、あたしゃまだまだ未熟サ。 だがなァ、帰るまでにオヤジの認めるヒーローになってやるからナ!! 」

結勿 継子 : 「きっと……い~や、絶対だ! 認める準備して、あたしが帰ンのを待ってやがれ!! 」

オヤジ : 「へっ!未熟もんのくせによ~くわかってるじゃあねえか!」 ニヤリと笑って

オヤジ : 「継子、夜風との件についてはおめぇがきっちりと落とし前つけな!それが出来て初めておれはおめぇをヒーローと認め、成人として扱う!」

結勿 継子 : 「コイツをあたしが、か……。 いいや、それがスジってモンだね。」夜風の柄を握り

オヤジ : 「おうよ。スジはきっちり通してもらわねえとな」 と、ここで他のヒーローの方に顔を向けて

オヤジ : 「東京のヒーローさん達よ。見ての通りこいつぁ半人前だ」

オヤジ : 「結勿家当主として……いや、継子のオヤジとして頼む」

オヤジ : 「どうか継子を支えてやっちゃあくれねぇか?この半人前にはお前さんらの助けが必要だ」

柏木 空 : 「……私も一人前には程遠いですが…精一杯頑張らせていただきます」頭を下げる

火山 竜太郎 : 「……見上げた男だ。あんたほどの男の頼みとあっちゃ、断るって選択肢はねぇな!」

ハル : 「…構わん、保護した私達にも責任があるだろうからな」

ハンマーゼット : 「ゼット!あったりまえだぜ……任せな!!」

GM : オヤジはあなた達の返事を聞いて安心したように頷き

オヤジ : 「それじゃあな、継子!結勿家の剣士として、こっぱずかしい真似ぁするんじゃあねぇぞ!!」

結勿 継子 : 「あたぼうよ!! 」

GM : ブツンッ!!とそこで通信が切れる。

結勿 継子 : 「お、おお!? オヤジが一瞬でいなくなっちまった!?」

東雲明日羽 : 「電話だからね」 笑って見守ってた

結勿 継子 : 「電話……都会は瞬間移動もできるんだねェ……」

ハル : 「………」つっこもうとしたけど疲れるのでやめた

結勿 継子 : 「ったく、こっぱずかしいマネすンなって、この状況の方がこっぱずかしいっての」

東雲明日羽 : 「完全に保護者面談だったものね」

結勿 継子 : 「……さァてと、夜風の件のカタァ付けるって言っても、壊すにしろ封印するにしろ、知らない事が多すぎてどうしようもねェナ」

東雲明日羽 : 「今日のところはもう解散としましょうか。継子ちゃんは部屋の準備もあることだし」

結勿 継子 : 「ん、都会の寝屋、たのしみだねェ!! 夜風と一緒に過ごさずともいいなら、もっとたのしかったんだろうがヨ」

夜風 : 「……はぁ。全く、おぬしなぁ」

夜風 : 「黙って聞いてればヒーローだのヒーロー見習いだの、何わしに勝手に話を進めとるんじゃ」

結勿 継子 : 「勝手にあたしの体使ってたテメェに言われたくないね」

夜風 : 「まーだその態度か。いいじゃろう。おぬしがそういう態度なら、わしにも考えがあるぞ」

結勿 継子 : 「考えェ?」

GM : その瞬間、継子は体に異常を感じる。

結勿 継子 : 「う、ぐ……!? 」

GM : 体の中のレネゲイドが弱まっていく。まるで力が溢れる泉に栓をするかのように、レネゲイドが停止していく。

夜風 : 「お、やってみるもんじゃなあ」

結勿 継子 : 「ち、チカラが……!? 」

夜風 : 「そうじゃ、おぬしはもうチカラを、何のエフェクトも使えんぞ」

結勿 継子 : 「な、なんだと……!? それじゃあ、ヒーロー見習いとしての活動ができねェじゃあねェか!! いますぐ戻しやがれッ……!!」

夜風 : 「いやじゃ。今すぐに服を脱いで土下座して詫びるというなら考えてやらんこともないがのう」

結勿 継子 : 「は、はァ!? すっとんきょうな事抜かしてンじゃあねェぞ、バーロー! 畜生!!」

結勿 継子 : 「てェか、土下座はともかく、服を脱ぐってなんだってンでェ!? 」

夜風 : 「それぐらいせんと誠意が足らんじゃろ?ほれ、するのか?」

結勿 継子 : 「だァれがするかってんだ!! この変態が!!」

夜風 : 「まあしても戻さんがな。……はぁ、やれやれじゃのう、おぬし」

夜風 : 「おぬし、自分が言った言葉も忘れておるのか?」

結勿 継子 : 「あァ? 」

夜風 : 「おぬしはな、あの時代償の話は要らんとわしに言うたじゃろう」

結勿 継子 : 「ぐぬ……」

夜風 : 「わしはあの時、感動したぞ。人間のくせに随分と肝の据わった奴もいるもんじゃと」

夜風 : 「気に入ったといったのも本当じゃ。こいつは大物が来たな、と思うた」

夜風 : 「それがなんじゃ?今のおぬしは?」

夜風 : 「自分が思ってたものより代償が重いと知った途端、びーびーぎゃーぎゃーと騒ぎおって」

夜風 : 「挙句わしを壊そうとまでしよる。それが力をくれた者への態度か?」

夜風 : 「おぬしはわしから力を一方的に貰ってそれで良いと?」

夜風 : 「まるでスジが通っておらんのではないか?」

夜風 : 「どうじゃ?おぬし一体何を考えてわしを邪険に扱っておる?」

結勿 継子 : 「……あの時、あたしはチカラを求めて、テメェはそれに答えた。 チカラをくれた事にゃあ感謝してるよ。」

結勿 継子 : 「夜風がいなけりゃ、どうにもならねェ状況だったからな。」

夜風 : 「そうじゃろう、そうじゃろう」

結勿 継子 : 「あたしを気に入ってくれてるってのもまあ、悪い気はしねェサ」

結勿 継子 : 「だがな、その気に入ったあたしをこの世から消そうとしておいて、感謝しろだァ? 」

結勿 継子 : 「てやんでェ! ンなバカな事があるかよ!! 」

夜風 : 「は~~~~~~~~。おぬしほんっとうに小物じゃのう!!ただ自分の身が可愛いだけか!!」

夜風 : 「あの時自分の身がどうなってもいいから親を助けようとした、わしが気に入ったおぬしの姿なんぞもう欠片も残っとらん!というか、わしの見込み違いじゃった!」

夜風 : 「おぬしみたいな小娘にわしが力を貸す義理など無いわ!」

夜風 : 「このままヒーローでも見習いでも勝手にやってヴィランに嬲り殺されてゆけ!わしは高みの見物をしておるからのう!!」

夜風 : 「はーはっはっはっはっは!!!!じゃあの!!!!」

GM : 夜風の意識体が消える。本体が刀である以上、あの姿は自由に出現出来るのだろう。

結勿 継子 : 「あっ! 畜生!! 言わせておけば…!! 待ちやがれってんでェこの…!! 」

柏木 空 : 「え、えっと…大丈夫ですよ、無理に戦う必要もないですし、それに結勿さんが危険な目に遭うようでしたら彼女も力を返してくれると思いますし……焦る事はないかと……」

ハル : 「…見ててイライラするヤツだな、アイツ…」

火山 竜太郎 : 「まあ、あいつのお陰で親父さんが助かったのも事実だからな……これからどうするか、焦らず考えていくとしよう」

結勿 継子 : 「……もういい。 アイツのチカラなんざ誰が借りるかってんだ。」

結勿 継子 : 「むしろ静かになって清々したってモンさ」

柏木 空 : 「……」何と声をかけていいのかが分からずもじもじしている、多分本気でそう思ってるわけじゃないんだろうなぁ…って思いつつ

ハル : 「……はあ、大変だな。あんなヤツに振り回されるなんてな……」腕を組んで、夜風を見つめる

結勿 継子 : 「(我が身がかわいいだけの小娘、か……。 チッ、忘れればいいものを、頭の片隅にこびりついて離れねェ……)」

火山 竜太郎 : 「(悪い奴ではなさそうな気もするんだがな……とはいえ油断はできないか)」

結勿 継子 : 「別にあいつのチカラがなくなったからって、ヒーロー見習いって肩書を引っ込める訳じゃあねェ。 ……あたしのチカラで認めさせてやる。」

結勿 継子 : 「……あしたも頼むぜ、センパイ方。」チカラがない事に不安を覚えつつ、夜風の柄を握りしめる。

ハル : 「…さっきの様に声に覇気がないな、本当に大丈夫なのか」喧嘩腰に聞こえる心配

結勿 継子 : 「二言はねェよ!! これなら、満足かィ!?」大声で

ハル : 「……ああ、それでいい。お前はやかましいぐらいが丁度良いからな、アイツみたいに」ゼットの方を見て

ハンマーゼット : 「おれはやかましくねえだろ!!?!??」

ハル : 「それをやかましいと言っている…」額に皺を寄せて

ハンマーゼット : 「ふつーにしてるつもりなんだがなー」 頭をぼりぼりとかく

ハル : 「訂正だケイコ、アイツの50%ぐらいでいいぞ」

結勿 継子 : 「50%でいいなら助かるナ、100%なんざ身が持たねえよ」

ハル : 「ん、まあ明日も気張るんだな。はしゃいで夜更かしするんじゃないぞ」←夜更かし遅刻が多めブーメラン

結勿 継子 : 「……わかってらァ、は~あ! 寝屋がたのしみで仕方ねェや!!」夜風に言われた事が気になって、悶々としている

GM : ではこの辺りでシーンエンド!

GM : 継子ちゃんはこれから一切のエフェクトが使用不能になります。

結勿 継子 : り、リザレクトまで…!?

火山 竜太郎 : ひえ~!

GM : あたりまえじゃよな~~~~???

柏木 空 : 凶悪がすぎる…!!

結勿 継子 : こンのクソ妖刀がァ~~~~!!!!!!

ハル : これじゃあノーマルと変わらんのう!?

GM : 夜風が許可するか、目的意識が一致しない限り使えません!二人の心がばらばらだと戦えないのです。

結勿 継子 : ちくしょ~~~~!!!! 白兵技能11で戦ってやらァ!!!!

GM : え!?コンセ抜きでクライマックス戦闘を!?

結勿 継子 : できらァ!!(ロイス全部使って達成値上げ)

GM : はいジャーム

結勿 継子 : ;;

GM : あと言い忘れた、夜風の装甲無視などの特殊能力も効果を発揮しません。以上!

結勿 継子 : くそ~~~~~~ 当たればどうにかなると思ってたのに~~~~

GM : 残念じゃったの~~~~~~~~~~~~

GM :  

シーン7 情報収集

・調査項目 :
◆夜風について
 <情報:FH> <知識:レネゲイド、遺産> 8
◆ロードジャッカーについて
 <情報:ヒーロー、ヴィラン> <知識:レネゲイド> 8
◆百花について
 <情報:ヒーロー、ヴィラン> 7
◆レナ・エーデルシュタインについて
 <情報:ヒーロー> 6

GM : このシーンは情報収集のシーンになります。複数の情報知識があってもどの技能で調べても得られる情報は同じになります。

GM : PCの調査描写についてはやってもやらなくてもOK!やるひとは情報判定に成功して情報が公開された後に宣言して自由にやってください。

GM : 全ての情報が公開されたら次のシーンで情報共有を行います。

GM : では調べる人から登場判定どうぞ!

結勿 継子 : じゃあ! 一番手、結勿 継子、出るっす!!

結勿 継子 : 1d10+53 DoubleCross : (1D10+53) > 1[1]+53 > 54

結勿 継子 : ◆夜風について を知識:遺産で調べます!!

GM : どうぞ!

結勿 継子 : 3dx DoubleCross : (3DX10) > 7[2,5,7] > 7

結勿 継子 : 1足りない! 財産点の使用いいですか!!

GM : よかろう!

結勿 継子 : さすが夜風パワー(?)

GM : では成功、夜風の情報を公開します。

◆夜風について : FHが保管していた日本刀のEXレネゲイド。
彼女は室町時代の刀工、村雲浄蓮(ムラクモジョウレン)に作られた。
村雲浄蓮はモルフェウスシンドロームのオーヴァードで、人間を刀に作り替える力を持っていたらしい。
その浄蓮の作った刀の中でも夜風は最高傑作と謳われている。
作成時期から厳密には遺産では無いのだが、夜風は何故か古代のレネゲイドと同等の力を持っているようだ。
非常に強力な力を持つが、その代償として契約を交わしたオーヴァードは夜風の魂に体を乗っ取られる。
現在の夜風は体の支配に必要なレネゲイドが不足しているので契約者の体を乗っ取ることは出来ないが、
もしも継子がジャーム化すれば、夜風は継子の意識の隙を突いて増大したレネゲイドウイルスを利用して自分の力に変え、継子の体を完全に支配することだろう。

結勿 継子 : 村雲浄蓮、最悪過ぎる。ジャームでしょ。

GM : ジャームかもしれないし素でやばいのかもしれない。調査描写はするかな?

結勿 継子 : したい! というか他PCとの会話がしたいので、後でいいかな!

GM : にゃるにゃる?じゃあ後回しにしようか

柏木 空 : 1d10+54 DoubleCross : (1D10+54) > 6[6]+54 > 60

柏木 空 : レナ様の情報!ください!

GM : やるかどうかはおぬし次第!

GM : 判定どうぞ!

柏木 空 : 確実に行きたいから生き字引使います!

GM : 確定引きだ、了解!

柏木 空 : 7dx+8 DoubleCross : (7DX10+8) > 10[1,3,6,6,7,10,10]+8[5,8]+8 > 26

GM : コンセも無いのにガチすぎる、ではレナ様公開します

◆レナ・エーデルシュタインについて : 東京の町で活動するトップヒーロー。ファッションモデルとしても活躍している。
FHの実験で全身が賢者の石で作られた賢者の宝石(レネゲイドジュエリー)と呼ばれるレネゲイドビーイングに変化している。
その特異な体質から多くの組織に狙われており、すでに存在が知れ渡っているためヒーローネーム等で正体を隠しても意味がなく、本名で活動しているようだ。
レナの最後の記録はFHに所属するとあるヴィランとの戦闘で、その際に敵からある武器を回収している。
それは“妖刀霽月”(セイゲツ)というEXレネゲイドに感染した刀だ。夜風と同じくFHが保管していたものらしい。
レナはこの霽月を手に入れた直後にいなくなっている。
霽月が夜風と同じタイプの武器だとすれば、レナは霽月に乗っ取られている可能性が高い。

柏木 空 : てぇへんな事になってやがるぜ

GM : てぇへんですよ、調査の描写はする?

柏木 空 : しないでいいかな!次の方どうぞ!

GM : りょか!じゃあ次ハルちゃんかな?

ハル : でますぞ~!

ハル : 1d10+60 ほいっ DoubleCross : (1D10+60) > 3[3]+60 > 63

ハル : ゆくぞロードジャッカー!

ハル : 3dx+1 よよい DoubleCross : (3DX10+1) > 9[2,7,9]+1 > 10

GM : 良い出目じゃ、ではロードジャッカーも公開します

◆ロードジャッカーについて : 数日前から現れた、使い手の体を乗っ取るEXレネゲイドに感染した武具。
元々はただのEXレネゲイドだったが、何者かによって夜風から抜き取られたレネゲイドを埋め込まれて使い手を支配する力を得た。
ロードジャッカーを元に戻す方法はこれまで見つかっていなかったが、継子と夜風に倒されたロックソルジャーの武具は元の状態に戻っている。
これは夜風が倒したロードジャッカーから自身のレネゲイドを回収したからである。
他のロードジャッカーのレネゲイドも同様に夜風が回収することが出来れば元のEXレネゲイドに戻すことが可能だろう。
しかしレネゲイドを回収するごとに夜風は力を取り戻していく。
全てのロードジャッカーから夜風のレネゲイドを回収した時、継子は夜風に体を完全に支配されるだろう。

ハル : はぁ~ん、なんちゅうことじゃ

GM : えらいこっちぇ、調査描写はどうする?

ハル : なしなし!そこら辺の輩を締め上げた感じで!

GM : モブ厳 了解了解!

GM : じゃあ最後火山さん登場どうぞ!

火山 竜太郎 : 1d10+52 DoubleCross : (1D10+52) > 6[6]+52 > 58

火山 竜太郎 : 百花について調べてみましょう!

GM : へい!

火山 竜太郎 : 砂の加護を使いまして

GM : 了解了解、どうぞ!

火山 竜太郎 : 8dx+1>=7 DoubleCross : (8DX10+1>=7) > 9[3,3,4,6,7,8,8,9]+1 > 10 > 成功

system : [ 火山 竜太郎 ] 侵蝕率 : 58 → 61

火山 竜太郎 : いけたいけた!

GM : いけたね!では百花の情報公開

◆百花について : 最近になってその存在が確認された巫女服姿のヴィランの少女。
シンドロームはオルクス/バロールのクロスブリード。空間に抜け道を作る能力を使い神出鬼没に現れる。
百花はオルクスのエフェクトの中でも、ブレインジャックという他者を支配するエフェクトの扱いに長けている。
この力でロードジャッカーにオルクスの因子を埋め込み、彼らを意のままに操っているようだ。
百花を倒すことが出来れば彼女の因子は抜け落ち、全てのロードジャッカーを止めることが出来るかもしれない。

火山 竜太郎 : なるほど……

GM : そういうことなのです、調査描写はどうする?

火山 竜太郎 : じゃあ出版社に出入りしてるので、そこの記者に聞いてみる感じで!

GM : 記者有能、RPはどうするかな

火山 竜太郎 : ちょっと考えたけど省略で!

GM : 了解了解!

火山 竜太郎 : バァン! と勢いよくドアを開けて編集部から出て来る。漫画の持ち込みではなく、調査をしていた。

火山 竜太郎 : 「(あの百花というヴィランについても、少しずつわかってきた。だが核心に触れるのはもう少し時間が要りそうだ)」険しい作画をしている

火山 竜太郎 : 時間が来たのでひとまずみんなと情報共有に戻る、というところで以上!

GM : 了解!

GM : ではシーンエンド!

GM :  

シーン8 情報共有

GM : 情報共有+αのシーンです、全員登場侵食どうぞ!

火山 竜太郎 : 1d10+61 よいしょ DoubleCross : (1D10+61) > 9[9]+61 > 70

結勿 継子 : 1d10+54 DoubleCross : (1D10+54) > 8[8]+54 > 62

ハル : 1d10+63 DoubleCross : (1D10+63) > 9[9]+63 > 72

柏木 空 : 1d10+61 DoubleCross : (1D10+61) > 10[10]+61 > 71

GM : あなた達はそれぞれ今回の事件について調査した後、情報を共有し整理することにした。

GM : 場所は都内のとあるカフェだ。

GM : ヒーローマニアの店主が経営するカフェで、店内のいたるところにヒーローグッズが並び、各メニューもトップヒーローの名前が入ったりしている。

GM : ハル、竜太郎、空の三人はすでに到着し、テーブル席に腰をかけているが、継子とハンマーゼットはまだ来ていない。

ハル : 店員さんに大量の注文を押し付けて、継子ちゃん達が来るの待ってるよ

火山 竜太郎 : 「おい、本当に食べられるんだろうな?」伝票を見てひっくり返りそうになってる

柏木 空 : 「……」情報の事が気がかりで仕方がない顔。大量の注文にも気づかずおろおろしている

ハル : 「食べきらなければ罰当たりだろう、そのようなことは絶対にしないぞ」

ハル : 「それに、私は結構食べるほうだ。そのような心配はいらん。」自信を持った雰囲気

火山 竜太郎 : 「ならいいんだが……しかし大丈夫か? レヴォントゥレット。顔色が良くないようだが」

ハル : 「朝食でも抜いたのか」

柏木 空 : 「いえ、ちゃんと卵かけごはんとお味噌汁食べました……そうじゃなくて、えっと、先ほど調べた事が……あぅ」下を向いている

火山 竜太郎 : 「……」その様子からなんとなく嫌な予感を感じ取る

結勿 継子 : そうしてあなたたちが話し込んでいると、店の窓に、雑踏から完全に浮いている和服の少女が映る。

結勿 継子 : きょろきょろとしていて落ち着きのない、その和服の女の名は、顔が見えなくてもわかる。結勿 継子だ。

ハル : 「?…あっ、おいアイツが来たみたいだぞ。」窓の外を指さして

火山 竜太郎 : 「おお、無事ここがわかったようだな」

柏木 空 : 「ちゃんとお店に入れるでしょうか……」不安そうに

結勿 継子 : 右往左往して探し、ようやく見つけたヒーロー達にぱっと顔を明るくすると、継子はパタパタと走り寄ってくる。

結勿 継子 : が、カフェの入り口で立ち止まる。

火山 竜太郎 : 「すんなりとはいかないみたいだな……」

ハル : 「……何してるんだ……」様子見

結勿 継子 : 「……? ……???? なんでェ!? この扉ァ、開かねェじゃあねェか!! どうなってやがる……!!!!」ぐぬぬと踏ん張って、カフェの扉を横にスライドしようとしている。 が、この扉はスライド式ではないのだ。

結勿 継子 : 障子や襖が主だった継子の山の常識で、混乱しているようだ。

柏木 空 : 「あわ……わ、私開けてきます……!」ぱたぱたと走り寄って

火山 竜太郎 : 「そのうち破壊しそうだな……頼む」

ハル : 「……行ってやれ」はあ、とため息をつく

柏木 空 : 「…結勿さん!こうです!」そう言って扉を押して開く

結勿 継子 : 「な……! あ、あは~~、なるほどなァ~~~」あたまをかいて

結勿 継子 : 「うぅ、こっぱずかしいとこ見せちまったナ……ありがとよ、空……。」

柏木 空 : 「大丈夫ですよ……ええと、こちらです」そう言って静かに先導して歩いていく

火山 竜太郎 : 「本当にどんなところで育ったのか見てみたいもんだぜ」

ハル : 「ここだケイコ、そこに座っておけ」

結勿 継子 : 「おうさ!」空ちゃんの横の席にどかっと座る。面倒見がいいので懐いたらしい

柏木 空 : 「あ……えへへ……」隣に座ってくれて嬉しいのかほにゃと表情を緩める

ハル : 「…お前は何か頼むか?あるなら適当に頼んでおけ」ハルちゃんの周りに頼んだ料理が届き始めてる

結勿 継子 : 「ん~……」メニューらしきものを手に取るが、横文字ばかりで意味がよくわからない

火山 竜太郎 : 「(すごい量だな……)」圧倒されてる

結勿 継子 : 「じゃあ、空と同じので!! ああ、あたしの注文まで面倒見なくていいヨ? あたしの分はあたしの手銭※で頼まァ!!」※自腹

柏木 空 : 「てせん……?え、えっと、私はこれ頼みました……栗、好きですか?」そう言って期間限定のマロンパフェを指さす

ハル : 「むぐむぐ…ああ、それも美味そうだな」一品目完食

結勿 継子 : 「あたぼうよ!! あたしの山じゃあ、栗がよく取れるんでナ!! 都会の人間のくってるモンが得体の知れねェもんじゃなくて助かったねェ!!」

柏木 空 : 「と、都会の人も人間ですよ……!では、店員さんに頼みますね……」そうは言ったものの、おずおずと様子を伺っているのでなかなか声がかけられずにいる

ハル : 「…おーい、このマロンパフェを3つ頼む」
察して代理注文、どさくさに自分のも頼む

火山 竜太郎 : 「なんか増えてないか?」

柏木 空 : 「あ、ぶるーろ……ハルさん、ありがとうございます……」外だったことを思い出して

ハル : 「私の分もだからな」

ハル : 「ん、構わん」ドリンクを飲みながら

結勿 継子 : 「ハルの分かヨ!! てっきりぜっとの……あ? そういや、ぜっとは来てねェんだナ?」

火山 竜太郎 : 「それでよく太らないもんだ……さて、まだメンツは揃ってないがどうする?」

柏木 空 : 「…集合時間過ぎていますし、先に始めてもいいかもしれません……ゼットさんにはまとめた情報をお教えするという事で……」

ハル : 「ゼットは…どうせ遅刻だろ、それか道に迷ってるんじゃないのか?」

結勿 継子 : 「ああ……ってェ事なら、先にあたしから聞きたい事があらァな」

火山 竜太郎 : 「トラブルに巻き込まれてないといいんだがな……聞きたい事?」

結勿 継子 : 「あ~、その内のひとつはたいしたことじゃあねェよ? 」

結勿 継子 : 「……ちっとだけ、あたしの体を使ってる間の夜風の様子が知りたくてヨ。」拗ねたような声色で

柏木 空 : 「…ええと、彼女の事を心配しているのですか……?」

結勿 継子 : 「てやんでェ! バーロー!! ンな訳ねェだろうが!!」

柏木 空 : 「ひっ!!す、すみませんすみません……!」

結勿 継子 : 「……んあ? 別にそうまでして謝る必要はねェが。」江戸っ子感覚

柏木 空 : 「へ……?あぅ、ごめんなさい……怒らせてしまったのかと……」

火山 竜太郎 : 「しかしいまどき珍しいくらいの江戸弁だな……で、夜風の様子か」

ハル : 「(こいつの親父もあんなんだったし、これがナチュラルな口調なんだろうな)」ズズズズッ(ドリンクの底を吸う音)

結勿 継子 : 「怒ってるが、そうまで怒ってねェサ。 うちの山じゃこれがフツーなんでェ、慣れてってくれ、センパイ。」

柏木 空 : 「そ、そうなんですね……頑張ります……」ぺこりと頭を下げて

結勿 継子 : 「そうそう、夜風の様子でェ……覚えてねェならそれでも別に構わねェよ。」そう言う継子の腰に目をやると、挿してある夜風にはヒーローズクロスが巻き付けられていた。

柏木 空 : 「ええと、そうですね……楽しそう、でした」

結勿 継子 : 「……たのしそう?」

柏木 空 : 「はい……あぁ、えっと、保護したばかりの時の話です」

火山 竜太郎 : 「ああ……そうだな。人生を謳歌しているというか、そんな感じだったぜ」

柏木 空 : 「人生を謳歌している、その表現が正しいと思います。……久しぶりに身体を得て、美味しい物をたくさん食べて……幸せそう、と言うか」

結勿 継子 : 「人生を謳歌、ねェ……人様の人生奪っておいてェ、勝手なモンじゃねェのサ」

結勿 継子 : 「……はぁぁ、そうかィ……。」目を閉じてあたまをかいて

GM : ではその辺りでカフェの入り口からでかい声が聴こえてくる。

ハンマーゼット : 「ゼーット!!悪い悪い、まーた遅くなっちまった!!!」

GM : ハンマーゼットはどたどたと大きな足音を響かせてあなた達のいるテーブルへとやってくる。その姿はヒーロースーツのままだった。

ハル : 「お前抜きで始まるところだったぞ、好きなとこにさっさと座れ」

ハンマーゼット : 「おう!!横失礼するぜ!!」 ハルちゃんの隣にどかっと座る

ハル : 「っ、出会った時からそうだ…こいつは…」狭そうに感じてちょっと距離を取る

柏木 空 : 「わ、わ……!お洋服そのままで来ちゃったんですか!?」

ハンマーゼット : 「ん?だめだったか?」

火山 竜太郎 : 「主張が激しすぎねえか!?」

結勿 継子 : 「本腰の入った歌舞伎モンだねェ……目立ちすぎだろィ」

柏木 空 : 「め、目立っちゃいます……!ほ、ほら、お店の中の人みんなこっち見てますよ……!」

ハンマーゼット : 「なーに言ってんだ、目立ってなんぼだぜ!!なんてったってどれほど目立っても全く話題にならんからな!!ハッハッハッハ!!!」

火山 竜太郎 : 「急に悲しい話をするな!? まあ本題に入ろうか」

ハンマーゼット : 「悲しいとか言うんじゃねえって!」

柏木 空 : 「(逆に悪い意味で有名になってしまわないか心配……)」

結勿 継子 : 「あァ、そうだナ! もうひとつ聞きたい事があったが、まあ、そいつは追々。」

結勿 継子 : 「情報の共有だったよな。 一番手はあたしに任せてもらおうかィ?」

柏木 空 : 「どうぞ……是非聞かせて下さい」

ハル : 食べ物が口に入っているので相槌を打つ

ハンマーゼット : 「ゼット!頼むぜ!」

火山 竜太郎 : 「おう、頼んだ!」

結勿 継子 : 「……ンじゃあ、コイツについて知った事を話そうか。」ぽんぽんと夜風の柄を叩いて

結勿 継子 : 「コイツが作られたのは室町にまで遡る。 生みの親は村雲の浄蓮ってェ刀鍛冶。」

結勿 継子 : 「結論から言やァ、コイツは遺産じゃあなかった。」

火山 竜太郎 : 「ほう、そうなのか?」

ハンマーゼット : 「まあ、時代からするとそうなるな」

結勿 継子 : 「……ソイツが"人間を刀に作り替える"ってェチカラを使い、人間を元に作った刀。その最高傑作が妖刀夜風って訳サ。」

柏木 空 : 「な……そ、それって……そんな事が……!?」信じられない表情で

ハンマーゼット : 「うむ……」 腕を組んで静かに相槌を打つ

ハル : 「…なんだそれは、逆RBみたいなものか?」額に皺を寄せる

火山 竜太郎 : 「……マジかよ、そんな漫画みたいな話があるのか!?」

結勿 継子 : 「……ああ。 幽霊だなんだと言ってたが、実際、コイツは元々生きた人間だったって事ヨ。」

柏木 空 : 「……酷い、です……だから彼女、あんなに楽し気に……」出会ったばかりの夜風を思い出して

結勿 継子 : 「ああ、それとな、もう一つ……こいつは別に重要じゃねェンだが、」

火山 竜太郎 : 「……」

結勿 継子 : 「あたしがジャームってェバケモノになった時は、コイツはその時に出るチカラを根こそぎ吸って、カンゼンに乗っ取るらしい。」

柏木 空 : 「……色んな意味で、ジャームになってしまう事は阻止しないといけませんね……力の使い過ぎには気を付けてください」

結勿 継子 : 「へへっ、どうせあたしゃチカラのひとつも使えやしねェのサ。 気にする事はないね。」

柏木 空 : 「それはそうですけど……」

夜風 : 「ほ~?そうだったのか。おぬし良いことを調べたのう」 突然継子ちゃんの背後に夜風の意識体が出現する

火山 竜太郎 : 「そこは夜風とは関係なく守らなきゃならん一線だ。今はどちらにしろ力は使えないが、気を付けろよ……って」

ハル : 「噂をすれば出て来たぞ」

結勿 継子 : 「あっ、てめっ……!! 盗み聞きしてやがったのか!!」

夜風 : 「盗み聴きなんかするつもりなかったんじゃがの~。こんな隣に置かれたらいやでも聴こえてしまうからのう~」

夜風 : 「で、そうかそうか、その手があったか。じゃあ小娘、さっさとジャームになれ。そのためならチカラをいくらでも使わせてやるぞ」

結勿 継子 : 「真っ平御免だね! 自滅のためのチカラなんざ誰がいるかってんだ! このすっとこどっこい!!」

結勿 継子 : 「昨晩は嫌に静かにしてたと思えば、調子付きやがって…!!」

夜風 : 「なんじゃ、チカラを使わせろといったりいらんと言うたり」

夜風 : 「まあ良い、どうせチカラなんぞ使ってればすぐジャームにもなる。わしはゆっくり待つとするかのう、ふははははは!!!」

結勿 継子 : 「……ちっ、クソ妖刀が……」

GM : 夜風は愉快そうにふわふわ浮いて店内のヒーローグッズを眺めたりしている。

結勿 継子 : 「……もういいだろ、こうなったら無視だ無視。 次の話行こうじゃねェの。」

火山 竜太郎 : 「返す返すもヒーローの相方とは思えん奴だ……」

柏木 空 : 「……あぅ……そう、ですね……」夜風ちゃんが楽しそうなのを複雑そうに見ている

柏木 空 : 「……それでは、次は私の調べた情報を共有しても良いですか?」

結勿 継子 : 「おうさ! あんなの気にせずドンドン来な!!」

ハンマーゼット : 「……おう!聞くぜ!」

ハル : 「ん、何を調べてきたんだ」

柏木 空 : 「ありがとうございます。私が調べたのは、現在失踪中のヒーローの一人……レナ・エーデルシュタインについてです」

柏木 空 : 「……彼女は記録にある最後の戦闘にて、FH所属のヴィランからある武器の回収に成功しました」

柏木 空 : 「その武器の名は、妖刀霽月」

火山 竜太郎 : 「妖刀……!」嫌な予感がする

ハル : 「…また例の刀鍛冶繋がりか?」

柏木 空 : 「はい。おそらくは……彼女と同一の存在でしょう」そう言って夜風ちゃんを見つめる

結勿 継子 : 「村雲の浄蓮作のもう一振りかィ……」

夜風 : 「なんじゃ、じろじろ見るでない。首を斬られたいか?」

柏木 空 : 「ひっ……!い、いえ、斬られたくないです!!」首をさっと抑えて

夜風 : 「ははははは!!そうじゃろうそうじゃろう、分かったら地面を向いて縮こまっておれ!!」

柏木 空 : 「は、はい……」肩を竦めて足元を見ている

結勿 継子 : 「ヒーローが怯えンなよ、カッコつかないねェ…。 コイツはひとりじゃなンもできねェンだしよ。」

柏木 空 : 「で、でも、万が一でも斬られたくないです……ええと……」

火山 竜太郎 : 「とりあえず話が終わるまで静かにしててくれ! ……続けてもらっていいか?」

柏木 空 : 「はい。……得た情報から推測するに、レナさ……レナ・エーデルシュタインは、妖刀に乗っ取られている可能性があります」

柏木 空 : 「他の失踪中のヒーローについても、同様の事が言えるかもしれません……報告は以上です……」頭を下げる

火山 竜太郎 : 「……」

ハンマーゼット : 「霽月に、か……。確かに、そうなるだろうな……」

火山 竜太郎 : 「(やはり……この展開が起きてしまったか)」空ちゃんの様子を見ている

柏木 空 : 「……」夜風に下を向かされてはいるが、それとは関係なく悲しそうにしている

結勿 継子 : 「夜風だの霽月だのと、夜景がスキな刀鍛冶だねェ……、ま、ま、レネゲイドで作られた刀なんだ、レネゲイドでならどうにでもなるンじゃねェのかィ?」

柏木 空 : 「……まだ、その辺りの情報の調べはついておりませんので……引き続き、調査を続けたいと思います……」

火山 竜太郎 : 「……ああ、無理はするなよ」

ハル : 「…そう都合よくあればいいがな、ただケイコの言う通りポジティブに考えるのがいいだろう。まだそのヒーローが死んだわけじゃないんだ、なんとかなるさ」

柏木 空 : 「……ありがとうございます、皆さん…」

結勿 継子 : 「(この雰囲気、レナってのは空にとって近い人間、あるいは大事な人間、憧れる人間ってとこかね……。あたしにとってのアニキみたいなモンかァ……?)」

火山 竜太郎 : 漫画家、火山竜太郎の視点からしてみれば、この展開は必然とも言えるものだった。

火山 竜太郎 : 師弟とも言える二人の関係、そのヒーロー同士の対決の機会となれば、やらない理由などないのだ。

火山 竜太郎 : 「(誰が裏で糸を引いて、どこまで絵図を描いているのか知らないが……この展開、俺への挑戦と受け取ったぜ)」

柏木 空 : 「あ……わ、私の次は、どなたが……」マロンパフェに手をつけられていない

火山 竜太郎 : 「ああ、エーデルシュタインのことは心配だが……今は話を続けよう」

ハル : 「んぁ…じゃあ私が話そう、えーっと、ちょっと待てよ」ごそごそとメモを取り出す

ハル : 「そうだ、使い手を乗っ取るEXレネゲイド…ロードジャッカー共の情報だ」乱雑な文字で書かれたメモを見て

結勿 継子 : 「ロードジャッカー……ああ、あたしが斬った岩のヤツの事だったか」

ハル : 「前に夜風からレネゲイドがいくらか抜かれてる、って話は聞いただろう。実はな、その夜風のものがどうやらロードジャッカーに埋め込まれてるみたいだ」

火山 竜太郎 : 「ほう……?」

ハル : 「ああそうだ、確か…ロックソルジャー?だったか?アイツもそうだったんだが……お前が夜風で斬ったあと、夜風自身がその埋め込まれたものを取り返しているらしい。」

ハル : 「ケイコ、なんかそれっぽいのは感じなかったか?」

結勿 継子 : 「……ふぅむ、なるほど。 そういやァ、奴を斬った後、黒い光みてェなモンが入っていくのを見たような覚えがあらァな」

夜風 : 「お~、あれがそうじゃったのか。なんかちょっと元気になった気がしてたが……あの盗人めが!」

結勿 継子 : 「テメェはあたしの体の盗人だろうがよ」

ハル : 「恐らくはそれだろうな。それと同時にロックソルジャーのEXレネゲイドは通常のものへと戻っていた、つまりはお前で斬れば暴走した者を元に戻せるというわけだ」

結勿 継子 : 「はは~ん、なるほどねェ……」

夜風 : 「わしの体じゃろ。しかし、ふむふむ……そうかそうかぁ」 ニヤニヤと笑ってる

ハル : 「…だが、そのロードジャッカーを斬れば斬るほど夜風のレネゲイドは蓄えられるだろうな。行きつく先は完全復活だろう…まったく、難儀なものだ…」

結勿 継子 : 「なあにニヤついてやがる気色悪ィ……」

夜風 : 「やっぱりのう!」

火山 竜太郎 : 「……」柄にもなく静かに様子を見ている

結勿 継子 : 「……そういうことか。体を乗っ取る算段がついたからたのしいってか。」

ハル : 「…その通りだ、まったく…」深くため息をつく

夜風 : 「いやいや、とんでもない!わしもたった今正義に目覚めてな!ロードジャッカー……人間様の体を乗っ取るなんて許せん奴らよなぁ!!これは早くわしらが解放してやらんとなぁ!!はっはっは!!」

柏木 空 : 「(し、白々しい……!)」目を逸らして

ハル : 「しかし、こいつを埋め込んだ者がいるはずだ。それが誰なのかは知らんが…そいつを倒せば何かが変わる……と良いな。」

結勿 継子 : 「ま、言われてみれば納得だ。 人を乗っ取るってとこは、夜風の悪辣さ通りだしねェ」

ハル : 「そして私からは以上だ。こんなに喋ったのは久しぶりだから喉が渇いたぞ」いつの間にか届いてたドリンクを飲む

夜風 : 「さしずめわしはダークヒーローってとこかのう?んん~?」 上機嫌で全然腹を立てない

結勿 継子 : 「はぁぁ……、調子のいい奴がよォ……」

火山 竜太郎 : 「まったく、調子のいい奴だ。さて、次は俺からだが……」

火山 竜太郎 : 「ロードジャッカーに仕掛けをした奴、そいつに関する情報だ」

ハル : 「ん、グッドタイミングだな」

柏木 空 : 「それは……一体、誰なんですか……?」恐る恐る

結勿 継子 : 「おっ、ハルが言ってた埋め込んだ奴の事が早速かィ」

火山 竜太郎 : 「それは……」

火山 竜太郎 : 脳裏によぎるのは忘れもしない、あの日のビルに舞う花吹雪の光景。

火山 竜太郎 : 「最近世間を騒がせてる、百花っていうヴィランだ。――俺も会ったことがある」

柏木 空 : 「百花……」

ハンマーゼット : 「百花……?」

ハル : 「?」

火山 竜太郎 : 「こういう奴だ」 ドンッ、とスケッチブックに描かれた百花の絵を見せる。それはまるでアニメの設定資料のように綿密だ

ハンマーゼット : 「おお!?う、うめえ!!」

柏木 空 : 「ふえ、すごい……!クオリティがすごいです……!」

結勿 継子 : 「へぇぇ……こいつは大したモンだねェ……」

ハル : 「……お前の考えたキャラじゃないよな、しかし…細かく描かれているな……」

火山 竜太郎 : 「へへ、ちょっとしたもんだろう? 何と言うかこれは……イメージトレーニングの産物だな」

火山 竜太郎 : 「まあ、それは置いといてだ。こいつの得意とする洗脳の能力。それがロードジャッカーを通じてヒーローを操っている……という仕掛けらしい」

ハンマーゼット : 「……オルクスの能力だな?」

火山 竜太郎 : 「ああ、シンドロームはオルクスとバロールのクロスブリードと目されてる。空間操作能力の使い手でもある。だからどこもこいつの尻尾を掴み切れないってわけだ」

結勿 継子 : 「操ってくるわ、逃げ足が速いわ、手を付けようにもって感じだねェ……」

火山 竜太郎 : 「ああ。だが、百花を倒せばロードジャッカーに操られているヒーローを助けられる可能性があると俺は睨んでいる」

柏木 空 : 「……!」顔を上げる

ハル : 「それは朗報だな、それに親玉を倒せば元通りになるというのもわかりやすくて良い」

結勿 継子 : 「はは~ん! 残念だったねェ、夜風!!」

火山 竜太郎 : 「賭けてみるならこっちじゃないか? レヴォントゥレット」

柏木 空 : 「……はい…少し、希望が見えた気がします……」出会ってからずっと青白かった頬に、すっと薔薇色が差す

夜風 : 「ふーむ?果たしてそう全て上手くいくかのう?洗脳が解けてもわしのレネゲイドが消えるわけでもないのにのう」 余裕そうに笑って

火山 竜太郎 : 「やってみねぇと分かんねえだろう!?」

柏木 空 : 「あぅぅ……」また下を向く。が、前よりも悲観的な表情ではない

夜風 : 「ふははは、そういう言葉は決まって確信の無い奴しか言わんもんじゃ!まあ精々頑張ればよい!」

火山 竜太郎 : 「(……さて、俺から言ってやれるのはこれくらいか。だが、いい顔するようになったじゃねえか)」

柏木 空 : 「あ……が、頑張ります……!」字面通りに受け取って微笑む

ハル : 「そうだな、もし百花を倒して元通りになった時の夜風の反応が楽しみだ」

結勿 継子 : 「……ま、いざって時ァあたしに頼りな、空。 ……夜風を振るえば、霽月も切れるだろうよ。」

柏木 空 : 「はい……お願いします、結勿さん……」ニコッと微笑み

結勿 継子 : 「(名のあるヒーローを操るほどの刀。 それを切った時、あたしの意識が残ってるかは……、へへっ、考えても仕方ないね。)」

火山 竜太郎 : 「(俺の推測が的外れって可能性もあるが……進んでる方向としては検討違いってことはないはずだ)」

柏木 空 : 「……?どうか、しました……?」継子ちゃんに

結勿 継子 : 「いンや、なんでもねェサ。 夜風を使わずに済むなら、それに越した事ァねェってだけの話でェ……。」

柏木 空 : 「ぁ……それはその通りです。先ほどはお願いしちゃいましたが、極力戦わないでくださいね……!」

結勿 継子 : 「……戦わないで、か。そうだね。」

火山 竜太郎 : 「(……もどかしいだろうな。そりゃそうだ)」心中察し

火山 竜太郎 : 「ともかく、俺の情報は以上だ」

ハル : このまま順調にいけばいいなぐらいの気持ちでパフェ食っとる

ハンマーゼット : 「……しかし、霽月に、百花……か」

ハンマーゼット : 「……懐かしい名前だぜ」 窓の外を見て

柏木 空 : 「な、懐かしいって、どういう事ですか……?」

ハンマーゼット : 「おれはそいつらのことはよく知っているんだよ」

火山 竜太郎 : 「マジかよ!?」

ハル : 「??」

結勿 継子 : 「ぜっと、テメェ、ソイツらとどういう経緯で……」

柏木 空 : 「……教えていただけませんか。ハンマーゼットさん」

ハンマーゼット : 「……そうだな。ちょうど良い機会だ。お前達にもおれの正体を明かしておこうと思う」

ハンマーゼット : 「実は、おれは……」

ハンマーゼット : 「手槌のレネゲイドビーイングなんだ。それもただの手槌じゃねえ」

ハンマーゼット : 「刀工、村雲浄蓮が七百年前に使っていた手槌。そいつがレネゲイドビーイング化した存在だ」

火山 竜太郎 : 「何ィ!?」

ハル : 「そうだったのか、通りで夜風に執着していたわけだ」いつの間にかパフェ完食

結勿 継子 : 「な、なんだってェ!? だが、レネゲイドはそんな、時代を越えて……? いや、夜風がこうなんだから、考えてみりゃあフシギじゃあねェのか……!! 」

柏木 空 : 「レネゲイドビーイング……!?あ、あまりにも人間に馴染……んでいたので気づきませんでした!」一瞬言い淀む

結勿 継子 : 「(するってェと、こいつのハンマーで夜風を叩き直そうとしたあたしは、案外間違ってなかったンだねェ……。)」

火山 竜太郎 : 「今回の件の、メチャクチャ重要人物だったわけか……!」

ハンマーゼット : 「完全な自我が芽生えたのはつい最近だから、おれもあまり馴染んでいるとは言えねえかもしれねえけどな」

火山 竜太郎 : 「週刊連載ならここでヒキが入るくらいの重要な情報だぜ……」

結勿 継子 : 「ああ、確かに。フツウのヤツぁゼットゼット言わねェもんなァ」

柏木 空 : 「ええ……えっと、何故これまでその事を言わなかったのかをお聞きしても……?」

ハンマーゼット : 「まだ情報が全然足りなかったからな。明日羽にはもう話しているが、いきなりおれは浄蓮の手槌だったと言ってもお前ら実感湧かねえだろ?」

柏木 空 : 「……」一度言われた図を想像してからこくりとうなずく

火山 竜太郎 : 「室町時代感が全然ないからな……」

結勿 継子 : 「あァ……まあ、そう言われるとそうかもしれないねェ……。村雲の浄蓮ってどこのどいつってな具合になるだろうヨ。」

ハル : 「鼻で笑ってたかもしれん」

ハンマーゼット : 「笑ってんじゃねえよ!?ともかく夜風以外にも浄蓮の刀が関わっていると知って、話すことに決めた。それからでも遅くはねえからな」

ハンマーゼット : 「霽月のことを知っているってのはそういうことだ。夜風が作られた頃のおれはまだただの手槌だったが、それでも浄蓮が作った刀のことは全て知っている」

ハンマーゼット : 「夜風、百花、残雪、霽月」

ハンマーゼット : 「特に覚えているのは、浄蓮が作った刀の中で最上級の業物だと言われているこの四本だ」

柏木 空 : 「よ、夜風さんのような刀があと3振りも…!?」

ハル : 「あと2本もあるんだな…」

火山 竜太郎 : 「……てことは、俺が前に会った百花も……」

結勿 継子 : 「なっ、マジかよ……!? 」

ハル : 「…そうなるのと残りは残雪、か。百花も刀で間違いないのか?」

ハンマーゼット : 「そうだ。百花は夜風と同じ妖刀だ」

ハンマーゼット : 「だが、百花には契約で人間を乗っ取る力はない。彼女の力は他者の洗脳に特化している」

結勿 継子 : 「んぇ? でも会った事があるって口振りからすると、こいつと違ってカラダはあるんだよな? 」夜風を指して

火山 竜太郎 : 「それは……姿は見たが、実態があるかまでは確認してねえんだ」

ハンマーゼット : 「もしかしたら幻影だったのかもしれねえ。それか、他のロードジャッカーと同じように、夜風のレネゲイドを利用しているのか……どちらかだろう」

結勿 継子 : 「ふぅむ……、ま、どちらにせよホントは刀って事だナ!! 」雑認識

柏木 空 : 「……三振りもこの件に関わっているのですから…あともう一振りも、敵に回る可能性を考えなくてはいけませんね」思案顔で

ハンマーゼット : 「そうだな。残雪についてはまだ情報が出ていないが……」

ハンマーゼット : 「……おそらく、この事件の首謀者は霽月だ」

柏木 空 : 「レナさんに取り憑いているかもしれない妖刀が……ええと、そうなると百花さんは……?」

火山 竜太郎 : 「霽月……エーデルシュタインが回収したっていう……」

ハル : 「霽月の手先か?」

ハンマーゼット : 「霽月、あいつには夜風と同じように契約者を乗っ取る力が備わっているのは調査で知っているな。奴が最初に目覚め、百花を仲間に加えたとおれは考えている」

柏木 空 : 「な……そ、そんな……!」青ざめて

火山 竜太郎 : 「……」

結勿 継子 : 「そのリユウはあンのかヨ? そもそもロードジャッカーどもを操ってンのは百花とやらなンだろィ? 」

ハンマーゼット : 「ロードジャッカーと百花の出現よりもエーデルシュタインの失踪の方が先だったというのもあるが……」

ハンマーゼット : 「単純に、百花よりも霽月の方が能力が上だと言うこともある。夜風、霽月、残雪の順に強く……百花は一番下だ。自ら使い手を乗っ取る力も持たない」

ハンマーゼット : 「だからおそらく……百花を倒したとしても、レナ・エーデルシュタインを解放することは出来ないだろう」

柏木 空 : 「…霽月その物を何とかしなくてはならない…と言う事でしょうか」

火山 竜太郎 : 「……なるほどな。納得のいく話だ」

ハンマーゼット : 「最終的にはそうなるだろう。しかし……」

ハンマーゼット : 「レナ・エーデルシュタインを助ける方法はすでに分かっている」

柏木 空 : 「えっ…お、教えてください!どうすればいいのですか!」思わず席を立って

ハル : 「む、本当か…ならこいつに教えてやってくれ」

ハンマーゼット : 「あぁ。まず、それについてはおれの正体が関わる」

ハンマーゼット : 「おれをレネゲイドビーイングに変えたのは、浄蓮が刀に変えた人間達が残した恨みや嘆きによるものだ」

ハンマーゼット : 「おれの体にはそういった犠牲者達の感情が宿っている……。浄蓮を殺せ、そして刀に変えられた自分を壊してこの永い苦痛から解放してくれ……ってな」

ハンマーゼット : 「そんな想いを起源とするおれには、その想いを果たすための破壊の力が備わっている。遺産だろうがジャームの異常な能力だろうが、おれに壊せねえものはない」

ハンマーゼット : 「つまり、だ……」

ハンマーゼット : 「おれなら夜風も百花も霽月も、簡単にぶっ壊せるってわけだ!!」

ハンマーゼット : 「それも契約解除の手順も無視して、継子やエーデルシュタインに何のダメージも与えずにな!」

柏木 空 : 「そ、それは…豪快ではありますが、すごいです!こんな都合が良くていいのですか!?」(???)

結勿 継子 : 「コイツもカンタンに壊せる、かァ……。」腰に挿した夜風に触れて

ハンマーゼット : 「都合も何も、そのためにおれは今回呼ばれたんだからな!無名のブラックアウトのおれが依頼されてお前らに混じってる時点でおかしいって思わなかったのか?」

結勿 継子 : 「……なあるほどォ、テメェが切り札って訳だねェ!! 」

ハル : 「…意外にシリアスな境遇だったんだな、お前」
「しかしこちらにも切り札と言えるものができたか」

ハンマーゼット : 「ゼット!!そういうことだぜ!!」

ハル : 「深く考えてなかったな…」加入の件に対して

火山 竜太郎 : 「あの支部長、最初から全部知ってたってのか……」

柏木 空 : 「そう言われると納得です…そんなおかしいとは思っていませんでしたが…」

ハンマーゼット : 「元々おれはあの支部長に保護されてヒーローやり始めたからなぁ。今回の事件が始まる前から知ってたってわけよ」

ハンマーゼット : 「それで、だ!これまでの情報を整理して、おれから作戦の提案がある!」

柏木 空 : 「は、はい…!」背筋を伸ばして

ハンマーゼット : 「百花と霽月を倒し、奴らを壊すことは確定だとして」

ハンマーゼット : 「問題なのは夜風だ。いつでも壊すことが出来るが、こいつを壊せばロードジャッカー達から夜風のレネゲイドは回収できず、ヒーロー達の意識は戻らねえ」

ハンマーゼット : 「だから先にロードジャッカー達を全て倒し、夜風のレネゲイドを回収する!全員助けるには、おれ達は完全復活した夜風を倒すしかねえ」

柏木 空 : 「……かなりリスキーですが……それでも、この方法が確実且つ最善だと思います。私はこのプランに賛成です」

結勿 継子 : 「ははあん…、ぜっと、テメェを見た時にあたしは『コイツ作戦立案なんぞできねェだろう』と思っていたが、まさか、こうもちゃんとしたモンが出てくるとはねェ…。 人は見かけによらねェっつうか…。」

ハンマーゼット : 「おいおい……お前おれを侮り過ぎだぜ!ま、見直してくれたならいいけどよ!」

結勿 継子 : 「……そうだナ、あたしも賛成。ヒーローに不可能はねェってとこ、見せておくれよ。」

ハル : 「完全復活の時にケイコが乗っ取られるかもしれないことに関しては大丈夫なのか?」

ハンマーゼット : 「もちろん、継子は乗っ取られる。完全復活だからな。だが、こっちで戦いの舞台を整える以上、いくらでもやりようはあるだろ?」

ハル : 「そうか、なら遠慮なく斬るからな。心構えはしておけよ」

柏木 空 : 「え、遠慮なくは難しいですが……でも、痛くしないように頑張ります!」

火山 竜太郎 : 「……ああ、デビュー仕立てのヒーローに負けるつもりはねえ……」

ハンマーゼット : 「先に刀を取り上げるなり、継子を拘束するなりすりゃ、傷付けずに済むかもしれねえぜ?夜風に勝たなくとも、おれが壊すまでの時間稼ぎが出来ればいいんだからな!」

ハル : 「そうか、その手もあったな。賢いぞゼット。」

ハンマーゼット : 「へへっ、だろ?」

結勿 継子 : 「おうさ! ……おい、夜風やい! テメェ、ぶっこわされる算段が立ったらしいぞ、何も言わねェでいいのかィ? 」

火山 竜太郎 : 「……」

夜風 : 「……ふーむ。そうじゃのう」

夜風 : 「この莫迦者どもめが!!なーにが壊す算段じゃ、わしはおぬしらみたいな小童には簡単には負けんわ!!」

夜風 : 「壊せるものなら壊してみるが良い……刀を取りあげられようが拘束されようが、完全復活した瞬間にわしはおぬしらを血祭りにあげてやるわ!!!」

柏木 空 : 「……」少し青ざめて周りの人の反応を見る

結勿 継子 : 「はン! 吠えてるがいいサ!! いざ壊されそうになって命乞いしても、あたしゃ知らないからナ!!」

火山 竜太郎 : 何も言わず、静かに何かを考えている様子だ。

ハル : 「そう簡単にやられてたまるか、お前も折られる覚悟をしておけよ」ホットココア(ホイップ有り)ぐびび

夜風 : 「上等じゃ、おぬしらこそ命乞いしてもわしは容赦せんからな……!」

ハンマーゼット : 「……竜太郎。何か気になることでもあんのか?」

火山 竜太郎 : 「……ああ、少しな」

火山 竜太郎 : 「刀を壊す算段が立ったのはいい。フルパワー状態の夜風と戦わなきゃならんってのも実にヒーローらしくて分かりやすい話だが」

火山 竜太郎 : 「刀を壊しちまったら、刀と一体になっている子たちは一体どうなるんだ?」

ハンマーゼット : 「当然、死ぬだろう。壊すってことは殺すってことだ」

火山 竜太郎 : 「……そうか、そうだよな」

火山 竜太郎 : 静かに頷いている

結勿 継子 : 「……ハッ、血祭りにあげてやるなんぞ言ってくるバーローの心配なんて要らねェだろうサ!!」

ハンマーゼット : 「まあ、夜風はジャームだ。他のジャームと同様にどっちにしろ壊すしかねえ」

火山 竜太郎 : 「……わかってるさ」頷くばかりだ

ハンマーゼット : 「それに……これは犠牲者達の壊してくれと言う想いを受けて生まれた、おれの使命だ。お前らが直接手を汚すわけじゃねえってとこは、安心しろよ」

柏木 空 : 「(……確かに可哀想ですが、ゼットさんの言う通りかと…ああ、でもあまり口にしない方が良さそう)」

ハル : 「………」カップを手にしたまま静観している

火山 竜太郎 : 「ああ、頼りにしてるぜ」 返事はいいが、どこか上の空のようだ

ハンマーゼット : 「……おう!!」 グッと拳を作って

夜風 : 「……ふんっ」

夜風 : 「なーにが犠牲者の怨念じゃ浄蓮を殺せじゃ。そもそも浄蓮を殺したのはこのわしじゃろう」

夜風 : 「一犠牲者に手を汚させといて何が使命だという話じゃ、全く」

結勿 継子 : 「……はあ? 村雲の浄蓮を殺したのが、テメェだってェ……? 」

夜風 : 「おぉそうじゃ。浄蓮の弟子のやつを乗っ取ってこの手でばっさりとな」

柏木 空 : 「それは…どうして、ですか?」

夜風 : 「なんじゃおぬし、分からんのか?体を刀に変えられたんじゃぞ?復讐くらいするじゃろ」

ハル : 「それはそうかもしれん」

柏木 空 : 「動機については理解できます。しかし……」

柏木 空 : あなた以外の刀は手を下さなかったのか、どうしてあなただったのかと聞こうとしたが、聞いても仕方がないと思い口を噤む

結勿 継子 : 「……ふん、正義感とか言い出さなくて安心したヨ。」

ハンマーゼット : 「……そうだ、浄蓮はおれでなく夜風が殺した。……だからこそ、だ」

ハンマーゼット : 「おれはおれの使命を今度こそ全うする。この世に残る浄蓮の刀は全て、おれが破壊する!」

夜風 : 「はっ、言うておれ言うておれ。はー楽しみじゃのう~おぬしがわしを壊す時がのう~」

GM : 夜風の意識体がフッと消える。

火山 竜太郎 : 「……色々考えなきゃいけないことはあるが、まずは他3本の刀の在りかを調べなきゃ始まらないな」

柏木 空 : 「そう、ですね……未だ何も判明していない残雪の動向も気になります」

ハル : 「このまま順調にことが進めばいいが」

ハンマーゼット : 「あぁ!ロードジャッカーを止めるにしても、百花を倒せば楽に事が進むからな……!」

ハンマーゼット : 「じゃあ、情報の整理としてはこんなとこか?霽月や百花の居場所が分かったらまた連絡しようぜ」 と立ち上がる

ハル : 「ん、何かわかったら伝えよう」伝票を取って席を立とうとする

結勿 継子 : 「おうさ! 気を付けなよ、ぜっと? ツラが割れてないってのはあンだろうけどヨ」

ハンマーゼット : 「ん?あぁ、もちろん気を付けて行動するぜ!おれがやられちゃ作戦も何もなくなるしな」

結勿 継子 : 「ンならヨシ!! さあて、たしか都会じゃタダ飯って訳にもいかねェよな?」

火山 竜太郎 : 「いや、田舎でもダメだろう」

結勿 継子 : 「いンや、ウチは物々交換だから田舎は違うだろォ……よっと、こいつで足りるかね。」そういって取り出したるは四角の穴が開いた銅貨。

柏木 空 : 「先ほど、手銭と仰っていましたが……ああ……」そんな事だと思ってたって顔

結勿 継子 : 「?」一枚じゃダメなのかと受け取って、同じものを三枚ほど出す

火山 竜太郎 : 「いつの金だそれ!?」

結勿 継子 : 「いや、いつのモンかなんぞ知らねェ…。 都会じゃコレを使うらしいってちいせェ頃に聞いたからサ。」

ハル : 「なんだそれは…」初めて見た
「……支払いは任せておけ、いつもと変わらんぐらいだから私が払っておく」

柏木 空 : 「……その通貨、普通は使えない物かと…」

結勿 継子 : 「ウチにあったのを見つけて、コレは金だって教えてもらったんだがなァ……」

柏木 空 : 「(村の人に嘘を吐かれたのでしょうか…)」

ハンマーゼット : 「ははは!まるで昔のおれみてえだな!」 大笑いしてる

結勿 継子 : 「な、な、ぜっともそう言ってンじゃねェかよ」

ハル : 「ケイコ、今の金はこういうもんだ。多分それは博物館とかにあるぐらいのものだぞ」自分の小銭とお札を見せる

結勿 継子 : 「ンなっ、ぺらっぺらの紙じゃねェか!! 紙でこのウメェモンがもらえんのか!? どうなってやがんだ……。」

ハンマーゼット : 「ま、しかたねー!ヒーローでの報酬が入ったらちゃんとハルに返しとくこったな!」

結勿 継子 : 「ん、ぐ……しかし、借りを作る訳にゃあ……」

火山 竜太郎 : 「無理すんな、世話になっとけ。どうせ報酬が入ったら大した額じゃねえんだ」

ハル : 「構わん、別に借りなんぞとも思わんでもいい。…いや、借りにしておいて奢ってもらうのも有りだな。」

結勿 継子 : 「いや、借りたままってのは、あたしが納得いかねェ!! 必ず返す!!」

柏木 空 : 「奢りにしてしまうとまた大変そうですね……それにそのお金、然るべき場所で売ったらもっといい額になると思いますよ。…ええと、良かったらいつかそういうお店を紹介しましょうか?」

結勿 継子 : 「マジか!? 空、連れてってくれ!! これ以上こっぱずかしい思いはしたくねェ……!! 」

柏木 空 : 「ぁ……はい、わかりました。この件が解決したら、色んな所にご案内させていただきます」嬉しそうに微笑む

結勿 継子 : 「か、解決したらかァ……、そうだよナ……。 それまでは借りとく事しかできねェかァ……。」

ハル : 「物知りなクウに色々聞いておくといい、んじゃ…ご馳走さまだ。」そう言って伝票を持って会計に行く

柏木 空 : 「さ、流石に事件解決が優先ですので……ハルさんが都合が悪いなら、私が代わりに払いますし……って、あ!わ、私も自分の分を!」そう言ってハルちゃんを追いかける

火山 竜太郎 : 「意外と貸し借りにはしっかりしてんだな……」 退出!

GM : 今日はこれで解散となった。その後明日羽にゼットの作戦を伝えると、UGNもその作戦で動いてくれるようだった。

GM : というところでシーンエンド!

GM :  

シーン9 錬鉄の記憶

GM : カン、カン、カン――。

GM : 一定のリズムで鳴り響くその鉄と鉄がぶつかり合う音は、わたしの体から聴こえていた。

GM : わたしの体を手槌が打ち付けている。

GM : 赤く熱されたわたしの体が叩かれている。

GM : 痛みはもう感じない。熱された体とは正反対に、わたしの心は冷えきっていた。

GM : 肉が、骨が、内臓が……わたしの全てが鉄へと変わっていく内に、どうやら心も鉄になってしまったらしい。

GM : もう何もかもがどうでも良かった。わたしの体なんて好きにしてくれればいい。

GM : 口を殺されたわたしにはもう何も言えないし、手足も殺されてもうあがきも出来ないのだから。

GM : 何でも良いから、早くわたしの意識も殺して楽にして欲しい。

GM : わたしはそうずっと思っていた……はずだった。

GM : 「ク……ハハ!!ハハハハハハ!!!」

GM : 男の哄笑が聴こえる。

GM : 「ついに、ついに完成した!これがおれの最高傑作!!この刀に斬れぬものは、この世に何一つとして存在しない!!」

GM : 男がわたしの体を天に掲げる。

GM : 「“夜風”――それがお前の新たな名だ!!」

GM : その時、ドクン、と……もう無くなったはずの心臓が強く打った気がした。

GM : 刀となったわたしの体の隅々に力が湧き上がって来る。

GM : 体の外側からでは無く、内側から染み広がっていく未知の力。

GM : この力を、男は古代のレネゲイドと言っていた。

GM : それが一体何なのかわたしには分からないが、ただ一つ分かることがあった。

GM : わたしの冷たく錆びついた心を満たす、どす黒い感情。その衝動の名を、わたしは理解出来ている。

GM : ……。

GM : …………。

GM : ………………。

GM : 村雲浄蓮。

GM : わたしを、こんな体に変えた刀工よ。

GM : わたしは、貴様がもたらしたこの忌々しい力で。

GM : この力で――貴様を――。

GM : シーンエンド。

GM :  

シーン10 刀工の犠牲者達

GM : 登場はPC全員です、最初はPC1だけだけど後からみんな合流するよ。全員登場侵食どうぞ!

結勿 継子 : 1d10+62 DoubleCross : (1D10+62) > 1[1]+62 > 63

ハル : 1d10+72 DoubleCross : (1D10+72) > 7[7]+72 > 79

柏木 空 : 1d10+71 DoubleCross : (1D10+71) > 6[6]+71 > 77

火山 竜太郎 : 1d10+70 DoubleCross : (1D10+70) > 9[9]+70 > 79

GM : 結勿継子、あなたは前のシーンでの出来事を夢として見ていた。

GM : 体を刀に変えられていく感覚。そして夜風が覚えた憎悪と殺意。

GM : その全てを自分のことのように感じ取り、あまりのおぞましさに目を覚ます。

GM : あなたは明日羽が用意してくれたマンションの一室で、布団の上で横になっていた。

GM : 窓から差し込む朝日があなたの顔を優しく照らす。

GM : しかし体は嫌な汗をびっしょりと掻いていて、目覚めは最悪だった。

結勿 継子 : 「……っ、ゆ、め……」あまりに眩しい陽の光から隠れるように寝転がって

結勿 継子 : 「……あ、れ、は、夜風の……。 く、そっ……。都会のべっどとやらの寝心地は肌身に合わねェのかもな……。」そのまま寝転がってベッドから降りる

結勿 継子 : 「……からだが火照っていけねェや。 しゃわーでも浴びるか。」熱した刀身を冷やすように、体は冷たいシャワーを求めて、バスルームへ。

夜風 : 「おい、おぬし」

GM : そこであなたの眼前に浮遊する夜風の顔が迫る。その表情は何とも不満そうだった。

結勿 継子 : 「……うおっ!? 」驚いて再びベッドに座り込んで

結勿 継子 : 「な、なんだよ? ……あたしゃ、しゃわーを浴びたいんだが。」目を逸らし

夜風 : 「眠るならもうちょっと静かに寝んか、この小童め。ずっとうなされてて、もううるさくて敵わんかったぞ」

結勿 継子 : 「……うるせえ。 ……しかし契約者って言っても、あたしの見た夢をテメェが知ってる訳じゃあねェらしいな。」

夜風 : 「はぁ?そんなん当り前じゃろ」

結勿 継子 : 「テメェは他にも契約したことがあるンだろうが、あたしははじめてなの。そのあたりまえを知らねェの。」

夜風 : 「おぬしの都合なんか知らんのう。とにかく次からはもう少し静かに眠れ。よいな」

結勿 継子 : 「へぇへぇ……テメェがジャマしてこなかったら、そうさせてもらうサ」

GM : 夜風はあなたから離れて部屋のその辺に浮遊している。シャワー浴びにいけるよ

結勿 継子 : 無言でシャワーを浴びにいこうとするが、夢で見たことが気になって立ち止まって

結勿 継子 : 「……なぁ、夜風」と声をかける

夜風 : 「なんじゃ?」

結勿 継子 : 「……いや、なんでもねェ」まだ聞くべきではない。同情すべきではない。と自分の心を宥めて、憐れむような目だけを向けてシャワーを浴びにいこう

夜風 : 「……なんじゃ!?なんじゃ気持ち悪い!!」 びっくりするけど浴室にはついて行かず

結勿 継子 : 夜風のロイスを同情/憤懣Pに変更します

GM : はーい、他にRPあるかな?無ければシャワー浴びた後の朝食後まで時間飛びます

結勿 継子 : ないです!

GM : 了解!ではでは

GM : その後、シャワーを浴びて朝食を取り終わった辺りで、UGNから支給された携帯電話の着信音が鳴る。

GM : 携帯電話の画面には明日羽の名前が表示されていた。

結勿 継子 : 「おっと、あー、確かこの箱は……」とケータイの裏面にメモした操作方法に沿って、明日羽ちゃんからの通信を取ります!!

東雲明日羽 : 「おはよう、継子ちゃん!明日羽よ」 電話口から元気な声が聴こえる

結勿 継子 : 「おう、おはようさん」返事にいつもの快活さはない

東雲明日羽 : 「朝早くからごめんなさいね?ヒーロー見習いとしての仕事があるの」

結勿 継子 : 「いンや、少し寝過ぎたくらいだ。 いつも五時には起きてるしな。」

結勿 継子 : 「でェ、その仕事ってのは? 」

東雲明日羽 : 「実は、ロードジャッカー事件のヴィラン・百花と、行方不明になっていたヒーローのレナ・エーデルシュタインが見つかったのよ」

結勿 継子 : 「な、なんだってェ……!? 」

東雲明日羽 : 「彼女達は今、二人で立ち入り禁止区域にある廃工場にいるわ」

東雲明日羽 : 「他のヒーローにはもう連絡したから、彼らと一緒に百花達の確保に向かってもらえるかしら?」

結勿 継子 : 「あたしが最後か……! ちっ、あんな夢なんぞ見なければ……」

結勿 継子 : 「合点! すぐ向かう…!! 」

東雲明日羽 : 「ありがと!そっちの携帯に位置情報を送信したから、ナビに従って向かって!」

結勿 継子 : 「なび……確か道案内の事だったな? 迷っちゃいられねェからな、たすかるぜ! 」

東雲明日羽 : 「どういたしまして!気を付けてね」 電話が切れる

結勿 継子 : 「っと聞こえてたか? 夜風、仕事だ。」

夜風 : 「うむ、聴こえておったぞ。百花と霽月じゃな?」

結勿 継子 : 「ああ、そうらしい。 ……その二人とは、縁があるのかィ? 」身支度を済ませながら尋ねる

夜風 : 「名前しか知らんな。もしかしたら刀になる前は面識があったのかもしれんが、もう記憶が曖昧じゃからのう」

結勿 継子 : 「……そうかィ。 要らねェ事を聞いたナ。」

夜風 : 「そうじゃそうじゃ、おぬしは百花を倒し、ロードジャッカーの洗脳を解いてわしのレネゲイドを集めることだけ考えるがよい!霽月は知らん」

GM : その瞬間、あなたの体に力が戻って来る。夜風が力の封を解いたのだろう。

GM : 一時的にまたエフェクトが使えるようになります。

結勿 継子 : 「……はっ、あたしの体を手に入れる為、か。」

夜風 : 「そうじゃ。何か悪いか?」

結勿 継子 : 「……いンや、今となっちゃ、わかりやすくていいや。」

夜風 : 「ふん、分かったらとろとろするでない。さっさといかんか!」

結勿 継子 : 「ふん、その調子で頼むぜ……。 言われずとも行くっつうんだ、バーロー。 」憎まれ口をたたきながら、夜風の能力を駆使して全速力で現場へ!!

GM : 了解!ではあなたは指定された廃工場へと向かう。

GM : そこは以前、ヒーローの扱うレネゲイド兵器が量産されていた工場だった。

GM : しかしヴィランの襲撃によって激しい戦闘が起こったことでレネゲイド濃度が高まり、現在は立ち入り禁止となったエリアだ。

GM : 一帯のレネゲイド物質除去を進めるべきなのだが、工場自体が半壊しているせいか後回しにされているらしい。

GM : 他のPC達も継子ちゃんと同様に明日羽に連絡されて各々向かい、そんな封鎖された工場の入り口前で合流出来ます。

GM : ちなみにハンマーゼットは途中で遭遇したヴィランの対応に当たって遅れるらしく、先に行っててくれとハルちゃんは連絡されたよ

火山 竜太郎 : 「よう、来たな」

火山 竜太郎 : いち早く現れ腕を組んで立っている。今週の入稿は投げ捨てたらしい。

柏木 空 : 「こ、こんにちは……皆さんお早いご到着で……」

結勿 継子 : 「おぅ、待たせたかィ? 」息も切れずに走ってくる

ハル : 「ゼットはヴィランに足止めされてるらしい、まあアイツなら大丈夫だろ」

結勿 継子 : 「間の悪ィ奴だねェ……、ま、夜風も今回はチカラを貸してくれるらしいンで、安心してくんナ」

柏木 空 : 「ほ、本当ですか…!よかった…いえ、でも気を付けてくださいね……!」

結勿 継子 : 「それも体を取り戻すため、らしいけどナ」

夜風 : 「ふははは、こんなの協力せん理由がないからのう!はよう百花を倒せ倒せ!わしのレネゲイド回収への第一歩じゃ!」

結勿 継子 : 「他ならぬあんたらヒーローが、乗っ取られたあたしを救ってくれるって言ったんだ、あたしも腹ァ決めるさ。」

火山 竜太郎 : 「……そうやって信頼して貰えるんだ、ヒーロー冥利に尽きるってもんだ」

ハル : 「容赦しないからな」カロリーメイト齧ってる

柏木 空 : 「わ、私は未熟者だし、戦闘もロクにできませんが……何があっても救います!ヒーローですから!」

結勿 継子 : 「へっ、信頼してるぜ、センパイ方。」

結勿 継子 : 「さあてと、それはさておき、だ。」

結勿 継子 : 「ここにいるって話だったが、どこにいるんだろうナ? 」

ハル : 「単純に奥かもしれんな」深く考えてない

柏木 空 : 「おそらくはそうでしょう。まずは突入してみない事には…」

火山 竜太郎 : 「めちゃくちゃになって長いこと調査されてないだろうからな。しかし……うーん、絶景。AKIRAの扉絵みたいだ」

火山 竜太郎 : いつの間にか高台に上がってスケッチを走らせている

結勿 継子 : 「こうもレネゲイドが濃いと、レネゲイドを追うって探し方? も難しいだろうしナ、進むしかねェかァ」

柏木 空 : 「あ、アキ……よくわかりませんが、降りてきてください五感の魔術師さん!先に進みましょう……!」

ハル : 「それもそうだ、先頭は私がいくぞ」
鎧を展開して突入しようとするぜ

GM : 突入出来るよ!罠とかはないようです

火山 竜太郎 : 「おーっと、すまんすまん。よっと……罠はないようだが……」ハルちゃんの後ろをついていく

ハル : 「堂々と待ち構えててくれると単純でいいんだが」ざっざっ

結勿 継子 : 「ま、あったところで切り伏せるのみだがナ!! 」

ハル : 「ああ、罠ごとぶち抜いていけ」

柏木 空 : 「そ、それでも慎重に進みましょう…!」一番後ろを歩いていく

GM : あなた達は工場の中へと侵入する。機械の残骸を乗り越えて奥に進んでいくと……

百花 : 「……本当に彼らを迎え入れても良いのですか?霽月様」

レナ・エーデルシュタイン : 「構わない。彼らと今接触しても何も問題は無いからな」

GM : 工場の奥に佇むレナと、彼女の腕に抱き着いて体を預けている百花の姿を発見する。

柏木 空 : 「れ……レナ、さん……」

柏木 空 : 唖然とする、が

柏木 空 : 「……いえ、違いますね。彼女は……」

火山 竜太郎 : 「ああ、そうだ。あれは霽月の人格……冷静に行こう」

柏木 空 : 「はい。……大丈夫です、流石にこの程度で取り乱したりはしません」

ハル : 「アイツがレナか、確かに見たことはあるな。んじゃ"レヴォントゥレット"、早くアイツを正気に戻してやるぞ」抜刀

結勿 継子 : 「なるほど、アレがレナって奴で、今は霽月って訳かィ……。 確かにキラキラとしてやがる。」

火山 竜太郎 : 「……また会ったな。この時を待ちわびたぜ」百花の姿を認め、熱気冷めやらぬ様子

百花 : 「あら、あなたは……いつかの画家の方。お久しぶりです」 レナの腕から離れて

百花 : 「何の用でしょうか?今わたし達、とても忙しいのですが……」

火山 竜太郎 : 「忙しいところ済まないがな……こっちも退くわけにゃいかない」

火山 竜太郎 : 「返してもらうぜ、ヒーロー達をな」

百花 : 「…………」 レナの顔を横目に見て

レナ・エーデルシュタイン : 「もう全て調べはついているようだな。……じゃあ、まずは自己紹介といこうか。」

霽月 : 「はじめまして、ヒーロー。わたしは霽月。この体を一時的に借りている妖刀だ」

霽月 : 「悪いがこの体を返すことは出来ない。まだ目的を果たしていないからな」

結勿 継子 : 「目的ィ? カラダ得ただけじゃ、満足できねェってのかィ? 」

霽月 : 「この体はレナ・エーデルシュタインのものだ。わたしの体ではない」

結勿 継子 : 「へぇぇ……、夜風と違って、弁えてんじゃねェのサ」

結勿 継子 : 「で、その目的ってのはなんだヨ? 他人様に迷惑かけていい訳ってのがあるのかィ!」

霽月 : 「それを話せばお前達は納得し、退いてくれるのか?いや、内容にもよるか?どちらにせよ、話す価値はありそうだな」

ハル : なんか話そうなので腕を組んで聞く体勢に入ってる

柏木 空 : 「……まずは、話していただけませんか。争いは好みません。……それに、その体を傷つける事には抵抗があります」

霽月 : 「良いだろう。この体も、お前とは縁があるようだしな。わたしも不必要な争いは好まない」 手頃な機械の残骸に腰かける

霽月 : 「今現在、ロードジャッカーが暴れている事件。その首謀者は百花ではなくわたしだ」

霽月 : 「全てはわたしや夜風、そして百花……村雲浄蓮に刀に変えられた者達に体を与えるための計画だ」

火山 竜太郎 : 「身体を……」

柏木 空 : 「具体的にどのような手法を取るおつもりか、お聞かせ願えませんか」

霽月 : 「わたしはモルフェウスの能力で人体を作ることが出来る。そしてこの力で、わたしは犠牲者達の元の肉体を再現、錬成することに成功した」

霽月 : 「そして夜風から抜き取ったレネゲイドを利用して浄蓮の犠牲者達に錬成した肉体を乗っ取らせれば、元々の体と何ら差が無い体で自由に生きられるようになれる」

霽月 : 「そのために夜風のレネゲイドが必要だった。わたしにも夜風と同じ使い手を乗っ取る力が備わっているが、それも彼女ほどのものではない。わたしだけでは百花に力を分けるだけで精一杯だった」

霽月 : 「しかもその夜風でさえも、我々全員に力を分け与えるにはレネゲイドの量が不足していたんだ」

霽月 : 「ここまでは理解できるか?……そこで、ロードジャッカーが関わって来る」

柏木 空 : 「はい、ここまでは。どうぞ続きをお聞かせください」

結勿 継子 : 「そこでロードジャッカーが必要な意味がわからねェな……」

火山 竜太郎 : 「……大丈夫だ。続けてくれ」

ハル : こくりと頷いて

霽月 : 「良いだろう」

霽月 : 「わたしは他のEXレネゲイドに夜風のレネゲイドを移植し、暴れさせることでレネゲイドを急速に増幅させる方法を考えた」

霽月 : 「ロードジャッカーを利用し、彼らが増幅・活性化させたレネゲイドを夜風に回収させる。そうすれば、夜風は我々に力を渡しきることが出来る程強化されるはずだ」

霽月 : 「ロードジャッカーでヒーローを操ることはただの過程に過ぎない、ということだ」

柏木 空 : 「……わかりました。その言葉が真実として…この計画を聞き、夜風さんがどうお考えなのかについても知りたいです」

柏木 空 : 「彼女…便宜上そう呼ばせていただきますが、彼女の意見に賛成なのか否か」

ハル : 「とりあえずその先を聞かせてくれ、結果的にお前達はどうなるんだ」

夜風 : 「いや、考えも何も、おぬし……」

夜風 : 「霽月がわしからレネゲイドを奪わなかったら、わしはとうに小娘の体を完全に乗っ取れていたということではないか!?」

夜風 : 「わしの断りも無く何を勝手なことをしておる!わしは勝手に自分の体を弄り回されたり使われるのが嫌いなんじゃ!」

夜風 : 「わし以外の刀に変えられた者に体を与えるじゃと?そんなものわしの知ったことではないわ!わしは自分だけが自由になれればそれでよい!」

夜風 : 「おい継子、わしを使うことを許す!早うこいつを叩き斬れ!!」

結勿 継子 : 「はぁぁ……、テメェはまぁた……。 」

柏木 空 : 「(……結勿さんとこうやって険悪な感じにならずとも自由になれるというメリットはあると思うんだけどな…)」

結勿 継子 : 「あのな、テメェがあたしに使われるのがヤなのとおんなじで、あたしもテメェに使われる義理はねェんだよ!! 」

夜風 : 「夜風、契約だ。代償の話は要らねえ」 かっこつけた声で

夜風 : 「とーか言ってたのは誰じゃったかのう!!はっはっは!!筋を通さん口先だけの小娘が!!義理しかないわたわけ!!」

結勿 継子 : 「なっ……てめっ……!! 」顔を赤くして

結勿 継子 : 「あいつらがテメェに協力を仰がなかった理由がよ~くわかるわ、こんのクソ妖刀が~~~~~!!!!!!」

霽月 : 「そうだろう。それを理解しているからこそ、わたしは無断で計画を実行に移した」

結勿 継子 : 「そもそもテメェ、遺産なんぞじゃあなかったんだから、乗っ取ったのはテメェの意思だろうが!!!! なァにが代償でェ!!!! 」

夜風 : 「力自体は遺産と同等じゃろう!文句があるなら浄蓮に言え!おっとあいつはもう死んでたしわしが殺したんじゃったのう!」

結勿 継子 : 「死人に口なしとはよく言ったモンだ、バーローめェ……」

火山 竜太郎 : 「まったく、とんでもないジジイもいたもんだ……同じ作り手としては他人事でもねえがよ」

結勿 継子 : 「……はぁ、話は戻るがよ、そんな他人様に迷惑かけるような計画じゃなくて、こう、ヒーローにでもなんでも助けを求めりゃよかったんじゃあねェのか? 」

霽月 : 「助けを求めれば、お前達は助けてくれるのか?」

結勿 継子 : 「ヒーローってそういうモンだろィ? ちげェのかィ?」

柏木 空 : 「…結勿さん。申し訳ありませんが、そう簡単には行かないかと」目を伏せて

火山 竜太郎 : 「そういう事情なら、俺個人としてはなんとかしてやりてえが……」

ハル : 「知らん、ヒーローとて万能ではない。…だが何かしらの…もっと穏便な手が出て来た可能性はある。」

柏木 空 : 「……ヒーローはただの慈善事業ではありません。ヒーロー個人が正義感のみで好きに力を振るってはならないのです」

結勿 継子 : 「そうかァ……、聞いた計画通りにレネゲイドを集めるって事ァ、それだけアブねェって事だもんな。 そいつはできねェ相談、なのか……。」

柏木 空 : 「はい。元は人間とは言え、今は暴走の危険を秘めた妖刀……助けを求めたところで、上がどう判断するかはわかりません」

柏木 空 : 「だから、霽月さんの行動は正しい……とも言えます」

火山 竜太郎 : 「理想のためであっても、今を生きる人間を危険に晒す、場合によっては犠牲を強いる、それはそう受け入れられるもんじゃない」

霽月 : 「そうだろう。……まだ納得できない者もいるようだから、もう一つ情報を追加しようか」

霽月 : 「浄蓮の作った刀は、ほぼ全てがジャームだと言っていい」

結勿 継子 : 「……!!」

火山 竜太郎 : 「……」覚悟はしていたが、その事実が重くのしかかる

ハル : 「…………」マスクの下で額に皺を寄せた

火山 竜太郎 : 「あんたも、そうなのか」

結勿 継子 : 「とても、そうは見えねェ! だってよ、こうしてあたしらと話してるじゃあねェか!! 」

霽月 : 「七百年だ」

霽月 : 「我々は七百年物間、刀となり……孤独だった」

霽月 : 「そんな状態で正気を保てる奴がどこにいる?わたしと百花はそれでも理性を保っていると思ってはいるが……」

霽月 : 「お前達が侵食率を計れば、まずジャームと判断するだろう」

結勿 継子 : 「……っ」夜風の柄を握る

柏木 空 : 「ええ、間違いなく。……個人の感情を抜きにしたら、そう判断するでしょう」

柏木 空 : 「お三方全員、会話は成立しますが……それでも、人間とは数字を確かな情報とするケースが極めて多いです」

火山 竜太郎 : 「(……経過を観察しなきゃなんとも言えねえが)」

火山 竜太郎 : 「(本当にジャームだったとすれば処分は免れない、その可能性が高い以上は投降しようって気にはならないよな)」

霽月 : 「ヒーロー。お前達個人には何の非も無いことだが……」

霽月 : 「お前達には我々を救うことが出来ない」

霽月 : 「ならば……我々は自らの手で自らを救うしかないだろう。お前達の嫌う、ヴィランとなったとしてもな」

火山 竜太郎 : 「(何も言ってやれねえ……! 俺は……無力なのか!)」 両手拳を強く握る

柏木 空 : 「はい、道理は理解できます。……ですが…私たちは、それを見過ごす事ができない立場にあります」

結勿 継子 : 「ちっ、ヒーローってのは、不可能を可能にするんじゃあねェのかィ……? 」

ハル : 「…では私達がそれを妨げよう、どう恨んでくれても構わん。だから………斬るぞ。」切っ先を向ける

霽月 : 「それで良い。お前達はお前達のルールに従って進めば良い……」

GM : 霽月は腰に差していた刀を抜く。

GM : 妖刀霽月。その刃の色は蒼く、色は違うのに妖刀夜風や妖刀百花と同質のものだった。

霽月 : 「百花、行け」

百花 : 「……はい、霽月様」

結勿 継子 : 「……っ、やるしか、ねェのか……!! 」迷いを抱えたまま構える

柏木 空 : 「……結勿さん。申し訳ありません」短く謝罪し、眼鏡を外す

火山 竜太郎 : 「クソッ……!!」 ペンを握るが、あの日の百花の姿が頭をよぎる

柏木 空 : 「納得できないのならば、無理に戦えとは言いません。ですが、私は戦います……私にとっては、大切な人が危険に晒されるリスクの方が恐ろしいのです」

ハル : 「……派手に、行くぞ…ッ!」深く息を吐きだし、柄を握る手に力が籠められる

百花 : 「……ふふっ」 みんなの様子を見て小さく笑って

GM : 百花は瞬間退場を使用。空間に抜け道を作って飛び込み、シーンから退場する。

火山 竜太郎 : 「……何ィっ!!」

結勿 継子 : 「……!? 」

霽月 : 「どうやらお前達は我々の計画をまだ理解していないようだな」

柏木 空 : 「……どういう、事でしょうか」

ハル : 「……っ?」

GM : そこで突然、火山さんの携帯電話の着信音が鳴る。画面には明日羽の名前が表示されていた。

火山 竜太郎 : 「っ、取り込み中だってのに……何だ支部長!?」

東雲明日羽 : 「話はこっちで聞いていたわ。みんな無事よね?すぐにオフィス街の方に戻ってきてもらえるかしら!?」

東雲明日羽 : 「百花がロードジャッカーを率いて暴れているの!ゼットくんや他のヒーローが戦ってるんだけど、ロードジャッカーの数が少し多すぎるわ」

東雲明日羽 : 「すぐに戻ってきてみんなも加勢して!」

火山 竜太郎 : 「……なんてこった」

柏木 空 : 「……支部長は何と仰っていますか。百花さんが消えた事と関わりがある話とお見受けしますが」

火山 竜太郎 : 「百花がロードジャッカーを率いてオフィス街で暴れてるらしい」

ハル : 「どうした…っ、何と言われた…」不安定なレネゲイドが闘争衝動を刺激している

柏木 空 : 「……やはり、そうですか。ここで我々と戦うよりも、計画を押し進めた方が合理的と言う事ですね。失念してました」眼鏡をかけ直す

結勿 継子 : 「ちっ、そういうことかよ……!! 」

霽月 : 「そうだ。我々にとって最も優先すべきことは夜風のレネゲイドの増幅と回収……お前達と戦う必要は無い」

火山 竜太郎 : 「わかった、すぐ向かう! みんなも良いな……!」 

柏木 空 : 「もちろんです。……霽月さん、その体の主は必ず返していただきます」

ハル : 「……チィッ…!増援の要請か…っ、さっさと向かうぞっ!」

霽月 : 「計画が終わったら返そう。……無駄口を叩いていて良いのか?今こうしている間にも、罪なき市民達が襲われているぞ」

結勿 継子 : 「ああッ……(くそっ、夢のせいだ。 まるであたしの事みたいに同情しちまう。こんなに乱れた心のままじゃぁ、こいつらに夜風は振るえねェ……!! )」

柏木 空 : 「無駄口ではありません。これは私なりの宣戦布告なのですから」

柏木 空 : 「……行きましょう。彼女の言う通り、時間がありません」

火山 竜太郎 : 「わかってらあ、行くぞ全員!」

火山 竜太郎 : ダッ、とオフィス街へと走り出す!

ハル : 鎧をがしゃがしゃしながら向かうぞ!!

結勿 継子 : 「……おうッ! 」ついていく

柏木 空 : 「……」ジッと霽月を見てから、身を翻して走り出す

火山 竜太郎 : 「(クソ、情けねえ……!)」

火山 竜太郎 : 「(あそこで説得できたかもしれねえのにできなかった自分にも……)」

火山 竜太郎 : 「(でもそれ以上に、いまこうして問題が先送りにされたことに安堵してる自分に腹が立つ!!)」

火山 竜太郎 : 憤りを大地にぶつけるように、火山は駆け抜けていく――。

霽月 : 「…………」

GM : 工場から去っていくあなた達の後姿を見ながら、霽月は妖刀を……自分自身である刀を鞘に収めた。

GM : シーンエンド。

柏木 空 : 霽月に同情/隔意Nでロイス取ります

system : [ 柏木 空 ] ロイス : 3 → 4

火山 竜太郎 : ロイス取ります。百花に○執着/不安、空ちゃんに○連帯感/不安で!

system : [ 火山 竜太郎 ] ロイス : 3 → 5

ハル : 継子ちゃんに連帯感/嫌気P、火山先生にも連帯感/隔意Pで!

system : [ ハル ] ロイス : 3 → 5

GM : ロイス了解了解、では次のシーンへ

GM :  

シーン11 百花抜刀

GM : 登場は全員です、登場侵食どうぞ!

柏木 空 : 1d10+77 DoubleCross : (1D10+77) > 10[10]+77 > 87

ハル : 1d10+79 DoubleCross : (1D10+79) > 4[4]+79 > 83

火山 竜太郎 : 1d10+79 DoubleCross : (1D10+79) > 2[2]+79 > 81

結勿 継子 : 1d10+63 DoubleCross : (1D10+63) > 8[8]+63 > 71

GM : 東京の空に超人達の激しい戦闘音が響き渡る。

ハンマーゼット : 「っらぁ!!」

GM : ハンマーゼットは気合と共に巨大な鉄槌を振り抜き、ロードジャッカーの体を打ち飛ばした。

GM : その一撃でロードジャッカーは気を失い、戦闘不能となった。

ハンマーゼット : 「ゼットォ!よっしゃあ余裕余裕……っでえ!?」

GM : 敵を倒して台詞と一緒に決めポーズを取ろうとするも、背後から現れた別のロードジャッカーに襲われる。

GM : 東京のオフィス街の一画に現れたロードジャッカーの数は二十を超えていた。一人倒したところでまだまだ戦いは終わらない。

GM : ハンマーゼットの他に数人のヒーローも共に戦っているが、ロードジャッカーの数の力に圧されて一人、また一人と倒れていく。

ハンマーゼット : 「くっそぉ、一人一人がやたら強い上に数が多すぎるぜ!!もうちょっとであいつに届くのによお!!」

GM : 苛立ちながら、ロードジャッカー達の向こう側に君臨する少女を一瞥する

GM : 彼女の名は百花。村雲浄蓮の被害者にして、今回の事件の加害者でもあるヴィランだ。

百花 : 「まあ……まだお喋りが出来るくらい余裕なのですね。情報ではゴリラ並みの体力と腕力と伝えられましたが、本当のようです」

ハンマーゼット : 「誰がゴリラだ!おれはハンマーゼットだ、覚えて帰れ!!ついでにファンにもなっていけ!!」

百花 : 「でもそう簡単にやられないでくれてわたし達としてもとても助かります」

ハンマーゼット : 「無視すんじゃね……うおっ!?」

百花 : 「さあ、もっともっと力を出し切ってください……!夜風のレネゲイドをもっともっと進化させて……!」

GM : 百花の周囲に彩色豊かな花弁が舞い散る。ロードジャッカー達を支配する花の香りが辺りに充満した。

GM : 百花の声に応え、ロードジャッカー達の勢いが更に増していく……!

ハンマーゼット : 「(こいつは……いよいよやべえかもしれねえぞ……!!)」

GM : と、いった状況であなた達は現場へと到着できます。

ハル : 「邪魔だッ!どけェッ!」怒声を発しながら戦場に到着するぞ!

柏木 空 : 「あ、す、すみません…通してください……すみません……」頭を下げつつするりと前線に辿り着く

結勿 継子 : 「花をこんなことに…!! 花は愛でるモンだろうよ、百花……!! 」

ハンマーゼット : 「ブルーローズ!やっと来たかお前ら……助かるぜ!!」

火山 竜太郎 : 「……また、この光景だ」ビルを駆け降りて戦場に現れる。

百花 : 「愛でるも手折るもその人次第だと思いますよ?ふふっ、皆さん随分と遅かったですね」

ハル : 「一瞬で移動されてはな…!」こっちは徒歩だぞ徒歩!

百花 : 「夜風のレネゲイドは着々と増幅している……あなた達との戦闘で、目標の数値まで達することでしょう」

百花 : 「それでも止めますか?いえ……止めるしか選択肢はありませんよね?だってあなた達は市民を守るヒーローなんですもの……ふふっ」

柏木 空 : 「……我々の返答をご存知ならば、こうして話す必要もないでしょう」覚悟を決め、真剣に見据える

火山 竜太郎 : 「……ああ、なんて言われようと、やるべきことが変わるわけじゃねえ!」

ハンマーゼット : 「お前ら……!明日羽から通信で聞いたぜ。霽月から色々言われたみたいだな」 みんなの近くに駆け寄って

火山 竜太郎 : 「おお、まあ、ちょっとな……」

ハンマーゼット : 「まあ……奴らがどうだろうと、だ。お前の言う通りやるべきことは変わらねえ」

ハンマーゼット : 「周りのロードジャッカーはおれや他のヒーローがなんとかする……百花の相手はお前らに任せていいな!?」

火山 竜太郎 : 「ああ、望むところだ」

ハル : 「構わん…お前はお前の戦いに集中しろ…」

結勿 継子 : 「……なあ、本当にこれしかねェのかィ? ……だって、あいつらは生きたいだけなんだろう……? 」

柏木 空 : 「……結勿さん。お気持ちはわかりますが……辺りを見てください」横に立ち、周囲を指さす

結勿 継子 : 「あ……? 」言われた通りにまわりを見る

柏木 空 : 見える景色は、到着時と変わらない。倒れ行くヒーロー達に、破壊された市街地。暴れるロードジャッカーらが見えるだろう。

柏木 空 : 「……彼女たちの行動は、確かに同情に値するものでしょう。しかし、今あなたが見ているのは彼女たちの欲望によって引き起こされた悪夢そのものです」

結勿 継子 : 「……っ」

柏木 空 : 「ヒーローになりたいのであれば、決して目を曇らせてはいけない。……私は未熟者ではありますが、その事はよくわかっているつもりです」

柏木 空 : 「あなたの気持ちはわかります。ですが、覚悟がないなら……申し訳ありませんが、後ろに下がって見るだけに留めてくれませんか」

柏木 空 : 「……ごめんなさい、少し口調が強かったかもしれません」そう呟き、継子ちゃんの傍から離れる

火山 竜太郎 : 「……厳しいかもしれないが、レヴォントゥレットの言う通りだ。今必要なのは理想じゃない、現実を救う力だ」

ハル : 「……お前も、そういうことを言うもんなんだな……」頼もしい叱咤に関心する

結勿 継子 : 「……いいや、あやまることァねェ……。 センパイの言う通りサ。 」

火山 竜太郎 : 「(俺が思ってるよりずっと強いんだな、”レヴォントゥレット”は)」

火山 竜太郎 : 「(俺も……しっかりしねえとな)」

結勿 継子 : 「あたしは憧ればかり追いかけて、都合のいい事しか見ようとしなかった。 ヒーローってのがどんなモンか、ロクに知りもせずにヒーローに憧れたりしてよ……。 」

結勿 継子 : 「つくづく、あたしは半人前だねェ。……この東京で思い知ったヨ。 ホントにあたしは何一つ知らなかったんだってナ。」

結勿 継子 : 「なあ! 百花!! 」

結勿 継子 : 「あたしゃ、情けない事に、テメェら妖刀にされた奴らを救う方法も知りゃしねェ!! 」

結勿 継子 : 「だが、テメェらの苦しみは知ってる! そりゃあ、七百の歳月に比べりゃア、一時の夢!! 甘っちょろい感傷でしかねェだろォが、それでも知ってンだ!!」

百花 : 「……?あなたが知ってる?」 小首を傾げる

結勿 継子 : 「ああ……、夢とはいえ、あたしも刀にされていく感覚を味わったのサ」

結勿 継子 : 「(……だから、せめてあたしが!!)」

結勿 継子 : 「刀工・村雲浄蓮に名を奪われ、人生を奪われ、歪んじまった憐れな女! 百花!! 」

結勿 継子 : 「刀工はもう此岸にゃアいねェ! もうそれ以上、道を踏み外す事ァねェ!! まだ刀工に歪められた道を行くしかねェって言うンなら、」

結勿 継子 : 「この結勿 継子が!! ヒーローが!! 引導を渡し……、そんな道、叩き切ってやらあッ!! 」 百花に同情/無力感Pでロイスを取ります

百花 : 「……ふふっ、ふふふ……。刀でなくただ人として生きたいという望みでさえ、もはや歪められた道、ですか」

百花 : 「良いですよ、やってみなさい。わたし達としても、あなたが戦ってくれないと困りますから。それでこそ、そちらに夜風を送って契約させた価値があります」

夜風 : 「おぉー、腑抜けが立ち直りおったわ。良いぞ良いぞ、やると決めたからには全部叩き斬ってしまえ!!」

結勿 継子 : 「ちっ、うるせェ! 」

結勿 継子 : 「……悪ィな、センパイ! また手間かけちまった……!! 」空ちゃんに信頼/不安Pでロイスを取ります

system : [ 結勿 継子 ] ロイス : 3 → 5

柏木 空 : 「いえ。……本当に、無理はしないでください」安心したようにほうと息をつく

ハンマーゼット : 「……ゼット。大丈夫そうだな?じゃあ……任せたぜ!!」 ゼットは他のヒーローと共に、あなた達の背後から迫るロードジャッカーと戦いに行く

火山 竜太郎 : 「じゃ……ルーキーの覚悟も決まったところで、行かせてもらおうか!」

結勿 継子 : 「おうよ! ムリだろうと通させてもらうサ!!」

ハル : 「お前達、思い切りいくぞッ!」

柏木 空 : 「……ええ」

GM : ではこれよりミドル戦闘に移ります!まずは敵の情報や位置関係から!

GM : 敵は百花と彼女のすぐ傍にいるロードジャッカー達の二体。ロードジャッカー達は十人程度の種別:トループになります。

GM : 行動値は百花が9、ロードジャッカー達が13。

GM : PCは全員一まとめの状態で、そこから10m前方に百花とロードジャッカー達がいます。敵も一まとめでエンゲージ状態。

GM : 状況としてはこんな感じ

GM : ではミドル戦闘開始、第一ラウンドのセットアップから!

火山 竜太郎 : ない!

ハル : この戦闘では無し!

結勿 継子 : 幻影の騎士団を使用!!

system : [ 結勿 継子 ] 侵蝕率 : 71 → 73

柏木 空 : 常勝の天才使用します!

GM : 了解!そして敵もある

GM : 百花は剣の巫女(王者の威声+支配者の瞳+速攻態勢)を使用。

GM : ロードジャッカー達の攻撃力+10、達成値+10、行動値を+9します。

結勿 継子 : オーヴァードしかいない結勿家に代々受け継がれる剣術は、当然、オーヴァードのためだけに編まれたもの。
元々レネゲイドを扱う術を持たない継子にとって、エフェクト使用を想定したそれらを修める事など不可能であった。

結勿 継子 : それでも継子は結勿家の剣術を身に付けてみせた。 それは何故か。 ――継子は折れる事を知らぬ女であったからに他ならない。

結勿 継子 : 自分には不可能であると悟りながらも尚、遥かなる高みを歩む兄達の背を追い続けた。
最初は、技を目で追う事しかできなかった。 しかし、折れずに続けていると、技の要点を見切る事ができるようになり、 やがて、自分に使えるように落とし込む事で、技を覚えるまでに至った。

結勿 継子 : 『優れた力を剣術として取り込む』という結勿家の在り方に最も近いのが、『目で見切り覚える』しかない落ちこぼれ。 オヤジが目をかけたのも、折れずにこの境地まで至ったことにある。

結勿 継子 : ――此度のエフェクト使用も同じ事。 夜風の意識体に着想を得て、結勿家の剣術と合わせ、自分の技として会得する。

結勿 継子 : 「はじめは知ろうともしなかった夜風の事も、ちったァわかってきたかねェ…」そう呟く

結勿 継子 : ひとつ、ふたつ、みっつ。 分かたれていく影。
ひときわ響いた鍔鳴りに目を覚ましたが如く、影たちはゆらりと起きる。
それは結勿継子と寸分違わぬ出で立ちで、百花を静かに見据えると純黒の柄にそっと手を添えた。

結勿 継子 : 「へへっ…、影分身の術…ってかァ? どんなモンよ…!! 」

柏木 空 : そんな後輩を見て、空は一人決意を固める。

柏木 空 : 目覚めたばかりの彼女が、ああも立派な決意を見せてくれたのだ。私もそれに応えないと。

柏木 空 : 「……よし」

柏木 空 : 眼鏡を外す。灰色の瞳が敵の姿を捉えた。

柏木 空 : 「……」今はこれだけでいい。空は深く息を吐いた。

GM : 百花が妖刀の先を地面に刺す。そこから領域が形成され、緑の無いオフィス街の真ん中に桜吹雪が咲き乱れた。

GM : どうやら桜の花弁一枚一枚には百花のレネゲイドが込められているらしい。

GM : ロードジャッカー達の体に花弁が張り付くと、彼らのレネゲイドが一時的に活性化していくのが目に見えて分かる。

GM : では次イニシアチブ!は無いよね、行動値22のロードジャッカー達の行動から入ります

GM : ロードジャッカー達はマイナー無し、メジャーでヒーローズショット(天からの眼+炎の刃)を使用。

GM : 対象は…そうね、継子ちゃんにしようか

結勿 継子 : 来な!

GM : 7dx+15@10 命中 DoubleCross : (7DX10+15) > 10[4,5,7,8,9,9,10]+8[8]+15 > 33

結勿 継子 : リフレックス+切り払いでドッジします!!

GM : 割と強い、リアクションどうぞ!

GM : おk!

結勿 継子 : 9dx+11 DoubleCross : (9DX8+11) > 10[2,2,3,3,4,5,7,8,10]+3[1,3]+11 > 24

GM : 敵のダイスが強かった!ではダメージ

GM : 4d10+19 装甲有効ダメージ DoubleCross : (4D10+19) > 11[5,3,2,1]+19 > 30

結勿 継子 : 1耐えた!! 食いしばりは神スキル!!

system : [ 結勿 継子 ] HP : 31 → 1

GM : なにぃ!?ダメージロールがくそざこで良かった

結勿 継子 : ですが、ダメージを受けたので、幻影の騎士団の攻撃力+9は解除されます!

system : [ 結勿 継子 ] 侵蝕率 : 73 → 77

GM : 悲しいね…では描写

GM : ロードジャッカー達の持つ武器が光り輝く。その光は埋め込まれた百花のオルクスの因子によるものだ。

GM : 百花の力によって強化された炎や氷、光のレーザーなどのエフェクトの弾丸があなたを貫こうと一斉に発射される!

結勿 継子 : 「……ち、ぃっ!! 」夜風で力任せに切り払おうとするが、いなしきれずに命中する

百花 : 「ふふっ、これで分身は全て消えましたね?」 袖で口元を隠しながらくすくすと笑う

結勿 継子 : 「はっ、かわいくない奴だねェ……!! 」

火山 竜太郎 : 「大丈夫か!」

結勿 継子 : 「あんな見栄切っといて、カンタンにくたばりゃしねェさ!! 」

火山 竜太郎 : 「……いい根性だ!」

GM : 次行動値14の火山先生!行動どうぞ!

火山 竜太郎 : いきますいきます、マイナーで《インフィニティウェポン》

火山 竜太郎 : メジャーは《コンセントレイト》《サンドシャード》《ストライクモード》《砂の加護》!

火山 竜太郎 : 対象は百花とロードジャッカーでいきましょう!

GM : 了解、命中どうぞ!

system : [ 火山 竜太郎 ] 侵蝕率 : 81 → 84

火山 竜太郎 : 12dx8+5 いけー!! DoubleCross : (12DX8+5) > 10[1,1,2,2,5,5,7,7,7,9,10,10]+10[4,6,10]+10[10]+3[3]+5 > 38

GM : 百花は領域の盾を使用、ロードジャッカー達に自分をカバーリングさせます。

GM : ダメージどうぞじゃ!

火山 竜太郎 : 4d10+8+5d10+24 うおおお!! DoubleCross : (4D10+8+5D10+24) > 23[8,7,1,7]+8+29[2,4,5,9,9]+24 > 84

GM : ロードジャッカー達が爆散してしまう!いや爆散はしないが戦闘不能!描写どうぞよ!

火山 竜太郎 : 「さて……」

火山 竜太郎 : 「あんたのことは嫌いじゃねえが、やられっぱなしじゃ済まない性分でね……!」百花に視線を定めながら

火山 竜太郎 : 「ルーキー、見てろ。現役のヒーローの戦い方を!」背中を向けたままそう言う。

結勿 継子 : 「……! 」傷ついたからだで、その背を見る

火山 竜太郎 : 火山が巨大なペンを槍のように振り回すと……中空に綺麗な、流れるような線が現れる。

火山 竜太郎 : この場の全員がそれを認識する。それは『太刀筋』の絵だ。

火山 竜太郎 : 視覚の届くスピードは光と同じ。同じ速さで、その衝撃が具現化し、コンクリートは割れ、ロードジャッカーと百花を巻き込む!

火山 竜太郎 : 「……視覚だけじゃねえ、世界を騙して痛覚、触覚さえも操る、これが俺の、”五感の魔術師”の力だ!」

百花 : 「……!」

GM : 百花はロードジャッカー達に埋め込んだオルクスの因子を操る。火山の攻撃が迫る中、彼女を守るようにロードジャッカー達が集まった。

GM : 肉壁となったロードジャッカー達が悲鳴を上げて吹き飛んでいく。しかし彼らに守られた百花には傷一つついていない。

百花 : 「五感を操る……ですか。面白い方」

火山 竜太郎 : 「チィ……届かねえか!」刀剣と太刀筋の絵が霧散していく

百花 : 「判断が遅れていたらやられていたところですね。……では行きますよ、五感の魔術師さん」

火山 竜太郎 : 「……!」

GM : 次は行動値9の百花の行動に

GM : 百花はマイナーで緑の鞭を使用。

GM : メジャーで百花抜刀(形なき剣+要の陣形+瞬速の刃+大地の加護+コンセントレイト)を使用。

GM : 対象は火山、空、ハルの三人です。

GM : 10dx+5@8 命中! DoubleCross : (10DX8+5) > 10[1,1,2,4,4,4,7,8,8,9]+10[3,4,9]+7[7]+5 > 32

GM : 出目の強い敵、リアクションどうぞ!

火山 竜太郎 : ダメもとだがドッジで!

柏木 空 : ドッジもしない!何もしない!

火山 竜太郎 : 4dx>=32 固定値とかそういうのはない DoubleCross : (4DX10>=32) > 8[2,3,6,8] > 8 > 失敗

ハル : 13dx おらぁい!コスチュームで回避-1されてる! DoubleCross : (13DX10) > 10[1,2,2,2,2,2,3,5,6,8,8,8,10]+5[5] > 15

GM : では全員ダメージ!

GM : 4d10+10 装甲は有効ダメージ DoubleCross : (4D10+10) > 22[5,6,7,4]+10 > 32

ハル : 装甲が8なので24!生きてる!

system : [ ハル ] HP : 45 → 21

火山 竜太郎 : び、微妙に足りない!死ぬ!

柏木 空 : おっ死にます!リザレク!

柏木 空 : 1d10 DoubleCross : (1D10) > 10

火山 竜太郎 : 1d10+99 DoubleCross : (1D10+99) > 7[7]+99 > 106

柏木 空 : わぁ、侵蝕103ですね!

GM : 侵食がやばすぎる者。では描写!

GM : 百花が妖刀を優しく撫でると、その刀身が植物の蔦に変わった

GM : オルクスの因子で鞭のようになった妖刀でピシャリと地面を打ってからあなた達の方を見据え、

百花 : 「それでは……参ります」

GM : 百花は高速で鞭を振るう。バロールの加速とオルクスの領域で自在に曲がりくねった鞭が、四方八方からあなた達を叩きつけようと襲い掛かる!

火山 竜太郎 : 「――!!」避けようとするが……速い!!

ハル : 「!!」いくつか剣で叩き落とすがすべては捌ききれない!

柏木 空 : 「……ッ」避けようともしない。ジッと何かを考え込むような、集中しているような表情で攻撃を受け止める。

火山 竜太郎 : 「っつー……やるじゃねえか、流石は妖刀って呼ばれてるだけあんな……!!」 頭から血を流しながら、ゆらりと立ち上がる

柏木 空 : ……いつのまにか鉱石化しつつある身体が砕け散り、修復される

百花 : 「不本意な呼び名でしかありませんけどね」 鞭を手元に引き戻す

GM : 次!行動値8の空ちゃん行動どうぞ!

柏木 空 : あい!

柏木 空 : マイナーでオリジン:ミネラル、メジャーでアドヴァイス+弱点看破!

柏木 空 : 対象は継子ちゃんで!

GM : 了解!描写どうぞ!

柏木 空 : 目を閉じる。その場にうずくまるようにしゃがんで、祈るように手を合わせて集中する。意識の奥底、深海のような冷たく閉ざされた地から何かを掴み上げるイメージ。

柏木 空 : ──透き通りつつある空の身体からパキパキと音が鳴る。その音はまるで氷の張った水面を歩くような、蝶が蛹から羽化するような……

柏木 空 : 直後、パリンという高い音と眩い光と共に、虹色の鉱石が砕け散った。

柏木 空 : その中心にいたのは、純白のドレスに天使のような黄金の太陽の輪、虹色に輝く銀髪と瞳を持つ存在。人ではない。形容するならば、それはまさに『生きた宝石』だった。

柏木 空 : その存在は、目元にある水晶のように透き通ったモノクルで敵を見据える。モノクルが起こす複雑な虹色の光の屈折によって、レヴォントゥレットが得られる“可能性”は無限大に広がる。

柏木 空 : 「……Saattaa loppuun.これでいいでしょう」

柏木 空 : 「結勿さん!」宝石のように透き通り、凛とした声で呼びかける

結勿 継子 : 「……!? な、キラキラとしてやがる……!!」呼びかけた声に振り向いて、目を見開く。

柏木 空 : 「私の事は良いのです。……さあ、敵の姿を見据えてください」指をすっと百花に向ける

柏木 空 : そうすると、継子の足元から百花に向け、ぽん、ぽんと軽い音と共に鉱石で出来た虹色の花道が咲く。

火山 竜太郎 : 「おお……!」感嘆

柏木 空 : 「……この道を進んでください。きっと、あなたの役に立つでしょう」

柏木 空 : 一歩踏み出して花を踏み砕くと、その花はオーロラのような光となってあなたの身体に染み渡る。

結勿 継子 : 「この光は……! ロードジャッカーを切った時の黒い光、夜風のレネゲイドとは違う……」

柏木 空 : 「私の力によるものです。先ほどよりも意識が冴える……効果が、あるらしいです」

柏木 空 : 己では体感した事が無いのだろう。少し自信なさげになりつつもそう返す。

結勿 継子 : 「いいや、自信を持ちナ!! センパイのおかげで、見えなかったモンが見えるようになってきた!! これなら……!! 」二ッと笑って夜風を構える

柏木 空 : 「良かった。……結勿さんの初陣、ちゃんと見守っていますから」

柏木 空 : レヴォントゥレットは、小さく微笑んだ。

結勿 継子 : 「これはもうヘタできないねェ、夜風。」笑って

夜風 : 「なーに言っとる、わしが下手することじゃないじゃろ?ほれ、やってしまえ!!」

GM : では次、継子ちゃん!行動どうぞ

結勿 継子 : マイナーアクションは放棄!

結勿 継子 : メジャーアクションで、コンセントレイト+風鳴りの爪で攻撃します!! 対象は百花!!

GM : 命中どうぞ!

結勿 継子 : 17dx+9 DoubleCross : (17DX7+9) > 10[1,2,2,3,3,3,3,4,4,4,4,6,6,7,8,8,9]+5[2,2,4,5]+9 > 24

結勿 継子 : ん?

GM : んん?

柏木 空 : なんてこった、勝利の女神使います!達成値+21!

GM : 了解!じゃあ43かな

GM : 違うね!45だ

結勿 継子 : 勝利の女神の侵蝕ボーナスあるので、48ですね!!

GM : 48ね!では百花のリアクションはドッジで

GM : 7dx+3 DoubleCross : (7DX10+3) > 10[1,2,3,3,5,7,10]+8[8]+3 > 21

GM : 敵の出目がすごいやつ、当たるよダメージどうぞ!

結勿 継子 : 5d10+54 装甲・ガード・HP軽減無視ダメージ DoubleCross : (5D10+54) > 27[3,1,9,4,10]+54 > 81

結勿 継子 : 風鳴りの爪の効果で、1を振り直します

結勿 継子 : 1d10+80 DoubleCross : (1D10+80) > 2[2]+80 > 82

GM : 82そのまま通る!では描写どうぞ

結勿 継子 : 「……夜風、テメェに切れねェモンはねェって話だったよナ? 」

夜風 : 「わしが一度でも嘘をついたことがあるか?」

結勿 継子 : 「はっ、ウソはないかもな。 それだけタチが悪ィけどよォ」

結勿 継子 : 「……まあ、それならいいんだ。」

夜風 : 「全く、つまらんことを一々聞く奴じゃのう」

結勿 継子 : 「切れねェモンが実はあるって言われちゃ敵わねェんでナ」

結勿 継子 : 「……さあて、いざ……!! 」彼我の間合いのはるか外で目を瞑り、心を研ぎ澄ます。

結勿 継子 : ――はじめて覚醒したあの時、様々な感情の波で早鐘を打っていた自分の心臓を初めてうるさいと思った。
だから、静まれと念じ……夜風を振るった時、音と雑念が切れた。 そう、夜風の言う通り。 コイツは切りたいと思ったものが切れる。

結勿 継子 : もし、本当に切れないものがないならば――次は間合いを切り伏せてみせよう。

結勿 継子 : 届くハズのない距離で、目を瞑ったまま夜風を振るう。 当たるハズがない。 ……だが、夢を見た事の影響だろうか、そこには奇妙な信頼があった。

結勿 継子 : 振るった瞬間――ふわりと緩やかな風が百花の脇を吹き抜けるのみだった。

結勿 継子 : 何も起こらない。 そう百花が思ったであろう次の瞬間、既にその体は刻まれている。

結勿 継子 : 彼我の間合いなど、夜風の契約者には関係ない。 ――ひとたび抜刀したならば、そこには"切った"という結果が残るのは当然の道理である。

百花 : 「んっ……く……」 体から血が噴き出し、百花の白衣が赤く染まる

百花 : 「そんなところから、斬った……のですね。これが夜風の力……」 刀を握り直しながら継子を見据える

結勿 継子 : 「ああ、そうさ。 ……ま、こうもじゃじゃ馬じゃあ、いかに切れども使い手は他にいねェだろうがナ。」

夜風 : 「誰がじゃじゃ馬じゃ、おぬしほどではないわ!」

結勿 継子 : 「使い手を乗っ取る刀のどのあたりがじゃじゃ馬じゃあねえって?」

夜風 : 「だーいーしょーおー!!代償なんじゃ、何度言わす!!」

結勿 継子 : 「だから、ありゃ元より代償じゃあ……、あー、いや、今は百花が優先!! 」

夜風 : 「ふんっ、頑なに認めんやつよのう……」

GM : じゃあ最後、ハルちゃん!行動どうぞ!

ハル : ほい!

ハル : マイナーでハンティングスタイル!百花との距離をつめるぞ!

ハル : メジャーは獣の力+貪欲なる拳+オールレンジ+CR!

GM : 了解、命中どうぞ!

ハル : 24dx+10@7 セイヤアアアアア!!! DoubleCross : (24DX7+10) > 10[1,1,1,2,3,3,3,3,4,4,4,5,5,5,5,5,6,6,7,8,9,10,10,10]+10[2,3,4,4,7,9]+6[4,6]+10 > 36

GM : 百花のリアクションはドッジで!

GM : 7dx+3 DoubleCross : (7DX10+3) > 10[2,3,3,4,4,7,10]+10[10]+4[4]+3 > 27

GM : 敵出目やば定期、当たりますダメージどうぞ!

ハル : 4d10+49 うおおお固定値ン力ァーーー!! DoubleCross : (4D10+49) > 22[1,7,6,8]+49 > 71

GM : 百花は……戦闘不能!復活エフェクトもありません。描写どうぞ!

ハル : 勢いよく一歩踏み込み、相手へ急接近する

ハル : 相手との距離を詰めるとその勢いのまま彼女は剣を振るった

ハル : その剣さばきはまるで嵐のように荒々しく、相手の鮮血が地を染め、花弁と共に空を舞う

ハル : 当然ハルにもべったりと返り血が付着し、そのコスチュームを赤に染めていく

ハル : だがそんなことを意にも介さず、彼女は乱舞の最後の一太刀を振り下ろした

ハル : 「ハア…ッ、そのまま…倒れてろ…!」

ハル : 赤く染まった剣を振るい、付着していた血を払う

百花 : 「うぁ、ぁ……あぐ……!!」

GM : 全身を切り刻まれ、百花の体が地に伏せる。

ハル : 「ハァ…ハァ…他は、どうなっている……」
百花から一旦目を離し、周囲の状況を確認する

百花 : 「……っ」 妖刀の柄を握ろうと手を伸ばすが、力が入らず

百花 : 「……ここまでの……よう、ですね……」

結勿 継子 : 「……ああ。 済まねェが、ここまでだ。」代わりに百花をじっと見つめる

GM : 百花が戦闘不能となったことで、ロードジャッカー達のブレインジャックの効果が解除される。

GM : それと同時に、ロードジャッカー達から黒い光が溢れ出す。その光は彼らに埋め込まれていた夜風のレネゲイドだ。

GM : 黒いレネゲイドは吸い込まれるようにして妖刀夜風の中へと戻っていく。

ハル : 「………」継子ちゃんの方へ目を向け、事の成り行きを見守る

夜風 : 「お、おぉ?おー!これは流石にしっかり分かる!力が戻って来たぞ!ふははは、良いぞ、良い気分じゃ!!」

火山 竜太郎 : 「……!(来るか……!?)」

GM : と、夜風がはしゃいでいるが、継子ちゃんには分かります。

GM : 夜風のレネゲイドはほぼ全て回収された。しかしまだ、完全復活には僅かに足りない。

GM : この場にいないロードジャッカーがまだ少しだけいるのだろう。

柏木 空 : 「……大丈夫そう、でしょうか」

結勿 継子 : 「くくくく……わし復活!!」

結勿 継子 : 「とはならなかったみてェだねェ!! 」

ハンマーゼット : 「みてえだな……ってびっくりしたぜ!!」

ハル : 「っ!……悪ふざけはやめないか…!」切っ先を向けかけて降ろす

夜風 : 「なーにわしの真似しとるんじゃ。全然似とらんぞ」 呆れた顔で宙に横になってる

火山 竜太郎 : 「はっ……そんな冗談が言えるなら大丈夫そうだな……!」

結勿 継子 : 「や~、悪ィ悪ィ……あ、夜風には悪いとは思ってねェよ」

結勿 継子 : 「夜風のあたしのマネよりかは似てただろ!! 」

夜風 : 「さーて、あとロードジャッカー何人分くらいかのう。これならわしの完全復活も秒読みじゃなぁ」 知らん顔でそっぽ向いてる

結勿 継子 : 「あっ、無視しやがった」

ハル : 「…………」はあ、と深いため息をついて昂ったレネゲイドを落ち着かせていく

結勿 継子 : 「まあいいさ、それより……」百花に目を落とす

百花 : 「…………」 まだ意識は保っているようで、あなた達を見上げている

結勿 継子 : 「百花、テメェと別れる前に、あたしはテメェに聞かなきゃならねェことがひとつある!! 」

百花 : 「何ですか、いきなり……」

結勿 継子 : 「あたしにとっては、大事な事でェ」

結勿 継子 : 「なあ、生前の名を覚えているかィ? 」

火山 竜太郎 : 「……」静かにやり取りを見守っている

百花 : 「……いいえ、覚えていません。刀になる前の記憶は、もうほとんど薄れていますから」

結勿 継子 : 「そっかァ…、なら、故郷は? 記憶にある場所のひとつでもねェのかィ? 」

百花 : 「さぁ、どこでしょう。……桜の花を姉妹……か、誰かと見たような覚えは、会ったような気もしますが」

結勿 継子 : 「姉妹……霽月の事か? 仲よさそうだったしよ? 」

百花 : 「それも分かりません。霽月様がわたしの姉なら、とても……いえ、嬉しくはありませんね。家族に刀になんてなって欲しくありませんから」

結勿 継子 : 「……そうか。 優しい奴だったんだな。 ……こたえてくれてありがとよ、名も知らぬあんた。 」

百花 : 「…………」

ハンマーゼット : 「……さて、話は終わったか?」 皆の方に巨大なハンマーを担いで来て

火山 竜太郎 : 「ハンマーゼット……! そっちも、片がついたのか」

ハンマーゼット : 「あぁ。お前らのおかげでここのロードジャッカーは皆解放されたからな」

ハル : 「……ふん、他が良いなら早く百花を楽にしてやれ、このまま苦しませておくわけにはいかないだろう」

結勿 継子 : 「ああ、あとひとつだけ……いいかィ? 」

ハンマーゼット : 「あぁ、分かってる。……なんだ」 百花の前に歩み出ながら

結勿 継子 : 「アンタ、最期に誰かに伝えておきたい事とか……ねェのか? 」

百花 : 「……では、あなた達に」

結勿 継子 : 「あたしたち……? 」

ハル : 「…聞いてやろう」

百花 : 「ここでわたしが負けることも、壊されることも想定内です……計画は滞りなく進んでいる……」

百花 : 「霽月様が、必ず他のみんなを救ってくれる……。覚悟、していてくださいね……」

GM : 百花は声を小さく震わせながらそう言い、目を強く瞑る

ハル : 「……叩き伏せてやるさ、それがヒーローの仕事だからな」ぼそりと小声で

柏木 空 : 「……」その言葉、その覚悟に思わずゾッとする心地を覚える。が、黙ってそれを表情に出さぬよう努める。

ハンマーゼット : 「覚悟なんて承知の上だぜ。……もういいな?」 皆に再度確認する

ハル : 頷いて答える

結勿 継子 : 「ああ……、あたしにできることは、もうねェ……。」

火山 竜太郎 : 「……ああ、クソ!」

火山 竜太郎 : ハンマーゼットの前に出る

火山 竜太郎 : 「すまねえ、みんな。俺はここで百花を破壊することには反対する!」

ハンマーゼット : 「何っ……何故だ!!」

結勿 継子 : 「なっ、竜太郎……!? 」

柏木 空 : 「……こう言っては何ですが……今更、どうしたのですか」どこか機械的な冷たい口調で

ハル : 「…理由を聞こう、"五感の魔術師"」

火山 竜太郎 : 「ハンマーゼット、確かにあんたは正しい。一点の曇りもなくその決断はヒーローそのものだ」

火山 竜太郎 : 「あんただけじゃない、ここにいるみんなも、覚悟の上であんたの選択を尊重してる」

火山 竜太郎 : 「でもな、でも、俺だけが間違ってる!」

ハンマーゼット : 「……そうだぜ、五感の魔術師。ここで百花を見逃しても、問題を先送りにするだけだ」

ハンマーゼット : 「結局最終的に壊すしかねえんだ。お前も分かってんだろ」

火山 竜太郎 : 「そうかもしれねえ……ここから全部が丸く収まる道なんて蜘蛛の糸を辿るような話なのかもしれねえ」

火山 竜太郎 : 「でもな、昨日からずっと考えていたんだ。ヒーローってのはなんだ? 世論が、上司が、周囲のみんなが正しいって言うことを実行するのがヒーローか?」

火山 竜太郎 : 「違うだろ、自分が正しいと思うことをするのがヒーローだ。俺は、もう無抵抗になったこの子を、いまここで破壊するのが正しいだなんて思えねえ!」

百花 : 「……魔術師さん……」 驚いた目で火山を見上げている

火山 竜太郎 : 「だから、ここはどかねえぜ。みんな自分が正しいと思うなら、俺を力づくでどかしたっていい。でも、ここで素直に俺がどいたら……」

火山 竜太郎 : 「それこそ、俺がみんなと一緒に戦う資格なんかなくなっちまう」

柏木 空 : 「……五感の魔術師さん。あなたのヒーローとしての信念がそうさせる、と言う事でしょうか」

火山 竜太郎 : 「ああ、こんなギリギリになって、情けないと笑われても……たとえライセンスをはく奪されることになっても、俺は自分の正義に嘘はつけねぇ!」

ハル : 「…まあそれも、ヒーローとしての一つの在り方だろうな。私はお前のスタンスを否定するつもりはない…」

ハンマーゼット : 「…………っ」 ゼットは目を瞑って何かを考えている

柏木 空 : 「いえ。……私は共感できません」普段のおどおどした態度はどこへやら、毅然とした態度で

結勿 継子 : 「……」

柏木 空 : 「五感の魔術師さんも分かっているはずです。あなたがこの場で彼女を見逃すリスクを」

火山 竜太郎 : 「……」

柏木 空 : 「今の彼女は非常に理性的です。攻撃の意志も見られない。……でも、後の彼女の行動についても責任が持てますか?計画はこれで終了だとしても、彼女が今後も暴走せず居られるという保証は?」

柏木 空 : 「……あなたのお気持ちは理解しているつもりです。ですが、その行動はヒーローと言えますか」

結勿 継子 : 「……あたしからもいいかィ? 」

柏木 空 : 「……私はそうは思えません。ヒーローの取る行動ではないです。世間ではヴィジランテと呼ばれる存在に値するでしょう」

柏木 空 : 「あなたのファンを裏切る事になっても…それでも、彼女を庇いますか。目が曇っていないと仰るのですか」

柏木 空 : やはり冷たく、淡々と告げる

柏木 空 : 「……結勿さん、話を遮ってごめんなさい」

結勿 継子 : 「いんや、いいんだ。 キラキラのセンパイの言ってる事はまっとうだと思うしな。」

ハル : 「……」いつの間にか鎧を脱いで、腕組んで周りの話を聞いてる

結勿 継子 : 「あたしにできる事は、ひとつしかねェと思ってた。 押しつけがましい事だが、桜の木の下に墓ァ作って、百花の事を忘れずに、人として覚えていてやろうと。」

結勿 継子 : 「……もし、こいつが救えるってンなら、それに越したことはねェさ。 あたしもそこは竜太郎と同じ思いだ。」

結勿 継子 : 「だが、空の言いたい事もわかる。 要するに責任を取れればいいんだろィ? 」

結勿 継子 : 「ンじゃあ、こうすりゃいいんじゃねェのかィ? 」百花の近くに転がる妖刀百花を火山先生に渡す

柏木 空 : 「……」黙ってその様子を見ている

ハル : 「???」どういうことかわかってない

火山 竜太郎 : 「……なるほどな」躊躇わずに手に取る

結勿 継子 : 「こいつは百花の本体。チカラの元だろ?」

結勿 継子 : 「つまり、百花が暴れた時にゃあ、こいつを壊せばいい。 それで責任はとれるハズでェ。」

ハル : 「む、つまり…飼い犬的なアレか」

火山 竜太郎 : 「……はは、そう来たか」

結勿 継子 : 「いくら責任が取れるっていったって、持ち歩くのは妖刀にゃ違いねえヨ? 竜太郎、あんた、その覚悟はあるかィ? 」火山先生の手の内に入ったまま、離さずに

火山 竜太郎 : 「生かす権利ってのは楽なもんだ、殺す権利の重さと比べたらな。その重さから逃げてるんじゃないってことを示せって、そういうことか」

火山 竜太郎 : 「……端っから上等だ。もしもの時は俺が、この手で始末をつけてやる」

柏木 空 : 「……それなら、私から言う事はもう何もありません」

結勿 継子 : 「はっ! じゃあ、あたしは竜太郎を支援させてもらうサ!! ヒーローにゃ不可能がないってとこ、見せてもらうよ!! 」

ハル : 「そういうことなら世話は任せたぞ、そこまでは手助けしてやれないからな」

ハンマーゼット : 「……ったく、無責任なやつだぜ。この手で始末をって、浄蓮の刀を壊せるのはおれの力だけなんだぜ?」

火山 竜太郎 : 「……それは本当に済まねえと思ってるけどな。事が終わったらお前の実績を宣伝する漫画でも描いてやるから、許してくれ」

ハンマーゼット : 「何ぃ!?なら良し!!……って、そうじゃなくてだな!!」

ハンマーゼット : 「……あー、分かった、分かった!!百花が暴れたら壊すってのは正直反対だがな、今ここで壊さないってのは賛成だ!!!」

ハンマーゼット : 「百花をここで見逃すのは、リスクはあるがメリットもある」

結勿 継子 : 「ん、めりっとォ? 」同情100%だった人

火山 竜太郎 : 「……やけにあっさり引き下がると思ったら考えがあんのかよ!?」

ハンマーゼット : 「おうよ。明日羽から伝え聞いた話だが……霽月と百花はすげえ仲が良いって話じゃねえか」

ハンマーゼット : 「百花が破壊されることが想定内って言っても……霽月も人間だ。それで大人しくしてるとは到底思えねえ」

ハンマーゼット : 「このまま百花を壊して霽月を激昂させるのはリスクが高いんじゃねえか?あいつは……お前らは知らねえかもしれねえが、霽月の能力が昔のままだとすれば……あいつはかーなーり、やばい!!!」

柏木 空 : 「……そんなにやばいのですか?」

結勿 継子 : 「能力ゥ? 一番手の夜風はなんでも切れるしか能がねェのに、能力がヤバいだと? 」

ハル : 「"レヴォントゥレット"にセリフを取られてしまった、それでどれくらいヤバいんだ?」

柏木 空 : 「あ、ブルーローズさんごめんなさい……」

ハル : 「かまわん、言ったもの勝ちだからな」

ハンマーゼット : 「単純な戦闘能力でいえば夜風より上だ。それに今はレナ・エーデルシュタイン……賢者の宝石の力まである。継子はともかく、賢者の石がやべえ代物だってだけでもお前ら知ってるだろ」

柏木 空 : 「はい。……彼女は非常に強いです、技術の面もありますが土台となる賢者の石の力も強大なものであると読み取れます」

結勿 継子 : 「マジかよ!? テメェ、一番じゃねェのか、夜風……。」

夜風 : 「わしが一番じゃたわけ!!!わしが頂点、わしが最強じゃろうが!!!」

結勿 継子 : 「説得力がなくなってきやがったな」

夜風 : 「何をー!」

柏木 空 : 「しかし、夜風さんより上……ですか……」

ハル : 「賢者の石の力が加わってくるとな、これはヤバイかもしれん」

火山 竜太郎 : 「……俺はエーデルシュタインや霽月がどんな能力かは知らねえが、ヴィランっていうのは怒らせたら際限なく強くなってくっていうのは間違いねえ話だ」

ハンマーゼット : 「そうだろ?ロードジャッカーの解放自体は果たせたんだ。……百花を壊すのは、霽月との決着がついた後でも遅くはねえ!と俺は思う」

火山 竜太郎 : 「霽月が相当にヤバい強さなら尚更慎重にならなきゃならん……」

結勿 継子 : 「ふうむ……、ま、打算はともかく、よかったな! ひとまず生きててサ!」意識体夜風ちゃんを避けながら

柏木 空 : 「……五感の魔術師さんを信じます。ですが、万が一があった時の事は……責任、取ってくださいね」

ハル : 「だとさ、今回は命拾いしたみたいだな」倒れてる百花に話しかけて

百花 : 「……魔術師、さん」 立ち上がるまでは出来ないが、地面にぺたんと座り込んで見上げて

火山 竜太郎 : 「……」

百花 : 「……わたしは、ここで壊される覚悟はもう出来てました。わたしを庇うなんて、そんなの……」

百花 : 「……あなたが、勝手にやったことです。わたしは命拾いしたからって、感謝なんて……しませんから」 弱々しい声でそう言い、顔を背ける

火山 竜太郎 : 「……いいさ、俺がこうせずにはいられなかったってだけの話だ。やれるだけのことはやらせてくれ」

百花 : 「……お好きにどうぞ」

ハル : ←感謝しないなんて捻くれたヤツだなとか思ってる

結勿 継子 : 「(そうせずにはいられねェ……それがヒーローって奴、なのかねェ……)」

柏木 空 : 「(……彼女を殺したくない、殺すのは可哀そう……その気持ちは私にもありました。が、責任を持つほどの覚悟なんて私になかった)」

柏木 空 : 「(……さっきは自分の言葉をそれらしく正当化して話しただけで……ただ、私が弱虫だったからああ言っただけのかな……)」

火山 竜太郎 : 「……もしあんたを壊さなきゃいけないことになったら、それは俺の判断で、俺の責任だ。そのときは……ほかの誰でもなく、俺を恨んでくれ」

火山 竜太郎 : 「まあ……そんな結末にはさせねえがな」

百花 : 「……知りません。勝手な人」

ハル : 「んで、この後どうするんだ。また霽月のところへ行った方がいいのか?支部長に連絡するか?」

ハンマーゼット : 「ともかく拘束、連行だろ!支部長にも連絡する!やることは色々あるんだ、さっさと動くぞ!」

柏木 空 : 「…はい」

結勿 継子 : 「おうさ! 悪ィ事すンなよ、百花!! 」火山先生の行動に嬉しそうに笑って

火山 竜太郎 : 「ああ、みんな、俺のわがままで仕事増やしちまってすまねえな。急ごうか」

GM : ……百花との戦いはあなた達の勝利で幕を閉じた。

GM : 明日羽に百花の処遇を話すと、ハンマーゼットとUGNのエージェント達も常に監視するという条件で、火山は妖刀百花を所有することを認められた。

GM : 人間体の方の百花はヴィラン専用の拘置所で拘束されるようだ。

GM : そしてその後、正気に戻った残りのロードジャッカー達は次々にR対策室へと出頭したらしい。

GM : 道具とは持ち主に使われるもの。使い手を選別することはあれど、その体を乗っ取って自分自身を使おうとはしない。

GM : 彼らは皆体の乗っ取りなどに興味は無く、早く夜風のレネゲイドを回収して欲しいと頼んでいるようだ。

GM : こうして、全てのロードジャッカーが揃った。

GM : しかしそれは、夜風の完全なる復活が目前に迫っているということだった……。

GM : シーンエンド。

GM :  

シーン12 霽月抜刀

GM : 登場は全員です、登場侵食どうぞ!

結勿 継子 : 1d10+82 DoubleCross : (1D10+82) > 8[8]+82 > 90

柏木 空 : 1d10+116 DoubleCross : (1D10+116) > 6[6]+116 > 122

ハル : 1d10+92 DoubleCross : (1D10+92) > 5[5]+92 > 97

火山 竜太郎 : 1d10+106 DoubleCross : (1D10+106) > 10[10]+106 > 116

GM : 数日後の夕方、あなた達は明日羽に呼び出されてR対策室のある施設へと赴く。

GM : そこは建物全体に対エフェクト用の処理が施されたヒーロー用の訓練施設だ。

GM : あなた達はそこの職員に案内され、広々とした部屋に通される。

GM : いつもはヒーロー同士での模擬戦が行われている場所だったが、今日そこにいるのは明日羽だけだった。

東雲明日羽 : 「お疲れ様、ヒーロー。よく来てくれたわ」

火山 竜太郎 : 「お、おう。こっちこそこないだはどうも」 結構無茶苦茶やったので緊張してる

ハル : 「何の用か聞かされてないんだが、今日はなんの用事だ」片手に途中で買ったと思わしきドリンクのカップがある

東雲明日羽 : 「こないだ?あぁ、気にしないで。今のところは問題もないようで良かったわ」

柏木 空 : 「お疲れ様です……」随分人が少ないなぁと思いながら

結勿 継子 : 「なんでェ! 正しい事をしたと思ってンなら、らしくいきなヨ、らしくさァ! 」火山先生の脇を肘でこづいて

ハンマーゼット : 「何の用事かっていうと……まあ一つしかねえだろ。この対エフェクト処理のされた施設でってなるとな」

火山 竜太郎 : 「わかってるけど俺だって緊張するもんはするんだよ! さて、事件に進展があったか…」

東雲明日羽 : 「まず、あれを見てくれる?」

結勿 継子 : 「んァ? 」言われた通りそちらを見る

GM : 明日羽はそう言って、あなた達のいる入口から15m程先の部屋の中心を指差す。

GM : そこには剣や槍、盾などの様々な八つの武具が置かれているのが見える。

東雲明日羽 : 「あの八つの武具はまだ夜風がレネゲイドを回収できていない、残り全てのロードジャッカーよ」

東雲明日羽 : 「百花の支配が解けてから、皆自分から夜風のレネゲイドを取り除いて欲しいって頼んできたの」

東雲明日羽 : 「使い手のヒーロー達の体は今は別の場所で休ませているからここにはいないけどね」

柏木 空 : 「こ、この武器全てが……百花さんの支配が解けて良かったです、もしかしたらこれらの使い手全てと戦う事になったんですから……」

火山 竜太郎 : 「おお、そういうことだったか! 戦っても負けるつもりはなかったが、消耗が避けられたのはでかい」

結勿 継子 : 「マージかィ? こりゃたまげたァ……、しかし、言われてみりゃそうだねェ、道具ってのは使い手を使わねェもんさ。 夜風とは違ってナ。 」

夜風 : 「そりゃわしは遺産じゃし。付け焼刃のロードジャッカーとは違うからのう」

結勿 継子 : 「自称な。自称遺産な。」

夜風 : 「あのなぁ、おぬし。前々から思うておったが、まさかおぬし作成時期だけ見て遺産かそうでないか判断しとらんか」

結勿 継子 : 「は~、ちげェのかィ? だっておまえさん、村雲に刀に変えられた人間だろがよ。 代償ってのもテメェ自身の能力じゃねェか。」

夜風 : 「浄蓮は古代の技術でわしを刀に変えておるし、わしの身に宿るレネゲイドも古代のものそのものじゃ」

夜風 : 「他の遺産と同じ力で作られたものなら時代に関係無く遺産と言えるじゃろう」

夜風 : 「能力も契約も代償もわし自身が望んで備わってるものではないわ、たわけ」

結勿 継子 : 「……そうだったのかィ? 」

火山 竜太郎 : 「つくづくとんでもねえ爺さんが居たもんだな……」

夜風 : 「確かおぬしもそう調べたんじゃろ。まったく」

結勿 継子 : 「そいつは悪かったねェ、テメェがあたしの体を乗っ取る事に乗り気だからサ! 代償ってのはあたしらからの主観で、実際はテメェがしたくてしてる事かと。」

夜風 : 「いや乗り気じゃが。別に嫌じゃないが。乗っ取れるなら乗っ取りたくて仕方ないが」

結勿 継子 : 「は~~~~、テメェは……乗っ取ってなんかやりてェ事でもあンのかよ?」

夜風 : 「はははは!やりたいことなんてもういくらでもあるし言い切れんわ!それももうじきに叶うってことじゃがな!」 部屋に置かれた武具を見て

結勿 継子 : 「ま、そうだろうねェ……。 それに、この部屋に呼んだのは、そういうことだろィ? 明日羽? 」

東雲明日羽 : 「えぇ、そういうこと。これから夜風を完全復活させた上で、妖刀を破壊するわ」

結勿 継子 : 「……あたしか、夜風が死ぬときが来た……ってかァ。」

ハル : 「なんとなく察してはいたが、まあそういうことだろうな」完飲したドリンクのカップを床に置いて、肩を回す

火山 竜太郎 : 「……」この間の件もあるので思うところはあるが、腕を組んで話の行く末を見守ってる

東雲明日羽 : 「今回あなた達ヒーローに頼みたいのは、完全復活した夜風の拘束よ」

東雲明日羽 : 「ゼットくんが妖刀を壊すまででいい。継子ちゃんを乗っ取った夜風を抑えてて欲しいの」

柏木 空 : 「……わかりました」一瞬迷いのある表情を浮かべるが、小さく頷く

ハル : 「ん、覚悟はできているかケイコ。」

ハンマーゼット : 「今回ばかりはおれも譲らねえぞ。……夜風の力で、今も眠っているヒーロー達がいるんだ」

結勿 継子 : 「覚悟……、か。 夜風と契約した時は、今にして思えばハンパな覚悟だったかもしれねェ……。 ちょいと手間取らせてもらおうかね。」

火山 竜太郎 : 「ああ……」

ハル : 「構わん、お前が少し眠っている間に終わらせてやるからな」

火山 竜太郎 : 「(百花の時とは色々と事情が違うんだ。今回ばかりは後には引けねえ状況だってことは理解してやるしかねえ)」

火山 竜太郎 : 「準備はできてるぜ」

結勿 継子 : 「……夜風。テメェのことがようやくわかりかけてきたが、これでサヨナラでェ。」

夜風 : 「ふははは!なーに言っておる!むしろこれからが長い付き合いじゃろう!わしはおぬしを乗っ取るんじゃからな!」

結勿 継子 : 「顔洗って出直して来やがれってんだバーロー!! もしテメェの方が万が一にも生き残ったとして、あたしの意識は死ぬんでェ!!」

夜風 : 「おぬしの都合なんか知らんのう!ともかくおぬしらが自分の勝利を疑わんように、わしもわしの勝利を疑わん!」

夜風 : 「さあどっちが生き残るか勝負じゃ勝負!英雄共!!」

結勿 継子 : 「はっ! 最期の会話の機会ってのに、言いたい事ァそれかィ……つくづく救えねェ奴だねェ……。」

柏木 空 : 「……ごめんなさい、夜風さん。可愛い後輩の為、この勝負は勝たせていただきます」

火山 竜太郎 : 「……現代の英雄の力、土産に持ってけや!」

ハル : 「そう見栄を切られてはこっちも本気を出さざるを得ないな、さっさと始めるとしよう」

夜風 : 「はっ、遠慮も申し訳なさもいらんわ!前言った通りわしも遠慮なくおぬしらを血祭りにあげてやるからのう……!!」 ニヤリと笑って

東雲明日羽 : 「みんな大丈夫みたいね。それじゃあ始める……前に」

東雲明日羽 : 「まず、継子ちゃん。妖刀をゼットくんに渡してくれる?」

結勿 継子 : 「(……コイツを渡せば、あたしのチカラはなくなっちまう。ヒーローじゃ、いられなくなっちまう。)」

結勿 継子 : 「(いンや、だからこそ……かァ! みならいとはいえ、ヒーローなんでェ……、夜風の影響でヒデェ目に合ってる奴もいる……。覚悟を決めなきゃいけねェナ。)」

結勿 継子 : 「……おうさ!」一瞬、考えてからハンマーゼットに夜風を渡す

ハンマーゼット : 「おし!確かに預かった」

東雲明日羽 : 「それと……継子ちゃんにはこの拘束具をつけてもらうわ。エフェクトの使用を制限する効果があるの」

GM : 明日羽はケースから取り出した拘束具を見せる。

結勿 継子 : 「剥き身になった夜風は手が付けられねェってかァ。 じゃ、差し詰めこいつは鞘ってとこかねェ?」見て

東雲明日羽 : 「鞘かどうかは分からないけど、これだけやって互角……かそれとも、ってところだとわたしは思っているわ。さ、手を後ろに回して」

結勿 継子 : 「ん」言われた通りに

GM : では継子は両手を後ろに回された状態で枷を嵌められ、両足に繋がれた重りで歩くことが出来なくなる。

GM : 拘束具は体だけでなく体内に宿るレネゲイドも縛り、継子はエフェクトを使用することが出来なくなります。

東雲明日羽 : 「これでよし……と」

結勿 継子 : 「なる、ほど……。こりゃキツい……。これだけやって五分かァ……!! 」

東雲明日羽 : 「ごめんなさいね。出来る下準備はここまでだから……あとはヒーローのみんなの頑張り次第」

東雲明日羽 : 「ではこれよりロードジャッカーの解放及び、妖刀夜風の破壊を始めます」

東雲明日羽 : 「継子ちゃん以外のヒーローは彼女の周囲で戦闘状態のまま待機!夜風が暴れたらすぐに取り押さえること!」

ハル : 「把握した」鎧を展開

火山 竜太郎 : 「おう……!」覚悟を決めた表情

ハンマーゼット : 「んで、おれは向こうだ。お前ら、継子の方は任せたぜ」

柏木 空 : 「……ええ。ハンマーゼットさん、お気をつけて」

ハンマーゼット : 「ゼット!了解だぜ!」

結勿 継子 : 「(……こんな風に縛られる日がくるなんてサ。 これがヴィランの気持ちなのかねェ……。 ホント、救えない奴だよ、夜風。テメェはよ……。)」そう目を閉じる

GM : 妖刀夜風を持ったハンマーゼットはあなた達から離れて部屋の中心へと向かう。

GM : 並べられた武具に妖刀を近づけると、すぐに彼らに埋め込まれていた夜風のレネゲイドが黒い光となって溢れ出し、妖刀へと吸収されていく。

夜風 : 「おい、おぬし」 自分の本体にレネゲイドが戻っていく様子を見ながら、夜風の意識体が継子ちゃんに語りかける

結勿 継子 : 「……なんだい? 言いたい事は済ませたんじゃねェのかよ? 」夜風を見て笑う

夜風 : 「済ませとるが、せっかくだし言っておこうと今思うてな」

夜風 : 「忠告じゃ。大変なことになるぞ、“あいつ”」

結勿 継子 : 「……なんだってェ? 」

GM : そう夜風が口角を吊り上げるのと、

東雲明日羽 : 「……!!みんな伏せなさい!!」 明日羽があなた達に叫ぶのはほぼ同時だった

柏木 空 : 「ふぇっ…」声に驚き反射的にしゃがむ

結勿 継子 : 「……っ!?」

ハル : 「──ッ!?」剣を構える

火山 竜太郎 : 「っ!!」 その指示に合わせて反射的に伏せる

GM : あなた達が伏せ、または警戒態勢を取ったその直後、爆音が鳴り響く。

GM : 対エフェクト用の処理が施されているにも関わらず、部屋の窓ガラスや壁が一斉に砕け散った。

GM : 壁を貫いてきたのは無数の宝石の弾丸だ。外から乱射された弾丸が部屋中に降り注いでいく。

GM : しかし、それらの弾丸はあなた達から微妙に逸れている。直前で予測した明日羽が命令したからだ。

火山 竜太郎 : 「この攻撃は……!」

柏木 空 : 「ひゃ……わっ……こ、この攻撃は……!」おそるおそる頭を上げ、敵の方を見る

ハル : 「ぬ、くっ…!?」命令もあってなんとか避けきる

GM : あなた達は明日羽の指示で何とか攻撃を無傷で避けることが出来た。

GM : しかし……ただ一人、距離が離れていたせいで指示が間に合わなかった者がいる。

ハンマーゼット : 「……っ、ぐ、お……ぉ……ッ」

GM : ハンマーゼット。

GM : 彼だけは間に合わず、全身に弾丸を受けている。

火山 竜太郎 : 「ゼットォーー!!」

結勿 継子 : 「ゼットっ……!! チッ、夜風! テメェはいつも大切な事を言うのが遅ェってんだ、この丸太ンぼう!! 」

ハル : 「っ、間に合わなかったか…!?」

柏木 空 : 「ぁ……そ、そんな……っ」

夜風 : 「なんじゃ?直前でいいじゃろ?おぬしらは、わしらの敵……なんじゃからな」

ハンマーゼット : 「……!?て、メエ……どうして……!!」

GM : 銃創が結晶化し、砕け散っていくハンマーゼットは片膝をつきながら、信じられないものを見る目を向ける。

GM : その視線の先にいたのは、レナ・エーデルシュタイン……いや、霽月だった。

GM : 霽月は部屋の中心にいるハンマーゼットと入口近くにいるあなた達の丁度間の位置にいつの間にか降り立っている。

火山 竜太郎 : 「(クソ……そうだこいつは……油断ならない奴だった!!)」

結勿 継子 : 「(敵、か……ちげェねェ。)」

柏木 空 : 「……霽月さん……ッ!」敵の姿を精一杯睨みつける

ハル : 「……霽月、今度はお前から来たというわけか…」

火山 竜太郎 : 「あんた本当に恐ろしい奴だ、こっちは最高に間が悪いぜ……!」

霽月 : 「作戦の見通しが甘かったな、ヒーロー。お前達が優先すべきは、この切り札の護衛だった」

夜風 : 「ふははははは!!ようやった霽月!!ちょっと遅かったがな!!」

霽月 : 「何を言う。これ以上ないタイミングだっただろう?」

結勿 継子 : 「テメェら、つながってやがったのかィ……!?」

夜風 : 「繋がってるも何も、のう?わしらは同じ苦しみを分かちあった仲間じゃからのう!はっはっは!助けに来ると信じておったぞ!」

霽月 : 「調子の良い奴だ……」

結勿 継子 : 「ちっ…」

夜風 : 「で、おぬし?ところでおぬし?」 継子ちゃんの顔を覗き込んで

夜風 : 「おぬし一体、いつまで喋っておるのじゃ?」

結勿 継子 : 「なっ……!? テメェ……!!」

夜風 : 「わしはもうおぬしに喋ることは許しておらんぞ」

GM : そう夜風に言われた瞬間、継子は声を発することが出来なくなる。

GM : もうすでに、ここまでの間で夜風のレネゲイド回収は完了していた。

結勿 継子 : 「……っ! ……っ!!」発しようとした声は息になって漏れ出す事しかできなくなった

GM : 夜風の幻影が継子の体に入り込む。継子は再び夜風に体を乗っ取られ、意識を失います。

夜風 : 「…………」 継子ちゃんの口が笑みを浮かべて

夜風 : 「ふははははははは!!わし復活!!わし完全復活!!!」

GM : その瞬間、夜風の周囲から突風が巻き起こる。周囲にいたヒーロー達はその風に叩きつけられて簡単に吹き飛ばされてしまうだろう。

柏木 空 : 「結勿さっ……あッ……うぅ!」突風によって壁に叩きつけられ、戦闘に向けて結晶化の始まっていた体がピシリと音を立てる

火山 竜太郎 : 「うおおお!!!」コートが揺れ、立っているのがやっとの状態

ハル : 「っ!?ぁ…ぐ…!!うああっ!!」剣を地面に刺して耐えようとするが、耐えきれず壁に叩きつけられる

東雲明日羽 : 「あぁ……っ!」 ヒーローの皆と同様に簡単に吹き飛ばされ床を転がる

夜風 : 「つまらん枷じゃのう、こんなものでわしを縛れるわけないじゃろ」

GM : 夜風は巻き起こした風で拘束具を引き裂くと、部屋の中央へと歩いていく。

GM : そして転がっていた妖刀を拾い上げた。

火山 竜太郎 : 「や、やめろ……!」床を這って夜風のほうに進もうとする

夜風 : 「さーて、霽月。これからどうする?まずはこやつらを皆殺しにでもするか?あやつはやる気みたいじゃぞ?」 火山さんを指差して

ハル : 「くっ…馬鹿刀共め…」膝立ちのまま悪態をつく

霽月 : 「そんなことはしない。君には同胞を救うため、我々の拠点へとついてきて貰おう。……良いな」 有無を言わさぬ低い声で

夜風 : 「なんじゃ、つまらん奴じゃのう」

夜風 : 「まあ良いじゃろ。おぬしの働きに免じて最後まで付き合ってやろう。わしは義理堅いからのう!」

柏木 空 : 「ッ、は……霽月さん、夜風さん……!」壁に寄りかかり、立ち上がれないまま声を張り上げる

柏木 空 : 「あなた達の過去の事は知っています。……どれだけ苦しかったのか、そこまではわからないけど……でも!」

柏木 空 : 「これ以上、私の大切な人や場所に手を出して、傷つけるのは、やっぱり許せません!同情なんてしません!」

柏木 空 : 「……あなた方の事は、必ず討滅させていただきます!」睨みつけ、そう声高に宣言する

柏木 空 : 霽月さんのロイスの感情を変更します、執着/敵意Nで!

火山 竜太郎 : 「レヴォントゥレット……!」

夜風 : 「…………」

霽月 : 「……哀れなやつだ」

霽月 : 「気付いているのは、一人だけか」

夜風 : 「は?なんじゃそれ」

霽月 : 「何でもない。行くぞ、夜風」

GM : 霽月と夜風は瞬間退場を使用。

GM : 二人は風に乗って一瞬で壁や天井に空いた穴から外へと抜け出し、どこかへと去っていった。

柏木 空 : 「……ッ!」やり場のない感情に苛立ち、床を拳で殴る。が、無力な彼女にできるのは、精々床の埃を散らす程度であった。

火山 竜太郎 : 「くそ、逃げられたか……!」

ハル : 「チッ…!何も出来ず、見ていることしかできなかった…!」自分への腹立たしさを口にし、倒れたハンマーゼットへ目を向ける

東雲明日羽 : 「……みんな、ごめんなさい。わたしが甘かった……。でも、謝るより今は……!」 同じくハンマーゼットを見て

ハル : 「おい、アレをもろに食らったようだが生きてるかゼット…!」ゼットの傍まで

火山 竜太郎 : 「ああ、ゼット! 待ってろ、いま助けを呼ぶからな!」

柏木 空 : 「……ハンマーゼットさん、息はありますか……?」よろよろと歩み寄り

GM : 助けは呼べます、少ししたらすぐにUGNの医療班が飛んできて応急手当をしてくれるでしょう。

ハンマーゼット : 「……ブルー……ローズ……」

GM : ハンマーゼットの体は重傷で、まだ意識を保っているのが不思議な状態だった。

ハル : 「…息はあるようだな。まったく、図体がデカいからそうなるんだ…おい、もうすぐ手当して貰えるみたいだから寝たりするなよ」

ハル : 悪態をつくが、彼女なりの気遣いだ

GM : ゼットはハルちゃんの腕を掴み、強く引っ張る。

ハル : 「…っ!」いきなりのことで驚く

ハンマーゼット : 「すまねぇ……。気付くのが、遅かった……っ。もっと早く、おれはあいつと対面すべきだった……ッ!!」 声を震わせながら

ハンマーゼット : 「ブルーローズ……よく、聞け……」

ハル : 「……なんだ。」鎧の頭部を脱ぎ、彼の話を聞く

ハンマーゼット : 「あいつは……霽月は……」

ハンマーゼット : 「…………」

ハンマーゼット : 「村雲浄蓮、だ……」

ハル : 「なにっ…!?」

GM : その言葉を伝えたところで、ハンマーゼットは気を失った。

ハル : 「おい、おいゼット…!……死んでは、いないか……」

ハル : 「チッ、いきなりとんでもないことを聞かせやがって…!」ハンマーゼットを担いで、みんなの近くまで引っ張っていく

柏木 空 : 「……ハンマーゼットさん、息はあるようですね…それで今、彼は何て……?」おそるおそる尋ねる

ハル : 「……霽月は、村雲浄蓮だ。コイツがそう言っている」包み隠さず

柏木 空 : 「……そんな……どうして、そんな事が……!?」目を見開き

火山 竜太郎 : 「……どういうことだ??」

ハル : 「私達は霽月は名も知らぬ誰かが刀になったと思っていた、だがゼットの言う事が正しければ…村雲浄蓮は自分のことを刀にして霽月としたんだろう…」

柏木 空 : 「……理解、できません…」呟いてから、ハッと顔を上げる

ハル : 「それは私もだ、自分ことを刀に作り替えるなんてヤツがいてたまるか」

柏木 空 : 「……夜風さんも、この事は知らないのですよね。本当に村雲浄蓮だというのなら……親切心で彼女を連れていくはずがありません……!」

ハル : 「……しかし、夜風は村雲を殺したと言っていたよな。それはどうなっている、殺したあとに刀としたのか?それもおかしな話だ…」

東雲明日羽 : 「……そう、ね。とにかく、今すべきことは。ゼット君の治療……意識が戻れば、詳しく教えてくれるはず。そして霽月……いえ、浄蓮の追跡ね」 立ち上がりみんなの方に歩みながら

ハル : 「……無駄に頭を使いそうだ、今すぐ追跡したいところだが…今は堪えよう……」

柏木 空 : 「はい……わ、私、何でもやります!ご指示を下さい、支部長さん……!」

火山 竜太郎 : 「やられたぜ……あのジジイ、とんでもない仕掛けを用意してやがった……!」

火山 竜太郎 : 「支部長の言う通り、まずはゼットから話を聞こう。いろんなことが起こりすぎて、まだ整理できそうにねえぜ……」

東雲明日羽 : 「ありがとう。じゃあ、すぐに動くわよ……!」

柏木 空 : 「はい…!」焦燥感をかき消すように、はっきり返事をする

GM : その後ハンマーゼットは医療班の応急手当の後、病院に運び込まれ治療を受けた。

GM : 結果、ハンマーゼットは何とか一命をとりとめた。しかし……

GM : その意識は戻らない。医師によれば、彼が目覚めるのはいつになるか分からない状態だった。

GM : 命が助かっただけでも奇跡だと言えるのだろう。

GM : あなた達は病院でそう説明を受ける。

東雲明日羽 : 「……残念だけど。ゼットくんから話を聞くことは……できないみたいね」 

柏木 空 : 「……いえ、仕方ありません。むしろ、生きていてくれて良かったです」ギュッと自分の袖を掴む

ハル : 「……そうか、まったく心配をかけさせる男だ…」

火山 竜太郎 : 「……クソっ……クソっ、クソっ!!」 ペンを握る手に、やり場のない怒りをぶつける

東雲明日羽 : 「大丈夫、きっといつかは目が覚める……。でも、それじゃ間に合わない。だから」

東雲明日羽 : 「浄蓮のことはわたし達で調べるしかない」

火山 竜太郎 : 「……わかってる、今はやれることをやろう」

柏木 空 : 「ええ。……結勿さんにレナさん…二人を助けないと……!」

東雲明日羽 : 「その意気よ。みんなには、浄蓮のこと……妖刀霽月について調査をお願いできるかしら。浄蓮の拠点はわたしが見つけるわ」

火山 竜太郎 : 「(この仕事に命を懸けて向かってたのに、こんな形でリタイアさせちまってすまねえ……。あとは俺たちに任せて、今はゆっくり休んでくれ)」

柏木 空 : 「ありがとうございます、支部長さん。私、精一杯頑張ります…!」

ハル : 「…そっちは任せたぞ。」

火山 竜太郎 : 「ああ、任しとけ……!」

東雲明日羽 : 「えぇ!みんな、頑張りましょう!!」

GM : では、シーンは継続で再びの調査になります。

調査項目2 : ◆妖刀霽月について <情報:FH> 12

GM : 調査項目はこの一つ。誰が調べるかな

ハル : 振るだけ振ってみようかな、ワンチャンあるで🐶

火山 竜太郎 : ダメだったらわしがいこう🐶🐶

GM : 二人がエフェクト使わずにすむ可能性ある、やってみるかな?

ハル : やるる!

柏木 空 : お願いします!ダメそうなら控えてるぜよ

GM : ではどうぞ!

ハル : 4dx+1 ほほい! DoubleCross : (4DX10+1) > 10[1,2,2,10]+1[1]+1 > 12

ハル : いえす!!

柏木 空 : 天才

GM : すごーい!

火山 竜太郎 : 有能

ハル : ちょっと心臓ドキっとした

GM : では公開いたす

◆妖刀霽月について : 妖刀霽月の中には、村雲浄蓮の魂が宿っている。
村雲浄蓮はモルフェウスだけでなくウロボロスも発症したクロスブリードで、輪廻の獣(アルマ・レグナム)に寄生された特異なオーヴァードである。
輪廻の獣とは世界に数体しか存在しないウロボロスシンドロームのオーヴァードであり、レネゲイドビーイングだ。
彼らは他のオーヴァードに寄生し、寄生対象が死ぬと自分の分身を切り離し新たな対象に寄生するという完全なる不死の特徴を持つ。
情報によれば、浄蓮に寄生していた輪廻の獣は彼の死亡後、浄蓮の魂ごと妖刀霽月に寄生したらしい。
霽月は夜風や百花と同じく人間の肉体を元にして作られた刀だ。輪廻の獣が寄生出来てもおかしくはないだろう……。

GM : こんな感じになりますの。調査の描写は反応などはあるかな

ハル : なしなし!賢そうなヴィラン殴って吐かせましたの

GM : 賢そうなヴィランー!!!

ハル : 犠牲となったのだ…調達もした方がいいかな?かな?

GM : 調達する人は宣言の後自由に振るが良い

ハル : では応急キットを狙いまする!

ハル : 4dx+1 ドンキで売っててくれ DoubleCross : (4DX10+1) > 7[3,4,4,7]+1 > 8

ハル : うむ

GM : あるではないかドンキに

GM : 難易度8よね、成功じゃな

ハル : 流石ドンキである、とりあえずゲットだぜ!

GM : 他の人は調達ある?

柏木 空 : 私も応急キット狙っておこうかしら!

GM : ふるがよい!

柏木 空 : 6dx+1 DoubleCross : (6DX10+1) > 8[3,3,4,5,8,8]+1 > 9

GM : 成功空ちゃ

柏木 空 : ちゃんと薬局で買った!(?)

火山 竜太郎 : わしも狙うぞ~!

GM : 応急手当キットのバーゲンセールだぜ、どうぞ!

火山 竜太郎 : 5dx>=8 DoubleCross : (5DX10>=8) > 9[2,3,4,9,9] > 9 > 成功

GM : 手当キットはどこにでも売ってる

柏木 空 : ちょろいちょろい

火山 竜太郎 : 集〇社でも買える!

ハル : 空前の手当キットブームじゃ!

GM : 集英〇何売ってるの、ではシーンエンドに!

ハル : りょーかい!

GM :  

シーン13 絶望の真実

GM : 登場は継子ちゃん以外の三人です、どうぞ!

柏木 空 : 1d10+122 DoubleCross : (1D10+122) > 7[7]+122 > 129

ハル : 1d10+97 100越えるな! DoubleCross : (1D10+97) > 2[2]+97 > 99

火山 竜太郎 : 1d10+116 DoubleCross : (1D10+116) > 5[5]+116 > 121

ハル : 言霊パパワー

GM : 日は沈み、夜は更けていく。

GM : あなた達は明日羽から霽月の居場所が分かったと連絡を受け、UGNの支部へと戻って来た。

東雲明日羽 : 「みんな、お疲れ様。そっちの方はどうだったかしら」 あなた達が支部に訪れると明日羽が椅子に座って待っていた

ハル : 「ああ、バッチリだ」なぜか手をハンカチで拭いている、なぜだろうね

柏木 空 : 「(ハルさんちょっと血の匂いがする……)」

火山 竜太郎 : 「不安さしかないんだが……ブルーローズのほうから報告があるんだったか」

東雲明日羽 : 「……流石ね!」 どう調査したか聞かない

東雲明日羽 : 「じゃあ、先にブルーローズちゃんからお願い出来るかしら」

ハル : 「では報告させてもらおう、えーと…まずはだな…村雲浄蓮はモルフェウスとウロボロスのクロスブリードだった、ということだ」

ハル : 「だが少々稀有なオーヴァードだったようでな、輪廻の獣?だかなんだかに寄生されていたらしい」

火山 竜太郎 : 「マジかよ……とんでもねえ情報じゃねえか」

東雲明日羽 : 「……世界に数体しかいない、あのレネゲイドビーイングね」

柏木 空 : 「輪廻の獣……聞いた事があります。……とんでもない怪物ですね……私が言っていい物かわかりませんが」

ハル : 「オーヴァードに寄生して、それを繰り返して…それ故に実質不死とまで言われているらしいな…気味が悪い…」

火山 竜太郎 : 「しかし、それなら”遺産”を作り出せるのも納得の行く話だ……」

ハル : 「んで…浄蓮に寄生したそれだが、浄蓮の死後に魂と共に再び霽月に寄生したらしい。それでああなったわけだ…」

東雲明日羽 : 「なるほど、なるほどね。夜風もゼット君も、どっちも正しかったというわけだわ」

ハル : 「ま、私からはこんなものだ。これを聞いた時は意味がわからなすぎて2回ぐらい聞き直したぞ」

柏木 空 : 「問題は村雲浄蓮そのものでは無かった、という事ですね……うぅ……」気味悪そうに目を伏せる

火山 竜太郎 : 「辻褄は合うな……今までの出来事から言っても信憑性が高い情報だ」

火山 竜太郎 : 「しかし、一体こんな凄い情報をどうやって入手したんだ……?」

ハル : 「大したことではない、知ってるやつに聞いてきただけのことだ」

火山 竜太郎 : 「そ、そうか……」 深入りしない方が良さそうな雰囲気を感じた

東雲明日羽 : 「まあ、まあね!情報が正しければなんでもいいのよ!ありがと!」

東雲明日羽 : 「じゃあ、次はわたしが浄蓮の拠点について話すわ」

ハル : 「ああ、聞かせてくれ」褒められて(?)ちょっと上機嫌っぽい

東雲明日羽 : 「郊外にある廃墟……ローズちゃんとゼットくんが夜風の偽物を掴まされた場所ね。そこに浄蓮達が入る瞬間の目撃情報があったの」

東雲明日羽 : 「その奥に不自然な空間の歪みがあったわ。おそらく、百花の作ったバロールの異空間でしょう」

東雲明日羽 : 「浄蓮の拠点はきっとその中よ」

火山 竜太郎 : 「凄いな……もうそこまでわかってるのか」

ハル : 「あそこの奥か、わかりやすくて助かるな」

柏木 空 : 「ええ、本当にすごいです。……必ず、なんとかしないと…!」

東雲明日羽 : 「ただ、一つ問題があるわ」

ハル : 「?」

東雲明日羽 : 「異空間の入り口は閉ざされているみたいなの。異空間の主である百花に開けてもらうしかないでしょうね」

ハル : 「そうか…ならヒヤマ、お前の出番だな」

火山 竜太郎 : 「……なるほどな。そういうことなら俺がやるしかねえ」

東雲明日羽 : 「えぇ。頼めるかしら」

火山 竜太郎 : 「ああ、任せろ」

火山 竜太郎 : 「(霽月をあれだけ信頼してたあいつにこのことを伝えるのは酷だが……それでも、真実を知らないまま居るのが幸せだなんて思えないぜ)」

東雲明日羽 : 「ありがと!百花はヴィラン専用の拘置所にいるわ。拘置所にはわたしから連絡しておくから、百花と話をつけて共に異空間に向かってちょうだい」

火山 竜太郎 : 「……俺の話を信じてくれるといいんだがな。」

東雲明日羽 : 「任せろって言っておいて弱音吐かないの!ローズちゃん達も一緒についていってあげて!そのまま異空間に行くことになるし」

ハル : 「ん、了解した」

火山 竜太郎 : 「ああ……そうだな! うし、心の準備はできてる、いつでも行けるぜ!」

柏木 空 : 「お願いします、五感の魔術師さん。……私、もう準備できていますから」

東雲明日羽 : 「じゃあ、任せたわよ……ヒーロー!」

柏木 空 : 「はい…!」力強く頷く

ハル : 声には出さないが頷いて応える

GM : ではあなた達は百花が収監されているヴィラン専用の拘置所へ向かう。

GM : 明日羽が先に連絡していたのですぐに拘置所の中へと入ることが出来た。

GM : 刑務官に案内されて、百花のいる独房に辿り着く。

GM : 独房の中にはレネゲイド拘束具で縛られて椅子に座らされている百花がいた。

百花 : 「……?」 あなた達の到来に気付き、顔を上げてそちらを見る

火山 竜太郎 : 「……よう、しばらくぶりだな」

百花 : 「魔術師さん。一体何の用でしょうか?」

火山 竜太郎 : 「要件はふたつある。ひとつは俺たちが調べた真実を伝えること」

火山 竜太郎 : 「もうひとつは、その真実を知ったうえで、事態の収束のための協力。あんたじゃなきゃできないことだ」

百花 : 「……よく、分かりませんが。協力は内容にもよります。話してください」

火山 竜太郎 : 「ああ。……あんたにとっては受け入れがたい話かもしれないが、聞いたうえで判断してくれ」

火山 竜太郎 : 「霽月には……村雲浄蓮の魂が入り込んでる」

百花 : 「嘘ですね」 即答する

火山 竜太郎 : 「そう思う根拠はあるのか?」

百花 : 「根拠何てないけど、霽月様が浄蓮なわけありません」

百花 : 「わたしに体をくれたあの方が……浄蓮なはず、なんて」

火山 竜太郎 : 「嘘じゃねえぜ」

火山 竜太郎 : 「俺は嘘が嫌いだ。嘘つかれるのはいいがな、てめえの為に人を騙すなんて生き方は真っ平だ」

百花 : 「…………」 ちょっとむすっとして

百花 : 「失礼しました。話の続きを」 そう言うがまだ信じてない目

火山 竜太郎 : 「ああ」

火山 竜太郎 : 調べたことを一通り話しましょう!浄蓮が輪廻の獣によって古代の技術を得ていたこと、霽月もまた輪廻の獣にとりつかれていること!

GM : 了解了解!説明出来ます

百花 : 「……なるほど」

百花 : 「でしたら協力というのは、わたしの異空間のこと、でしょうか」

火山 竜太郎 : 「そうだ、あそこに突入するにはあんたの力が要る」

火山 竜太郎 : 「もし事が浄蓮の企み通りに進んでるとしたら……」

火山 竜太郎 : 「……きっとあんたにとっても良くないことが起きる。俺はそんなのは嫌だ」

百花 : 「…………」

百花 : 「……分かりました。いいですよ。協力しましょう」

火山 竜太郎 : 「……! 信じてくれる、のか?」

百花 : 「信じてはいません。今でも霽月様が浄蓮だなんて全く思えません」

百花 : 「でも、おかしいですけどあなたが嘘をついているようには見えませんから……」

百花 : 「直接この目で確かめます。それが手っ取り早いですし、わたしがあなた達を異空間に連れて行っても、霽月様はもう仲間達に体を与え終わっているはずですから」

火山 竜太郎 : 「ああ、それがいい」

火山 竜太郎 : 「ありがとうな……よろしく頼むぜ」

百花 : 「……別に礼なんていりません。早く行きましょう」

火山 竜太郎 : 「みんな、話はついたぜ。協力してくれるそうだ」

ハル : 「ん、うまくいきそうか。」壁によりかかってた

柏木 空 : 「はい。本当に助かりました…」ほうと胸を撫でおろす

柏木 空 : 「(……あの場で五感の魔術師さんを押し切っていたら、私…)」

火山 竜太郎 : 「……はー! ほんと成功してよかったが、こっからだ。……レヴォントゥレット、どうかしたか?」

柏木 空 : 「……いえ、何でもありません。ただ、その……」

柏木 空 : 「……私、少し頭が固いのかもしれないなって」申し訳なさそうに

火山 竜太郎 : 「それだけ意思がしっかりしてるってことだろ、悪いことじゃねえさ」

柏木 空 : 「……優しいですね、五感の魔術師さんは。だから…」

柏木 空 : 「(……敵対していたはずの彼女とも、こうやって打ち解ける事ができるんだろうな)」微笑み、口には出さず首を振る

火山 竜太郎 : 「……慣れてねえな、こういうの。ま、行こうぜ! 団欒は事件が終わったらだ」照れ臭そうに頭を掻いて歩き出す

柏木 空 : 「……はいっ」後ろをついて行く

GM : ではあなた達は元FHのアジトである廃墟へとやってくる。

GM : 地下への階段を降りて奥へと進むと、陽炎のように不自然に空間が揺らめいている場所に辿り着いた。

GM : 百花がその揺らめきに手を触れると、空間に渦が出来て異空間への入り口が開かれる。

火山 竜太郎 : 「おお……これが……!」

百花 : 「はい、これが入り口です。……参りましょうか」

GM : 百花は先に渦の中に入っていく。

柏木 空 : 「はい。……き、緊張する……」初めての経験で慣れないのか、おそるおそる後に続く

火山 竜太郎 : 「……次は負けねぇ。行くぜ!」 突入!

ハル : 「……よし、行くぞ。」入場!

GM : ではあなた達は渦の中を通って、異空間の中に足を踏み入れた。

GM : その先に広がっていたのは青い空に向かって幾本もの竹が伸びる竹林だった。

百花 : 「霽月様は、この先に……」

GM : と百花が指差したところで、あなた達は強いレネゲイドの気配を感じ取る。

GM : その気配は百花が示した方角からだとすぐに分かります。

柏木 空 : 「この気配は……皆さん!」他のヒーローたちを見て

火山 竜太郎 : 「ああ……!」

ハル : 「…ここからでも伝わってくるとは…」

百花 : 「……霽月様……?」

GM : 百花はそう呟くと、一目散に気配のする方へ駆けて行く。

火山 竜太郎 : 「あ、おい! 迂闊に動くと危ないぞ!」追いかける

ハル : 「………」追跡ー!

柏木 空 : 「ま、待ってください……!」続く形で追いかける

GM : ではあなた達は百花を追いかけて竹林を駆け抜けていく……。といったところでシーンエンド。

GM :  

シーン14 願い

GM : 刀となった者に、五感はほとんど残らない。

GM : 世界から色は失われ、人の声にはどれも雑音が混じって同じように聞こえ、自身の匂いどころか他人の匂いさえも分からない。

GM : 口が無いのだから当然食物を味わうことは出来ず、誰に触れられてもその温もりは伝わらない。

GM : しかし今、わたしの世界には鮮やかな赤が見えていた。

GM : 男の断末魔の叫びが聴こえる。鉄の匂いが鼻腔をつく。赤い死の味が舌を満たす。

GM : 男の胸を貫く感触がわたしの刃から手へと伝わっていく。それは紛れもなく本物の人間が感じるものだった。

GM : 相手から溢れ出した熱い血液がわたしの全身を濡らす。ドロドロ、ベタベタとした血がこびりつく。

GM : だけどその感触を不快に感じることは無かった。むしろ心地が良いくらいだった。

GM : わたしの意識はわたし自身の体では無く、すでに別の肉体にあった。

GM : 村雲浄蓮の弟子の少年。浄蓮の隙を突いて契約を結び支配したこの体を、わたしは自分の手足のように動かすことが出来ている。

GM : 「ふ、はは……!はは、はははは!素晴らしい……全く素晴らしいじゃあねえか……!」

GM : 血を吐きながら浄蓮が笑った。

GM : 全身を切り刻まれ、心臓を貫かれてなお、まだ奴は生きている。

GM : わたしという最高傑作の力を、一秒でも長く感じていたいがためだけに。

GM : 「夜風!!お前はおれの、最高の……アバァッ」

GM : 間抜けな悲鳴と肉が破裂する音が重なって、浄蓮の体が弾け飛んだ。

GM : わたしの刃から巻き起こった風が、奴の体内を滅茶苦茶にかき混ぜたのだ。

GM : 血と肉片の雨が降る。わたしの体だけでなく、わたしが乗っ取っている体もまた赤く塗れた。

GM : 「ギャハハハハ!死んだ!死んだ!浄蓮が死んだ!!イヒッ、ヒヒヒ、ヒャハハハハハハ!!!」

GM : 憎悪の衝動が満たされていくのを感じる。心地の良い熱がわたしの体を支配する。

GM : 復讐を果たして広がる快感の熱は体の中には収まり切らず、笑い声となって吐き出された。

GM : 「あ……?」

GM : だが吐き出されたのは、笑い声だけでは無かった。

GM : それは赤く染まった周囲の地面を更に赤く塗り潰していく。

GM : 「あ……ぁぁ……」

GM : 全身を襲う苦痛に耐えきれず、わたしは両膝をついた。

GM : 衝動に身も心も任せ続け、今まで気付くことが出来なかった。

GM : 浄蓮との戦闘で、わたしが使っているこの少年の体はすでに限界を迎えていたのだ。

GM : 「……い、いや……いやぁ……っ」

GM : 正気に戻り、嘆き悲しんでももう遅い。

GM : わたしの本体は手から滑り落ちて、少年の体は地面に倒れた。

GM : 痛くて重くて、指一本動かせない。もうすぐこの体は死ぬのだろう。

GM : そうすればどうなるのだろうか。わたしの魂はどこへ行くのだろうか。父と母のもとへとわたしも逝けるのだろうか。

GM : そんなことは決してない。わたしはどこへも行くことが出来ない。

GM : また、あの鉄の塊に戻るだけ。

GM : 霽月、残雪、百花という刀に変えられた、わたしの姉達とまた同じように……。

GM : 意識が少年の体から離れていく。取り戻したはずの五感が消えていく。わたしの命が失われていく。

GM : 刀の檻の中に再び閉じ込められながら、鉄の冷たさを感じてやっと気づいた。

GM : わたしは浄蓮を憎みたかったわけでも、殺したかったわけでも無い。

GM : 「わ、たし……わたし、は……」

GM : そうだ、わたしは。

GM : ただ、人のままで生きていたかっただけだったのだ。

GM : シーンエンド。

GM :  

シーン15 相互不理解の怪物

GM : 登場はPC全員、最初は継子ちゃんだけで途中から他のPCも合流します。全員登場侵食どうぞ!

結勿 継子 : 1d10+90 DoubleCross : (1D10+90) > 8[8]+90 > 98

火山 竜太郎 : 1d10+121 DoubleCross : (1D10+121) > 5[5]+121 > 126

ハル : 1d10+99 DoubleCross : (1D10+99) > 1[1]+99 > 100

柏木 空 : 1d10+129 DoubleCross : (1D10+129) > 4[4]+129 > 133

GM : 結勿継子、あなたは夜風に乗っ取られて意識を失っている間、夢を見ていた。

GM : それは夜風が浄蓮と戦い、相討ちとなって倒れる夢。ただ人でありたかったと願う夜風の夢。

GM : 前のシーンで夜風が感じた全てを夢として体感したあなたは、ある結論に辿り着く。

GM : “夜風はジャームではない”。

GM : 彼女の人でありたいという想いは、他のオーヴァードの想いとは比較にならない程に大きかった。

GM : 夜風は侵食率が100%を超えていようと、この強い想いだけで心だけでも人間であり続けている。

GM : そう確信を持ったあなたは、見知らぬ竹林の中で突然目を覚ます。

GM : 夜風に体を乗っ取られたはずだったが、あなたは一人で地面に横に倒れていた。

結勿 継子 : 「わ、た、しは……」意識はすぐにはハッキリとせず、夢の続きのような言葉を呟いて、不意に流した涙の冷たさにようやく目を覚ます。

結勿 継子 : 「……く、そっ……涙? らしくないじゃねェか……。」涙を拭って、竹林に差し込む光に眩しそうに目を細める

結勿 継子 : 「……てェか、ここは、どこだ……? 」

結勿 継子 : 「……あの時、あたしは夜風に乗っ取られて……。 あたしの意識が戻ったんなら、他のヒーローたちが夜風を壊したんじゃあねェのかァ? 何故、ヒーロー達の姿が見えねェ? 」

結勿 継子 : 「…………竹に聞いても、仕方ねェか。」そうしてようやく重い腰をあげる

結勿 継子 : 「そうだ。 ……おい、夜風? 」腰に手をあてて、夜風が挿してあるか確認しながら尋ねてみる

GM : 確認すると、あなたの腰には妖刀夜風は無かった。

結勿 継子 : 「……なっ!? 夜風、が……いねェ……。」

結勿 継子 : 「畜生、要らない時は喧しくしてるクセによォ! 夜風、アイツ……!! 」

結勿 継子 : 「……ちっ! 」夜風を探して、また痕跡を探して周囲を見渡します。

GM : では周囲を見渡すと、竹林の奥に人影が一つ見える。

結勿 継子 : 「……!! 」脇目も振らずにその人影を追う

GM : あなたは人影に近付き、その姿を確認する。

夜風 : 「む。やっと起きたか。まったくよう眠るのう、赤子か?おぬし」

GM : そこにいたのは夜風だった。

結勿 継子 : 「……っ!? ……テメェ、夜風、なのかィ……? 」

GM : あなたは夜風の姿を確かめて、あることに気付く。

GM : 夜風の体は今までのように後ろの景色が透けていなかった。

GM : 意識体では無く、実体だ。そしてその腰には本体である妖刀夜風が差されている。

夜風 : 「わしじゃなければ誰じゃと言うんじゃ」

結勿 継子 : 「だってよォ……そのカラダ、どうしたヨ? 」

夜風 : 「ふっふっふ、知りたいか。なら教えてやろう!」

夜風 : 「霽月のやつが作った体じゃ。あいつは中々やるのう。この体はわしの元々の体そっくりじゃ」

結勿 継子 : 「……へェ、計画は首尾よくすすんだのかよ。」

結勿 継子 : 「……あたしの他のヒーロー達は、どうなった? 」

夜風 : 「知らん。あれからすぐにこっちに来たからな。今頃わしらを探してあっちこっち走り回っとるんじゃないか?」

結勿 継子 : 「その口振りからすると、一応は無事なんだナ? そいつはよかった。」

結勿 継子 : 「……ったく、こいつァ……心配して損したヨ。」呟く

夜風 : 「なんじゃ、心配ってわしのことか?」

結勿 継子 : 「……!? 聞こえてんのかよ、この地獄耳が……!」

夜風 : 「別に特別聞くつもりはなかったんじゃがのう。わしは耳が良いからのう。こんな目の前で呟かれたら仕方ないのう」

結勿 継子 : 「ちっ……、ま、なんだ、めでてェじゃねェか! 檻から出れてよ!! 」

夜風 : 「なんじゃわしを祝うなんて。まあおぬしも良かったのう!これほど精巧で完璧な体があれば、もうおぬしの体を乗っ取らんで済むからな!」

結勿 継子 : 「あー、確かに夜風。 テメェは性格悪ィ奴だったがよ、七百年もの間、檻に閉じ込められてたんだ。 囚人の出所祝いと一緒の気持ちだね、あたしゃ! 」冗談めかして

夜風 : 「何も悪いことしとらんのに人を罪人扱いしよって……。しかしそういう例えであれば、まだ閉じ込められてる状態ではあるのう」

結勿 継子 : 「はァ? 閉じ込められてるだァ? こんなリッパなカラダがあるだろうがよ? 」夜風ちゃんに近付いてほっぺむにむに

夜風 : 「やめんか!確かに自由な体は手に入れているが、まだ完全な状態ではない!まさか分からんのかおぬし」 そのままむにられてる

結勿 継子 : 「まさかもなにも……わからんのよ、おぬし? 」むにる手を止めて首を傾げる

夜風 : 「よいか?わしとおぬしはまだ契約で繋がっておる。言うなれば今わしはおぬしとこの体、二人と多重に契約している状態じゃ」

夜風 : 「こんな状態は元から想定されておらんからのう。わしの魂に負担がかかって今一調子が出ん」

結勿 継子 : 「ふうん……ま、それでいいんじゃねェの? 」

結勿 継子 : 「だってよォ……人間として生きていきたかったんだろ、おまえさん。」

夜風 : 「……それはそうじゃが」

結勿 継子 : 「……はっ。ま、どうしてもってなら……、あたしを切りゃいいだけの話よ。」笑って

夜風 : 「なんじゃ……」

夜風 : 「分かっとるでは無いか」 ニタリと笑って

結勿 継子 : 「おうさ」微塵も恐怖を映さない微笑みで返す

夜風 : 「……む?」

夜風 : 「なんじゃおぬし。言っておくが冗談では無いぞ」

夜風 : 「わしはおぬしをこれから殺すことに決めた。わしとの契約を終わらせる方法は使い手の死しかないからのう」

結勿 継子 : 「そォかよ。そりゃ残念。 でも、ま……、」

結勿 継子 : 「二度目、体を乗っ取られる時、覚悟は済ませてたんでなァ…。」

結勿 継子 : 「……刀に捧げた我が人生。 テメェにくれてやるのも悪かねェだろうさ。 ヒーローらしく、あたしの体ひとつで1人救えるなら、な。 」

結勿 継子 : 「切りたいなら切りなよ。 未練がねェとは言わねェが、テメェが生きてくために必要ってなら、割り切らァ……。」

夜風 : 「…………」 少し考えて

夜風 : 「あー!なるほど!なるほどのう!まったくおぬしは……刀が無いからここは都合の良いこと言ってやりすごそうって腹積もりじゃな?」

夜風 : 「残念じゃが、そういう反応は予想済みじゃ!」

夜風 : 「わしも鬼ではないし、一度契約したよしみじゃ。抵抗することくらいは許してやろう」

夜風 : 「ほれ、受け取るが良い」 腰から一振りの刀を抜いてあなたに投げ渡す

夜風 : 「さっき霽月のやつに持ってこさせたナマクラじゃ。流石に丸腰の相手を斬るのは気が引けるからのう!」

夜風 : 「これで勝負できるじゃろ?どうじゃ?」

結勿 継子 : 「……要らねェよ。」投げ捨てる

結勿 継子 : 「悪ィが、あたしの家系は一途でねェ……。 刀は生涯一本って決められてンだ。」

夜風 : 「……なんじゃ。どういうことじゃ?こんな普通の刀じゃ戦えんということか?」

夜風 : 「ったく、もう分かった!分かったわ!じゃあおぬしが妖刀を使え!わしはどうせこんなナマクラでも勝てる。良いハンデじゃ!」

夜風 : 「わがまま言いおって……。ほれ、今回限りじゃぞ」 妖刀を差し出す

結勿 継子 : 「夜風、テメェ……、誰かを信じる事まで、忘れちまったんだな……。」

夜風 : 「…………」 刀を下げて

夜風 : 「おぬし、一体どういうつもりじゃ。さっきの言葉が嘘ではないとでも言うつもりか」

結勿 継子 : 「あたしだって命は惜しいんだぜ? 嘘や冗談で命をくれてやるなんざ、言わねェよ。」

結勿 継子 : 「……テメェがあたしの体を使ってた時さァ、襲われたら迎え撃つばっかりで、辻斬りめいた事はしなかったろ? 」

結勿 継子 : 「バカバカしいかもしれねェが、あたしはそこを信じてるのよォ……、テメェは悪でもジャームでもねェってサ。」

夜風 : 「……ふむ。本気で言っておるのじゃな、おぬし」

結勿 継子 : 「……ああ。 本気さ。 ……二言はねェ。」

GM : あなたの頬を風が掠める。

GM : 一瞬の間を置いて、あなたの頬が薄く切れた。

GM : 目の前には、いつの間にか抜刀した夜風が刀を振り切っている姿がある。

GM : 太刀筋どころか抜刀した瞬間さえ見えない。ただ、微かに切られたのだという感覚だけが残る。

結勿 継子 : 「……いいのかよ?」抜刀の瞬間から目を離さない。 そして頬から薄く血を流し、尋ねる。

夜風 : 「いいのか、ではないじゃろう……」

夜風 : 「……おぬしは本当に、最初から最後まで一つとして筋を通さん奴じゃのう」

夜風 : 「代償の話は要らないと格好つけておきながら、体を乗っ取られると知ればみっともなく騒ぐ上にわしを壊そうとする」

夜風 : 「口先だけの小物だと最初は思うたが……まあ最大限に譲歩して好意的に解釈すれば、じゃ。おぬしはわしとの契約を踏みにじってでも成し遂げたい夢があったのじゃろう」

夜風 : 「それならもう全力でその夢の道を走り抜くが良い。おぬしの本気次第でわしも多少は付き合ってやらんことも無い……と密かに考えておったりもしたのじゃが」

夜風 : 「一体なんじゃ、おぬし?わしを自由に生きさせることがおぬしの夢だったのか?」

夜風 : 「それになんじゃ?刀に人生を捧げるじゃと?わしが人を信じることを忘れたじゃと?」

夜風 : 「何を言っておるんじゃ。わしはおぬしを信じて契約したんじゃ」

夜風 : 「人を信じず、先に裏切ったのはおぬしの方じゃろうが!!」

夜風 : 「都合良く恰好つけるくらいなら最初から抗うな!騒ぐな!嘘をつくな!壊そうとするな!!」

夜風 : 「わしに潔く殺される?そうじゃないじゃろう!!」

夜風 : 「天下無双の大剣豪。そして父親の認めるヒーローになることこそがおぬしの夢だったはずじゃ!!」

夜風 : 「それともまさかあの言葉も嘘だったのか!?おぬしには確固とした揺るぎない信念というものが何も無いのか!?」

夜風 : 「人に同情してころころ意見を変えて……だとすれば本当におぬしはつまらん奴じゃ!!ほとほと呆れて怒る気も失せて来た!!」

夜風 : 「まあそれでも抵抗せずに殺されるというなら、それはそれで楽でよいわ!!黙って大人しく死ぬがよい!!」

夜風 : 「…………」 一気に話して、肩で息をして

夜風 : 「……おぬしの夢は。信念は。なんじゃ。一体どの言葉がおぬしの真実じゃ」

夜風 : 「……わしを踏みにじってでも貫きたい信念があるじゃろう。もし、本当はそうであるというのなら」

夜風 : 「戦え、継子。剣士なら言葉では無く刃で示せ」

夜風 : 「わしの契約者が、勝手に生きることを諦めるな!!!!」

結勿 継子 : 「オヤジの次は、刀に説教されるたァな……。 あたし、半人前だからよォ……、いろんな奴の背を追って、迷いながらここまで漸く漕ぎつけたんでェ。」

結勿 継子 : 「あたしの信念……言葉にゃできねェ! テメェを救いたいのか、テメェを踏みにじってまでヒーローになりてェのか! 」

結勿 継子 : 「……だから、テメェとの刀語りで見つける事にさせてもらおうかッ!」

夜風 : 「良いじゃろう、言葉では無く刃で示せと言ったところじゃ」

夜風 : 「その覚悟の乗ってるのか乗ってないのか分からん刃で存分に語れ、小娘!!」

結勿 継子 : 「……おうよ! テメェが散々バカにした半人前の剣、きっちり味わいナ、夜風……!! 」

夜風 : 「いざ、尋常に勝負じゃ……!継子!!」

GM : ではここから夜風と一対一でのミドル戦闘になります。

GM : 勝利条件は夜風を一度でも戦闘不能にすること。

GM : この戦闘にはタイムリミットがあり、2ラウンド目の終わりまでに夜風を倒せなかった場合継子ちゃんの敗北という形で強制的に戦闘が終了します。

GM : ちなみに武器はどうする?素手?それとも夜風が渡した日本刀?

結勿 継子 : んー、他の刀への浮気ができないので、素手……かな

GM : 了解了解!

GM : 位置関係は継子ちゃんと夜風お互いに5m離れているところから。

GM : 夜風の行動値は50です。

結勿 継子 : やば

GM : 100mを1秒くらい(仮面ライダー基準)

GM : そんなところかしらね、大丈夫なら戦闘開始に

結勿 継子 : エフェクト他アイテムなどについての制限はかからない感じかしら?

GM : ないないのよ、夜風は継子ちゃんのエフェクト制限とかは何もしてません

結勿 継子 : 合点! では大丈夫!!

GM : 了解、では戦闘開始!まずはセットアップから!

結勿 継子 : 幻影の騎士団+フルパワーアタック!!

system : [ 結勿 継子 ] 侵蝕率 : 98 → 106

GM : 了解!夜風もあります

GM : セットアップでスピードスターを使用。このラウンドの間、次の攻撃の攻撃力に+50します。

結勿 継子 : 「(……へへっ、一方的にあたしを切るような奴じゃあなかったのが、ちっとばかし嬉しいね……。だが、そうも言っちゃいられねェ……。)」

結勿 継子 : 「……今まであたしが学んできた全て、テメェにぶつけてやる。 来な、夜風。」手刀で居合の構えを取る。

夜風 : 「ふん、刀は生涯一本というのは嘘じゃなかったみたいじゃのう。まあそれで勝てる程わしは甘くないがな!」

結勿 継子 : 「この手はテメェを握る手よ! テメェと語らうなら、こいつを置いて他になかろうサ!! 」

GM : では夜風の行動。

GM : マイナーで戦闘移動、5m前進して継子ちゃんにエンゲージ。

GM : メジャーで夜閃(居合+音速攻撃+疾風迅雷+コンセントレイト)を使用。

GM : 17dx+30@7 命中 DoubleCross : (17DX7+30) > 10[2,2,2,2,2,2,3,3,3,4,4,4,7,8,9,9,9]+10[1,5,8,8,10]+10[7,8,10]+10[3,7,7]+10[2,8]+4[4]+30 > 84

GM : 疾風迅雷の効果でリアクションは出来ません、のでダメージ!

GM : 9d10+70 装甲無視ダメージ DoubleCross : (9D10+70) > 47[9,2,5,8,3,3,7,7,3]+70 > 117

結勿 継子 : 戦闘不能! 百花のロイスをタイタスにして昇華! HP14で復活します!!

GM : 了解!

GM : 夜風は鞘に収めて帯刀した刀の柄を握り、重心を落とした体勢で構える。

GM : あなたに見えたのはそこまでだ。一瞬の風があなたの体をすり抜けたかと思うと、気が付いた時には夜風はあなたの背後を駆け抜けた後だった。

GM : 超加速された肉体による一撃にあなたは反応することが出来ず、右の脇腹から左の肩口まで袈裟懸けに斬り上げられていた。

夜風 : 「何じゃ、そんなものか?おぬしはただの案山子か?」 納刀しながら振り向いて

結勿 継子 : 「……がっ、ふ……へ、へへっ、さすが、よく切れるねェ……!!」

夜風 : 「ほー?一太刀で殺す気だったんじゃがのう。大人しく殺されるわけではない、というのは真実じゃったか」

結勿 継子 : 「言ったろう、あたしもこの身を刀に捧げた身だってよ。」

GM : では次、継子ちゃん行動どうぞ!

結勿 継子 : オートアクションでオリジナルツールを使用! 白兵技能+10!!

結勿 継子 : そしてメジャーアクション! コンセントレイト+風鳴りの爪!!

GM : 命中どうぞ!

結勿 継子 : 11dx7+21 DoubleCross : (11DX7) > 10[1,1,2,3,5,6,7,8,8,9,10]+10[8,9,9,10,10]+10[2,3,5,6,10]+10[8]+10[10]+10[7]+10[9]+10[9]+3[3]+21 > 104

system : [ 結勿 継子 ] 侵蝕率 : 106 → 116

GM : すごちぇっちぇ、夜風はスピードスターの効果でリアクション無し、ダメージどうぞ!

結勿 継子 : 11d10-5+15 DoubleCross : (11D10-5+15) > 55[5,7,5,7,9,5,1,3,2,4,7]-5+15 > 65

結勿 継子 : 1と2を風鳴りの爪の効果で振り直します

結勿 継子 : 2d10+62 DoubleCross : (2D10+62) > 7[3,4]+62 > 69

GM : なるほどほど

GM : これは戦闘不能になるわね!復活エフェクトは使うけど継子ちゃんの勝利で戦闘終了になります。描写どうぞ!

結勿 継子 : 足を止めた夜風に追いすがるように風を切って踏み込み、暴風の如くその懐に入り込む。 その動きはブルーローズから学んだものだ。

結勿 継子 : それでも構わない。 誰でもない自分の血にまみれた道ならば、躊躇う事はない。

結勿 継子 : 継子の命は、既に風前の灯火。 だが、為すべきことだけはハッキリとしている。

結勿 継子 : 夜風が刀を握る手に、自分の手を重ねる。 身を守るための無意識の技。 夜風を生かしたいという願い。あるいはその両方か。

結勿 継子 : そして、流れ出る血によって限界を越えて放たれる一刀は、手刀でありながらも刀に劣らぬ力で放たれた。

結勿 継子 : しかし、こんなものでは足りはしない。

結勿 継子 : ――ならば、嵐のように荒々しく舞い、たおれるまで打ち続けるのみ。

結勿 継子 : 我武者羅に打ち込む事だけが、継子の強さだったのだから。

夜風 : 「……っ!?この力……!!」

GM : 無数の打ち込みに夜風の体が沈む。

GM : 夜風は片膝をついて継子を見上げ

夜風 : 「ふっ……ふふふ……。まあ一発くらいは貰ってやろうと思うたが」

夜風 : 「なんじゃ!なんじゃなんじゃなんじゃおぬしー!やりよるではないかー!!」

GM : 嬉しそうにそう言いながら蘇生復活を使用しHPを1で回復。受けた傷を修復して立ち上がり、あなたを見据えながら笑う

結勿 継子 : 「……バカ言え。 テメェのくれた、限界を切るチカラ……だろが……」息も絶え絶えに笑う

夜風 : 「おぉ、確かにわしがくれてやっただけの力なことはある!じゃがなぁ、その力を使いこなせるかどうかはおぬし次第!」

夜風 : 「加えていまのおぬしは妖刀すら握っとらん、紛れもなくおぬし自身の実力じゃ!」

夜風 : 「初めておぬしをわしの使い手と認めてやらんこともないか、とほんのちょっとくらいは思うたぞ!」

結勿 継子 : 「嫌に褒めてくれると思ったが、ほんのちょっとかヨ……!! 」

夜風 : 「当り前じゃろ!わしはまだ負けておらん!完全に認めさせたいなら、全力を出したわしに勝つくらいはしてもらわんとなぁ!!」

GM : そう夜風が笑ってあなたを見据えた瞬間、あなたの背筋に冷たいものが走る。

GM : ビリビリと空気が震え、竹林がざわめき始める。

GM : 夜風の全身から強いレネゲイドと共に風が巻き起こる。初めて契約した時のことを思い出させるような強風。足を踏ん張って立たないとたちまちに吹き飛ばされてしまうだろう。

結勿 継子 : 「……っ! 今度はなんだってんだッ……!? 」幸いしなりのいい竹があるので、竹につかまろう

夜風 : 「ふはははは、七百年ぶりに生きているという感じがするのう!さあ行くぞ継子、ここからが本当の勝負じゃ!!」

GM : 竹に掴まるあなたに、夜風は刀を構えながら突撃する。

結勿 継子 : 「生きてる実感だァ? そりゃ結構なこって……!!」軽口をたたきながら、次の手を思案する

GM : 夜風との決闘は第二ラウンドに移ろうとしていた……しかし、その時だった。

GM : ――夜風の胸から、青い刃が生えていた。

夜風 : 「……ん?」

GM : 気の抜けた声を漏らして、自分の胸から伸びる刃に目を落とす。

GM : その刃は夜風の能力によるものではなく背後から貫通されたものだった。

GM : 継子は夜風の影から姿を現した霽月が、彼女の背中を妖刀で貫いている姿に気付く。

夜風 : 「な、に……カハッ」

結勿 継子 : 「ッ!! 夜風ッ!! 」

霽月 : 「お前はおれの最高傑作だが頭だけは弱いなぁ、夜風?そんなに莫迦じゃあ強い力も役に立ちやしねぇ」

夜風 : 「なっ……!おぬし、まさか……っ」

霽月 : 「お前のレネゲイドはこのおれが有効活用してやるよ」

GM : 霽月の刃から黒い影が滲みだす。

夜風 : 「お、ぬし……やめ……っ」

GM : 夜風が抵抗しようとするも、ウロボロスの影は夜風のレネゲイドを一瞬で食らいつくした。

霽月 : 「はははははは!!ようやく手に入ったぜ、おれの夢を叶える力が!!」

夜風 : 「…………っ」

GM : 力を失った夜風がうつ伏せに倒れる。

結勿 継子 : 「チッ、夜風ッ……!! 」駆け寄る

夜風 : 「……継子……」 継子ちゃんを見上げる

夜風 : 「……おぬしのことを半人前と言うたが、わしも人のことは言えんのう……。目が、曇っておったようじゃ……」

結勿 継子 : 「バカがッ……!! あたしを殺してでも生きたかったんだろ! 」

結勿 継子 : 「あたしの力を封じるなり、抵抗しねェうちに切っちまうなり、いくらでも手はあっただろうがッ!! あたしなんかに構わずに、テメェのしてェようにしときゃよかったのによォ……!! 」

結勿 継子 : 「都会はたのしいんだろうよ…。 したいことが数え切れねェ程あるっつってたクセによォ…!! 」

夜風 : 「たわけ……わしはわしがやりたいと思ったことしか、せんわ……」

GM : そう言って笑った後、夜風は気絶する。

結勿 継子 : 「ッ……!! なんだァ、テメェ……!! 」射貫くような視線で霽月を見る

霽月 : 「あぁ、お前もまだ気付いてなかったんだったなぁ……」

GM : と、ここで他のPC達も全員シーンに加わることが出来ます。

GM : 前々回のシーンで突入して百花を追いかけ竹林の中を進んだ先で、継子ちゃん達の姿を見つけることが出来るよ。

百花 : 「……せ、霽月様?」 一足先に来たが、何が起こってるのか分からず呆然としてる

柏木 空 : 「ッ……!」目の前の光景を見て思わず息を飲む

ハル : 「これは…どうなっている…!」後から追いつき、場を見渡す

火山 竜太郎 : 「……これは!」

火山 竜太郎 : 「クソ、一歩遅かったか…!」

霽月 : 「おぉ、おぉ、ヒーロー共のおでましだ」

柏木 空 : 「夜風さんが……霽月…いえ、村雲浄蓮!あなたが彼女を!」

結勿 継子 : 「気付いてなかった、だァ……!? テメェ、曲りなりにも妖刀共を救うんじゃあなかったのかよッ……!!」

霽月 : 「ほう?もうおれの正体まで気付いていたか。中々やるじゃねえか、ヒーローも」

霽月 : 「だが遅かったなぁ。ヒーローってのはいつも遅い。何故ならお前らは悪が現れてからしか駆けつけられねえからだ」

ハル : 「…ケイコ、こいつはあの霽月じゃない。あの妖刀共を打った村雲浄蓮だ、信じがたいだろうがな」

柏木 空 : 「……レナさんの身体で、よくもそんな事を……!」

結勿 継子 : 「村雲……ッ!! テメェが……!!」そのあたりで切れ落ちていた竹で切りかかる

霽月 : 「あー、足は遅えくせに手は早え!」

GM : 霽月が妖刀を薙ぐと、継子ちゃんの振り下ろした竹は一瞬で両断される。

火山 竜太郎 : 「継子!!」

結勿 継子 : 「……ッ!!」獣のように上体を逸らし、迎撃を間一髪で躱す

柏木 空 : 「結勿さん!危険です、お気持ちはわかりますが今は下がって……!」

ハル : 「………っ」何かあったら飛び出そうとしていた

霽月 : 「賢いなあ、そっちの小娘は。そうだ、迂闊に近付かねえ方がいいぜ」

GM : あなた達は霽月の刀から信じられない程強いレネゲイドの力を感じる。

GM : 覚悟も無しに近付こうものならあなた達のレネゲイドは強制的に共振し、暴走を招きかねない程のジャームと化していると分かる。

結勿 継子 : 「……テメェ……何故、あいつらを妖刀にしたッ……!! 答えて見やがれッ!! 」

火山 竜太郎 : 「(……こいつぁ、良くねえ状況だぜ……!)」

ハル : 「っ、まるで暴風だな…」

柏木 空 : 「(絶対にアレを倒す、それはもう決めている……でも、どうやって……!)」風に耐えながら思考を巡らせる

霽月 : 「あー、分かった、分かった!皆まで言うな、分かってる」

霽月 : 「もう芝居する必要もねえんだから着替えさせろ。この体だと余計にキレるやつもいるみたいだしなぁ」

GM : 霽月はイージーフェイカー:擬態の仮面とウォーキングクローゼットを使用。

GM : レナの肉体が骨格から変化していく。宝石の体が粘土のように捏ねられて、女性から男性の体へと変貌する。

GM : 村雲浄蓮。その姿は黒い着流しに袖を通した、目つきの悪い男の姿をしていた。

GM : はだけた胸元からは赤い刺青が覗き、その紋様はまるで蝕むように全身に刻み込まれている。

火山 竜太郎 : 「手前が、浄蓮……!」

村雲浄蓮 : 「あーそうさぁ、俺様が村雲浄蓮。この姿だと初めましてだなぁ」

ハル : 「……この後に及んで挨拶とはノンキなヤツだ…!よほど余裕らしいな…!」

柏木 空 : 「……!」外見がレナでは無くなった為に少し冷静になったのか、ジッと敵の姿を観察する。返答はしない

百花 : 「…………」 目を見開いて

百花 : 「……う、うそ」

百花 : 「嘘ですよね、霽月様?冗談ですよね……?どうしてそんな、そんな姿になっているんですか……?ね、ねぇ……」

火山 竜太郎 : 「百花! 落ち着け!」

百花 : 「うそ、うそだ、うそだ!!」 首を何度も横に振って

村雲浄蓮 : 「そうだそうだ、落ち着けって」

百花 : 「…………っ」

村雲浄蓮 : 「百花ぁ……お前も可哀想になぁ。おれもな、少しは悪いなぁとは思ってるんだよ」

村雲浄蓮 : 「お前の大好きな霽月の人格を真似してまで騙して利用しちまって、おれも流石に良心が傷んだぜ」

村雲浄蓮 : 「だからせめて正体は明かさずに、ジャームって嘘までついてヒーロー共に壊させてやろうと思ったんだが」

村雲浄蓮 : 「中途半端に慈悲深いヒーロー共のおかげで下手な真実を知ることになっちまったなぁ!!知らなければお前は仲間を助けるために戦って満足して死ぬことが出来たのに!!」

村雲浄蓮 : 「本当に哀れで莫迦な女だよお前は!!はははははははは!!!」

百花 : 「……そんな」 魂が抜けてしまったように膝をついて涙を流す

火山 竜太郎 : 「野郎……!!」

ハル : 「どこまでも不愉快なヤツだ…ッ」剣を引き抜き、怒りをあらわにする

柏木 空 : 「(こんな下衆の策略に乗せられそうになったなんて……!)」ぎゅっと拳を握って村雲を睨みつける

結勿 継子 : 「おい、百花……! テメェ、それでいいのかよ! 奴の口車に乗せられて黙って、それで満足かよッ!! 」

百花 : 「……う、うぅ」 あまりのショックでまるで立ち直れそうにない

火山 竜太郎 : 「百花……!」これだけショックを受けている様子に、かける言葉が見つからない

村雲浄蓮 : 「なんだ、何も言わないのか?言ってもいいんだぜ?恨まれるのは慣れてるからなぁ」

村雲浄蓮 : 「まあ……言えるなら、だけどな」

GM : 浄蓮が右手を百花に向け、その指を擦り合わせるように弾く。

百花 : 「……え?」

GM : その瞬間、百花から力が抜け、彼女はその場に倒れた。

GM : 見れば、百花の体は足の爪先から塵になって崩れて行っているのが分かるだろう。

村雲浄蓮 : 「百花、もうお前も用済みだ。そんな下らねえ体に取りつくのはやめて、元の刀に戻りな」

百花 : 「あ……あ、あぁ……!?い、いや、いやぁ!助け、助けて、誰かぁ……!!」

GM : 百花が悲鳴を上げながら手を伸ばす。しかし体の崩壊はもう止まらない

火山 竜太郎 : 「百花!!」

火山 竜太郎 : 「うおおおおお!!!」

火山 竜太郎 : どうすれば崩壊を止められるのか、わからない。ここで抵抗してもすべては無駄なのかもしれない。

火山 竜太郎 : それでも、何も行動せずにいるなんてことはできなかった。浄蓮に向かって、飛び掛かかり、ペンを一閃する。

村雲浄蓮 : 「そんなちんけな攻撃でもすりゃおれを止められるとでも思ってんのかぁ?おめでたいなぁ!!」

GM : 浄蓮の足下から伸びた影が鞭のようにしなり、火山の体を叩き伏せる。

火山 竜太郎 : 「がはっ……!!」攻撃が止まる。やはり、このままでは勝てない。

火山 竜太郎 : 「(くそ、やっぱこの場で出来ることは限られてる……なら)」

火山 竜太郎 : 「……生憎、諦めが悪いんでね……百花!!」

火山 竜太郎 : 「悪い、少し待たせちまうが、お前は俺が責任持って救い出す……!」

火山 竜太郎 : 「最後まで諦めんじゃねえぞ……!!」語る、どんなにか細くとも希望を。それがヒーローであり、物語の創造者でもある男。

百花 : 「…………」

百花 : 「もう、いいんです、って……言おうと思ったのに」

火山 竜太郎 : 「こっからだぜ、俺って男は」

火山 竜太郎 : 「絶体絶命の状況をひっくり返す魔法の一手、それが”魔術師(ウィザード)”だ!」

火山 竜太郎 : この大きすぎる力の差を返すには至らない火山の現実改変能力。しかし、周囲は彼の描く物語に確かに希望を見る。故に”魔術師”。

百花 : 「……ありがとう、ございます。優しい人……。わたしのために、そこまで言ってくれて……」

百花 : 「……でも、わたしは……ただ、刀に戻るだけだから……」

百花 : 「おねがい……無茶だけは、しないで……」

火山 竜太郎 : 「それだけはできねえ約束だ……俺は嘘が嫌いだからな」絶望の淵で、笑う

百花 : 「……勝手な人」

GM : 涙を流しながらも小さく笑い……そして、百花の肉体は消滅した。

GM : 彼女の意識は妖刀に戻る。

火山 竜太郎 : 「(さあ……どうすっかな……!)」

村雲浄蓮 : 「いやー、良い絆ってやつだったなぁ」 ぱちぱちと拍手して

村雲浄蓮 : 「で、なんの話だったっけ?お前ら?おれの妖刀の話だったか?」

結勿 継子 : 「おれの妖刀、だとォ……? テメェ、他人様を……、姉妹を揃って刀に変えておいて……、よくもまあ抜け抜けと言えたモンだなァ……!!」

村雲浄蓮 : 「なぁに言ってんだ。そいつらは刀だ。もう人間じゃねえ。打ったおれが自分のもん扱いして何が悪い?」

村雲浄蓮 : 「ただの鉄の塊にそこまで感傷的になるなんて信じられねえぜ」

結勿 継子 : 「ああ、もういい。それ以上、喋るな。 悪鬼に人心を説いたところでムダでしかねェな? 」睨みつけながら口元だけ笑う

火山 竜太郎 : 「へ……作り手の風上にも置けねえ奴だ……!」

ハル : 「……なんの話か、だったな。決まっている…お前を屑鉄にするという話だッ!」

村雲浄蓮 : 「はっはっは!!それはちょっと違うなぁ」

村雲浄蓮 : 「何故ならお前らが屑鉄になる番だからだ」

GM : 浄蓮はEロイス予告された終焉と傲慢な理想を三つ使用。

GM : 予告された終焉の効果を傲慢な理想三つで東京の人間全てに拡大します。

GM : PC達を含む人々はエンディングフェイズまでに浄蓮を倒せなかった場合全員死亡することになります。

GM : 浄蓮のレネゲイドが一瞬強く膨れ上がった直後、あなた達は体に異常を覚える。

GM : 見れば、体の各部位が少しずつ鉄に変わっていくのが分かるだろう。頬や肩口からは棘のような刃まで生えている。

GM : 浄蓮のモルフェウスの能力で、すでにあなた達の体は刀へと変貌し始めていた。

GM : このままでは、あと数時間も経たないうちに……夜風や百花のような生きた刀に成り果てることだろう。

柏木 空 : 「な…う、嘘……ッ!」青ざめ、身体の結晶化を試すが変異させられた部分は元に戻らない

ハル : 「これは…っ、ふん…悪趣味なヤツがやりそうなことだ…」

火山 竜太郎 : 「チッ……最後にはそれに相応しい仕掛けを用意してるってことか……!!」

結勿 継子 : 「……テメェ、こうやって数え切れねェ民草を刀に変えて、何がしてェんだよ? 」一周回って冷静に

村雲浄蓮 : 「うーん、今のところまずまずってとこだなぁ。悪くはねえ」あなた達の体を品定めするように眺める

村雲浄蓮 : 「んん?分からねえのかぁ?おれにはなぁ、夢があるんだよ」

村雲浄蓮 : 「神さえも斬れる、最高の刀を作るっていう夢がな」

結勿 継子 : 「神も切れる刀ねェ……。 ソイツはすげェじゃあねェか。 そうしてできたソイツをどうするってんだよ。」低い声で

村雲浄蓮 : 「この世にはお前らには計り知れない、本当の敵ってやつがいるんだ」

村雲浄蓮 : 「おれは輪廻の獣からそれを知った。だから作る。そいつをぶっ殺せるだけの刀をな」

村雲浄蓮 : 「お前らにはそのための礎になってもらう。尊い犠牲ってやつだなぁ」

結勿 継子 : 「……そいつが切れりゃ、民草がどうなろうと構わねぇってか。」

ハル : 「チッ、そんな戯けた理由のために…死んでたまるか…っ!」

村雲浄蓮 : 「あー、良いんだ良いんだ、理解できねえよなぁ?おれもお前らみたいなくだらねえ人間に理解出来るとは思ってねぇよ。そもそも理解されようがされなかろうが関係ねえ」

村雲浄蓮 : 「おれはおれを含めた全人類を、ただの素材としか思っていねえからな」

柏木 空 : 「……」全く理解できない。困惑混じりの表情で浄蓮を睨む

火山 竜太郎 : 「くだらねえ……力ってのは守るべきもののためにあるんだぜ……!」

結勿 継子 : 「……あたしの家も、神も仏も切れるようにと最強の剣客を目指し続けてる。そういう意味じゃあ似た所もねェ訳ではねェのかもしれねェ。」

結勿 継子 : 「だが、それも守る為のモン…、やっぱ、テメェ…プッツリ逝っちまってやがるな? 」

村雲浄蓮 : 「はははは!なんだよじゃあ似た者同士じゃねえか!しかもなんだ、守るためのもん?」

村雲浄蓮 : 「その逝ってるおれの刀使っといてよく言うぜ!全くおもしれえ!お前らなら良い刀になりそうだなぁ!!」

GM : 浄蓮は瞬間退場を使用。笑いながら影の中に沈んで消え、シーンから退場します。

柏木 空 : 「……ッ、結勿さん!大丈夫でしたか!」浄蓮を睨みつけるように見送った後、継子ちゃんに駆け寄る

結勿 継子 : 「あたしは大丈夫サ……それより、夜風がッ……!!」

ハル : 「とんだイカレ野郎だな、アイツ…っ」
「そうだ、そこに倒れてるそいつ…生きてるのか…?」

柏木 空 : 「それは良かった……いえ、それどころではありませんね。ひとまず支部長に連絡します……!」電話かけて病院準備して~!します

火山 竜太郎 : 「ああ、ここじゃまともな治療もできねぇ……!」

火山 竜太郎 : 「夜風は生きてるか…!」

結勿 継子 : 「生きてるに決まってンだろッ! 夜風……おい、夜風、テメェ、こんなとこでくたばるタマじゃあねェだろ……!! 」夜風ちゃんを抱えて揺さぶり、息などの確認をする

GM : 異空間の中だからなのか、電話は圏外で繋がりません。そうでなくても外は大混乱だから救急車呼ぶのは難しそうな感じ

GM : 夜風は息はあるけど意識を失ったままですね

柏木 空 : 「……うぅ、繋がりません……自力で脱出するしかなさそうです…」

結勿 継子 : 「……っ! ……こいつ、あたしとこの体で二重契約になってて負担がどうのって言ってやがった……。」

結勿 継子 : 「もしかすると、レネゲイドを抜かれた今のこいつは、ヤベェかもしれねェ……」

ハル : 「ならばここから出るしかあるまい、入って来たとこに戻れば出られるだろう…」

結勿 継子 : 「ここがどこか……出口までわかってンのかよ! だったら、話がはえェ!! 」

百花 : 「……お急ぎ、でしょうか」 火山先生の持っている刀から声がして

火山 竜太郎 : 「……!」

火山 竜太郎 : 「その声……百花か?! 話ができんだな!」

柏木 空 : 「…百花さん、ですか……!?」

ハル : 「っ、お…お前は……てっきり消えたものだと思っていたぞ……」流石にびっくり

百花 : 「はい……。意識が刀に戻りましたから」

火山 竜太郎 : 「聞いてたなら話は早い、ここから出るにはどうすりゃいい?」

百花 : 「この空間から出たいなら出入口まで行かなくても、わたしが空間の維持を解除すればすぐに出ることが出来ます」

百花 : 「少し乱暴になりますけど……多少は早いかと」

ハル : 「む、それは便利だな。」

柏木 空 : 「今は手段を問う事ができない状況です。……私は大丈夫です」

火山 竜太郎 : 「結構な距離があるもんな、担いで戻るのはキツかったとこだ……頼めるか?」

結勿 継子 : 「ああ。なんでも構わねェ……やってくれ!! 」

百花 : 「……分かりました」

GM : 百花がそう言った直後、空間内部の崩壊が始まる。青い空は割れ、竹は千切れ、あなた達が立っている地面が溶けていく。

GM : 世界の全てが無くなり、あなた達は暗闇の中に落ちていき……。

GM : 気が付いた時には、あなた達はFHアジトの地下室にいた。乱暴に放り出され、皆あまり綺麗な着地にはならないだろう。

ハル : 「うぐっ」腕を組んだままお尻から落ちてた

火山 竜太郎 : 「おおっとぉ!!」

柏木 空 : 「はわっ……あぅ!」前のめりに倒れ込み情けない声を上げる

結勿 継子 : 「ッてェ~~~ッ…………」抱えた夜風ちゃんの体を庇い着地

ハル : 「った…クソッ、乱暴とはこういうことだったか……」お尻をさすって

柏木 空 : 「……うぅ…あ、ありがとうございます、百花さん…!」立ち上がってスカートの埃を払う

火山 竜太郎 : 「痛ぇ~だが確かに早かったな…!」

百花 : 「いえ……ごめんなさい、こんな出し方で」

結勿 継子 : 「いいや、構いやしねェさ……。 それで……、医者は……どっちなんでェ……? 」衝撃で腹の傷口から自分の血を流しながら

柏木 空 : 「そ、そんな事気にしてられません!……私だけじゃ、あの場から出られませんでしたし……」

柏木 空 : 「はいっ、電話します……!」今度こそ支部に電話かけるよ!助けて!

ハル : 「…今のは手間賃みたいなものだと思っておこう…」

東雲明日羽 : 「もしもし!?良かった……みんな一応は無事だったのね」 やっと支部に繋がって明日羽の声が

火山 竜太郎 : 「支部長か! なんとかな……継子と夜風も一緒だぜ」

柏木 空 : 「もしもしっ、レヴォントゥレットです…!はい、命はなんとか……ですが、夜風さんが重傷というか、一言では説明しづらい状況で……とにかく、今すぐ病院の手配をお願いします!」スピーカーフォンに切り替えつつ

東雲明日羽 : 「大体のことは想像出来るわ。こっちの街も今大変な状況だもの」

火山 竜太郎 : 「浄蓮の野郎か……!」

ハル : 「私達のみに影響が出ているわけではないようだな…」

結勿 継子 : 「村雲、浄蓮ッ……!! 」壁にもたれかかって

東雲明日羽 : 「みんな刀に変わりつつあって、誰もろくに動けないわ。でも、もしかしたらまだ侵食がましな医者がいる病院があるかもしれない……」

火山 竜太郎 : 「探せるか?」

東雲明日羽 : 「えぇ、探してみる。見つかったらすぐに連絡して案内するから、みんなは夜風を連れて町まで戻ってこれるかしら?」

火山 竜太郎 : 「了解だ!」

柏木 空 : 「承知しました。よろしくお願いします、支部長」電話越しに軽く頭を下げ

東雲明日羽 : 「えぇ、任せて。……ここからが踏ん張り時よ。頑張って!ヒーロー!」

柏木 空 : 「はいっ、頑張ります……!失礼します!」

ハル : 「了解した」

柏木 空 : 電話を切る

結勿 継子 : 「街まで、かァ……。 へへっ、まあ、戦いに比べりゃあ、なんて事ねェな……。」

ハル : 「2人まとめて担いでやろうか?」

結勿 継子 : 「よせやい。 ハルに運ばれちゃ、余計血が流れちまいそうな気がするよ。」

火山 竜太郎 : 「すげぇパワーだが病院までそれで行くわけにもいかんだろう」

ハル : 「そうか……雑と言われている気がするが今は流してやろう」

柏木 空 : 「ですが、そうは言っても……どうしましょうか」困った様子できょろきょろと見渡す

火山 竜太郎 : 「多分この辺に……おお、あったあった」錆びて打ち捨てられた軽トラックを発見する

柏木 空 : 「?」八の字眉で様子を見ている

ハル : 「??」同じく

結勿 継子 : 「???」

火山 竜太郎 : 「まあ見てなって」バッグから修正液を取り出す

火山 竜太郎 : 「これを……こうして……こうよ!」 修正液をトラックのボロボロになった部分に素早く塗っていくと、まるで作画をやり直したかのように傷が消えていく!

柏木 空 : 「わっ……!?そ、そんな事も可能なのですか……!?」車の周囲を見て回ったり触ったりしてる

ハル : 「ん、おお、こんなこともできるんだな」感心

火山 竜太郎 : 「地獄のアシスタント時代に比べりゃチョロい仕事だぜ。乗った乗った」 運転席に腰掛ける

結勿 継子 : 「へへっ、やっぱやるモンだね、竜太郎センパイ!! 」

ハル : 「私はこっちでいい」後ろの荷台にぴょん

柏木 空 : 「わ、私もこちらに……!」怪我人を前に乗らせるつもりで荷台に上がる

火山 竜太郎 : 「先輩の喜ばせかたを心得てんじゃねえか、ルーキー。免許はねえが非常時だ、UGNがうまく処理してくれるだろう」

結勿 継子 : 「……こう、か。」車の仕組みがわかっていないが、初めての事に困惑しながらも見よう見まねでドアを開け、後部座席になんとか夜風を寝かせて乗り込む

火山 竜太郎 : 「本当に初めてなんだな……」

火山 竜太郎 : 「この状況だ、道もどうなってるかわからないからしっかり掴まっておけよ!」

ハル : 「事故らない程度にはたのむぞ」

柏木 空 : 「は、はい…!」荷台の端にしがみつく

結勿 継子 : 「おうさ……! 」

火山 竜太郎 : 「大丈夫だ……漫画で読んだ!」(巨匠の記憶)

ハル : 「………」一気に不安になったが口には出さないでおく

火山 竜太郎 : エンジンをふかしてギアを入れ、発進!

火山 竜太郎 : 不安とは裏腹にすいすいトラックは公道を進んでいく……。

GM : そして夜は深まり、日付が変わる頃。

GM : 浄蓮の能力で東京中がパニックに陥っていた。

GM : ノーマル、オーヴァード問わず体が刀に変わっていくこの現象に抗えるものは誰一人として存在しない。

GM : 筋肉や骨が鉄になって歩くことさえ出来なくなる者がほとんどで、動けるヒーローもあなた達以外にほぼいない状況だ。

GM : そんな中、あなた達は明日羽が見つけてくれた病院に夜風を連れていった。

GM : そこはハンマーゼットも入院している病院だ。

GM : かろうじて動けた医者が診たところ、夜風は本体が刀であるためか浄蓮の能力の対象外のようだが……。

GM : 今の夜風の人間体は非常に不安定な状態のようだった。

GM : 夜風の体は浄蓮のモルフェウス能力で作られたものだ。その全てがレネゲイド物質で構築されている。

GM : しかし現在、夜風は自身のレネゲイドの大半を浄蓮に奪われてしまっている。

GM : これでは体を維持することが出来ずいずれ自壊するはずだったのだが……。

GM : 幸いにも、安静にしていればその危険はないらしい。

GM : その理由は、まだ継子と夜風が契約状態にあるからだった。

GM : 継子と繋がっている目には見えない契約の管が、夜風に不足している分のレネゲイドを供給しているのだ。

GM : 数日も経てば夜風の体は回復、安定することだろう。

GM : あなた達は夜風の眠る病室で医者からそう説明を受け、医者が病室から出ていった直後のこと。

夜風 : 「……んぁ!?」

GM : ガバッと飛び跳ねるようにして夜風が目覚め、掛け布団を床に落としながら上体を起こした。

結勿 継子 : 「む。やっと起きたか。まったくよう眠るのう、赤子か?おぬし」ベッドの横の椅子に座り、夜風ちゃんのマネをして笑う

ハル : 「口調が移っている…契約のせいか…」ではない

夜風 : 「…………」 真似されても怒らず、継子ちゃんの顔をじっと見て

結勿 継子 : その顔は頬がヒビ割れ、鉄に変わっていた。

火山 竜太郎 : 「おお、目を覚ましたか」

夜風 : 「……なんじゃ、夢じゃったか」 と呟く

結勿 継子 : 「……夢? 」呟きを聞き返す

夜風 : 「なんでもないわ。しかしどうしたおぬしらその見た目。まるでというか刀に変わっとるではないか」

火山 竜太郎 : 「浄蓮にやられちまってな。俺たちだけじゃねえ、今や東京中の人間がこの状態だ」

ハル : 「浄蓮のせいでな、お陰で動かし辛いったらない」

夜風 : 「はぁー、浄蓮がのう。まさかあれがまだ生きてるとは思わんかったわ」

夜風 : 「あいつは七百年前から嘘つきじゃからなぁ。全員ころっと騙されておったというわけか」

柏木 空 : 「(……夜風さん、思っていたよりも冷静…)」黙って様子を見ている

火山 竜太郎 : 「すげえ年期の入った嘘つきだな……しかし、この状況じゃ奴を見つけたところでやられるのがオチだ」

夜風 : 「ふむ。じゃあおぬしら諦めてそのまま刀にでもなるか?」

ハル : 「そんなわけあるか、身体が完全に刀になったとしてもヤツを倒しにいくに決まってるだろ」

結勿 継子 : 「そも、あの気狂いが作ってンのは真っ当な刀でもねェ……ただの犠牲者よ。」

火山 竜太郎 : 「とにかく、そのために無い知恵絞って逆転の一手を考えてるとこさ。夜風、お前も何か知恵を貸してくれねえか?」

夜風 : 「ふはははは!そんな知恵なんて貸したくても全く無いわ!」

結勿 継子 : 「ま、ハナからそう思ってたサ、こういう事は丸太ンぼう※だしよ」笑って ※役立たず

夜風 : 「誰が丸太じゃ。というかおぬし、浄蓮と戦うのか?結局わしとの決闘で答えは得られたのか?」

結勿 継子 : 「……ああ。 答え、か。」

夜風 : 「うむ。わしにとどめを刺すわけでもなくこんな治療までしとるんじゃ」

夜風 : 「ちゃんと聞かせてくれるんじゃろ」

結勿 継子 : 「おう。じゃ、まずはあたしの見てきたモンの話をしなきゃな……。」

結勿 継子 : 「なァ、夜風。 あたしは夢で体感したんだ。 テメェが人生を奪われたとこ。 村雲をブッ殺したあとに人間として生きてェって嘆いたとこをよォ……。」

結勿 継子 : 「自分じゃ何もできねェ苦しみってのは、あたしもちっとは分かってるつもりサ。」

結勿 継子 : 「だがよ、テメェのそれはあたしの知ってるそれの比じゃあねェ。 テメェの700年に比べりゃア、あたしの15年はちっぽけなモンさ。」

結勿 継子 : 「……それで、さ……。 ……ははっ、あたしは、ひとりじゃどうにもスジが通せねェらしいや! 」鉄になった部分の頬をかいて

結勿 継子 : 「やっぱ、それでもテメェを救いてェ!」

結勿 継子 : 「大剣豪(ヒーロー)にもなりてェ!! 」

結勿 継子 : 「だから、あたしは……、テメェを救える大剣豪(ヒーロー)になる!! 」

結勿 継子 : 「夜風も、百花も、霽月も、残雪も……、救いたいと思ったら、それを為せる奴になってやる!!」

結勿 継子 : 「確かにあたしはまだまだ半人前サ! ひとりじゃ、スジがブレるし、何も為せやしねェ!!」

結勿 継子 : 「知らねェ事だらけで……、まだ見通しのひとつも立ってねェってのに、こンな事を口にしてやがる!! 」

結勿 継子 : 「だけど、ここまでいろんなモンを知ってきたんでェ。 ……テメェと会ってからサ。」

結勿 継子 : 「いろんなモンが見えるようになって、いろんなモンを切ってきた。」

結勿 継子 : 「……だからよォ! あたしが信じる道の先で、テメェを縛るモンも切り伏せてみせらァ!!」

結勿 継子 : 「確かに妖刀夜風はなんでも切れる。けども、テメェもひとりじゃ人らしく生きられねェ半人前!」

結勿 継子 : 「半人前のあたしたち二人で、ようやく一人前になれると思ってる!」

結勿 継子 : 「だから、テメェを救える大剣豪(ヒーロー)になるってスジを通すにゃ、……テメェの力が不可欠だ。」

結勿 継子 : 「これからのあたしのスジが通ってるか通ってねェか、一緒に来て正してくれや。 」

結勿 継子 : 「あたしとテメェが一人前になれる時まで、もうちょい一緒にいてくれや……!! 」

夜風 : 「…………」 その目を見つめて継子ちゃんの言葉を聞き終り

夜風 : 「……なるほどのう」

夜風 : 「おぬしの言う通り、おぬしは筋はブレるし半人前じゃ。最初の頃とは全然違う」

夜風 : 「じゃが、まあ……色んなものを見て、自分で考えて、変わっていって……」

夜風 : 「そうやって変化することこそが、おぬしの強さだったというわけじゃろ」

夜風 : 「今まで見た中で一番良い眼をしておるし……そう真っ直ぐにわしを救いたいと言うやつの想いを無下にすることもできんな」

夜風 : 「良いじゃろう。おぬしを信じて付き合ってやる」 ベッドから降りて立ち上がり、壁にかけてあった妖刀夜風に手を伸ばして

夜風 : 「もうちょいとか小さいことは言わん。おぬしが満足するまで、わしを使え。継子」 妖刀を差し出す

結勿 継子 : 「……ああ。 あたしを信じてくれ。 あたしも夜風を信じる。」

結勿 継子 : 「……これで、正式に契約成立だな。」微笑んで、妖刀を受け取る。

夜風 : 「うむ! ……しかしのう、継子。一部分だけ納得出来んとこはあるぞ」

結勿 継子 : 「むっ、なんでェ! 藪から棒に? 」

夜風 : 「わしとおぬしが半人前同士ってとこじゃ。それはおかしいじゃろ~?」

夜風 : 「まあまあ合わせて一人前っていうのは分かるぞ?」

夜風 : 「じゃがおぬしの力はわしの力じゃろ?で、得物もわし本体の刀じゃろ?」

夜風 : 「それで半人前扱いはなんかおかしいじゃろ!いいとこいってわしが八、おぬしが二じゃろ!」

結勿 継子 : 「……おぬしのことを半人前と言うたが、わしも人のことは言えんのう……。目が、曇っておったようじゃ……」おろろとたおれるマネをして

夜風 : 「ん?なんじゃおぬしいきなり?わしそんなこと言ったか?覚えとらんぞ?」

夜風 : 「やっぱり大目に見ても九対一じゃな。おぬしは九分の一人前くらいじゃな!うむ、それが正しい!」

結勿 継子 : 「あっ、テメェ!! あの場にあたしと村雲のヤロウしかいなかったからって、なかったことにすんじゃねェ!! 」

夜風 : 「ふははははは!知らんのう知らんのう!浄蓮のやつにでも証言してもらうんじゃのう!!」 そうやってからかうが晴れ晴れとした笑顔をしている

結勿 継子 : 「はっ、なんでェそりゃ……! 」同じように笑って

結勿 継子 : 「……なァ、夜風、あたしも一個言い残したことがある。一度しか言わねェぜ。」

結勿 継子 : 「……ありがとよ。」夜風ちゃんのロイスをSロイスにします。感情は信頼/憐憫P

夜風 : 「……。うむ」

夜風 : 「そうじゃな。わしも……契約したのがおぬしで良かったわ」

夜風 : 「…………」

夜風 : 「何言わせるんじゃおぬし!ええい、この話はこれで終いじゃ!」

結勿 継子 : 「なんでェ? 別になんも言えたァ言ってねェだろォ? 」笑って

夜風 : 「知らんわ知らんわ、全く……。大体なんじゃ、悠長にしとる時間も無いじゃろ!」 腕を組んでむすっとして

結勿 継子 : 「おっと、そうだったね! しかし村雲のヤロウはどうしたモンか!! 案外、切ろうとすりゃ切れねェモンかねェ……」

夜風 : 「そもそもおぬしら、一体何を悩んでおるのじゃ。やってみなくちゃ分からねえ精神だったんじゃないのか?ヒーローってやつは」 火山さんの方を主に見て

火山 竜太郎 : 「ほう……! お前にそれを言われるとはな……!」

火山 竜太郎 : 「確かに二の足踏んでても仕方ねえ、バカの考え休むに似たりだ。まずはあの野郎の居所を突き止めるとこから始めねえとな!」

火山 竜太郎 : 「ルーキー、いいもん見せてもらったぜ。あんたならなれるぜ、大剣豪!」 すっと立ち上がる

結勿 継子 : 「おうさ! ヒーローに不可能はないってねェ!! 」

ハル : 「期待しているからな、未来の大剣豪さん」

柏木 空 : 「……ええ、不可能はありません。あなたがそう信じるなら、可能性は限りのないものでしょう」そう言って微笑む

火山 竜太郎 : 「んじゃ、しっかり準備していくかね。夜風、お前もまだ本調子じゃないんだろう? その切れ味、俺の力で多少は補えるかもしれねえ」

夜風 : 「ん?なんじゃおぬし、研ぐのか?」

火山 竜太郎 : 「そんな技術ねえよ。俺は漫画を描くだけだ」

結勿 継子 : 「研ぐ訳じゃあなくて、それもマンガってか…?! 」

火山 竜太郎 : 「まあな、俺はそれしかできん男だ。だが、読み手次第でそれは大きな力に変わる!」

火山 竜太郎 : 「これはコンビ正式結成祝いだ、とっときな!」ペンを取り出し、躍動する夜風と継子の姿を原稿に描く

火山 竜太郎 : ただそれだけのことだが、不思議なことに完成した原稿から力が流れ込んでくるような感覚を覚えるだろう。

火山 竜太郎 : ということで《水晶の剣》を使用しましょう!

結勿 継子 : わあい!

GM : 了解!攻撃力どれくらい上がるかも教えて!

火山 竜太郎 : レベル上がったから+12じゃ!

GM : おkおk!

結勿 継子 : つよい!! 夜風の攻撃力が合計20で収まりもいい!!

火山 竜太郎 : 《天の業物》も使えるのでタイミングはお任せしよう…

夜風 : わし、超つよい

火山 竜太郎 : アルティメット夜風になった

夜風 : 「ほおぉ……上手いもんじゃのう、画家の小僧。わしこの絵好きじゃぞ」 絵を満足げに眺めてる

結勿 継子 : 「ん、あたしも気に入ったよ! 」

火山 竜太郎 : 「お前ら揃って現代文明に触れてこなかったんだもんな~ことが収まったら俺の漫画も読んでくれよ!」

夜風 : 「良いのう、漫画というものも読んでみたかったところじゃ!」

結勿 継子 : 「そうだねェ! とはいえ、金はないから、夜風を売り払って金にするか……」

夜風 : 「おぬしそんなこと言うか!!」

火山 竜太郎 : 「せっかく結成したのに!?」

結勿 継子 : 「へへっ、冗談!!」

夜風 : 「全く、仕方のないやつじゃのう……」

結勿 継子 : 「んじゃ、詫びにそいつはテメェに預けとこうかね。」

夜風 : 「おぉ、気前良いのう!わしのじゃわしのー!!」 絵を上に掲げて眺めてる

火山 竜太郎 : 演出は省略するがハルちゃんの素手にも使って強化しておきましょう! 剛腕の描写が光る原稿を書いてる!

system : [ 火山 竜太郎 ] 侵蝕率 : 126 → 134

GM : 了解!

ハル : 「…うん、悪くないな…」若干口角が上がっている

柏木 空 : 「ハルさん、失礼します。これから戦闘ですし、お怪我を治した方が良いと思うのですが…」救急箱を手に持ち

ハル : 「ん、そうか…手間をかけるが頼めるか」

ハル : そう言ってナチュラルに上着を脱ぎ始める

柏木 空 : 「あ、助かります…ええと、これを……どう使うんでしたっけ」上着を受け取ってハンガーにかけ、救急箱の中を見つめる

ハル : 「これで消毒して、ガーゼと一緒に包帯を巻けばだいたい大丈夫だろ」いつもは自分でしてる(雑)

柏木 空 : 「ほ、本当にそれで大丈夫なのでしょうか…」高性能治療キット使います!

GM : どうぞ!振っていっていいよ

柏木 空 : 3d10 DoubleCross : (3D10) > 19[8,9,2] > 19

ハル : わーい!!ありがてぇ!!

system : [ ハル ] HP : 21 → 40

柏木 空 : 「……こんな感じ…でしょうか……」動きにくくない程度に丁寧に包帯を巻きつける

ハル : 「…ああ、クウは手際は優しいな。自分じゃこうはいかない」

柏木 空 : 「はぅ、そんな事は……ええと、もっとご自愛くださいね?」困ったように微笑んで

ハル : 「…まあこれから傷つきに行くようなものだがな。とりあえず、ありがとう」

柏木 空 : 「それは…ヒーローですから、仕方ありません。帰ってきたら、私なんかじゃなくてお医者さんにちゃんと治療してもらいましょうか」

柏木 空 : 応急手当キットも使います!

柏木 空 : 2d10 DoubleCross : (2D10) > 10[2,8] > 10

system : [ ハル ] HP : 40 → 45

ハル : わし完全回復!

火山 竜太郎 : ではこちらは余った応急手当キットを継子ちゃんに使いましょう

結勿 継子 : わあい!

火山 竜太郎 : 2d10 さっき絵を描くついでにやった DoubleCross : (2D10) > 10[3,7] > 10

結勿 継子 : つよいのう! HPを24点まで回復!!

system : [ 結勿 継子 ] HP : 14 → 24

ハル : まだキット余ってるけどどやんす!

結勿 継子 : あたしにくださいな!!

ハル : オーケー!継子ちゃんに応急キット使いマッスル!

ハル : 2d10 ナオーレ! DoubleCross : (2D10) > 12[6,6] > 12

結勿 継子 : HP31! 全快!!

system : [ 結勿 継子 ] HP : 24 → 31

ハル : (治療するために)服を脱げとかいきなり言って包帯まきまきしたらしい(?)

結勿 継子 : 下はサラシなのでバッとぬいで、夜風ちゃんに袈裟に切られた傷を見せて、そこの傷口に包帯を巻いてもらった!!

ハル : 空ちゃんに好意/不安Pでロイスとりまっする!

GM : 了解!

柏木 空 : 「……結勿さん」膝に救急箱を乗せたまま声をかける

結勿 継子 : 「おお、空センパイ! あたしに用かィ? 」笑いかける

柏木 空 : 「センパイって……あぅ、でも本当に先輩になっちゃったんだ」照れくさそうに頬に触れて

結勿 継子 : 「ま、正規のヒーローってのはまだだけどね!! そうでなくとも、センパイはセンパイさ!!」

柏木 空 : その言葉に首を振る

柏木 空 : 「…おめでとうございます。結勿さんのヒーローデビュー、この目でしっかり見ていました。とても立派でしたよ」

柏木 空 : 「正規にヒーローズクロスを渡された時よりも、ずっとかっこよくなりました。先輩と呼ばれる立場からしても、とても誇らしい事です」

結勿 継子 : 「へへっ、そ、そうかィ? そう言われると、なんだかこっぱずかしくなってきちまうねェ! 」

柏木 空 : 「ふふっ…」可愛いな、とくすりと笑う

柏木 空 : 「結勿さんと出会ったとき、本当に不思議な子だと思ったんです。今まであった人間とは明らかに違う、粗削りながらも真っ直ぐな水晶のような人」

柏木 空 : 「ちょっと怖いなって思った事もありました。でもね」

柏木 空 : そう言って、継子ちゃんの手を取る

柏木 空 : 「……今はとても大切な後輩です。あなたの旅路が美しく、光満ちた物になりますように……」

柏木 空 : 目を閉じ、祈るように呟く

柏木 空 : 「……私は、戦う事ができないヒーローだから。結勿さんを守る事はできません。それでも、精一杯あなたの道を開く為に努めます」

柏木 空 : 「だから……どうか、生きて帰ってください。これが私の初めての後輩への、たった一つのお願いです」

柏木 空 : 継子ちゃんに慈愛/不安Pでロイスを取得します

結勿 継子 : 「ああ。ありがとよ、センパイ! 必ず、生きて帰る!! なんたって、あたしにゃ果たさなきゃならねェ事が山ほどあるんでナ!! 」

結勿 継子 : 「だから、大丈夫!! ま、それはそれとして、だ! 」ぎゅっと空ちゃんの手を両手で握り返す

柏木 空 : 「はい……わぁ!?」握り返されて身体をびくっと動かす

system : [ 柏木 空 ] ロイス : 4 → 5

結勿 継子 : 「おっと失敬。 ひとつ、センパイにも分かンねェ事ってのがあるらしいからヨ」びくっと逃げないように、ぐっと引き寄せる

柏木 空 : 「わ、えっ!?なんですか!?」

結勿 継子 : 「アンタは戦う事ができねェなんて事ァない。 ……今までも、これからも。 」

結勿 継子 : 「あたしは幾度となくセンパイの力に助けられて来た。 いいや、力だけじゃあねェ! 」

結勿 継子 : 「センパイが、『ヒーローは決して目を曇らせてはいけねェ』と教えてくれたからこそ、今のあたしがあるンだよ? 」

結勿 継子 : 「何も、戦いってのは、暴力を振るうだけのモンじゃあねェ……なんつうか、言葉にしづらいんだがよ~、こ~、とどのつまりだな~」

結勿 継子 : 「あたしにとって、センパイは最高のヒーローだったって、結局のところはそれに尽きるナ!!」

柏木 空 : 「……結勿さん…」思わず瞳を潤ませてから、次は空から引き寄せてぎゅっと継子ちゃんを抱きしめる

結勿 継子 : 「うおっ!? 」抵抗するようなこともなく抱きしめられ

柏木 空 : 「ありがとう……私、そう言ってもらえて……なんて言えばいいのでしょうか、ええと……」言葉を探してから、目を閉じる

柏木 空 : 「……嬉しい。幸せ……うん、こんな気持ちです」

柏木 空 : 「私、もっともっと頑張りますね。私、結勿さんに嘘はつかせたくないから…」

柏木 空 : 幸せそうにつぶやき、背をぽんぽんとし続ける

結勿 継子 : 「ん……。 あたしもなんだか、嬉しいよ。 」

結勿 継子 : 「……できねェ事なんかは目の前にいつだって出てきやがる。 けど、センパイになら乗り越えられるさ! 互いに、頑張ろうナ!!」

結勿 継子 : 「まァずは打倒村雲! なァに、やってやれねェ事はねェさ!! 」

柏木 空 : 「……はいっ!」体を離し、頷く

柏木 空 : 「……私は準備できています。皆さんは大丈夫でしょうか…?」

火山 竜太郎 : 「……ああ、いつでも行けるぜ!」

ハル : 身体を少し動かし、頷いて応える

結勿 継子 : 「あ~、あたしはちィとばかし、心臓がうるせェや……。」

夜風 : 「なんじゃびびっておるのか」

結勿 継子 : 「あたしが? 何の為に? 腐れ外道を切るのに畏れもあるかよ。」

結勿 継子 : 「ただの武者震いって奴サ。」

夜風 : 「ふははは!頼もしいのう、そういうことにしといてやるわ!」 待ってる間座ってたベッドから降りて

夜風 : 「じゃあわしもついていくとするか。ちゃんと見守っておいてやらんとのう」

結勿 継子 : 「おう! テメェの呪われた運命を切り捨てるとこ、きっちり見届けな!!」

夜風 : 「うむ!楽しみじゃな。しかと見届けさせてもらうぞ」 ニヤリと笑って

火山 竜太郎 : 「(へっ、頼もしくなりやがって…!)」

火山 竜太郎 : ロイス取ります、継子ちゃんにP:希望〇/N:不安、浄蓮にP:感服/N:憤懣〇で!

system : [ 火山 竜太郎 ] ロイス : 5 → 6

柏木 空 : 先生に信頼/劣等感Pで!

system : [ 柏木 空 ] ロイス : 5 → 6

結勿 継子 : 火山先生にロイスを取ります! 感服/劣等感Pで!!

system : [ 結勿 継子 ] ロイス : 4 → 5

GM : ロイス取得了解!

GM : あなた達は準備を終え、病院を後にする。いざ、決戦の場へ……。

GM : シーンエンド。

GM :  

シーン16 残雪抜刀

GM : 病院の窓に、一人の少女の影があった。

GM : 彼女は浄蓮と決着をつけるために走っていくヒーロー達を見守りながら、静かに呟く。

残雪 : 「ヒーローって馬鹿だよねえ。勝てる可能性が少なくても、誰かを守るためならああやって立ち上がらずにはいられないんだ」

残雪 : 「そんな真っ直ぐな想いで戦っても、あの力は体も心も蝕んでいくのにね。いつかは自分も本当の化け物に成り果てる」

残雪 : 「それでも彼らは戦うんだ。自分の身を犠牲にしてでも大勢の人々を守り抜く。その姿はまさしく英雄だよ」

GM : 黒い髪をボブカットにしたその少女は、どこかの高校の女子生徒か。

GM : ブレザーの制服を着用し、温かそうな白いマフラーを首に巻いている。

GM : そんなどこにでもいそうな見た目をした彼女の名は……残雪。

GM : 村雲浄蓮が作り出した、至高の四刀の最後の一振り。

残雪 : 「でもそのための舞台は偽りだ。不都合で残酷な真実は隠されて、ただ希望だけが助けを求める哀れな民衆に与えられる」

残雪 : 「本当に滑稽だよね。歪で醜くて、どうしようもなく救いがない世界だ」

残雪 : 「……でもだからこそ面白い。君もそう思うだろ?」

残雪 : 「絶刀(ゼットウ)」

GM : 残雪はそう、病室のベッドで眠るハンマーゼットに語り掛ける。

GM : 絶刀。それが彼の本当の名。

GM : 全ての刀を壊し、浄蓮という輪廻の怪物を絶ち切るという願いと名を持って、彼は生まれてきた。

残雪 : 「僕はヒーローが好きだ。悪と戦い、人々を救うヒーローが好きだ」

残雪 : 「テレビの前で、時には現場にまで駆けつけて応援するくらいに大好きだ」

残雪 : 「何故なら彼らの戦いには希望がある。ただ憎み合い、奪い合い、殺し合うための戦いじゃない」

残雪 : 「彼らを見ていると、死んだはずの僕も何だか生き返ったみたいに熱くなれる」

GM : 残雪はいつもヒーローの勇姿を見届けている。

GM : レネゲイドウォーの時代にとある少女の体を乗っ取って復活してから、今日までずっと。

残雪 : 「……でも、ね。今回の戦いには、希望が無い」

残雪 : 「あのヒーロー達がいくら頑張っても、村雲浄蓮には勝てない」

残雪 : 「いいところまではいけるかもしれない。一応、倒すことは出来るかもしれない。でも今回は倒すだけじゃダメなんだ」

残雪 : 「七百年前。月姉が追い詰めた時も、風ちゃんが斬った時も、あいつは結局死ななかった」

残雪 : 「最後にあいつを終わらせることが出来るのはただ一人」

残雪 : 「絶刀。僕達の希望を受けて生まれたヒーロー、君だけだ」

GM : 残雪はハンマーゼットの固い髪を撫でる。

残雪 : 「だけど君は浄蓮に負けた。君が倒れた時点で、もう浄蓮の勝ちなんだ」

残雪 : 「でも、ね。まだ戦いは続いている。君の仲間達はまだ諦めずに戦っている」

残雪 : 「何があっても諦めない……そんなヒーローらしさ満点の姿見せられちゃ、ヒーローファンの僕としては応援せざるを得なくなるよね」

残雪 : 「僕は希望の無い戦いは見たくない。だから、君にチャンスを与えよう」

GM : 残雪はそう言って、腰に差していた刀を鞘から抜き放つ。

GM : 妖刀残雪。その刃の色は雪のように白く、暗い病室の中でも僅かな光を反射して強く輝く。

残雪 : 「君に僕の生命力を分けてあげる。そうしたら、君の体は復活するよ」

残雪 : 「でも、ただ復活するだけじゃない。僕の生命力を過剰に与えられた君は、想像を絶する苦しみを味わうだろう」

残雪 : 「意地悪とか言わないでよ?だって君はヒーローだ。ヒーローには試練がつきものだ」

残雪 : 「君が本当にヒーローなら、こんな困難、乗り越えられて当然だろう?」

GM : 妖刀残雪は他の刀と違い、死体を乗っ取る能力を持つ。

GM : 彼女の今使っている体も、元は約十年前のレネゲイドウォーでヴィランに殺された少女の死体だ。

GM : 残雪は莫大な生命力を宿しており、この生命力を与えることで死体を復活、支配することが出来た。

GM : しかしハンマーゼットはまだ死んでいない。

GM : 生者に生命力を過剰に与えた時、その体はどうなるのか。その答えは残雪の語る通りだった。

残雪 : 「どのみち僕の生命力で倒れるような奴じゃ浄蓮には勝てないだろうし、そもそも彼らヒーローの隣に立つ資格さえ無いんだ」

残雪 : 「まあ聴こえてないし、御託はもういいよね。さあ、始めようか」

残雪 : 「非公認ヒーローの君は、正規ヒーローの彼らに追いつくことが出来るかな?」

残雪 : 「僕にヒーローの希望を見せてくれよ」

残雪 : 「ハンマーゼット」

GM : 残雪は期待に満ちた笑みを浮かべながら、ハンマーゼットの胸に妖刀を突き立てた……。

GM : シーンエンド。

GM :  

シーン17 夜風抜刀

GM : クライマックスフェイズです、全員登場侵食どうぞ!

結勿 継子 : 1d10+116 DoubleCross : (1D10+116) > 9[9]+116 > 125

ハル : 1d10+100 DoubleCross : (1D10+100) > 2[2]+100 > 102

柏木 空 : 1d10+133 DoubleCross : (1D10+133) > 6[6]+133 > 139

火山 竜太郎 : 1d10+134 DoubleCross : (1D10+134) > 4[4]+134 > 138

GM : 深夜の繁華街。本来なら人々が皆静かに眠りにつく時間。

GM : しかし今、街では苦痛を訴える人々の呻き声で満ち溢れていた。

GM : 体が刀に変わって身動き出来ず、痛みに苦しむだけの人々がそこら中に転がっている。

GM : ……そんな中、自由に動く者達がいた。

GM : それは顔も体も黒く塗りつぶされた人型の影だった。浄蓮が影を立体的にして作った、単純な命令をこなす使い魔のような存在だ。

GM : 二十体以上はいる彼らは辺りに倒れている人々を担いで、浄蓮のもとへと運んでいく。

村雲浄蓮 : 「んー、良いじゃねえか。昔より良い刀になりそうな奴らが揃ってやがる」

村雲浄蓮 : 「レネゲイド解放ですでに感染しているからか?奪い取った夜風の力か?それとも賢者の宝石の力か……まあ何でもいい」

GM : 刀に変わりつつある男の頭を掴み、その体を引っ張り上げて解析する。

村雲浄蓮 : 「こんな適当に選んだ男でも、夜風に匹敵する程の刀になるだろうな」

村雲浄蓮 : 「だが、もっとだ。もっといける。これなら、俺の求める領域に達する奴が必ずいる」

村雲浄蓮 : 「一体どいつだ?どこにいる?“奴”に届く刃になれる人間……!今見つけてやるぜ……!!」

GM : 一人呟きながら男を放り捨てる。ぎゃあと悲鳴を上げて地面を転がる男にはもう見向きもせず、浄蓮は使い魔が運んでくる人間の確認を続けていた。

報道レポーター : 「……ご、ご覧の通り、東京は酷い有様です……。あのヴィラン……“錬鉄の死神”の力で、一般市民もヒーロー達も刀に変えられつつあります……」

報道レポーター : 「奴の動きを追っている我々も、もうじきに……う、うぐっ……」

GM : 東京上空を飛行するヘリに乗った報道レポーターが、浄蓮の姿を見下ろしながらそう実況する。

GM : ヘリのパイロットもレポーターもカメラマンも、浄蓮の能力で体が鉄に変化している。こんな状態でヘリを飛ばすなんて危険行為にすぎない。

GM : しかしそれでも彼らは真実を伝え続ける。この状況を救ってくれる英雄が現れることを信じて。

報道レポーター : 「……!あ、あれは!!」

GM : そして、彼らの執念と祈りはやっと届いた。

報道レポーター : 「ライト、ライトをお願いします!!カメラ、もっと拡大して!!」

報道レポーター : 「皆さんご覧ください!ついに、ついに錬鉄の死神を止めるため!ヒーローが駆けつけました!!」

GM : ヘリの上から送られた眩い光が、この戦いに決着をつけるべく現れた英雄を照らし出す。

報道レポーター : 「“レヴォントゥレット”!“五感の魔術師”!“ブルーローズ”!“絶風”!」

報道レポーター : 「四人のヒーローの登場だああああああああーーーーーーーーっ!!!!!」

GM : あなた達はそう紹介されながら、村雲浄蓮が君臨する戦場に到着した。

火山 竜太郎 : 「好き放題やってくれてんな! お陰で見つけやすかったぜ!」 赤いコートをなびかせて歩いてくる

結勿 継子 : 「(絶風、かァ……! いいねェ、通り名があるってェのもサ!!)」カランと下駄を鳴らして

ハル : 「……よお、ついに見つけたぞ」照らされたライトを少々鬱陶しく思いながら、両手をポケットに突っ込んで登場

柏木 空 : 「お覚悟ください。……今度こそ、あなたを倒します!」髪が揺れ、スポットライトの光を月明かりのように優しい虹色で反射する。しかし、雰囲気とは裏腹に彼女の瞳は鋭かった

村雲浄蓮 : 「……なんだぁ?上がいきなりうるさくなったかと思えば、お前らか」

結勿 継子 : 「おうさ、ここでテメェの狂ったマネも仕舞いにさせてもらおうか! 」

村雲浄蓮 : 「こんなところで終わるなんてもったいねえ真似させるかよ」

村雲浄蓮 : 「ヒーローってのはつくづく莫迦な奴らだぜ。お前ら本気でおれに勝てると思ってんのかぁ?あぁ?」

ハル : 「当たり前だろ、わざわざ自殺に来るほど馬鹿ではない」

火山 竜太郎 : 「勝つぜ」

火山 竜太郎 : 「そう、約束したからな!」 百花のロイスをSロイスにしましょう!

GM : 了解!

村雲浄蓮 : 「誰と約束しただの、んなこた聞いてねぇよ」

村雲浄蓮 : 「……しょうがねえなぁ。良いぜ、一々逃げんのも面倒だ。お前らの茶番に付き合ってやるよ」

GM : 浄蓮は倒れている人々から目を離し、あなた達に向き直る。

火山 竜太郎 : 「聞かれてなくても俺にとっちゃ重要なんだよ…!」 臨戦態勢

結勿 継子 : 「勝てる勝てねェじゃあねェ。 ヒーローに不可能は……、ねェのさ。 」自分に言い聞かせるように、腰の夜風に手を添える

柏木 空 : 「……茶番かどうか、その体で確かめてください。容赦はしませんから…!」

ハル : 「……ああ、あの不愉快な面をぶん殴ってやろう」

夜風 : 「継子」 隣に立って名前を呼ぶ

結勿 継子 : 「なんだい、夜風? 」夜風ちゃんの方を見て

夜風 : 「わしはこの体では戦えん。おぬしらがわしを気にして全力を出せんのも厄介じゃ。少し後ろに下がる」

夜風 : 「じゃが……今こちらの体に意識が移っていようと、わしの本体は妖刀。おぬしの握っておる刀じゃ」

夜風 : 「わしは常におぬしと共にある。二人で力を合わし、奴を斬るぞ!」

結勿 継子 : 「あたぼうよォ! 言われるまでもねェや!! 」

結勿 継子 : 「……いくぜ、夜風!! 」

夜風 : 「うむ!いくぞ、継子!!」

GM : 夜風は笑みを浮かべてそう返すと、身軽に跳躍してあなた達から距離を取る。

GM : しかし言った通り、人間体の夜風がそこにいなくても、妖刀と彼女の力は今も継子と共にある。その意味を、あなたは言葉では無く心で理解出来ていることだろう。

村雲浄蓮 : 「七百年ぶりに夜風との再戦ってわけか……あの時には殺されちまったが……」

村雲浄蓮 : 「今回はどうだろうな?まあ……今のおれが負ける気はしねえがなぁ!!」

GM : 村雲浄蓮の全身から、身の毛もよだつ程の圧倒的なレネゲイドの波動が溢れ出す。

GM : あなた達の体のレネゲイドは共振し、心の奥底で燻る衝動が目覚めかける……!

GM : という感じで衝動判定!難易度は9です。意思での判定に失敗すると暴走状態になります。

GM : 成功失敗に関係無く、判定後に侵食率を2d10上昇させてください。

結勿 継子 : 6dx+1 衝動判定 DoubleCross : (6DX10+1) > 9[1,2,4,5,8,9]+1 > 10

結勿 継子 : 2d10+125 DoubleCross : (2D10+125) > 11[5,6]+125 > 136

柏木 空 : 10dx+8 DoubleCross : (10DX10+8) > 9[1,2,3,3,4,4,7,8,9,9]+8 > 17

柏木 空 : 2d10+139 DoubleCross : (2D10+139) > 12[7,5]+139 > 151

ハル : 4dx そいやっさ! DoubleCross : (4DX10) > 6[1,3,5,6] > 6

ハル : 2d10+102 DoubleCross : (2D10+102) > 14[6,8]+102 > 116

火山 竜太郎 : 9dx+2 DoubleCross : (9DX10+2) > 9[1,1,2,6,6,7,8,9,9]+2 > 11

火山 竜太郎 : 2d10+138 DoubleCross : (2D10+138) > 14[9,5]+138 > 152

ハル : ハル自身の不安定なレネゲイドに加え、圧倒的なレネゲイドの波動。それに晒された彼女は、いつも押さえつけていた闘争の衝動が沸き上がり、ついにそれを押さえきれなくなった

ハル : 「ハァ…ハァ…ッ!…グ、ガアアアアアア!!!」
空に雄たけびを響かせ浄蓮をにらみつける!

GM : 浄蓮はその様子を見ても余裕そうに笑っている……といったところで!

GM : クライマックス戦闘になります、まずは状況の説明から。

GM : 敵は村雲浄蓮、影の使い魔AとBの三体。影の使い魔は10体程度の種別:トループとなります。

GM : 浄蓮の行動値は25。使い魔は4。

GM : PCは全員一まとめでエンゲージしている状態。そこから5m前方に敵も全員一まとめでいます。

GM : それと浄蓮はレナと霽月の体と力を自分のものとして扱っているので、二人のDロイスもしくはEロイスを自由に使用出来ることとします。

GM : データとしては普通無いものなので、この能力はバックトラックでのダイス二個分として換算するよ

GM : 説明は以上です、ではクライマックス戦闘開始!

GM : 1ラウンド目、セットアップから!

ハル : フルパワーアタックをセット!ぶっとばすぞぉ!

system : [ ハル ] 侵蝕率 : 116 → 120

結勿 継子 : フルパワーアタック+幻影の騎士団 攻撃力+15・HPダメージを受けてない時の攻撃力+12

system : [ 結勿 継子 ] 侵蝕率 : 136 → 144

柏木 空 : 常勝の天才使用!対象は味方全員、攻撃力+32

system : [ 柏木 空 ] 侵蝕率 : 151 → 157

GM : 了解!敵も一応あります

GM : 影の使い魔AとBはフルパワーアタックを使用。このラウンドの間攻撃力を+20し、行動値は0になります。

GM : ではまず浄蓮の行動から

GM : マイナーでインフィニティウェポン使用

GM : メジャーで操影百花(カスタマイズ+シャドースクラッチ+シャドーテンタクルス+スプリットアタック+ライトウェイモード+ストライクモード+コンセントレイト)を使用

GM : 対象はハルちゃん、火山先生、空ちゃんの三人です

GM : 16dx+10@7 命中 DoubleCross : (16DX7+10) > 10[1,1,4,4,4,6,6,6,7,7,8,8,9,10,10,10]+10[1,1,2,5,5,5,6,10]+5[5]+10 > 35

火山 竜太郎 : やべ~!

GM : あ、ちょっとまてまて

GM : 空ちゃんエフェクトあるかもしれんのにうっかり先に振ってしまった、どうする?

GM : ライトウェイモードの効果でドッジする場合ダイス-5個になります、ハルちゃんは暴走してるので二人はリアクションどうぞ!

火山 竜太郎 : ガードしても厳しい、のでドッジでいきましょう!

柏木 空 : 私はエフェクト使いません!ダイスボーナスもあるしドッジします!

ハル : 暴走中なのでライフで受ける!

柏木 空 : 5dx+1 DoubleCross : (5DX10+1) > 9[6,6,7,8,9]+1 > 10

火山 竜太郎 : 1dx>=35 やれる!できる! DoubleCross : (1DX10>=35) > 8[8] > 8 > 失敗

火山 竜太郎 : できねぇ~!

柏木 空 : 僕らはよくやったよ

GM : ようがんばった

結勿 継子 : 運命の切り替えを使用! 柏木空のドッジ判定を肩代わりします!

結勿 継子 : 更に、オリジナルツールを使用! ラウンド間の白兵技能の達成値+10!

結勿 継子 : リアクションは、切り払い+リフレックス!!

GM : 了解、どうぞ!

結勿 継子 : 7dx+21 DoubleCross : (7DX7+21) > 10[1,4,6,6,6,7,10]+10[2,8]+5[5]+21 > 46

結勿 継子 : 運命を切り替えます。 対象のドッジを成功とした事にします。

GM : 運命を切り替えますとかいうかっこいいワード、了解!

system : [ 結勿 継子 ] 侵蝕率 : 144 → 156

GM : 4d10+18+6d10 装甲有効ダメージ DoubleCross : (4D10+18+6D10) > 13[1,8,2,2]+18+42[10,5,6,8,6,7] > 73

GM : タイタスで復活する人いればどうぞじゃ!

火山 竜太郎 : 負けねぇ~~! 編集の人のロイスをタイタスにして昇華しましょう!

system : [ 火山 竜太郎 ] ロイス : 6 → 5

ハル : 義母ォ!お前のロイスの力借りるぞォ!

system : [ ハル ] ロイス : 6 → 5

GM : 了解です、では描写

GM : 浄蓮の足下から、立体化した影が触手のように伸びていく。

GM : 何本にも分かれた影がそれぞれ握っているのは、浄蓮が適当な物質を元にして即席で作り出した刀。

村雲浄蓮 : 「さあ、行くぜぇ?ヒーロー共。この刀でお前らを切り刻んでやるよぉ!!」

GM : 影の触手が一斉にあなた達に迫り、その刀を乱雑に振り回していく!

GM : その太刀筋は素人そのもの。しかし力任せに薙いで来る幾本もの刀は、当たれば鋼鉄に変わりつつあるあなた達の身も切り裂くことだろう。

結勿 継子 : 「……なァ、テメェ……刀、刀、と喧しいが、その刀をマトモに振った事があンのかィ? 」

結勿 継子 : そう言って、その流れ来る刀に逆らい、空ちゃんの前に歩み出る

結勿 継子 : 継子に夜風を抜いた様子はない。 しかし、無数の刀の波は、継子にもその後ろの空の元にも届く事なく避けていく。

結勿 継子 : しかし、なにもせずにこのような事が起こるハズもない。

結勿 継子 : ただ……無数の剣を払う抜刀が、もはや人の目で追える速度を越えていただけなのだ。

柏木 空 : 「か、結勿さん…!?危険です、私の傍から離れて…
……ッ!」目の前で起こる現象に目を見張る

柏木 空 : 空の目からは、刀から避けていっているようにしか見えない。何が起きたかわからず戸惑う、が…

柏木 空 : 「(金属の擦れる音……まさか、この子……!)」

柏木 空 : 攻撃が止んだ後、継子ちゃんに駆け寄る

柏木 空 : 「……結勿さん、ありがとうございます…!あんな事ができるなんて……!」

結勿 継子 : 「剣客ってのはサ、刀に心を乗せて、ようやくなれるモンなんでェ。」

結勿 継子 : 「だから、夜風の心を感じ取れるようになったあたしのホントの実力って奴、かねェ 」

柏木 空 : 「こんな土壇場でそれを発揮するなんて信じられない……でも、ありがとうございます。助かりました…」礼を言ってからハッとする

柏木 空 : 「……ッ、他の皆さんは…五感の魔術師さん!ブルーローズさん!?」

火山 竜太郎 : 「……心配いらねぇぜ!」

ハル : 鎧から血を流しながら唸ってる!

火山 竜太郎 : 「(チッ……この傷じゃ来週の原稿は間に合わねえかもな……!)」

火山 竜太郎 : もはや満身創痍、普通なら戦闘続行などままならない状態だ。それでも。

火山 竜太郎 : 「やるじゃねえか、ルーキー! いや、もうお前は一人前のヒーローだ!」 血まみれになりながらも身体を起こし、その様子を見届けた。

結勿 継子 : 「いンや、あたしはまだまだサ! 一人前なら、センパイ方も守れてらァ!! でも、これからだよ……!!」

火山 竜太郎 : 「……俺はお前らの物語に『希望』を見たぜ。だからな、こんな絶望的な状況なのに、負ける気がしねぇ……!」

火山 竜太郎 : 「そう、これからだ。これから、俺たちの物語を始めようか!」

結勿 継子 : ドッジ成功により、朧の旋風を使用します。 HPを10消費し、追加のメインプロセスを行なう!!

system : [ 結勿 継子 ] 侵蝕率 : 156 → 166

system : [ 結勿 継子 ] HP : 31 → 21

結勿 継子 : 物語はこれから……だが、時間がない。 無数の剣戟を捌いたためか、体が言う事をきかなくなってきた。 時間切れなんて御免こうむる。

結勿 継子 : ――ならば、次は時間を切り伏せてみせよう。

結勿 継子 : 目を閉じて、しゃらんと静かに抜いた夜風でゆっくりと円を描く。

結勿 継子 : 「……しっかと見てな。 夜風の切れ味をよ。」

結勿 継子 : そうして目を見開き、下段に構えた夜風を切りあげる。

結勿 継子 : ――その剣閃は月夜に煌めき、見えていた景色を真っ二つに両断した。

結勿 継子 : そうして切り開いて入ったのは、時の静止した夜の世界。 同じ景色でありながら、微かな街明かりひとつない新月の夜。

結勿 継子 : あるいは……このあと、村雲浄蓮が作り出すであろう世界。

結勿 継子 : この世界に、村雲浄蓮以外の人影はない。 故にその元凶を切る。

結勿 継子 : マイナーアクションで、5m進んでエンゲージ!

結勿 継子 : メジャーアクションで、コンセントレイト+風鳴りの爪!! 対象は村雲!!

GM : どうぞ!

結勿 継子 : 12dx7+21 オリジナルツールのレベル上昇により達成値2アップ DoubleCross : (12DX7+21) > 10[2,3,3,4,5,6,6,7,8,10,10,10]+10[1,1,1,4,7]+2[2]+21 > 43

GM : では浄蓮のリアクションはドッジで!

GM : 12dx DoubleCross : (12DX10) > 8[1,3,3,4,5,5,5,6,6,7,7,8] > 8

GM : 当たるわよ!ダメージどうぞ

結勿 継子 : 5d10+20+20+15+32 DoubleCross : (5D10+20+20+15+32) > 33[8,9,3,9,4]+20+20+15+32 > 120

結勿 継子 : ダイスを3つまで振り直せますが、振り直しはしません!

GM : 十分良い出目やしね、了解!浄蓮は120そのまま受けるけどまだHPは残っています。描写どうぞ!

結勿 継子 : 浄蓮を袈裟に切りつけると、今度は夜の世界が切り開かれる。

結勿 継子 : 村雲の5m前方にいたハズの継子は、いつの間にかそこにはいなかった。

結勿 継子 : 「なあ、切れ味は見れたかよ? 」

結勿 継子 : その声がしたのは、村雲の背後。

結勿 継子 : その声に気付けば、村雲の体は袈裟に切られていた。

村雲浄蓮 : 「……っ、おぉ」

GM : 決して反応出来ない一撃に不意を突かれ、浄蓮の足下がよろける。

村雲浄蓮 : 「はははっ、なるほどなぁ……時を斬ったか。おもしれえ使い方だ」

村雲浄蓮 : 「その失敗作にしちゃあ、上出来なんじゃねぇのかぁ?」 首だけで振り返って

結勿 継子 : 「失敗作、ねェ…、あたしはそうは思わねェ。こいつは最高の相棒サ。」

結勿 継子 : 「それを言うなら、人の世からすりゃア、テメェが一番の失敗作だろうよ。」

村雲浄蓮 : 「なるほどなぁ、半人前の剣士にはちょうど良い刀ってか!そんなんでも気に入ってくれて嬉しいぜ!」 腹を立てたような様子も無く、本心から笑う

結勿 継子 : 「ほざいてな。ほざけるうちにな。」

村雲浄蓮 : 「そうさせてもらうかなぁ!」

GM : 浄蓮は笑い続けている……といったところで次、火山先生の行動かな?

火山 竜太郎 : 行くぜ!

火山 竜太郎 : 「俺も続くぜ、"絶風"!!」

火山 竜太郎 : マイナーで《インフィニティウェポン》!

火山 竜太郎 : メジャーで▼魔術師の杖(ウィザーズワンド)(《コンセントレイト》《サンドシャード》《ストライクモード》《アンプリフィケイション》《クリスタライズ》)、オートで《砂の加護》を使用

火山 竜太郎 : 攻撃対象は浄蓮と使い魔x2で!

GM : 了解です、どうぞ!

火山 竜太郎 : 15dx7+5 いっけー!! DoubleCross : (15DX7+5) > 10[1,2,3,3,3,3,4,4,4,5,5,5,5,6,10]+3[3]+5 > 18

火山 竜太郎 : そんなことある!??

GM : あるんだなぁこれが!

結勿 継子 : 待った!! その判定に妖精の手を使用!

GM : あって良かったちぇちぇの手、良いぞ!

system : [ 結勿 継子 ] 侵蝕率 : 166 → 170

火山 竜太郎 : 1dx7+25 助かる!! DoubleCross : (1DX7+25) > 10[10]+10[10]+10[8]+10[7]+10[8]+6[6]+25 > 81

GM : どういうこと????

火山 竜太郎 : そんなことある!!????

GM : あるんだなぁそれが(絶望)→あるんだなぁそれが!(希望)

GM : 浄蓮のリアクションはガード、オートで影の守り手を使用し、ガード値を+15します。

GM : 使い魔AとBはドッジしましょう

GM : 8dx+3@10 A DoubleCross : (8DX10+3) > 10[2,4,4,5,7,8,10,10]+4[3,4]+3 > 17

GM : 8dx+3@10 B DoubleCross : (8DX10+3) > 10[2,2,4,5,8,9,9,10]+2[2]+3 > 15

GM : 頑張ってはいた、全員当たるよダメージどうぞ!

火山 竜太郎 : 9d10+6d10+8+20+12+32 こうだな! DoubleCross : (9D10+6D10+8+20+12+32) > 49[4,7,7,2,4,10,1,5,9]+40[3,6,7,5,10,9]+8+20+12+32 > 161

GM : うわぁやばい、浄蓮も使い魔も戦闘不能!

GM : ですが浄蓮はオートで魂の錬成を使用。HP40で戦闘不能状態を回復します。

GM : 描写どうぞよ!

火山 竜太郎 : 「うおおおぉぉぉぉぉ……!!」 気合は十分にペンを走らせる……が、剣になりつつある身体にまだ適応できないのか、普段のキレはない

火山 竜太郎 : 「(まだだ……こんなんじゃ浄蓮を切るには足りねぇ……!!)」

火山 竜太郎 : ペンを握る手にも、汗が滲む……!

結勿 継子 : 「足りねェなら……これなら、どうだ!! 」

結勿 継子 : 咄嗟に夜風を振る。 考えたのは、柏木空の事。

結勿 継子 : 彼女の様にできたら……、と。

結勿 継子 : そうして振るった刃は、夜風の能力によってヒーローの限界を切った。

火山 竜太郎 : 「……!!」

火山 竜太郎 : その瞬間、重石が外れたように体が軽くなる。

火山 竜太郎 : 火山は描く。目にも止まらぬ速さで、その夜空に希望の物語を。

火山 竜太郎 : 彼の描く希望。それは、ともすれば脆くも切り伏せられてしまう儚い幻にすぎないかもしれない。

火山 竜太郎 : だが、この周囲の――いや、東京都1000万の民が、1億の国民が彼の背中に希望を見出したとしたら。

火山 竜太郎 : それは、もはや疑うようのない”本物”になる。普段は寄る辺ない火山の現実改変能力が、鉄をも切り裂く剣となる!

火山 竜太郎 : 「――だりゃぁぁぁぁああああッッ!!!!」 虚構の刃が実体を持ち、牙を剥く!!

村雲浄蓮 : 「っ……とぉ!こいつぁ……!」

GM : 浄蓮は影を自身の周囲に展開し身を護る。しかし火山の刃はその影さえも貫いて浄蓮を切り裂いた。

GM : 彼の周りに二十以上もいた影の使い魔達は皆斬り伏せられ、黒い塵となって消えていく。

火山 竜太郎 : 「お前確かに凄ぇ創り手だよ……俺もそれはリスペクトしてる。どんな野郎だと例外なくな」

火山 竜太郎 : 「だから、これ以上罪を重ねさせはしねぇ!!」浄蓮のロイスを変更してP感服を表にしましょう!

村雲浄蓮 : 「おれが罪だと?笑わせんな!」

村雲浄蓮 : 「罪があるとしたらおれの邪魔をしようとするお前らヒーローの行為そのものだよなぁ!?」

GM : 普通のヴィランなら間違いなく戦闘不能になる程の一撃でも、村雲浄蓮はまだ立っている。

system : [ 火山 竜太郎 ] 侵蝕率 : 152 → 179

結勿 継子 : 「ッ……ふてェヤロウがよ……!! 」鉄となり、感覚がほとんどなくなってきた手足で構えなおす

火山 竜太郎 : 「(……ヒーローとしては絶対許せねえが、その傲慢さは俺の憧れる創り手に共通するそれだぜ……!)」

GM : じゃあ次、空ちゃん行動かな!

柏木 空 : はいはいはい!マイナー放棄、メジャーでアドヴァイス+弱点看破!対象は継子ちゃん!

柏木 空 : 効果はC値-1、ダイス+8個、攻撃力+18ですね

GM : 了解、描写どうぞ!

柏木 空 : 「五感の魔術師さん、すごい……」目の前の光景に目を奪われるが、未だに立ち続ける浄蓮を見て目を鋭くする

柏木 空 : 「……結勿さん……いえ、"絶風"さん!」目は向けずに声を張り上げる

柏木 空 : 「彼はまるで怪物です、残された体力は未だ底知れないです……ですが確実に押されています!……だから、だから……!」

結勿 継子 : 「……」鉄となり、片方はほとんど聞こえていない耳で言葉を聞く

柏木 空 : モノクル越しに彼の姿を注視する。男の姿をした彼、レナ・エーデルシュタインの姿をした彼、そして獣としての、邪悪な姿をした怪物。その全てを彼女の宝石の瞳は知る。

柏木 空 : 「……絶風さん!あなたの初陣に勝利を…!」
スポットライトに照らされ、月光のように優しく光る花の道を生み出す。耳が聞こえなくても、目が見えなくても、あなたはこの勝利への道を知るだろう。

GM : では次!行動値0組ですが、ハルちゃんからかな?

ハル : 譲ってもらった!わしじゃあ!

GM : これ…わしの手番じゃないか?わしのかもしれん、どうぞ!

ハル : マイナーはハンティングスタイル、完全獣化

ハル : メジャーは神獣撃+獣の力+貪欲なる拳+オールレンジ+CR!

GM : 了解、どうぞ!

ハル : 32dx+10@7 どっせーい!!! DoubleCross : (32DX7+10) > 10[2,2,2,2,2,2,3,3,3,3,3,3,4,5,5,5,6,6,6,6,7,7,8,8,8,9,9,9,9,9,9,10]+10[1,1,2,3,4,4,4,5,5,6,8,9]+5[1,5]+10 > 35

ハル : お、おまえさん…

GM : こ、この量のダイスで…(あるある)

ハル : 4d10+5D10+12+20+12+32-5 いいもんねぇ~!固定値で死になあ! DoubleCross : (4D10+5D10+12+20+12+32-5) > 17[3,1,9,4]+28[8,3,6,4,7]+12+20+12+32-5 > 116

GM : 浄蓮のリアクションはガード、オートで影の守り手を使用する…けど、装甲あってもこれはだめだね!

GM : が、しかし浄蓮はオートで虚無への回帰を使用。HPダメージを0にします!

GM : 申し訳ないけど耐えるーちぇ…すまんちぇ…描写どうぞ!

ハル : お、おのれぇ!了解!

ハル : 手にしている剣を地面へ突き刺し、呼吸を激しく繰り返し始める

ハル : 「フーッ…フーッ…!!!ウオオオオオオオッ!!!」

ハル : 再び空へ向かって獣のような慟哭を響かせ、眼前の浄蓮へその殺意を向ける

ハル : 脚力を活かした跳躍で空へ、そのまま空中で体勢を捻り…

ハル : 刀と化す寸前の踵で、相手の首を落とさんとする一撃をくりだす

ハル : その必殺の一撃を受けた個所には青い結晶が生まれ、弾けるように砕けると夜の空に花弁のように舞い散る…はずであったが、それは虚無へと消え彼女を動揺させた

ハル : 「ッ!?グ、グウ…!!」

村雲浄蓮 : 「まるで獣だなぁ、こいつは!いいのかぁ、英雄様がこんな乱暴でよぉ!」

GM : 浄蓮の体表に黒い影が染み広がり、ブルーローズの一撃に籠められたレネゲイドを喰らいつくす。

GM : その攻撃の威力は削り取られてしまい、浄蓮を倒すには至らなかった。

GM : では次継子ちゃん……なのですが、イニシアチブで浄蓮は加速する刻を使用。再行動します。

GM : マイナーでインフィニティウェポン+ダブルクリエイトを使用。白兵武器を二つ作製します。

GM : メジャーで絢爛夜風(カスタマイズ+シャドースクラッチ+原初の赤:魔弾の射手+原初の白:バリアクラッカー+原初の虚:神速の鼓動+ライトウェイモード+コンセントレイト)を使用。

GM : 命中の直前にレナのDロイス:賢者の石を使用、クリティカル値を-2します。

GM : 対象はPC全員になります。

柏木 空 : 割り込み失礼!インタラプト使用します!

柏木 空 : C値1上げておくんなまし…

GM : 了解了解!

GM : では命中に

GM : 12dx+10@6 命中 DoubleCross : (12DX6+10) > 10[1,4,4,4,5,6,7,7,7,8,8,9]+10[3,4,4,5,8,8,9]+10[2,5,6]+3[3]+10 > 43

GM : 浄蓮は剣精の手を使用、最後の出目を10に変えます。

GM : 1dx+50 DoubleCross : (1DX6+50) > 5[5]+50 > 55

GM : 55じゃな!

GM : ライトウェイモードの効果でリアクションダイス-5個、バリアクラッカーの効果でガード不可です。

GM : 暴走状態のハルちゃん以外リアクションどうぞ!

火山 竜太郎 : ドッジするしかねえ…!

柏木 空 : うーん、無理みが深みざわだけどドッジ…!

GM : 了解どうぞ!

火山 竜太郎 : 2dx>=55 うおおおお!!!! DoubleCross : (2DX10>=55) > 5[5,5] > 5 > 失敗

柏木 空 : 1d+1>=55 DoubleCross : (1D6+1>=55) > 3[3]+1 > 4 > 失敗

結勿 継子 : 8dx+1 通常ドッジ DoubleCross : (8DX10+1) > 10[1,2,2,3,6,7,8,10]+10[10]+10[10]+6[6]+1 > 37

結勿 継子 : ????

火山 竜太郎 : マジで!?

GM : すごちぇだ

結勿 継子 : 火山先生のドッジ肩代わりダイスも見て、勝利の女神使ってもらってもいいです?

柏木 空 : もち!

結勿 継子 : 運命の切り替え+反転する運命

結勿 継子 : 火山先生のドッジを肩代わりします

結勿 継子 : ドッジは、切り払い+リフレックス

火山 竜太郎 : ありがてえ!

GM : 了解どうぞ!

結勿 継子 : 10dx+21@7 カテゴリ:ルーキーを使用 DoubleCross : (10DX7+21) > 10[2,3,4,5,5,7,7,8,8,10]+10[1,1,1,3,7]+2[2]+21 > 43

柏木 空 : 勝利の女神を使用、達成値+27です!

結勿 継子 : 運命の切り替え成功!! 反転する運命の効果により、この攻撃のダメージを攻撃した人間にも与えます!!

system : [ 結勿 継子 ] 侵蝕率 : 170 → 180

GM : 了解了解!

GM : 6d10+31 装甲無視ダメージ DoubleCross : (6D10+31) > 40[5,9,6,8,8,4]+31 > 71

柏木 空 : 切りますよロイス!偽霽月もとい浄蓮のやつを切って立ちます!

GM : 浄蓮も戦闘不能……ですが、蘇生復活があるね! 申し訳ないがまだHP1で回復するのです

ハル : 義父ゥ!お前は俺のタイタスだあ!(イタチ化)

結勿 継子 : 継子は戦闘不能! 立っていたいですが、侵蝕率がヤバいのであとは任せます!!

GM : じゃあ継子ちゃんが戦闘不能のままね、では描写

GM : 浄蓮は着流しの下に隠していたホルスターから銃を引き抜く。

GM : 宝石銃ジュエルバスター。それはレナ・エーデルシュタインが使っていた、宝石の弾丸を撃ち出すための銃だ。

GM : しかし今、その銃は浄蓮の能力で大きく形を変えていた。弾倉や銃身がまるで刀の鞘のように薄く長く伸びている。

GM : 浄蓮はその奇妙な弾倉に、即席で作り出した黒い刀を二振差し込んだ。

村雲浄蓮 : 「銃なんて使ったこと無いが、せっかくだ。賢者の宝石の力……試させて貰うぜぇ!?」

GM : 浄蓮が引き金を絞ると、セットされていた刀が弾丸のように射出された。

GM : 本来、銃で刀を撃ちだすなどありえない。それを可能にしたのは浄蓮の卓越した創造力と、賢者の石のエネルギーによるものだ。

GM : 宝石に似た輝きの軌跡を残しながら、二振の刀はあなた達の方へと真っ直ぐに飛んでいく。

GM : その速度と威力は凄まじく、直接命中せずとも衝撃波であなた達の体は吹き飛ばされてしまう程のものだった。

柏木 空 : とてつもない衝撃波の中、プリズムを纏う銀の髪が虹色に揺らぐ。

柏木 空 : 「……その力をあなたが行使する事は、私が許しません……!」

柏木 空 : レヴォントゥレットから放たれ、空間に満ちる幻想的な光の粒子が一粒、二振りの刀に触れる。

柏木 空 : その途端刀の一部が結晶化し、鋭く美しかったはずの刀身が灰色に濁り刃こぼれを起こした。

柏木 空 : しかし、彼女にできる抵抗はその程度である。刀は深々とレヴォントゥレットに突き刺さり、一撃で彼女の身体を砕いていった。

火山 竜太郎 : 「ッ……!!」 大技の後で体勢がまだ整っていない状態、避けようにも身体が言うことを聞かない……!

結勿 継子 : そんな様子も、今の継子には一切届いていなかった。

結勿 継子 : くらい。 つめたい。 おもい。

結勿 継子 : 曇りなき瞳が、不可能へ踏み込む足が、夜風を握る手が……自分の全てが鉄へと変わっていた。

結勿 継子 : 自分に、本当に不可能が越える事ができるのか? いま、指一つとして動かせそうにない自分が?

結勿 継子 : ……いつしか心まで鉄のように冷えきっていて、はじめて期待される重さに折れそうになる。

結勿 継子 : ――ふと夜風の柄に巻かれたヒーローズクロスが輝いた。

結勿 継子 : それは侵蝕率が100%を越えている事を告げる、燃える緋色。 ヒーローの証。

結勿 継子 : その光が、鞘から微かに覗く夜風の刀身に――どこまでも暗く沈んでいた漆黒に――赤熱した情熱の色を写した。

結勿 継子 : そして、もうすっかり見えなくなった両目が、もうすっかり聞こえなくなった両耳が、あの時の夜風を思い返させる。

夜風 : ――おぬしの言う通り、おぬしは筋はブレるし半人前じゃ。最初の頃とは全然違う――

夜風 : ――じゃが、まあ……色んなものを見て、自分で考えて、変わっていって……――

夜風 : ――そうやって変化することこそが、おぬしの強さだったというわけじゃろ――

夜風 : ――今まで見た中で一番良い眼をしておるし……そう真っ直ぐにわしを救いたいと言うやつの想いを無下にすることもできんな――

夜風 : ――良いじゃろう。おぬしを信じて付き合ってやる――

夜風 : ――もうちょいとか小さいことは言わん。おぬしが満足するまで、わしを使え。継子――

結勿 継子 : ――そうだ。

結勿 継子 : 「(それがあたしの強さだと、夜風は言った。)」

結勿 継子 : 「(そんなあたしを信じると、夜風は言った。)」

結勿 継子 : 「(夜風だけじゃねェ……、センパイ達だってあたしを信じてくれてる。)」

結勿 継子 : その時、ドクン、と……もう鉄になったはずの心臓が強く打った気がした。

結勿 継子 : 刀となっていく体の隅々に力が湧き上がって来る。

結勿 継子 : 体の外側からでは無く、内側から染み広がっていく未知の力。

結勿 継子 : ――それは、何が鉄に変わろうと、決して変わることのない熱さを持ったもの。 夜風との出会いで見つけた大事なもの。

結勿 継子 : この体は覚えている。 この心は覚えている。

結勿 継子 : 「(あたしの冷たく錆びついた心を満たす、あたたかい感情。 その衝動の名を、あたしは覚えている。)」

結勿 継子 : 「(……あたしは、なりたい自分になる。)」

結勿 継子 : 「(……あたしは、夜風と一緒にヒーローになる!! テメェを救えるヒーローに……!!)」

結勿 継子 : 「(あたし1人じゃ、できねェかもしれねェ。 でも、あたしと夜風なら……不可能の一つくらい、越えてみせる。)」

結勿 継子 : 鉄になりかけた声を張り上げて、夜風に尋ねる。

結勿 継子 : ……答えなんて分かり切っている、あの問いを。

結勿 継子 : 「……夜風! テメェに切れねェモンはねェって話だったよナ? 」

夜風 : 「そうじゃ、わしは何でも切れる!」 夜風の声がはっきりと返ってきて

夜風 : 「おぬしと共にであれば、わしに切れないものなど何もない!!!」

結勿 継子 : その答えが聞こえたのか聞こえていなかったのか、フッと笑って踏み出す。 ヒーローとして、初めの一歩を。

結勿 継子 : "レヴォントゥレット"の能力で作られた花道。 目も見えず耳も聞こえない継子の道標。

結勿 継子 : 「そうかィ! なら、不可能のひとつくらい、切り開いてみやがれッ……!! 」

結勿 継子 : ――抜刀。 まっすぐ一文字に、夜風を抜き放った。

結勿 継子 : 結勿家の剣客にとって、刀の軌跡は人生の軌跡。

結勿 継子 : ヒーロー達に受けた学びを。 積みあげた剣技を。 足して715年と少しの想いを。 ……全てをこの一刀に。

結勿 継子 : ――振るう刃は筆のよう。 夜を磨った墨滴のような深い黒が、火山竜太郎を穿つハズだった夜風擬きを破壊する。

結勿 継子 : 刀のケモノを染めて、にじんでいく。

結勿 継子 : 継子と夜風の全霊の一刀は、音を切り、間合いを切り、そして空間をも切り伏せていたのだ。

結勿 継子 : 「(ハッ……やっぱ最高だよ、オマエは。)」ほとんど鉄になって動けないもしない体で納刀して笑う

村雲浄蓮 : 「な、んだとぉ……!!」

GM : 今まで崩れなかった浄蓮の余裕が、ついに崩れ始める。

村雲浄蓮 : 「面倒なことしやがって……!賢者の石もフルに力も発揮できなかった……!!」

GM : 賢者の石の力を乗せた刃を砕かれ、相当に焦っているようだが……一つ大きく息を吐いて

村雲浄蓮 : 「だが、これで一人だな?あと三人で本当におれに勝てるのかぁ?あぁ?ヒーロー共ぉ!!」

柏木 空 : 「……言葉に余裕がありませんね、村雲浄蓮」モノクルの鎖が光を反射し、揺れる

ハル : 「あたり、まえだ…!」昂る闘争心は未だ衰えはしない

柏木 空 : 粉々に砕けた鉱石から、女の姿をしたレネゲイドの化身が完全に再生する。目の前の敵を倒す為。

柏木 空 : 「後輩がやられて、黙っている先輩がいると本気でお思いですか?……真剣な戦いに、冗談を持ち込まないでください。笑えませんよ」

火山 竜太郎 : 「だなぁ……あいつがここまで頑張ってくれたんだ!」 敗北など少しも考えていない目で

ハル : ビシャリ、と流れ出る血を払う。白を基調とした鎧は血で染まり装甲も所々剥がれ落ちている。だが倒れるわけにはいかない、こんなヤツの目の前で膝をついたら…先輩としての面目が立たない!

ハル : 「まだまだ…戦えるぞッ…!」

村雲浄蓮 : 「はっ、怒んな怒んな!ったく、こっちは本気で心配して聞いてやってんのによぉ」

村雲浄蓮 : 「仕方ねえなあ、全員まだまだ諦める気もねえようだし……」

村雲浄蓮 : 「戦いの中で、最後まで苦しみを与えながら殺してやるよ」

GM : ではクリンナップ!

GM : 浄蓮は死鬼残雪(原初の黄:フェニックスの翼&再生の王錫)を使用。自身のHPを回復します。

GM : 5d10+20 回復量 DoubleCross : (5D10+20) > 25[6,7,4,2,6]+20 > 45

GM : 浄蓮のHPは46点になります。

GM : 1R目終了、2R目に入ります!

GM : セットアップから!

ハル : フルパワーアタック!セット!

system : [ ハル ] 侵蝕率 : 137 → 141

GM : 了解、浄蓮もあるので言っておこう

GM : 浄蓮はセットアップで霽月のEロイス:楔の呪いを使用。対象はPC全員。

GM : このラウンドの間、PCはタイタス昇華で戦闘不能状態を回復する効果しか使用出来ません。

GM : それと楔の呪い使用直後にオートで霽月のEロイス:唯我独尊を使用。セットアップでもう一つEロイスを使用します。

GM : 浄蓮のEロイス:システムダウンを使用。対象は継子ちゃん以外のPC三人。

GM : 浄蓮と意志での対決で敗北したPCは、このラウンドの間タイミング:オートのエフェクトが一切使えなくなります。

柏木 空 : ルーラーを浄蓮に使います!ラウンド中ダイスを-6個!

[雑談] system : [ 柏木 空 ] 侵蝕率 : 176 → 182

GM : 了解!

GM : ではシステムダウンの意思対決に

GM : 13dx+10 DoubleCross : (13DX10+10) > 10[1,4,6,6,6,7,8,8,9,10,10,10,10]+10[1,7,8,10]+6[6]+10 > 36

GM : 36!三人は意志で判定をお願いします

ハル : 5dx ドリャー! DoubleCross : (5DX10) > 8[1,2,5,7,8] > 8

柏木 空 : 11dx+8 DoubleCross : (11DX10+8) > 10[2,2,5,5,6,7,8,9,9,10,10]+7[3,7]+8 > 25

火山 竜太郎 : 9dx+2 DoubleCross : (9DX10+2) > 10[3,5,6,7,7,7,8,9,10]+1[1]+2 > 13

柏木 空 : 火山先生に勝利の女神使います!

柏木 空 : 達成値+27

GM : 了解!じゃあ成功は火山先生やね

system : [ 柏木 空 ] 侵蝕率 : 182 → 186

火山 竜太郎 : ありがとう~~!!

GM : 能力の使用者である浄蓮の近くにいるせいか、あなた達の体の刀剣化はかなり早く進んでいるようだった。

GM : 体のほとんどが鉄となっていく。強い意志が無ければエフェクトの使用も制限されることだろう。

GM : もう一刻の猶予もないことは明らかだった。

GM : イニシアチブ何もないならそのまま浄蓮の手番に!

柏木 空 : ちょっと待った!コンダクトを使用、ハルちゃんに行動させます!

system : [ 柏木 空 ] 侵蝕率 : 186 → 196

GM : 了解!コンダクトの描写あればどうぞ!

柏木 空 : 「……う、ぅ……!」透き通るような輝きを帯びる体が、鈍い鉄の物へと変貌している。再結晶化を繰り返し何とか進行を食い止めているが、もう猶予は残されていない

柏木 空 : だからこそ、未だ見せなかったとっておきを使うのだ。

柏木 空 : 「……ハルさん!」

柏木 空 : 呼びかけ、残された力を振り絞ってハルに触れる。すると、触れた箇所から鉄が虹色の結晶へと変貌し……刹那、砕けた。

柏木 空 : 砕けた結晶の下は元の鎧。一時的なものではあるが、刀剣化への呪縛が解かれた。

柏木 空 : 「……もう猶予はありません!どうか、お願いします…!」

ハル : 「!……まか、せろ…!」力強い声で応える

GM : ではハルちゃん行動どうぞ!

ハル : マイナーは完全獣化、メジャーは神獣撃+獣の力+貪欲なる拳+オールレンジ+CR!

火山 竜太郎 : オートアクションで支援しますよ、《天の業物》だ!

system : [ ハル ] 侵蝕率 : 141 → 157

GM : 了解、判定どうぞ!

ハル : 32dx+10@6 そいやっさぁ! DoubleCross : (32DX6+10) > 10[1,1,1,2,2,2,3,3,3,4,4,4,4,4,4,5,5,6,6,7,7,7,7,7,8,8,8,8,9,9,9,10]+10[1,1,2,3,3,4,4,5,5,5,6,8,8,8,9]+10[1,6,7,8,8]+10[4,5,6,7]+10[3,10]+10[10]+4[4]+10 > 74

GM : 体力あるし浄蓮のリアクションはガード、オートで影の守り手を使用し、ガード値を+15します。

GM : ダメージどうぞ!

ハル : 8d10+5D10+12+20+12-5 ガードなぞ貫けェ!! DoubleCross : (8D10+5D10+12+20+12-5) > 21[2,3,1,2,6,1,1,5]+27[6,9,5,6,1]+12+20+12-5 > 87

GM : ガード値装甲値合わせても耐えられないね、戦闘不能!

GM : しかし浄蓮は霽月のEロイス:修羅の世界を使用。

GM : 自身にかかっている不利な効果を全て打ち消し、HP1点で戦闘不能状態を回復します。

GM : まだ復活します、描写どうぞ!

ハル : 一歩一歩地面を踏みしめ、浄蓮の正面へ立つ

ハル : 今度こそ終わりの拳を繰り出さんと強く拳を握り…

ハル : 「お前ェ…英雄様が乱暴でいいのかと言っていたな…」思い切り振りかぶる

ハル : 振り下ろされた拳はあまりにも乱暴で、もろに喰らえば致命傷となり得る殴打を連続して繰り出す

ハル : 「これがァッ!!私のォッ!!答えだァッ!!」殴られた箇所に結晶が生まれていく

ハル : 「ハアアアアアアッ!!!」身体を捻り、勢いづけたキックが浄蓮の胴を的確に捉え直撃する

ハル : その瞬間、結晶が弾け散り、再び夜の空へ舞い散らせた

村雲浄蓮 : 「ぐお……あぁぁ!!!」

GM : 浄蓮の体が砕け散る結晶と共に宙に飛ぶ。

GM : レネゲイドを喰らう影の守りをも貫き、その拳と蹴りは確実に浄蓮を捉えた。

GM : しかし、それでも浄蓮はまだ意識さえ失わない。それは彼自身の不死の力でもあり、妖刀霽月の力でもある。

GM : 村雲浄蓮は空中で体勢を立て直しながら、次の攻撃の構えに移った。

火山 竜太郎 : 「カッ……こいつ、マジかよ……!!」

柏木 空 : 「……本当に化け物ですね…」

ハル : 「ふんっ…!殴りがいある…!」あくまで強気に

GM : そんな感じで浄蓮の手番に

GM : 浄蓮はマイナーでインフィニティウェポン+ジャイアントウェポン+拡散する影を使用。

GM : 白兵武器を作製。次の攻撃の命中ダイスを5個減らして達成値を+20します。

GM : メジャーで無双霽月(カスタマイズ+シャドースクラッチ+原初の黒:獣の王+ギガノトランス+ストライクモード+コンセントレイト)

GM : 対象は火山先生空ちゃんハルちゃん!

GM : 17dx+30@7 命中 DoubleCross : (17DX7+30) > 10[1,1,1,2,3,3,4,5,6,6,7,7,7,8,8,10,10]+10[1,2,3,5,8,8,10]+10[3,5,10]+2[2]+30 > 62

GM : オートで創造主の業を使用、達成値を4D上昇させます。

GM : 62+4d10 DoubleCross : (62+4D10) > 62+27[6,3,8,10] > 89

GM : 獣の王の効果でリアクションは出来ません。

柏木 空 : 火山先生をカバーリングします!

GM : 了解!ではダメージに

GM : 9d10+23+6d10 装甲有効ダメージ DoubleCross : (9D10+23+6D10) > 49[9,9,5,7,1,3,3,6,6]+23+37[3,9,2,4,10,9] > 109

GM : タイタス復活などの宣言どうぞ!

ハル : 火山先生のロイスをタイタスにして復活!共に倒すぞ!

system : [ ハル ] ロイス : 4 → 3

GM : 了解!空ちゃんはそのまま戦闘不能で合ってるかな?

火山 竜太郎 : おうよ!!

柏木 空 : そう!ぐえー

GM : ぐえー(かわいい) では描写に

GM : 突如、浄蓮のいる上空に無数の刀が出現する。

GM : 大気を作り替え、一瞬の内に自身の操る刀に変えたのだ。

GM : 青い刃が空を埋め尽くし、歪な青空に変えていく。その様は真夜中だと言うことを忘れさせる異常な光景だった。

GM : 今の浄蓮の力は、一人のオーヴァードが持てる力を優に超えてしまっている。

GM : ただの力の強さだけで言うのなら、オーヴァードを化け物としてしか見ないのであれば……あなた達と浄蓮では格が違う。

村雲浄蓮 : 「ほーら、こいつでぇ……!どうだぁ?受けてみなぁ、ヒーローッ!!!」

GM : 刃の切っ先があなた達に向けられ、一直線に落下する。

GM : 大量の刃はあなた達の体を貫き、切り裂き、圧し潰していく……!

火山 竜太郎 : 「……!!」身体はもはや鉛のように重い。避ける余力もない……!

ハル : 「ァ…ガァ…ッ!?」無数の刃が身体に貫いていく

火山 竜太郎 : 「(ここを凌げば……やっと勝機が見えたってのに……!!)」

火山 竜太郎 : 様々な思いが頭の中を駆け巡り、走馬灯のように世界がスローモーションに見える。何か、手は……。

柏木 空 : 「……"魔術師"さん!」火山を押し倒すようにして庇い、背中に刃の雨を受ける。

火山 竜太郎 : 「――!」レヴォントゥレット、と言いかけて…次の瞬間には、彼女が身を挺して自分を庇っていた

柏木 空 : 「う、う゛……ッッ!!」刃に身体を抉られるたび、周囲に彼女の身体の欠片が飛び散る。凄惨な光景であるはずが、光り輝く虹の粒子に包まれたそれは、あなたの眼に美しい物として映った。

火山 竜太郎 : 「無茶……しやがって……!!」

柏木 空 : 刃が止み、ふらりとその場に倒れる。かろうじてヒトの形を保ってはいるが、彼女がもう限界である事は見た目で十二分にわかってしまう。

柏木 空 : 「……ごめんなさい、でも…無茶だなんて思っていませんよ」

柏木 空 : 安心させるように微笑む。

柏木 空 : 刀剣化により、体内の物質が書き換えられていく。鉱石である彼女にとって、この呪いは存在の否定にも近しい物であった。

柏木 空 : 身体を結晶化させればいい、そうすればまだ戦える。己の中にある「レネゲイドビーイング」としての彼女はそう叫ぶ。しかし、「人間」としての彼女は気づいていた。これ以上の力の行使を行えば、もう還れなくなることに。……だから、最後にできる最善の手助けを。

柏木 空 : 「……もう、限界です。ごめんなさい…でも、お二人なら絶対勝ってくれる。……そう、信じてますから」

火山 竜太郎 : 「ああ……あとは俺たちに任せとけ……!!」

火山 竜太郎 : 「あんたも、エーデルシュタインにも負けないヒーローだぜ」

火山 竜太郎 : 鉛のような身体を起こす。彼女のお陰で本当に、本当にギリギリだが勝機の絵が繋がった。

ハル : 「…よく、やった……!」空ちゃんを横目に見て、突き刺さった刀を引き抜き、再び浄蓮へと目を向ける

火山 竜太郎 : 「まだやれるか、ブルーローズ!!」

ハル : 「当たり前だっ!!!」声を大にして答える

火山 竜太郎 : 「へ、安心したぜ……!」

柏木 空 : そんな先輩たちを見て、安心したように目を閉じる。戦闘不能です!

村雲浄蓮 : 「……んん?」 降って来た刀から遅れて、あなた達の目の前に着地して

村雲浄蓮 : 「なんだぁ?全員やったかと思ったら……まだ二人も残ってんのか」

村雲浄蓮 : 「しつけぇなぁ、ヒーローってやつは。感服するぜ」

火山 竜太郎 : 「あんたもなぁ……!!」

火山 竜太郎 : 「だが、しつこさなら俺のほうが上だ!!」

ハル : 「フン…このまま倒れたらあの世で母親に殺されかねんからな…!」

村雲浄蓮 : 「言ってろ言ってろ!おら、来るならへばってないでさっさと来いよぉ、ヒーロー!」 挑発するように腕を広げる

火山 竜太郎 : 「ああ……!!」

ハル : 「そろそろ終わりにしてやる…!!」

GM : そんなところで、火山先生行動どうぞ!

火山 竜太郎 : 行きますよ!マイナー《インフィニティウェポン》、メジャー《サンドシャード》《クリスタライズ》《ストライクモード》、オートで《砂の加護》!

GM : 判定どうぞ!

火山 竜太郎 : 17dx7+5 うおおおおお!!!!!! DoubleCross : (17DX7+5) > 10[2,2,2,2,2,3,3,4,4,5,6,8,8,8,9,10,10]+10[4,5,7,8,9,9]+10[4,6,8,9]+5[2,5]+5 > 40

GM : 浄蓮のリアクションはドッジ!

GM : 17dx DoubleCross : (17DX10) > 10[1,3,4,4,5,6,6,6,6,7,8,9,9,9,9,10,10]+10[10,10]+7[4,7] > 27

GM : 当たるね、ダメージどうぞ!

火山 竜太郎 : やったーーー!!!!

火山 竜太郎 : 5d10+9+15+7d10 装甲は無視! DoubleCross : (5D10+9+15+7D10) > 35[5,6,10,7,7]+9+15+26[1,3,6,3,4,4,5] > 85

GM : 浄蓮戦闘不能!復活エフェクトはもうありません!

GM : 戦闘終了!終了後も色々イベントはあるしもうちょい続くけど、描写どうぞ!

system : [ 火山 竜太郎 ] 侵蝕率 : 179 → 203

火山 竜太郎 : レヴォントゥレットのカバーによってチャンスが巡ってきたとはいえ、もう身体は限界、この一発を外せば戦局を覆すのは困難を極めるだろう。

火山 竜太郎 : それでも、この男の中には勝利の絵が見えていた。

火山 竜太郎 : 「これが!! 俺の!!」

火山 竜太郎 : ペンを取り、描いたのは――。

火山 竜太郎 : 夜空に現れる、彼を支え、ともに戦って来た者たち。

火山 竜太郎 : 東雲明日羽の頭脳、 ハンマーゼットと夜風の決意……。

火山 竜太郎 : “絶風”の希望、”ブルーローズ”の力強さ、”レヴォントゥレット”の輝き……。

火山 竜太郎 : そして、百花との約束。

火山 竜太郎 : 「俺の――答えだーーー!!!!」

火山 竜太郎 : それらすべてが描かれた、ともすれば破綻しかねない絵を、奇跡的なバランスでまとめた、生涯最高の傑作が。

火山 竜太郎 : 幾千の時を駆け抜けた、無双の創作者の胸を貫く一撃になった。

村雲浄蓮 : 「が、あぁぁぁぁぁ!!!」

GM : 悲鳴と共に、村雲浄蓮の体が吹き飛ぶ。

GM : 地面に倒れた浄蓮は起き上がらない……五感の魔術師が繰り出した最後の一撃は、見事浄蓮を打ち倒すに至った。

火山 竜太郎 : 「――確かにあんたは最強だったぜ、村雲浄蓮……」

火山 竜太郎 : 「ただひとつ、自分以外の誰かを信じる心だけが欠けてた。あの世で、自分を顧みな」

ハル : 「……やっとくたばったか、流石だな…"五感の魔術師"…」

結勿 継子 : 鉄になった重い腕を無理矢理動かし、夜風を抜く。

火山 竜太郎 : 「あんたも……最高に強えヒーローだぜ……! っと、絶風も目が覚めたか」さすがに力を使いすぎたのか、反動でくらくらしている

結勿 継子 : ――そして、そのまま自分に切っ先を向け、自らを貫く。

ハル : 「知っているさ、そこに座って休んで……っ!?"絶風"…っ、何をしている…!!」

結勿 継子 : 「ッ……切れたか。 センパイがやってたのをマネしてみたが、やってできねェ事はねェ。」何事もないように夜風を引き抜いて笑う。その切っ先に血はついていない。

火山 竜太郎 : 「な、何事だ……!?」

結勿 継子 : 「目ならずっと覚めてるサ。 ずっと見てたからナ!!」

結勿 継子 : 「刀になっていくという因果を切った。 まァ、そこな村雲がたおれたからこそ辛うじてできた芸当だが。」

ハル : 「……おかしくなったのかと思ったぞ、まったく……。」溜息をひとつ

火山 竜太郎 : 「ふ~~、心臓に悪いぜ……!」

結勿 継子 : 「悪いねェ! 説明しようにも、ノドが錆びついちまってたからサ!! 」

柏木 空 : 「……う、ぁ……」継子ちゃんの元気な声で目が覚め、辺りを見渡す

ハル : 「最後まで困惑させてくれるヤツだ、お前は……おう、気が付いたか"レヴォントゥレット"、なんとか片付いたぞ。」

結勿 継子 : 「……センパイ。終わったヨ。」顔を覗き込んで

火山 竜太郎 : 「レヴォントゥレット……あんたのお陰で最後までやり抜けたぜ」

柏木 空 : 「ぁ、皆さん……か…ううん、絶風さんも目を覚ましたのですね、よかった……」立ち上がり、微笑む

柏木 空 : 身体の刀剣化が落ち着き、元の鉱石の身体に戻っている。しかし修復は済んでおらず、まだ体の一部は人らしい曲線を模れていない。

結勿 継子 : 「手ェ貸すよ。歩きづれェだろ? 」

柏木 空 : 「ぁ、ごめんなさい……お願いできますか?」手を伸ばす

結勿 継子 : 「あたぼうよ! 」笑って手を取る

結勿 継子 : 「しっかし、こいつはどうしたモンかねェ……。 刀ンなった体が戻る訳じゃあねェ……。 」

結勿 継子 : 「まだ片耳聞こえねェし、もっかいアレを成功させる自信はあんまねェしな。 体ごと切ってもおかしくねェしよ。 」

火山 竜太郎 : 「そうだな……元に戻るのに時間がかかるだけならいいんだが」

柏木 空 : 「だ、ダメですよそんなことしちゃ…!……でも、本当に困りました……んぅ~!」体に力を籠めるが、まだ鉄になっている箇所はどうしても修復できない

ハル : 「自然と治るものでもなさそうだ、四肢も動かしづらい…」鉄になった指をギギギ…とぎこちなく動かす

火山 竜太郎 : 「だが全員満身創痍だからな、まずは回復を急ぐ方が先だ」

柏木 空 : 「そうですね…ううん、回復できるのでしょうか……」

ハル : 「そうだな、腹も減った。しかしどこの飲食店も閉まっているな……困った……」ブッ刺した剣を引き抜き鞘に納める

火山 竜太郎 : 「わからん、東京にはもうまとも稼働できる拠点はないかもしれないしな…」

村雲浄蓮 : 「ふっ、ふふ……はは、はははは、ハハハハハハハハハハハ!!!!」

GM : 突然、倒れている浄蓮が狂ったような笑い声をあげる。

結勿 継子 : 「……ッ!! 」手をつないだまま、腰に納めなおした夜風に手をかける

火山 竜太郎 : 「……!!」驚いて振り返る

ハル : 「っ!!往生際がとことん悪い野郎だ…!」

柏木 空 : 「……まだ、生きていましたか…!」呪いが解けない事に合点が行きつつも、何とか構えを取る

村雲浄蓮 : 「全く茶番だなぁ!この程度で勝ったと思い込んでるお前らがおかしくてたまらねえぜ!つくづくお前達は視野が狭いなぁ!」

結勿 継子 : 「てやんでェ! なァにすっとんきょうなことォ抜かしてやがるッ!!」

村雲浄蓮 : 「おれはお前らみたいなヒーローでもなければ剣士でもねえ!刀工のおれはそもそも戦いなんか専門外だ!」

村雲浄蓮 : 「そんなおれがお前らとの英雄ごっこに最後まで付き合うと思うかぁ!?こっちはお前らに勝つことがゴールじゃねえんだよぉ!!」

火山 竜太郎 : 「(確かに手ごたえはあったのに……これが執念ってやつか……!!)」

GM : 浄蓮はEロイス:不滅の妄執を使用。

GM : 戦闘不能状態を回復。その体の傷が全て癒えていく。

GM : 浄蓮は再び立ち上がり、あなた達を見据えていた。

柏木 空 : 「……懲りない人ですね…!」

ハル : 「……飽きるまで叩き伏せてやる…っ」

火山 竜太郎 : 「ああ……!!」

結勿 継子 : 「ったく、夜風ひとりじゃ殺りきれなかった訳サッ……!!」

村雲浄蓮 : 「おぉーやってみろよぉ!その体で本当に出来るってんならなぁ!!」

GM : 浄蓮が錬鉄の能力を強める。あなた達の刃への変貌が速まった。

GM : まだここで倒れるわけにはいかない。その想いであなた達は耐えることが出来たとしても、急激な体の変化に一瞬は怯んでしまうだろう。

火山 竜太郎 : 「ッ!!(クソっ……身体が……もう……!!)」

柏木 空 : 「ッ、う……ど、どうして…動いて……!」念じてその変貌に対抗しようとするが、気持ちとは裏腹にどんどん鈍色へと変わっていく

結勿 継子 : 「(あたしは、他に比べて刀になるのが速ェ…! もっぺん自分を夜風で切るにしても、分の悪ィ博打……どうする……!! )」

ハル : 「あぐぅッ…!?この…ふざけるなよ……っ!!」白色の髪までもが鈍色に変色していく

GM : 浄蓮はその隙をつき、

村雲浄蓮 : 「じゃあな、莫迦なヒーロー共!刀になったらまた戦ってやるよ!ま、そん時にはもうお前らは身動き一つ取れねえけどなぁ!!」

GM : 浄蓮はあなた達に背を向け、全力で走り出す。

GM : 奴は不滅の妄執の効果で、シーンから退場しようとしていた。

結勿 継子 : 「ッ!! 逃げンのかよッ!! 待ちやがれってンだ……!! 」

GM : あっという間に浄蓮の姿は遠ざかっていく。鉄となり動きの鈍くなったあなた達はもう奴を止めることが出来ない……。

夜風 : 「浄蓮!!」

GM : しかし浄蓮の能力の対象外となっている者がこの場に一人いた。

GM : 先回りしていた夜風が浄蓮の目の前に立ち塞がる。

村雲浄蓮 : 「どきなぁ、夜風!もうお前に用はねぇよ!!」

夜風 : 「どくかこのたわけー!!!」

GM : 手元で精製した刀を浄蓮が振り上げる。

GM : しかし今の夜風に戦う力は無い。出来ることは、この身を張って少しでも浄蓮をこの場に押しとどめることのみ。

結勿 継子 : 「夜風ッ……!!!! 」

夜風 : 「……っ!!」

GM : 夜風がギュッと目を瞑り、自身を両断する斬撃を覚悟する。

村雲浄蓮 : 「『いい加減にしろ、ジャーム!!』」

GM : ……しかし、夜風が斬られることは無かった。

GM : 振り下ろされかけた浄蓮の刀は、突然浄蓮の口から飛び出した言葉と同時に止まることになった。

村雲浄蓮 : 「……あ?」

GM : 自分が発したとは思えないような凛々しい口ぶりに驚いて、浄蓮が呆然として立ち尽くす。

村雲浄蓮 : 「『負けを認めず、これ以上わたしの体で好き放題暴れるというのなら……!』」

村雲浄蓮 : 「て、てめえ、まさか……」

GM : その声は浄蓮が発していながら、浄蓮の言葉ではない。

GM : 村雲浄蓮にその体を乗っ取られて、今まで眠りについていたヒーロー。

レナ・エーデルシュタイン : 「村雲浄蓮、貴様はわたしごと討滅する!!」

GM : レナ・エーデルシュタインの言葉だった。

GM : ヒーロー達の戦いで体の支配が弱まったのか、レナは浄蓮の呪縛を解いて体の自由を取り戻しつつあったのだとあなた達は気付くことが出来る。

柏木 空 : 「ぁ……あ、あ……ッ!」信じられない。目の前の光景に、その言葉に、鉱石の瞳を見開く。

ハル : 「なん、だ……もしや、あの身体の持ち主が……っ!?」

火山 竜太郎 : 「……エーデルシュタイン!!!」

柏木 空 : 「レ…レナ、さん……!良かった……で、でも、『わたしごと』ってどういう……!?」

GM : 浄蓮の体が宝石銃を抜き、その銃口を自身のこめかみに突きつける。

レナ・エーデルシュタイン : 「…………」

GM : 空ちゃんはその瞬間、振り返った浄蓮の顔の向こう側でレナが微笑んでいるのを見通せる。

GM : そして、確信出来る。

GM : あなたが信じるヒーロー、レナ・エーデルシュタインなら……きっと大丈夫なのだと。

柏木 空 : 「……ッ」全てを識るモノクル越しに見える彼女の微笑みに、一瞬息が詰まりそうになる。それでも

柏木 空 : 「……負けないで…!」そう、絞り出すような声でエールを送る

GM : レナと視線が交差する。返事は無いが、あなたのその言葉をレナはしっかりと受け止めていた。

村雲浄蓮 : 「や、やめろ、やめろ賢者の宝石!!勝手に動くんじゃねえ!!やめろぉー!!」

GM : 浄蓮が必死に叫ぶが、覚悟を決めたレナは止まらない。

GM : 引き金を絞り、銃口から発射された宝石の弾丸が浄蓮の頭を撃ち砕いた。

GM : ガラスが割れるのにも似た音が夜空に響く。

GM : その一撃で擬態の仮面の効果が強制的に解除され、村雲浄蓮は元のレナ・エーデルシュタインの姿に戻った。

GM : 賢者の石が何らかの効果を発揮したのだろう。Eロイス:不滅の妄執の効果は打ち砕かれ、レナと浄蓮の契約は強制的に断ち切られたようだった。

村雲浄蓮 : 「あぁ、ああああ!!くそっ、くそっ、この女ぁ!!」

GM : レナが倒れ、手元から零れ落ちた妖刀霽月――刀に意識が戻った村雲浄蓮が喚いている。

柏木 空 : 「……!」上手く動けないながらも頑張ってレナに駆け寄り、抱きしめる

柏木 空 : 「……レナ…さん……ッ」

レナ・エーデルシュタイン : 「……う、ぅ」

GM : 頭の半分が砕け、宝石の欠片が零れるレナが空ちゃんの顔を薄く開いた目で見上げている。

柏木 空 : 「ごめんなさい……今度こそ、私があなたを守りたかったのに……こんな……ッ」涙を零しながら、後悔の念を募らせる

レナ・エーデルシュタイン : 「……謝らないで。あなたは十分、わたしを守ってくれたわ」 手を伸ばし、空ちゃんの頬に触れる

柏木 空 : 「……ぁ……れ、レナさん……レナ、さッ……」頬に触れられ、息が詰まる。ただ首を横に振って返す事しかできない

レナ・エーデルシュタイン : 「わたしだけじゃない……。他のヒーローも、街の人達も……」

レナ・エーデルシュタイン : 「あなたは、もう、立派な…………」

GM : レナの言葉が途切れる。蒼い瞳を閉じて、彼女は意識を手放した。

柏木 空 : 「……ーーーッ!!」声にならない悲鳴を上げる。レナの身体を抱きしめ、動く事すらできない

結勿 継子 : 「っ……センパイ……。 」

火山 竜太郎 : 「ああ……!」 言葉を失ってしまい、拳を握りしめる…

ハル : 「………」空ちゃんの気持ちをうまく理解はできないが、とても悲しいのだろう。という気持ちぐらいは察せる

夜風 : 「……っ、おぬしら!まだじゃ!急げ!!」

夜風 : 「まだ浄蓮は死んどらん!!」

火山 竜太郎 : 「……!! そうか、刀!!」

結勿 継子 : 「チッ!! 元の霽月に戻り、まだ生き永らえてやがるかッ……!! 」

ハル : 「…っ、そうだ…あの刀…!」どこじゃ!回収するぞ!

GM : 浄蓮の意識が刀に戻っても、まだあなた達を含めた人々の刀への変貌は止まっていない。

GM : 浄蓮のあのおぞましき能力は、彼が死なない限り絶対に解除されないようだった。

村雲浄蓮 : 「く、くくっ。ここだよ……」

GM : レナから少し離れた場所に落ちた、妖刀霽月から浄蓮の声がする。

火山 竜太郎 : 「浄蓮ン……!!」

ハル : 「……そこか、随分と動きにくそうじゃないか。」接近じゃあ

村雲浄蓮 : 「いやぁ、参った参った……。まさかこんなことになるとは恐れ入ったよぉ」

村雲浄蓮 : 「こりゃおれの完敗だな。負けを認めてやる」

村雲浄蓮 : 「ほら、おれを壊すんだろ?さっさと壊しなぁ。抵抗しねぇよぉ」

GM : 浄蓮の顔は見えないが、その声にはどこか笑いが含まれていた。

結勿 継子 : 「そんなに望みなら、テメェの幾千年に終わりをくれてやろうじゃあねェの!! 」

ハル : 「……ふん、ゼットがいないと思って挑発しているな……」こめかみに血管が浮かんでる

夜風 : 「何を考えてるか大体は分かるがのう。……やるしかあるまい、継子」

結勿 継子 : 「おうさ。 いくよ、夜風。」

夜風 : 「うむ……いけ、継子!!」

結勿 継子 : 下駄で霽月の柄を勢いよく踏みつけて、夜空に舞わせる。

結勿 継子 : そして、抜刀。 技の冴えこそないが、刀になっていく体の重さを生かし、

結勿 継子 : 一文字に切りつける。

結勿 継子 : 空間ごと切らんと―― この呪いを静寂の夜に融かさんと、振り切る。

GM : では、妖刀夜風が霽月を断ち切ろうとした、その直前。

GM : 「待て!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

GM : あなた達の遥か後方から、耳が壊れるような大きな声が響いた。

結勿 継子 : 「…………!! 」神速で鞘に叩きつけるように納刀し、その声に振り返る

ハル : 「……この鼓膜に響く大声…」若干察しながら振り向く

柏木 空 : 「ッ!!!」あまりの大声にビクッと大きく身体を揺らす

火山 竜太郎 : 「……遅かったじゃねえか……!」

ハンマーゼット : 「お前らもう十分目立ったんだ。最後の見せ場くらい、ブラックアウトのこのおれに譲ってくれよなぁ!!!」

GM : それはあなた達がもう聞きなれた、仲間の声。

GM : そう言って歩いて来たのは、巨大な鉄槌を担いだヒーロー・ハンマーゼットだった。

ハル : 「よお、傷はもういいのか?」

結勿 継子 : 「ったく、待ちくたびれたじゃあねェか、ハンマーゼット……!! 」

火山 竜太郎 : 「ああ……これは、お前にしかできない……お前がやらなきゃいけない仕事だ!」

火山 竜太郎 : 「存分にやってくれ!」

ハンマーゼット : 「ゼット!!おれは……不死身だぁ!!!」

GM : 重傷を負っていたはずの彼の体には怪我一つ残っていない。それどころか、倒れる前よりも活力に満ち溢れているように見える。

ハンマーゼット : 「いやぁ、悪い悪い!ま、ヒーローは遅れてやってくるってことでな!勘弁してくれ!!」

ハル : 「あれだけの傷を負っていたのに…まったく……おい、アイツはお前に任せても大丈夫だな?」

火山 竜太郎 : 「違えねえ!」

ハンマーゼット : 「ちょっと意地悪で小悪魔な恩人に助けてもらってなぁ!もちろん、任せてくれよ!!」

結勿 継子 : 「思えば、テメェの仕事はあたしらが奪ってきたなァ……。 百花といい、夜風といい……。」

結勿 継子 : 「……任せるよ。終わらせてくんな、ぜっと。」鉄になった拳をハンマーにぶつけて、キィンと音を鳴らせる

ハンマーゼット : 「ゼット!任せな!」

ハンマーゼット : 「じゃあ、みんなは倒れている人達を連れておれから出来る限り遠くに……」

ハンマーゼット : 「いや、お前らもうかなりきつそうだな。……おい、百花いるか!」

百花 : 「……?わたし、ですか」 火山先生の持っている妖刀百花から返事が聴こえる

ハンマーゼット : 「短距離くらいならこう、なんか使えねえか?お前の力が必要だ」

百花 : 「あの力を使うんですね。……分かりました、三十メートルくらいなら、何とかなると思います」

火山 竜太郎 : 「何をするんだ?」

ハル : 「? 随分と物々しいな、爆発でもするのか」

ハンマーゼット : 「する!!!」

結勿 継子 : 「はァ!? 」

柏木 空 : 「……えっ…!?」一瞬遅れ、庇うようにレナの身体を抱きしめる

ハル : 「…するのか。おいゼット、その爆発でお前は無事なのか」

ハンマーゼット : 「なんだ、心配してくれてんのか!?ブルーローズ!!」

火山 竜太郎 : 「おいおい、大丈夫なのかよ!」

ハル : 「なんだかんだ付き合いはある、別れの挨拶もなしに消えられるのは困るだけだ」親がそうだったので

ハンマーゼット : 「……そうか」 ふっと笑って

ハンマーゼット : 「だが安心しろ!!おれは不死身だ、絶対死なん!!約束してやるぜ!!!」

ハル : 「……そうか、ならゼット……また後でな。」

火山 竜太郎 : 「そこまで言うなら仕方ねえ、ヘマすんなよ……!!」

柏木 空 : 「……気をつけてください。…せっかく勝てたのに……仲間を失うのは嫌ですから……っ!」

ハンマーゼット : 「おうよ!!もちろんだ!!」

GM : 百花は瞬間退場Ⅲを倒れている人々に使用。空間を歪め、彼らは一瞬の内に安全な場所へと避難させられた。

GM : 続けて、バロールのイージーエフェクト・ディメンジョンゲートを使用。

GM : あなた達のすぐ近くに、空間を捻じ曲げて超える渦を作り出す。

GM : その渦は三十メートルとは言わずもっと離れた場所に繋がっているようで、今いる場所から出口の渦らしきものが遠くに小さく見えている。

百花 : 「魔術師さん達はこの中へ……」

火山 竜太郎 : 「ありがとよ……!」

百花 : 「いえ。……ふふっ、どういたしまして」

火山 竜太郎 : 「……へへ」

結勿 継子 : 「ん。 行くよ、夜風。」夜風の手を取って

夜風 : 「うむ、はよう行くぞ!」

ハル : 「………」チラリとゼットを見てからゲートをくぐる

柏木 空 : 「……」レナの身体をどうしようかと悩んでから、なんとか背負ってゲートの中に入る

火山 竜太郎 : 「また後でな、ゼット!!」 レナを背負う空ちゃんに肩を貸しながら

柏木 空 : 「ぁ、魔術師さんすみません……ハンマーゼットさん、お気をつけて……!」

ハンマーゼット : 「あぁ!!」

結勿 継子 : 「あんな事言っといて勝手にいなくなったら、地獄の門でもなんでも切って連れ戻してやるから覚悟しときな!!」

ハンマーゼット : 「おれ地獄に落ちるの確定なのかよぉ!?まあもしも万が一でもそうなったら頼むぜぇ、絶風!!」 笑って

結勿 継子 : 「約束破っちゃア、そりゃ地獄行きだろうよ? ……またね。」同じように笑いかけてゲートに

ハンマーゼット : 「ったく……!またな!!」

GM : 百花のゲートを潜り抜け、あなた達はその場から離脱する。

GM : ハンマーゼットはふぅと大きく息をついてから、地面に転がっている妖刀に向き直った。

村雲浄蓮 : 「お前……そんな、馬鹿な……。あ、ありえねぇ……こんなの……」

ハンマーゼット : 「よぉ、浄蓮。久しぶりだな」

村雲浄蓮 : 「……っ!お前はおれが倒した!もう決して目覚めないくらいに痛めつけた!なのに何故だ、何故ここにいる!?一体誰に導かれた!?」

ハンマーゼット : 「へっ、お前には教えられねえ約束なんだよ。まあ強いて言えば、お前のやったことが巡り巡って返って来たってとこだな」

村雲浄蓮 : 「なにぃ……!」

ハンマーゼット : 「……浄蓮」

ハンマーゼット : 「今からお前を壊す」

GM : ゼットは自分の身の丈以上ある巨大な鉄槌を振りかぶる。

村雲浄蓮 : 「……!ま、待て、待てハンマーゼット!!」

ハンマーゼット : 「…………」

村雲浄蓮 : 「本当におれを壊していいのか!?おれは輪廻の獣だ、絶対に死なない!今度はお前に寄生するかもしれないんだぜ!?」

ハンマーゼット : 「……なあ、浄蓮。お前はおれが怖いんだろ?」

村雲浄蓮 : 「なっ……!!」

ハンマーゼット : 「ブルーローズ達が最初にお前を捕まえに向かった時に逃げなかったのは、おれがいなかったからだ」

ハンマーゼット : 「夜風を壊そうとした時もそうだ。霽月とエーデルシュタインの力があれば、お前は正面から殴り込んでヒーローを相手にしても何とかしちまえたはずだ」

ハンマーゼット : 「でもお前がしたのは不意打ちだった。お前は、おれの攻撃が万が一掠りでもしたら危ねえって思ってたんだろ」

ハンマーゼット : 「お前はずっとおれを恐れていたんだ。だからこそこそ隠れ、嘘をつき、卑怯なことばかりする」

ハンマーゼット : 「違うか?浄蓮」

村雲浄蓮 : 「……っ!あぁ、あぁそうさ、おれはお前が恐ろしい!」

村雲浄蓮 : 「何故お前みたいな化け物が勝手に生まれた!何故おれの刀から作られた力ではないんだ!!」

村雲浄蓮 : 「お前なんて認めねえ……!!おれの刀じゃない、お前なんて……!!だから消そうとしたのに……お前はぁ……!!」

ハンマーゼット : 「……もういいだろう。時間もねえ。全部終わらせちまおう」

村雲浄蓮 : 「待て、待ってくれ!!おれを壊したら、神を倒せなくなるぞ!!」

村雲浄蓮 : 「いいのか!?あいつを野放しにしていていいのか!?あいつはレネゲイドのために、人類をいつか滅ぼすぞ!!」

村雲浄蓮 : 「奴は過去に、レネゲイドの天敵であるウロボロスシンドロームのオーヴァードを皆殺しにまでしたんだ!!」

村雲浄蓮 : 「またきっと、増えすぎたウロボロスは殲滅される……そうなった時にはもう打つ手はない!!」

村雲浄蓮 : 「だがおれが神を斬れる刀を作れれば全ては解決する!おれにしか出来ねえんだ!いいのか!?人類を救う切り札を失うことになっても!?」

ハンマーゼット : 「お前なんて必要ねえよ」

村雲浄蓮 : 「な、に……?」

ハンマーゼット : 「お前には人類は救えねえし、お前を必要とする奴なんて誰もいねえ」

ハンマーゼット : 「なぜなら、だ」

ハンマーゼット : 「この世界には、ヒーローがいる」

ハンマーゼット : 「神だろうと何だろうと、どんなに悪い奴が敵だろうと関係ねえ」

ハンマーゼット : 「おれ達が必ず、みんなを守る!そのためのヒーローだ!!」

村雲浄蓮 : 「う、ぐぐ……!!」

GM : ハンマーゼットの強い言葉に潰されて、浄蓮は押し黙る。

ハンマーゼット : 「……う、おおおおおおおああああああああぁぁ!!」

GM : 両手で支え持ったハンマーの、ヘッド部分から炎が吹きあがる。

GM : 燃え上がる炎は大きく膨れ上がり、鉄槌を赤く包み込んだ。

GM : 強すぎる炎が周囲を焼き尽くす。あまりにも高すぎる熱に近くの道路や建物は耐え切れず、ドロドロに溶けていく。

GM : その熱量はハンマーゼット自身もギリギリ耐えているか、耐えきれていないかという程。

GM : 自分の身も燃え始め、中々鉄槌を振りあげることが出来ない。

GM : こんな隙だらけになるような技は普通のヴィラン相手にはまず使えないだろう。

GM : それも当然だ。この力は、信じられる仲間達と共に……。

GM : 妖刀を――村雲浄蓮を滅するためだけにあるのだから。

GM : やっとのことで炎を束ね、安定させて、何とか鉄槌を構え直す。

GM : ハンマーゼットは妖刀を真っすぐに睨みつけながら、炎の鉄槌を振りかぶった。

村雲浄蓮 : 「あ、あぁ……」

村雲浄蓮 : 「ああああああああ……」

村雲浄蓮 : 「ああああああああああああああああああ……!!!」

村雲浄蓮 : 「うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

GM : 浄蓮の断末魔の叫びは、世界の果てまで響くような轟音でかき消された。

GM : 炎の柱が天に向かって伸び、夜空を真っ赤に染め上げる。

GM : 柱の中心である振り下ろされた鉄槌は妖刀を叩き潰すだけでなく、周囲の地盤さえも爆発させた。

GM : ……やがて炎が消えた後、そこに出来上がったのはまるで隕石が落ちて来たかのようなクレーターだ。

GM : 何もかもが破壊され、消し炭になった穴の真ん中で、ハンマーゼットは誰にも聴こえない程の小声で呟いた。

ハンマーゼット : 「……ゼット」

ハンマーゼット : 「じゃあな……相棒」

GM : 多くの人々を刀に変え、その人生を狂わせた刀工、村雲浄蓮。

GM : 錬鉄の死神と呼ばれたヴィランの魂は、ヒーロー達の手によって、今ここに滅びた――。

GM :  

GM : バックトラックの時間です。まずはEロイスの確認から。

GM : Eロイスは予告された終焉、傲慢な理想×3、システムダウン、不滅の妄執、

GM : 修羅の世界、唯我独尊、楔の呪い×2、超越活性、敗者死すべし。

GM : それと霽月のEロイスとレナのDロイスを自分の物として扱う力をEロイス換算で2個。

GM : その、あの…14個、なんですね…

柏木 空 : こんな事ある???

GM : 任意で14d10振れぇ!!!!!!

ハル : こんなにEロイスがある卓もそうそうあるめぇ!

火山 竜太郎 : めっちゃある~~!!!

結勿 継子 : 14d10-180 DoubleCross : (14D10-180) > 80[7,5,5,10,6,1,1,10,1,6,10,1,9,8]-180 > -100

結勿 継子 : 一倍で帰れるやん

柏木 空 : 14d10 DoubleCross : (14D10) > 73[2,4,9,10,10,4,5,4,4,1,2,10,1,7] > 73

ハル : 14d10-157 どっせい! DoubleCross : (14D10-157) > 98[9,10,9,10,5,6,6,1,8,10,10,3,10,1]-157 > -59

火山 竜太郎 : 203-14d10 DoubleCross : (203-14D10) > 203-71[9,9,3,3,2,8,4,2,8,5,3,2,7,6] > 132

火山 竜太郎 : 2倍で行けますねぇ!!

GM : 良いぞ良いぞ、振っていき!ヒーローズクロスもあるぞ

結勿 継子 : 100-5d10 1倍振り DoubleCross : (100-5D10) > 100-22[6,2,8,2,4] > 78

ハル : Eロイスで帰って来たあ!クロスも合わせると88か!

柏木 空 : うーん、ヒーローズクロス使って念のため二倍振り!

GM : 無理にクロス合わせなくていいよ!ハルちゃんはあと一倍で振って置いて!

結勿 継子 : や、その計算だとマイナス部分が侵蝕率なので、ハルちゃんの侵蝕は49かな?

柏木 空 : 123-10-10d10 DoubleCross : (123-10-10D10) > 123-10-49[3,10,4,5,3,3,6,9,1,5] > 64

火山 竜太郎 : 132-10d10 DoubleCross : (132-10D10) > 132-61[4,4,9,9,8,9,7,4,4,3] > 71

火山 竜太郎 : 無事帰還!

GM : ほんまじゃ逆ハルちゃん

ハル : ほんとや!(ガバ)

ハル : もっかい振り直した方がええかな?

GM : まあ…もうええやろ!!(帰れてるし)

ハル : か、寛容なGM…!

GM : じゃあ全員帰れたね、バックトラック終了!

GM :  

エンディングフェイズ
シーン18 夜明けの風に吹かれて

GM : PC1、継子ちゃんのエンディング。

GM : ヒーロー達の活躍によって、東京の人々の刀剣化は解除され、街に平和が戻った。

GM : しかしあなた達はすぐにはゆっくり休めなかった。

GM : 体の刀剣化が治ってあなた達のもとへと駆けつけてきた医療ヒーロー達による治療。

GM : 報道レポーターからのインタビューに、R対策室への連絡など。

GM : 全てが終わり、他のヒーロー達と解散する頃にはもう東の空は白み始めていた。

夜風 : 「やーっと終わったか。戦って助けるだけじゃ駄目とは、色々と面倒じゃのうヒーローも」

GM : あなたに付き合っていた(といっても特に何も手伝うことはしなかった)夜風が、R対策室の施設から出てそう言った。

結勿 継子 : 「待たせたね……って、そう思うンなら、手ェ貸しなヨ!? いまは手ェあンだろ!! 」

夜風 : 「わしはわしがやりたくないことはやらん!」

結勿 継子 : 「マジかこいつ…!! 今後が思いやられそうだねェ…。」

夜風 : 「わしがやりたくないことはやりたい者が勝手にやればいいのじゃ。それが全員幸せじゃろ!はっはっは!」

結勿 継子 : 「あたしも後始末とかはやりたくてやってるって訳じゃあないんだがねェ…。 とにもかくにも、つかれたぁ…。」

夜風 : 「いつの間にか夜明けじゃからのう。流石におぬしももう帰って寝るじゃろ。というかわしも寝たい」

結勿 継子 : 「……わしも? 夜風、あたしと同じ寝屋に泊まる気かィ…? 」

夜風 : 「なんじゃ、野宿しろ言うのか」

結勿 継子 : 「いんや、そういう訳じゃねェけどサ。 『やりたくないことはやらん!』とかほざいて、あたしに身の回りの世話とかさせんなよ? 」

夜風 : 「その時の気分によるかのう」

結勿 継子 : 「…………」じとーっと見る

夜風 : 「なんじゃ?」

結勿 継子 : 「やっぱ捨ててこようかと思って。」

夜風 : 「ほ~?よいのか~?わしを捨てたらヒーローできんぞ~?一時の感情で捨てるなどやはりまだまだ未熟者じゃなぁ!ふははははは!!」

結勿 継子 : 「ちっ……まあ、こいつはイジワルだけで言ってるだけじゃねェよ?」

夜風 : 「ん?じゃあなんじゃ?」

結勿 継子 : 「いや、体はそのままみてェだし、あたしと別の場所でフツーの暮らしすンのもできるんじゃねェかなァ…と思ってサ。」

夜風 : 「ふむ……。なるほどのう、そういう意味か」

結勿 継子 : 「いいのかよ? 一人でも生きてはいけるんじゃねェのかィ? そりゃ、力は使えねェだろうが、必要なかろうし。」

夜風 : 「わしがおぬしと一緒にいたいと思っておるから問題無いじゃろ」

結勿 継子 : 「…………」

結勿 継子 : 「……そっか。」微笑みかける

夜風 : 「うむ!ではさっさと帰るとするか!」 笑い返して先に歩いていく

結勿 継子 : 「おうさ! しかし嫌に広いと思ってた寝具が狭くなっちまうねェ!!」ついていく

夜風 : 「ははは!広いなら二人でちょうどいいくらいじゃろ!」

GM : そうして、あなた達は家路につく……。

GM : しかしそこで、あなたはあることに気付く。

GM : ――夜風の体が手の指先から、少しずつ塵になって消えて行っていることに。

結勿 継子 : 「……そう、だな。」消えていってる様子を見て絶句し、返答が遅れる

夜風 : 「……?どうした?」 立ち止まって振り返る

結勿 継子 : 「……いいや。なんでもねェ。」教えるのも…、と口をつぐむ

結勿 継子 : 「……なぁ夜風。 予定変更して、遊びに出ねェかィ? 」

夜風 : 「…………」

夜風 : 「だめじゃ。おぬしの休息が先じゃ。……それに、もうこの体で遊べる余裕はないようじゃからのう」 もう手首から先が崩れて無くなった右腕を見せて

結勿 継子 : 「夜風……。 自分の事、気付いてて、ああいったのかよ……。」

夜風 : 「うん?おぬし何やらショックそうじゃな?こうなるのは最初から分かっておったことじゃろう?」

夜風 : 「おぬし、医者からわしの体のことは何と聞いておった?」

結勿 継子 : 「……いずれは崩壊するって……でも、それも、安静にしてりゃ、大丈夫だってッ……!! 」

夜風 : 「まあ、安静にはしてたのう。“こっちの体”はな」

結勿 継子 : 「……ッ」腰に挿した妖刀夜風に触れる

夜風 : 「わしはおぬしとの契約で無事じゃった。おぬしとこの体、そして妖刀のわしは見えない契約の鎖で繋がっておる」

夜風 : 「おぬしが妖刀のわしを使って戦った時点で、この体が崩れることは決まっておったのじゃ」

結勿 継子 : 「それが分かってたンなら、言えばよかったじゃねェかよッ……!! いつもそうだ! 大事な事は、後に言いやがってッ……!! 」

夜風 : 「そうじゃな、言えばおぬしは妖刀を使わんかったじゃろうな」

夜風 : 「じゃが、わしの力が無いと浄蓮には勝てなかった。それは分かっておるじゃろう」

結勿 継子 : 「ああ……知ってるよ。 夜風の力があればこそ勝てた。 知ってるよ。 でも、でもさあ……!! 」

夜風 : 「継子。何度でも言うが、わしはわしがやりたいことしかせん」

夜風 : 「この体に未練があったら、最初から戦うなと言うておったわ」

結勿 継子 : 「……でも、やりたい事があるって言ってたろうがよ……。 未練がねェハズねェんだ……。」

夜風 : 「……全く、おぬしは。まーた自分で言った言葉を忘れたのか?」

夜風 : 「おぬしがわしを救ってくれるんじゃろう?」

結勿 継子 : 「……ッ」

結勿 継子 : 「(まったく……こいつがいなきゃ、やっぱまだまだだね、あたしゃ……。 )」

結勿 継子 : 「ああ…! そうさ!! あたしが必ず夜風を救うとも!! 」

夜風 : 「……うむ!それで良い!わしはおぬしのその言葉を信じておる!」

夜風 : 「だから本当に、未練などないし刀に戻っても怖くなどない!よいな!?」

結勿 継子 : 「……ああ、必ずや成し遂げる。 あたしを信じて……待っていてくれ。」

結勿 継子 : 「……っ」消えかけて軽くなった夜風を抱きしめる

結勿 継子 : 「あたしにも、夜風としたいこと、山ほどできたんでェ……。」

結勿 継子 : 「でも、まだ今はムリだからよォ……。」

結勿 継子 : 「……その時が来るまでは、これでガマンしといておくれ……。」ぎゅっと互いの温もりが伝わるように強く強く抱きしめる

夜風 : 「…………」

夜風 : 「温かいやつじゃのう、おぬし」 その体温を感じるように目を閉じて

夜風 : 「全く、しょうがない。おぬしとやりたいことがあるのは、わしも同じ」

夜風 : 「いつか来るその時を、ゆっくり楽しみに待っといてやるぞ。継子」

GM : その言葉を最後に、あなたの腕から夜風の温もりが消える。

GM : 彼女の体は全て塵となり、風に流されて無くなっていった。

結勿 継子 : 「ああ、夜風……。」夜風の人としての生はまたしても塵と消えてしまった。悲しい、けれどこれは終わりではない。あたしは約束を遂げるのだから。 故に涙は流すまいと堪える。

夜風 : 「で、ところでおぬし?」

GM : あなたの背後からひょっこりと夜風の意識体が現れる。

結勿 継子 : 「……うおっ!? もうちょっと出てくるまでに余韻とかねェのかよ、テメェ! 」目元を拭って、笑いながら

夜風 : 「いやいや、わしものう、正直言うとちょっとうるっときたからのう。そうしようかと思ったんじゃが」

夜風 : 「言い忘れていたことがあってな」

結勿 継子 : 「うん? 言い忘れ? 」

夜風 : 「うむ。少しだけ話が逸れるのじゃが」

夜風 : 「……おぬし、ジャームとなったヒーローはどうなるか知っておるか?」

結勿 継子 : 「いんや? ……どうなるんでェ? 」

夜風 : 「ふむ、やはりそこは知らんかったか。わしもついこの前、ハヌマーンの聴覚で耳にしたことなのじゃが」

夜風 : 「ジャームとなったヒーローは、UGNのジャーム処理班に秘密裏に始末されるらしい」

結勿 継子 : 「……ジャーム処理班。 ジャームになればお払い箱。 衆目を浴びる事もなく、消されて終わりってか? 」

夜風 : 「そういうことじゃ。表向きのジャームの意味が違っているように、そうでもしないとどうしてもオーヴァードと人間はまだ共存出来んのじゃろう」

夜風 : 「引退、失踪……世間には適当に理由をつけて報道し、ジャームになったから殺したなどという真実は伏せられる」

夜風 : 「ファンはヒーローがまさか政府に殺されたということも知らず、共に戦った仲間は皆仕方ないと割り切り、受け入れる」

夜風 : 「おぬしがいつかジャームとなった時も、世界からおぬしは見捨てられることじゃろう」

結勿 継子 : 「ふうん……、そうかァ。 」

夜風 : 「うむ。そして、ここからがわしの言い忘れていたことじゃ」

夜風 : 「おぬしがジャームとなった時、わしはおぬしの体を乗っ取る。それは知っておるな?」

結勿 継子 : 「あたぼうよ! そいつがどうしたィ?」

夜風 : 「おぬしは自分の意識が無くなることは死と同じじゃといつか言っておった。それは間違いでもないことじゃが……」

夜風 : 「わしがおぬしを乗っ取るということは、つまり……世界でただ一人、わしだけがおぬしを見捨てないということじゃ」

夜風 : 「そして、約束してやる」

夜風 : 「わしがおぬしの体を乗っ取っても、わしはおぬしが大切にしていたものは決して壊さん」

夜風 : 「おぬしが守りたかったものは、わしが代わりに守ってやる」

夜風 : 「おぬしはわしを救ってくれるのじゃ。もしもの時は、わしもおぬしを救ってやらんとな」

結勿 継子 : 「夜風…………。」

結勿 継子 : 「……くくっ、そうか! そうかァ!! そいつは安心した!!」

結勿 継子 : 「でも、そいつはもしもって話サ。 夜風にこの体をやる気はもうないよ? 」

結勿 継子 : 「なんたって、あたしは約束を遂げて……、夜風、テメェと二人で生きるんだからナ!! 」

夜風 : 「ふふっ」 小さく笑って

夜風 : 「うむ、そうでなくてはな!わしもそれを期待しておる!だからこれは言い忘れ、ただのついでの話なのじゃ!」

結勿 継子 : 「そうさね! まっ、聞けてよかった!! 」

結勿 継子 : 「(……夜風。テメェにも切れねェモンが一つできちまってたようだね。)」

結勿 継子 : 「(あたしと夜風の縁……、そいつは誰にも切れやしなそうだ。)」

GM : ……夜明けが来た。眩い光が二人を照らす。

GM : これは夜明けの物語。半人前と半人前が出会い、永い夜を超えて共に歩み出した、始まりの第一歩。

GM : これから彼女達がどうなるのか。それはまだ誰にも分からない。

GM : 今はただ、彼女達の行く道が、爽やかな夜明けの風に吹かれていくだけ……。

GM : シーンエンド。

GM :

シーン19 鉄槌の行方

GM : PC2、ハルちゃんのエンディング。

GM : 村雲浄蓮を倒しても、ヒーローの戦いに終わりはない。

GM : 今日もヴィラン達は自分の欲望のためにその力を振るい、人々を苦しめる。

GM : そんな東京の街に、一人の少女の声が響いた

ヒーローファン達 : 「えっ、もしかして……ハンマーゼット!?」

ハンマーゼット : 「……ん?」

GM : 夜の街をパトロールしていたハンマーゼットは、突然自身の名を呼ばれて振り返る。

GM : そこには彼の姿を目にして、尊敬と好意で瞳を輝かせる多くの人々の姿があった。

ヒーローファン達 : 「っていうかもしかしても何もハンマーゼットじゃん!」「超でけー!!」「めっちゃ目立ってる!」「今活動中なの!?」

ハンマーゼット : 「うおおおおお!?なんだ!?なんだなんだなんだ!?!?」

ハンマーゼット : 「そんないきなり有名になるかー!?!?」

GM : なって当然だ。

GM : 今回の村雲浄蓮の事件はあまりにも大きすぎた。

GM : ブラックアウトのハンマーゼットもその活躍を報道され、彼の名は全国に知れ渡った。

GM : 加えてあの攻撃の派手さだ。テレビに映っていた時間は短かったものの、そのインパクトは他のヒーローに引けを取らないものだった。

ヒーローファン達 : 「ねぇあれやって!あれ!あの名前のやつ!」「決め台詞だ、決め台詞!」「聞きたーい!」

ハンマーゼット : 「あ、あれ?名前?……あぁ、なるほどな!しょ、しょうがねえなぁ……」

ハンマーゼット : ハンマーゼットは照れ臭そうに頭を掻いた後、

GM : 巨大な鉄槌を天に掲げ、良い笑顔で叫ぶ。

ハンマーゼット : 「ゼーット!!!」

ヒーローファン達 : 「うおおおおおお!!」「やっぱり本物だー!!」「ゼット様ー!!」「かっこいいー!」

残雪 : 「ふふっ、ださーい!」

ハンマーゼット : 「はっはっは!……おい誰だ今だせえって言ったの!?せめてださかっこいいだろ!?」

残雪 : 「ださかっこいー!」

ヒーローファン達 : 「そうだあれ、あれも見せてー!」「錬鉄の死神を倒した、あのすごい技!」「マジやべえけど、ちょっとだけでいいから見たいよな!」

ハンマーゼット : 「いやいや、そいつだけは勘弁してくれよなぁ~!ありゃそう撃てるようなもんじゃねえし、おれ今街もぶっ壊したせいで損害賠償やべぇんだよ~!」

ヒーローファン達 : 「えぇー!!」

GM : ハンマーゼットはそんな風にしばらくの間ファン達と賑やかに交流した後、

ヒーローファン達 : 「それじゃ、頑張ってねハンマーゼット!」「応援してるぞー!」「ヴィランなんかみんなやっつけちゃって!」「非公認扱いでも大好きですー!」

残雪 : 「ランキングにもいつか入ってよ?楽しみにしてるねー」

ハンマーゼット : 「ゼット!おうよ、みんなありがとなぁ!!」

GM : 嬉しそうな笑顔で彼らを見送った。

GM : 街のパトロール中だったあなたは偶然そんなハンマーゼットを見つけ、その様子を途中から見守っていた。

ハル : 片手にファストフード店で買ったと思わしき紙袋を持ちながら、彼の様子を伺っている

ハル : 「………」人気のなさそうな場所までゼットが移動したところで声をかけよう

GM : ではゼットはその後、街の見回りの途中である程度人通りの少ない道に入る。

ハル : 「…よお、やたら人気者になったようだな」後ろから声をかける

ハンマーゼット : 「うおっ!?」 びっくりして振り返る

ハンマーゼット : 「おぉ、ブルーローズじゃねぇかぁ!もしかしてさっきの見てたのか!?」

ハル : 「あれだけ騒がしければ目に付く、私はああいうのは少し苦手だがな」なので人気のない場所を選んだハルちゃん

ハンマーゼット : 「えぇ、ヒーローなのにか?おれはああいう賑やかなのはいつでも大歓迎だけどな!!はははははははは!!!!」

ハル : 「私は目立つのが苦手なんだよ…まあ、ともあれ…」紙袋をがさごそ

ハル : 「ほら、私からの祝いの品とでも思っておけ」ハンバーガーを一つ取り出し、ゼットに放り投げる

ハル : 「お前の知名度が上がったことと、その他諸々の祝いだ」

ハンマーゼット : 「ま、そういうやつがいてもおかしくないよな!!っておぉっとと」 ハンバーガーを受け取る

ハンマーゼット : 「ゼット……!!ありがとな、ブルーローズ!!そういうことならありがたく受け取るぜ!!!」 笑顔で礼を言い、ハンバーガーにかぶりつく

ハル : 「そうしておけ」そう言って自分もハンバーガーを食べる

ハル : 「…んむ、やはり手軽に食べれるハンバーガーはいいな。そういえばゼット、お前はいつまで非公認のヒーローを続けるつもりなんだ?」

ハンマーゼット : 「いやぁ、いつまでって言われてもなぁ……。おれも好きで非公認やってるわけじゃねぇんだよ、どうしても政府が認めてくれねぇのよ!!」

ハンマーゼット : 「おれのあの破壊の力が未知すぎて色々と保証ができねえのが原因だから、もっとレネゲイドの研究が進めば認めてくれんのかもなぁ」 ハンバーガーを食べ終わる

ハル : 「…まああの破壊力には唸るものがある、あの浄蓮に下した一撃も30m離れていても衝撃が伝わってきたからな」2個目を頬張る

ハル : 「それに、認めてくれなくてヤキモキする気もわかる。私も認められるまでいろいろあったからな。」

ハンマーゼット : 「うむ……そうなのか?」

ハル : 「うむ、まず出生が不明だ。次に義父がヴィランだ。最後にレネゲイドがなぜか不安定。加えて性格に難があるとまで言われた。」

ハンマーゼット : 「最後は普通に悪口じゃねえか!?」

ハル : 「そうだ、言われた時は殴ってやろうかと思ったぞ。」

ハンマーゼット : 「……だが、認められるまでってことは、今はもう認められたってことだろ?」

ハル : 「そういうことだ、よく他人に『それでよくヒーローになれたな』とよく言われる。」

ハル : 「ま、私でもなれたんだ。お前なら私より早く公認されるだろ、人気も出てるみたいだしな」

ハンマーゼット : 「おう……!!ありがとな、ブルーローズ!!じゃあ、これからもめげずに頑張るとするか!!」

ハル : 「おう、その意気だ。私も応援してやるよ」ちょっとだけ口角あげて微笑む

ハンマーゼット : 「おうよ!!しっかし、お前が自分のことを話すなんてな!なんだか意外だぜ」

ハル : 「…そうか?まあそうだな、こんなことを話すのは珍しいかもしれん。たぶんお前がハイテンションすぎるせいだな。」

ハンマーゼット : 「おれのせいかよ!?ったく……」 と笑って頭を掻いた後

ハンマーゼット : 「……なあ、ブルーローズ。ついでに、お前に相談したいことがあったんだ」

ハル : 「なんだ、聞くだけ聞いてやる」

ハンマーゼット : 「おう、聞くだけでも構わねえ」

ハンマーゼット : 「……まず、あの時おれの意識がすぐに戻ったわけ、まだ言ってなかったよな」

ハル : 「…そうだったな。お前の生命力が馬鹿みたいに高いのかと思っていたが…違うのか?」

ハンマーゼット : 「あぁ、違う。おれは残雪に助けて貰ったんだ。あいつの生命力を分けて貰ってな」

ハンマーゼット : 「あいつは一人だけかなり前から復活してて、こっちの様子を見てたんだよ。今さっきもそこに混じってたんだけどな、しれっと」

ハル : 「…妖刀のもう一振りか、どこにいるのかと思ってたらお前のところに…」

ハンマーゼット : 「あいつは敵では無かった。完全な味方っていうと、ちょっと違うような気もするが……」

ハンマーゼット : 「……そのせいで、おれは少し悩んでるんだ」

ハル : 「ふん、アイツの処遇をか?」

ハンマーゼット : 「そうだ。それに、あいつだけじゃねえ」

ハンマーゼット : 「夜風はジャームじゃなかった。あいつはちゃんと自分を持って、継子の力になってやってる」

ハンマーゼット : 「それに百花も、まだ見つかっていない妖刀も、きっと……」

ハンマーゼット : 「…………」

ハンマーゼット : 「つまり、おれはあいつら妖刀を壊すのが本当に使命なのかどうか……分かんなくなっちまってきたってことだ!!」

ハル : 「なるほど、繊細な問題だな。私が答えるのは不適切かもしれん。」腕を組んで

ハル : 「これは私の所感だが、お前の好きなようにすればいいと思う。人に害を為そうとするなら壊す、そうでなければ壊さない。そんなもんでいいだろ」

ハル : 「まあ、なんだ…無責任な発言だが、使命に囚われる必要はない……と、私は思う。」

ハル : 「……私には似合わんセリフだな。」流し目で溜息を吐く

ハンマーゼット : 「…………」ハルちゃんの言葉を飲み込むように目を閉じて、しばらく黙ってから

ハンマーゼット : 「いや!不適切でも無責任でもねえぜ!!」

ハンマーゼット : 「おれは本当は細かいことを考えるのは苦手なんだ。そんくらいシンプルな答えの方が、おれには分かりやすい!!」

ハンマーゼット : 「ありがとな、ブルーローズ!!なんか、心が気持ちよく晴れたって感じだ!!」

ハル : 「ん、それなら良い。頭を使ってるお前はなんだか気味が悪いからな。」

ハンマーゼット : 「気味が悪っ……!?それはそれで酷くねえか!?」 と笑って

ハル : 「ははは、何とでも言え。単純なお前の方が接しやすい」珍しく声を出して笑う

ハル : 「…む、話していたらこんな時間か。じゃあなゼット、私はこれから行くところがある。」端末で時間確認

ハンマーゼット : 「ん?どこに行くんだ?」

ハル : 「期間限定の食べ物があってな、人気だから早く行かないと無くなる。行列ができてるらしいからな。」

ハンマーゼット : 「何!?そいつは引き止めちまって悪いな、じゃあ早く行ってくれ!!」

ハル : 「ああ、それじゃあゼット…頑張れよ。」そう言って早足でその場を去る

ハンマーゼット : 「おぉ、またな!!」 笑顔で大きく手を振って

GM : と、あなた達が別れようとしたところで。

GM : あなた達は爆発音と共に強いレネゲイドの気配を察知する。

GM : その気配は街の大通りから。方角としては、あなたが今行こうとしていた店のある方になる。

GM : 遅れて、人々の悲鳴も聴こえてくる。どうやらまたヴィランが現れたのだろう。

ハル : 「…はあ、おいゼット!お前も来い!」 心底めんどくさそうな溜息を吐き、ゼットに声をかける

ハンマーゼット : 「おぉ!?でも良いのか!?急いでんだろ!?」

ハル : 「方向は同じだ、パッと行ってパッと片付けるぞ…!クソッ、ついてない…」 現着したらついてたなと言うヤツ

ハンマーゼット : 「ゼット!!なるほどな……!!」 ニッと歯を見せて笑って

ハンマーゼット : 「じゃあ、行こうぜ!!ブルーローズ!!」 ハンマーを担いで隣に立ち

ハル : 「ああ…っ!」

GM : あなたはハンマーゼットと一緒に夜の街を駆け抜けて行く。

GM : 浄蓮との決着がついても、あなたのヒーローとしての戦いはこれからも続いていく。

GM : このちょっと、いやかなり図体がでかく声もうるさいが、真っ直ぐな心を持つ鉄槌のヒーローと共に……。

GM : シーンエンド。

GM :

シーン20 百花繚乱

GM : PC3、火山先生のエンディング。

GM : あれから、妖刀百花は一度UGNに預けられた。

GM : 百花がジャームで無いかを調べるための侵食率の検査や、人間体を失ったことによる影響などを調べるためだ。

GM : 今回の事情をよく分かってくれている明日羽が担当しているため、勝手にジャームだと判断して処分する、などということはまずないだろう。

GM : そう信頼したあなたは自宅で百花が帰って来るのを待っていると、インターホンの音が鳴る。

GM : インターホンの画面にはこちらを覗き見る明日羽の姿が映っていた。

火山 竜太郎 : 「よう、いらっしゃい」 雑誌の担当ではないことを確認して安堵しつつ、扉を開けて招き入れる。

火山 竜太郎 : 「わざわざ来てくれたのか、言ってくれればこっちから出向いたってのに」

東雲明日羽 : 「こんにちは!いえ、いいのよ。あなたも色々と忙しいと思ったし!」

GM : 明日羽の手には頑丈そうなケースが下げられている。

GM : 「まあ、こっちのほうはなんとかなるさ。その荷物は……」

東雲明日羽 : 「百花ちゃんよ。ここまで連れてくるために、一旦この中にいてもらってるの」

火山 竜太郎 : 「……ああ! ってことは、経過は良好なのか!」

火山 竜太郎 : どこか安心したようにほっと一息つく。

東雲明日羽 : 「えぇ。百花ちゃんの侵食率は標準よりは少し高いけど、それでも100%は超えていないし安定しているわ」

東雲明日羽 : 「数字的にも彼女の人格的にも、これなら誰もジャーム扱いなんてしないはずよ」

火山 竜太郎 : 「そうか……よかったな……!」

東雲明日羽 : 「うん、ほんとによかった……!」

東雲明日羽 : 「これまで通り、百花ちゃんは魔術師くんと一緒にいることを認められるけど。それで大丈夫かしら?」

火山 竜太郎 : 「ああ、百花がそれでいいならもちろんだ」

東雲明日羽 : 「彼女もそれが良いって言ってるわ。じゃあ決まりね。このケースを……」

東雲明日羽 : 「……あ、そうだそうだ。はい、これも!」

GM : 明日羽はあなたに百花の入ったケースと共に小さな機械を渡す。

GM : 機械についたモニターには周辺のマップが表示されており、あなたの家の位置が赤く点滅していた。

火山 竜太郎 : 「これは……」

東雲明日羽 : 「百花ちゃんにね、発信機をつけておいたの。これはその受信機」

東雲明日羽 : 「もしかしたら必要になるかも?と思って!まあとりあえず持ってって、持ってって!」

火山 竜太郎 : 「なるほど、盗み出されたりしたら事だもんな……」受け取り

東雲明日羽 : 「そういうこと。あとはあなたのオーヴァードの定期検診に百花ちゃんも連れてきて貰って一緒に検査したり……それくらいかしら?何か質問はある?」

火山 竜太郎 : 「ありがとよ、いろいろ無理も聞いてもらっちまって。ただ、ひとつ気になってたんだが……」

火山 竜太郎 : 「百花の身体は元には戻らないのか?」

東雲明日羽 : 「……残念だけど、現代のレネゲイドの技術ではまだ不可能ね。彼女が今まで体を得れていたのは、妖刀の作成者である浄蓮だからこそよ」

東雲明日羽 : 「もしくは同じ古代の技術を知っている人がいれば、何とか……。でもそんなオーヴァードは登録されている限りでは確認できていないわ」

火山 竜太郎 : 「そうか……やっぱりあれは失われた技術だったってことか……」

火山 竜太郎 : 「……ありがとよ、そこまで調べてくれて。もう大丈夫だ」

東雲明日羽 : 「……うんっ、それじゃね!百花ちゃんと仲良くね」

火山 竜太郎 : 「ああ、元気でな。支部長」

GM : 明日羽は笑顔で手を振ってから、家の前で待っていたUGNの車に乗って帰っていった。

火山 竜太郎 : 「さて、いよいよ日常に戻ってくな……」

火山 竜太郎 : 「仕事しねえとな……」白紙の原稿の山を見つめる

百花 : 「……あの!」 ケースの中から百花の声がする

火山 竜太郎 : 「! 百花、起きてたのか」

百花 : 「起きてましたよ……。そもそも、わたし達は封印でもされない限りは寝ません」

百花 : 「それよりこの中から出してはくれないのですか?」 ちょっと怒った声

火山 竜太郎 : 「すまんすまん、そうか、ケースに入ったままだと外も見えないもんな」

火山 竜太郎 : 丁寧にケースを開け、百花を持ち上げる。

GM : ケースの中には妖刀百花が納刀された状態で収められていた。問題無く出すことが出来る。

百花 : 「もう……。では、お邪魔します」

火山 竜太郎 : 「散らかっててすまんな。いまバタバタしてて」

火山 竜太郎 : 「剣の身体だとどこまでできるのか全然わからねえからな、不便があればその都度言ってくれ」

百花 : 「分かりました、ではお邪魔にならないところにでも置いて貰えれば……。お忙しいのですか?」

火山 竜太郎 : 「なら、普段は書斎にでもいて貰うか」

火山 竜太郎 : 「俺は専業ヒーローじゃないからな。普段は漫画を描いてて、今はそっちが立て込んでんだ」

火山 竜太郎 : 書斎の机に百花を安置する。書斎とは言うが置いてあるのは漫画ばかりだ。

百花 : 「漫画……現代の絵巻物ですよね。これが全部そうなのですか?」

火山 竜太郎 : 「ああ、ここにあるのは世の中に出回ってるほんの一部だけどな」

火山 竜太郎 : 「星の数ほどの漫画家が毎日凌ぎを削っては新しい作品が生まれてるぜ」

百花 : 「なるほど……」 興味深そうに呟き

火山 竜太郎 : 「読んでみるか?」

百花 : 「……!あ、でも……」

火山 竜太郎 : 「ん?」 :

百花 : 「今はお仕事が立て込んでいられるのですよね?わたし一人だと読めませんから……そちらが落ち着いてからでも」

火山 竜太郎 : 「ああ、いいさいいさ。どうせ今机に向かってもボツ原稿が増えるだけだ」

火山 竜太郎 : ※納得したときしか身体が動かないタイプ

百花 : 「そうなのですか?でしたら……」

火山 竜太郎 : 「ああ、そうだな……漫画を初めて読むってならF先生とか手塚先生が手堅いよな……」ぶつぶつ言いながら棚から何冊も本を取り出す

百花 : 「えふ……てづか……?」 全然知らない

火山 竜太郎 : 「描いてる人の名前さ、そういう……まあすげえ人がいるんだ」

火山 竜太郎 : 「この本なんか日本に知らない人はいないってくらいの有名作だな」そう言いながら青い狸のようなキャラクターの描かれた本を開く。

百花 : 「あら……かわいい狸さん」 と興味深そうに言うが

百花 : 「…………」 突然何か考えるように黙ってしまう

火山 竜太郎 : 「ん、考え事か?」

百花 : 「あ、えと……そう、ですね……」

百花 : 「……魔術師さん。お時間があるなら、漫画を読む前に少しお話したいことがあります」

火山 竜太郎 : 「ん、了解。聞くぜ」 書斎の椅子に座る

百花 : 「……あなたはあの時、わたしを救うと言ってくれましたよね。……その、嬉しかったです……とても、すごく」

火山 竜太郎 : 「ん……へへ、ありがとよ。だが、ヒーローとして正しいと思うことをしただけだ」

火山 竜太郎 : ちょっと照れ臭そうに。

百花 : 「それがヒーロー、なのですね……」

火山 竜太郎 : 「ヒーローの定義ってのは人それぞれだ。でも、俺はそう思ってる」

百花 : 「そこで、あの、わたし……思ったんです」

火山 竜太郎 : 「おう」

百花 : 「ただ救われるだけじゃなくて、わたしも、あなたの力になりたいって……」

火山 竜太郎 : 「力にか?」

百花 : 「はい。それで、一つお願いがあるんです」

百花 : 「あなたにとってとても重要な決断になるので、全て聞いた上で納得出来たらで構わないのですが……」

百花 : 「…………」

百花 : 「……わたしと、契約をしてもらえませんか?」

火山 竜太郎 : 「……!」

火山 竜太郎 : 「お前がそうしたいってのならこっちも願ったり叶ったりだが、本当にいいのか?」

百花 : 「い、嫌々契約なんてしませんっ」

火山 竜太郎 : 「……よし、わかった」

火山 竜太郎 : 「俺は器用なヒーローじゃねえ、バカのひとつ覚えみたいに漫画を描くだけの男だ」

火山 竜太郎 : 「役者不足かもしれねえが、よろしく頼むぜ、百花」

火山 竜太郎 : 笑顔で、新たな仲間を迎える。

百花 : 「……!」 一瞬嬉しそうな気配になるが

百花 : 「あっ、ま、待って、待って……!その、嬉しいですけど、ちゃんと代償のことまで聞いてから……!」

火山 竜太郎 : 「! そうか、遺産には代償があるんだったな」

火山 竜太郎 : 「どういう代償なんだ?」 ちょっと焦ってるのを取り繕い

百花 : 「はい。わたしは夜風さん達のように契約者の体を乗っ取るタイプではないのですが……」

百花 : 「妖刀百花の代償は、“わたしから1km以上離れることが出来ない”ことです」

火山 竜太郎 : 「なるほどな……文字通りどこに行くにも一緒ってことか」

火山 竜太郎 : 「構わないぜ。流石に風呂でもトイレでもってなると色々困るが、それくらいなら小さいもんだ」

百花 : 「……それは、わたしが……もっと困ります……」 若干言葉を詰まらせながら

百花 : 「ですが、ただ離れられないだけではありません。この代償は、本当に離れた時に払われます」

火山 竜太郎 : 「っと、すまんすまん。離れたときに……?」

百花 : 「……はい。もしも、あなたとわたしが1km以上離れた時……」

百花 : 「あなたはわたしに体の養分を全て吸い取られ……死に至ります」

火山 竜太郎 : 「死……!」

火山 竜太郎 : 「なるほどな…」 少し考える

百花 : 「……わたしは領域を監視し、空間を操る力を持っています。契約している状態なら、もしも魔術師さんから離れることがあっても、すぐに自力で戻ってくることが出来るとは思います」

百花 : 「でも、もしもわたしの手に負えない強力なヴィランに盗まれでもした時は……正直、何とか出来るか分かりません」

火山 竜太郎 : 「なるほどな……」

百花 : 「この代償は、ヒーローとしてのあなたの弱点になってしまうかもしれない。……それに、わたしが自力で移動出来るということは」

百花 : 「もしもわたしが裏切れば……あなたは簡単にわたしに命を奪われてしまう」

火山 竜太郎 : 「……」

火山 竜太郎 : 「申し訳ないが、すぐに結論は出せそうにないな。確かに盗まれたときのことを考えるとリスクが高すぎる」

火山 竜太郎 : 「盗まれねえよ、って言えればカッコいいんだが、生憎俺はそこまで万能なヒーローじゃねえ」

火山 竜太郎 : 「それに……」

火山 竜太郎 : 「もしお前が盗まれたときに、助けにいくのが俺じゃないっていうのは我慢ならねえからな」

火山 竜太郎 : 「っと、煮え切らない回答で悪いな。本当はどんなヴィランにも負けない自信がありゃいいんだが…!」

百花 : 「……いいえ、大丈夫です。本当に、すぐに決められることではないと思います」

百花 : 「でも……」

百花 : 「わたしは、あなたならきっとどんなヴィランにも負けないって、信じていますよ」

火山 竜太郎 : 「……へへ、嬉しいこと言ってくれるな。ありがとうよ」

百花 : 「いえ。では、いつか結論が出たら教えてください」

火山 竜太郎 : 「ああ!」

火山 竜太郎 : 「それに契約してなくても、協力できることは山ほどあるからな!

百花 : 「……?本当ですか?」

火山 竜太郎 : 「ああ!」

火山 竜太郎 : 「例えば、俺は敵が来てから対応するタイプで察知とかは苦手だしな。それを教えてくれるだけでもめちゃめちゃ助かるし……」

火山 竜太郎 : 「契約してなくても、互いに助け合って支えていく、なんなら、声をかけてくれる人がいるだけでも道を誤らずに救われることもある」

火山 竜太郎 : 「ヒーローに限らず、それが人間ってもんだろ?」

百花 : 「……えぇ、そうですね」

百花 : 「でしたら、わたしはそのように力を貸していきましょう」

火山 竜太郎 「ああ……改めて、これからも、よろしく頼むぜ」

百花 : 「はい、よろしくお願いします。魔術師さん」

百花 : 「それ、と……。あの、漫画のことなのですが」

火山 竜太郎 「おう!」

百花 : 「わたしは、他の方が描いた漫画より、あなたの描いた漫画が読みたいです。魔術師さん」

火山 竜太郎 : 「!」

火山 竜太郎 : 「そうか……そうだよな……へへ」 嬉しそうに笑いながら

火山 竜太郎 : 「もちろんあるぜ、今見ると未熟で目の前で読まれるのはこっ恥ずかしいとこもあるが……まあ自信作だ!」 一番手前の棚から自分の著作を取り出す

百花 : 「良かった。……?」  取り出した単行本を見て

百花 : 「……火山竜太郎?」

火山 竜太郎 : 「それが、俺の名前だぜ」

火山 竜太郎 : 「ヒーローとしての俺じゃなく、漫画家として、人間としてのな」

百花 : 「そうだったのですね……」

百花 : 「……では、竜太郎さん。わたしに漫画を、読ませてもらえますか?」

火山 竜太郎 : 「ああ、俺の作品は初めての漫画としてはちょっと分かりにくいとこもあるかもしれないが……まずはそのままを感じてくれ! 読み終わったらわからなかったとこは説明するぜ」 :

火山 竜太郎 : パラパラとページを、ゆっくりめくっていく。

百花 : 「はいっ!」

GM : その時、あなたは。刀のままのはずなのに、あなたの傍に立って柔らかく微笑む百花の姿が見えた気がした。

火山 竜太郎 「……!」

火山 竜太郎 : 眼をこするが、もうそこには刀の姿があるだけ。

GM : ――花は、まだ咲かない。

GM : その時がいつになるのかもまだ分からない。

GM : それでもこの少女を救うと決めたあなたは、これからも彼女と共に前へと進み続けることだろう……。

GM : シーンエンド。

GM :  

シーン21 宝石の英雄達

GM : PC4、空ちゃんのエンディング。

GM : あの戦いで、レナ・エーデルシュタインの体は疲弊しきっていた。

GM : 浄蓮に体を乗っ取られ、ヒーロー達と戦い、最後には自らを賢者の石の力で撃ち抜き破壊した。

GM : さらに浄蓮は彼女の体でジャームの能力を幾度となく行使していた。

GM : レナもその影響を受けてジャームになっていてもおかしくはない、非常に危険な状態が何日も続いたが……。

GM : 数日後、レナは人間として目を覚ました。

GM : 奇跡的に侵食率も安定し、彼女はジャームにならずに済んだらしい。

GM : そう聞いたあなたは、レナの入院している病院へと足を運ぶ。

GM : 受付でレナの病室を聞いて、今その扉の前に辿り着いた。

柏木 空 : 「……」果物ゼリーに暇つぶし用の本、観葉植物、お節介かもしれないと思いつつ手にいっぱいの見舞い品を持って立っている

柏木 空 : 「…ッ……!~~~ッ!!」入る前に気を引き締め、言いたい事をまとめて、ようやく扉をノックした

柏木 空 : 「す、すみません…!私、"レヴォントゥレット"です!お、おみっ、お見舞いにきましたぁ!」

柏木 空 : 少し声が裏返りながらも声をかける

レナ・エーデルシュタイン : 「……空さん?」 少しびっくりした声が返ってきて

レナ・エーデルシュタイン : 「ありがとう。開いているわ、どうぞ入って」 そう優しい声が聞こえる

柏木 空 : 「ひゃっ、ひゃい……こほん!はいっ、失礼します!」少し品が悪い自覚を持ちつつ、手がいっぱいなので体で押して戸を開く

柏木 空 : 「……し、失礼します…柏木空です…」

レナ・エーデルシュタイン : 「お見舞いに来てくれるなんて……嬉しいわ。空さん」

GM : 病室に入ると、病院服でベッドに寝ていたレナが上体を起こし、あなたの方を見詰めた。

GM : あの時弾丸で頭が半分も砕けていたが、今はもう完治しているようだ。彼女の綺麗な顔には傷一つ残っていない。

柏木 空 : 「と、当然です……レナさんは命の恩人ですし、その……あ、憧れの人、ですから……」赤くなりながら目を逸らす

柏木 空 : 「け、怪我も完治されたようで、大変嬉しく思います。それに、またこうしてあなたとお話できる事も…」

レナ・エーデルシュタイン : 「……空さん」 ベッドから立ち上がり、あなたの近くに寄って

柏木 空 : 「わっ……!?」顔を上げ、そんなレナに慌てる

柏木 空 : 「あ、安静にしてください!わ、私から行きますので……あぅ……!」

レナ・エーデルシュタイン : 「心配してくれてありがとう。でも、もうある程度なら動いても大丈夫なの。それよりも……」

レナ・エーデルシュタイン : 「少し深呼吸しましょう?はい、吸って……吐いて……」 あなたの背中に背を添えて囁く

柏木 空 : 「ふえっ、ひ!?せ、背中……うぅ……!」やはり赤くなって戸惑うが、囁かれるままに深呼吸をする

柏木 空 : 「……はふぅ…す、すみません、気が動転してしまいました…」

レナ・エーデルシュタイン : 「いいえ、気にしないで。緊張しちゃうことだってあるもの」 安心したように微笑みかける

柏木 空 : 「…ありがとう、ございます……私なんかの事を気にかけて下さって……」恥ずかしそうに目を伏せる

レナ・エーデルシュタイン : 「わたしなんか、だなんて。……あ、フルーツに本、それにこんなにたくさん……。ありがとう、重かったでしょう?」

柏木 空 : 「あ、そ、そこまでではありません…!その、ご迷惑でなければ……」

レナ・エーデルシュタイン : 「全然迷惑じゃないわ。もう少し入院することになるから、きっと退屈になると思っていたもの」

レナ・エーデルシュタイン : 「一旦、そこのテーブルに置いておいてもらえるかしら?」 ベッドのすぐ傍のテーブルを示して

柏木 空 : 「は、はい……!」ゼリーに本、ハート形の小さなサボテンを几帳面に並べる

レナ・エーデルシュタイン : 「ありがとう。立ちっぱなしも何でしょう、良ければこの椅子に座って?」 病室の端にあった椅子をベッドの隣に持ってくる

柏木 空 : 「お、お構いなく……えっと、失礼しますっ」世話をさせてしまって申し訳ないと思いつつ、音を立てないよう静かに椅子に腰かける

GM : レナもベッドに座り、あなたと向かい合うかたちになって、

レナ・エーデルシュタイン : 「空さん……」 じっとその目を見詰める

柏木 空 : 「ふぇっ……は、はい、何でしょうか……」戦闘時のような透き通り凛とした虹色の眼ではなく、今は灰色の眼の目尻を申し訳なさそうに下げている

レナ・エーデルシュタイン : 「本当に、ごめんなさい」 頭を深く下げる

柏木 空 : 「えっ……えぇっ!?」驚き、先ほど座ったばかりなのにガタッと席を立つ

柏木 空 : 「そ、そんな、レナさんの謝る事なんて何一つありません!むしろ、私が不甲斐ないからレナさんがピンチな目に遭ってしまって……ご、ごめんなさい!」慌てて頭を下げる

レナ・エーデルシュタイン : 「いいえ、空さんが謝る必要こそないわ」

柏木 空 : 「あなたや、他のヒーロー達……東京中の人々を危険にさらしてしまった」

レナ・エーデルシュタイン : 「今回の事件は、全てわたしのせいだから……」

柏木 空 : 「そ……それは違いますっ!」顔を上げ、はっきりと伝える

柏木 空 : 「レナさんのせいなんて事は絶対ありません、発端となった村雲浄蓮……彼に取り憑いた怪物、そしてその他多くの要因が絡み複雑化し、東京が混沌に陥ったのだと言う事を私は知っています」

柏木 空 : 「……こう言ったら気分を害されるかもしれませんが、ヒーローは救世主では無く被害者なんだと思います……勝っても負けても、どうしようもない事情で悪に堕ちても、注目を浴びるのも怪我するのも後ろ指さされるのもヒーローなんです……」

柏木 空 : 「……私、このお仕事がそういう物だって理解しています。そして、いざヒーローという立場に立ったら自分のせいだ、と追い込んでしまう気持ちになるのもわかります」

柏木 空 : 「でも、だから……だからっ、私にはレナさんのせいじゃないって言わせてください!レナさんはそう思わないかも知れないけど、それでも……」

柏木 空 : 「……私は、レナさんが謝る事じゃないって、そう思うんです……ごめんなさい、少し言葉がきつかったかもしれません……」言葉尻になるにつれて勢いがなくなり、最後は呟くように謝る

レナ・エーデルシュタイン : 「……いいえ、大丈夫よ。とても優しいのね、空さんは」

GM : レナは顔を上げてそう目を細める。

柏木 空 : 「……そ、そういうわけじゃ…偉そうな事を言ってしまってごめんなさい……」そんなレナの表情を見て気まずそうに目を逸らしてしまう

レナ・エーデルシュタイン : 「わたしは、この世界の事が好き。注目を浴びたり逆に後ろ指を差されることがあっても、ヒーローという職業が認められているこの世界だからこそ、わたしは受け入れられていると知っているから」

レナ・エーデルシュタイン : 「だからこそ、わたしは自分の行いに責任を持ちたいの。……全て、とはいかなかったとしても、責任の一端があることは間違いないと思っているわ」

レナ・エーデルシュタイン : 「でも、空さん。あなたがわたしのことを気遣って、そう言ってくれることは嬉しいわ。……ありがとう。だから大丈夫、気にしないで」

柏木 空 : 「……レナさん…」先輩であり憧れである人の考えを聞き、目を見開く

柏木 空 : 「……わかりました…レナさんのそういうストイックな所、本当に尊敬しています」

柏木 空 : 「でも、シャカにセッポウではあると思いますが……あまり気負い過ぎないでください」

レナ・エーデルシュタイン : 「……えぇ、そうするわ」

レナ・エーデルシュタイン : 「……そうね、それに。わたしはあなたに謝る以上に、感謝を伝えたかったの」

柏木 空 : 「感謝……ですか?」

レナ・エーデルシュタイン : 「えぇ」 頷いて

レナ・エーデルシュタイン : 「浄蓮に体を支配されてから、わたしはもう諦めてしまっていたの。意識が無くなって、体の自由が利かなくて、ずっと暗い闇の底にいた」

レナ・エーデルシュタイン : 「……でもね、ある瞬間からわたしの意識は戻っていたの」

柏木 空 : 「そ、それは…いつから、でしたか?」

レナ・エーデルシュタイン : 「空さん。あなたが浄蓮に立ち向かい、わたしの体を返してもらうと宣戦布告した、あの時からよ」

柏木 空 : 「……あ…」

柏木 空 : その瞬間を思い出し、今になって恥ずかしくなったのか赤くなって顔を手で覆い隠してしまう

レナ・エーデルシュタイン : 「意識が無くなっていても、あなたのあの言葉はわたしに届いていた」

レナ・エーデルシュタイン : 「目も見えないはずなのに、あなたのあの姿をわたしはちゃんと見れていた」

レナ・エーデルシュタイン : 「あなたの輝きは、暗い闇の中にいたわたしを照らしていてくれていたのよ」

柏木 空 : 「……うぅ~……」憧れの人に、自分が敵に向かって息巻く姿を見られていた事への恥ずかしさで声を漏らすが、ようやく顔を上げて目を見つめ返す

柏木 空 : 「……その……質問、してもいいでしょうか…?」

レナ・エーデルシュタイン : 「えぇ、大丈夫よ。何かしら?」

柏木 空 : 「あの……へ、変な事聞いてすみません、先輩からの率直な意見をお聞きしたくて」

柏木 空 : 「……いつもはヒーローらしくしっかりして、クールでいないとって思って注意していたのに、私、あの時初めてあんなに敵に向かって怒鳴ったりして…なりふり構ってられなくて……」

柏木 空 : 「その……そんなはしたない姿だったと思うのですが、私……輝いていましたか……?」

柏木 空 : 「……ヒーローに、見えましたか…?」

レナ・エーデルシュタイン : 「……ヒーローも、人間よ。クールでいようと思っても、心が乱れる時もある」

レナ・エーデルシュタイン : 「でもそれは当たり前なの。人は大切なものを守る時、なりふりなんて構っていられなくなる」

レナ・エーデルシュタイン : 「必死になって、本気になって……そんな時、人は怒るものなのよ」

レナ・エーデルシュタイン : 「はしたない姿だなんて、とんでもない」

レナ・エーデルシュタイン : 「あなたは誰よりもヒーローらしく輝いていたし、最高にかっこよかったわ」 そう言って微笑みかける

柏木 空 : 「……っ」思わず瞳が潤む

柏木 空 : 「……すごく…すごく、嬉しいです……っ」

柏木 空 : 「……ありがとうございます、レナさん…」目元を拭い、花が咲いたような笑顔を向ける

レナ・エーデルシュタイン : 「こちらこそ。そんなあなたがヒーローをしていてくれていたから、少し時間がかかったけど……わたしは浄蓮の支配を解くことが出来た」

レナ・エーデルシュタイン : 「そして、今もわたしはジャームにならずに済んでいる。全て絶風さん達ヒーローと、そして空さん。あなたのおかげ」

レナ・エーデルシュタイン : 「本当にありがとう、空さん」 笑い返す

柏木 空 : 「…はいっ」嬉しそうに返事する

GM : レナは嬉しそうに笑みを浮かべて、あなたの返事を聞いてから

レナ・エーデルシュタイン : 「ねぇ、今回はあなたに助けられる側だったけど……」

レナ・エーデルシュタイン : 「次は、あなたと肩を並べて共に戦わせて貰ってもいいかしら?」

柏木 空 : 「……」

柏木 空 : 「………ふえ?」間の抜けた声で返してから、ブンブンと首を振る

柏木 空 : 「す、すみません、今変な返事しちゃいました……えっ……えぇ!?共に戦うって……!?」

レナ・エーデルシュタイン : 「あら……?ダメだったかしら?わたしでは役不足?」

柏木 空 : 「そ、そうではなく、むしろ私の方が役不足で力不足でなんか色々不足してて……!」

柏木 空 : 「……た、多分、レナさんの足を引っ張ってしまうかと……っ」

レナ・エーデルシュタイン : 「そんなことは決してないと言い切れるわ」

レナ・エーデルシュタイン : 「もしランキングの順位やまだルーキーだからといったところで引け目を感じているなら、そんなことは気にしなくていい」

レナ・エーデルシュタイン : 「あなたもう、一人前の立派なヒーローよ。わたしが保証する」

柏木 空 : 「~~~ッ」赤くなり、声にならない叫びをあげる事数秒。ようやく落ち着いたのか、口元を服の袖で抑えながら顔を上げる

柏木 空 : 「……わ、私、本気でまだ実力が足りていないと思ってます……足を引っ張るかもと言うのは、順位とかそういうのではなく……で、でもっ」

柏木 空 : 「……レナさんが私を必要としてくださるのならば、いつでも駆けつます!頑張って強くなります!お手伝いもします!わ、私、なんでもしちゃいますから……!」

柏木 空 : 「……だって、レナさんは私の恩人で、憧れで、大切な人だから…」

レナ・エーデルシュタイン : 「ありがとう。わたしにとっても、あなたはわたしの恩人で、憧れで、大切な人ね」 ベッドから立ち上がり

レナ・エーデルシュタイン : 「あなたの力を必要とする時はきっとすぐに来る」

レナ・エーデルシュタイン : 「だから、その時はよろしくね?レヴォントゥレット」 手を差し出し、握手を求める

柏木 空 : 「……!」目をキラリと輝かせる。差し出される彼女の手が、空にとってどんなに嬉しい物か

柏木 空 : そっと手を取り、軽い力で握り返す

柏木 空 : 「……はい、"レナ・エーデルシュタイン"さん…!」

レナ・エーデルシュタイン : 「えぇ……!」 嬉しそうに頷き、握手を交わした

GM : こうして、あなたはレナ・エーデルシュタインを救うことが出来た。

GM : 彼女はあなたの恩人であり、憧れのヒーローであり、大切な人だ。しかし、もう憧れだけに留まることは無い。

GM : 今のあなたは彼女と同じ場所に立っている。彼女と対等の目線で、共に力を合わせて戦うことが出来るヒーローになっている。

GM : 地味な色だと言われた宝石は、多くの経験を通じてその煌きを増していく。

GM : 二人の宝石の英雄達がもたらす輝きは、きっとこれから世界を美しく照らし出すことだろう。

GM : シーンエンド。

GM :  

アフタープレイ

GM : これにて全シーン終了、経験点の計算を行います。

GM : 経験点はセッションに最後まで参加した、よいロールプレイをした~スケジュール調整を行ったのとこは纏めて5点

GM : シナリオの目的を達成したは5点、夜風との決闘に勝利したで5点。

GM : Eロイスは合計で14点、Dロイスは神速の担い手、輪廻の獣、賢者の石で3点

GM : ここまで合計して全員共通で32点。Sロイスを指定して最後まで残ってる人は5点足して37点。

GM : あとは一倍振りでの最終侵食率、もしくは二倍振りでの経験点を追加してください。

結勿 継子 : 42点になります!

火山 竜太郎 : 40ですです!

柏木 空 : 35点です!

ハル : 35ですわ!

GM : 了解了解、計算すると51点だった。ちぇちぇは51個のいちごを貰うちぇ…

ハル : 逆から読むといちごーちぇ…貰っていくとええちぇ…

柏木 空 : ごいちじゃん(クソリプ)

結勿 継子 : んちぇちぇ…反転いちご…🍓 神卓だったので、あげるーちぇ…。

ハル : ごいち~(ごいすー並)

GM : ちぇぁぁ縁起が良いちぇー!

火山 竜太郎 : めっちゃすごいちごだった!( ˘ω˘ ) 楽しかった~~

GM : よかったよかった……あとは卓本編で説明出来なかったバックグラウンドとか語っておこうかしら

結勿 継子 : たすかる!!!!!!!!!!!!!!!!!

ハル : めっちゃ聞きたい!!!

柏木 空 : くだちくだち情報くだち

火山 竜太郎 : 聞く聞く!

GM : 大体浄蓮とか輪廻の獣とか神のこととか。じゃあぱっと説明!

GM : 村雲浄蓮は室町時代に生まれた刀工だった。

GM : 彼は少し我が強く他人と衝突しやすいものの、根は善良なただの人間だった。

GM : しかし浄蓮はある日、輪廻の獣に寄生され、オーヴァードに覚醒する。

GM : 輪廻の獣とは、古代に“プランナー”都築京香に滅ぼされたウロボロスシンドロームのオーヴァードの生き残りだ。

GM : 浄蓮に寄生した輪廻の獣は都築京香がいつか人類をもレネゲイドのために滅ぼすと確信し、彼女を倒すため今日まで寄生を繰り返して生き延びていた。

GM : しかし彼は都築京香には勝てないと絶望し、もはや生きる気力を失っていた。

GM : そのことを知った浄蓮は都築京香を倒せる刀を打つことを決意。彼が神と例えて呼んでいたのは彼女のこと。

GM : 輪廻の獣の力と古代の記憶や技術、そしてその魂の主導権を譲り受けた。

GM : 浄蓮が遺産を作れたり、死亡後に妖刀霽月に寄生しても浄蓮の自我が残っていたのはこれが理由だった。

GM : 浄蓮はオーヴァードの能力で刀を打ち続けたが、ある日限界を超えてしまいジャーム化。

GM : 人間を素材にすれば強い妖刀を作れることに気付き、人間を刀に変える化け物となった。彼が刀に変えた人間は百を超えたという。

GM : 浄蓮への憎悪は彼の手槌に宿り、犠牲者達の想いを起源にレネゲイドビーイング・絶刀が誕生。

GM : 絶刀の破壊の力は都築京香でも殺せない輪廻の獣を断ち切り、不滅の妄執や究極存在などの不死のEロイスをも無条件に破壊できる。

GM : ハンマーゼットの能力は浄蓮が求めていた神にも等しい存在を倒すことが出来る力そのものだった。

GM : しかし浄蓮は刀ではないハンマーゼットのことが認められず、現代に蘇っても人間を刀に変える道を選んだ。

GM : 決してありえない仮定だがもしも浄蓮がジャームになっていなかったとすれば、彼はハンマーゼットのことを認め、今回の事件は起こさなかったことだろう。

GM : こんな感じの事。輪廻の獣とウロボロスの宿敵と言えばプランナー、みんな知ってるね。知らない?インフィニティコードを買おう!(媚びを売る)

柏木 空 : んちぇちぇ、買っとらんちぇ…💦

ハル : 実はちぇちぇもちぇ…そんなことがありんちぇな…

結勿 継子 : あっ、インフィニティコードというタイトルの意味が、読み込んだところで1mmもわからないインフィニティコードさん!!

柏木 空 : なるほど、こういう経緯なのね!ゼットくんの衝動が憎悪だったら嫌だなーとか思ってた(?)

GM : インフィニティコードとは何?遺産?調べてみましたが分かりませんでした!

ハル : ク、クソまとめブログ…!

GM : ゼットの衝動は破壊です。浄蓮の衝動も破壊だからお揃い。

柏木 空 : それはそれでやだ〜!!!

火山 竜太郎 : 巡り巡ってプランナーに話が繋がってた……なるほどね~~!

結勿 継子 : ちぇああ……、ジャーム化するまでは、この二人もよき相棒だったんですよね~……

GM : 浄蓮が本気で輪廻の獣のために自分が戦うと決意して刀を打ち始めたことはハンマーゼットだけが知ってるんじゃな。だから最後に相棒って言っていた。

柏木 空 : 浄蓮可哀想だなって気持ちとゼットくんが健気すぎてしんどい気持ちが湧いた…卓終わった後に感情が…

火山 竜太郎 : あそこ本当によかった…( ˘ω˘ )

GM : 結局やってることは大切な仲間がジャーム化したから自分が倒してあげなくちゃっていうダブルクロス感あるお話だった

ハル : 浄蓮も悲しき存在な…

結勿 継子 : エモ。 人のために神を殺そうとしていたのに、ジャーム化して目的と理由が入れ替わってしまった悲劇……。この世からレネゲイドは消さなきゃ……。

GM : 全部ジャーム化が悪い。RW政府UGNははようジャーム化治療開発して

柏木 空 : 全体的にオーヴァードと後ろに潜むジャーム化の恐怖が根底にあるお話だったわね…公式の設定を拾い拾いしとる…

GM : そうなのだ…。浄蓮とゼットの話はこんなとこ。あともう一つ、妖刀四姉妹について。

柏木 空 : ヤッター!

ハル : わーい!

GM : 彼女達は室町時代のある神社の家に生まれ、両親と共に幸せに暮らしていた。

GM : しかしある日ジャーム化後の浄蓮によって騙され、その身を捕らえられ、刀に変えられた。両親は彼女達を庇って殺されてしまった。

GM : 姉妹四人が全員遺産と同等の力を持つ刀になったのは、彼女達の神社が鍛冶の神を祀っていたことに由来する。刀に関して何かしらの加護があった。

GM : 四人の本名はそれぞれ刀と同じ風花雪月の文字が入った漢字二文字の名前。

GM : この名前を今も憶えているのは残雪のみだが、彼女は姉妹のことを月姉(つきねえ)、花(はな)ちゃん、風(ふう)ちゃんと呼ぶので結局本名は他人には分からない

GM : ちなみに長女が月、次女が雪、三女が花、四女が風らしい。

GM : あと、霽月は対象が少しでも隙を見せれば強制的に契約を結び、その体を乗っ取ることが出来る。了承しなかったレナが乗っ取られたのはこの力によるもの。

GM : 夜風の前に霽月が体を得て浄蓮と戦っている。ハンマーゼットはこの戦いで霽月が戦闘能力最強だと知っていた。

GM : ぎりぎりで浄蓮が勝利したがまだダメージは癒えきらないところで夜風が弟子の体を乗っ取って勝つことが出来た。

GM : こんなところかしら。あと明言されてなかったけど、夜風は病室で目覚めた時に継子ちゃんの過去を夢として見ていたよ。

柏木 空 : 私の中の幼女が泣いちゃったじゃん……悲しすぎて……

結勿 継子 : にゃるにゃる……、継子の苦汁の日々を体験していた……。

GM : 幼女泣かないで

結勿 継子 : そして、夜風ちゃんのあの奔放さは四女だからですか……なるほどね……

柏木 空 : 霽月お姉様絶対いい人だったんだろうなって卓未登場なのにめちゃめちゃ思い馳せてる…

ハル : んふう…悲劇の連鎖じゃ…

GM : 愛されて育った末っ子

柏木 空 : 私雪ちゃん四女説も考えてたけど次女か~なるほど…!

ハル : 夜風ちゃんが姉さま~!とか言って甘えに行ってそうなのきゃわな…

柏木 空 : それは可愛すぎる…

GM : それな~、レナ様感あるお姉さまでしょうね…。真霽月が蘇ってても同じように他の妖刀を救おうとしてたし、もしそれでもシナリオ成立してた

火山 竜太郎 : めっきゃわじゃん……( ˘ω˘ )

柏木 空 : 雪ちゃんも四女適性あるわよね。 見た目もあって。

火山 竜太郎 : 四姉妹の立場が入れ替わってたらってifに思いを馳せるのもまたよし

GM : 花ちゃんは月に懐いてるけど自由奔放な雪にも~!ってよくなる

柏木 空 : やっぱりレナ様感あるよね……適性もそうだけど風花雪月の順だと思ってたのもある(?)

GM : その逆順やね!

結勿 継子 : にゃるほどね!! 戻らない日々に思いを馳せる事しかできない……。

柏木 空 : そうか!!あれ、雪ちゃん次女やんけ!!!何を思ったんだっけ

柏木 空 : まあそれはどうでもいいけどお辛い……現世でどうにか幸せになって……

GM : 時間も遅いし疲れているのかもしれぬ…四姉妹悲惨すぎて現代学パロとかあるレベル

ハル : 活動してる妖刀達には幸せになって欲しいよね…

ハル : 最終救済パロの学パロさん、お力をお貸しください

GM : 他に質問とかあるかしら?またなんか気になったりしたらTLで聴いてくれたら答えるよ

柏木 空 : 今は何も思いつかないかな……学パロめちゃいいわね…

GM : わたしが超見たいし続編で四人復活とか見たい、とても。構想はない(ノープランナー)

火山 竜太郎 : ノープランナーきょかちゃん…

結勿 継子 : いいですね……( ˘ω˘ )

ハル : 霽月ちゃん大復活はよう…質問はナッシングじゃ!

GM : かきょーん…。じゃあそんなとこかな!

結勿 継子 : ですかね!

GM : これにてシナリオ「夜風に吹かれて」、終了とします!お疲れ様でした!!

柏木 空 : めちゃくちゃ良シナリオ且つGM神過ぎた、楽しかったありがとう……!お疲れ様でした!

ハル : お疲れ様でした!!!ほぼ毎日楽しかったのだわ!!!

結勿 継子 : おつかれさまでした!! よかった・たのしかった・おもしろかった・エモかった・泣いたを言い過ぎて売り切れレベルでしたね……。 この卓の事は忘れないでいる、というか忘れられないでいると思います……。

火山 竜太郎 : お疲れ様でした~~~めっちゃよかった……シナリオも各PLも最高だったね…( ˘ω˘ )

GM : ちぇぁぁ…!わたしもやりたかったシナリオが出来たし、みんなが盛り上げてくれていっぱい楽しかったわ!ありがとありがと!!

GM : 解散!

火山 竜太郎 : お疲れ様でした!